akkiiさんのクチコミ(47ページ)全1,737件

3階建ての建物内に数百台の蓄音器が展示され、トーマスエジソンの発明した蓄音器の原理や歴史等を紹介していました。
ガイドの方から館の成り立ちをお伺いすると、又違った見方ができるかもしれません。
（蓄音器販売をしていた八日市屋浩志氏が、無造作に捨てられている蓄音器を見て心を痛め、「直せばまだ鳴る…」と収集/修理して蓄音器540台、レコード２万枚のコレクションになった）
毎日11時、14時、16時には蓄音器の演奏会も開催されるそうです。

コロナ禍も落ち着いた2021年11月19日に訪れました。
金沢城石川門側の桂坂料金所手前で100名を超える様な行列ができていて、入園は断念しました。
仕方がないので、兼六園下交差点そばで「抹茶アイスとソフトクリームのセット」300円を食しました。

兼六園からひがし茶屋街まで歩く途中で、通りから少し入ったところにぽつんとある小さな武家屋敷に立ち寄りました。
加賀藩士であり画人でもある寺島蔵人の屋敷は落ち着いた趣で、紅葉まっさかりの庭園は見ごたえがありました。
展示品も少しあり、ガイドの方が家や庭園について丁寧に説明してくれました。

日本各地で武家屋敷等の街並みが保存されていますが、加賀百万石にもその様な地区がありました。
加賀藩時代には中位クラスの藩士の住居エリアで、純和式風の家屋や瓦屋根付きの土塀や「金沢市中央公民館長町館」も落ち着いたデザインでした。

きれいな景観が保たれすぎていて、歴史を感じさせないのが難点かもしれません。

長町武家屋敷跡界隈にある、藩政時代からの薬種商「中屋薬舗」移築した建物（入館料310円）でした。
1階は当時の店舗を再現した「みせの間」や茶室があり、2階は金沢の各老舗（時計屋さん/和菓子屋さん等）の資料が展示されていました。

入口のおじさんに粘り強く「セット券」を勧められて（笑）、金沢市内の少しマイナーな18施設を見学できる「金沢市文化施設の共通観覧券（520円）」で、結局6施設を見学しました

コロナ禍が落ち着いた2021年11月21日（日）に、海鮮丼を食べようと魚市場食堂に出かけました。
漁港の市場の小さな階段を2階へと上ると券売機があり、予約すると「あと105組」とQRコードが印刷された紙が出てきました。
QRコードを読み取ると、ほぼリアルタイムで待ち人数が表示され「あと5人待ち」になるとメールでお知らせしてくれる便利サイトでした。
近くの「ハットリくんロード」等をぶらぶらしていましたが、1時間以上たっても、「あと65人待ち」とかなので、結局食事は断念しました。
（「EPARK」から、予約もできる様でした。）

昭和46年創業のカウンター中心の10席程度の小さなお店で、11時の開店前には既に10名程度の行列ができていました。
入口の食券販売機でLセットカレー（950円）を購入して、15分程度待ちました。
金属のお皿にドロッとした感じのカレールーがかかり、ロースカツ/ウインナー/ハンバーグ」がトッピングされていました。
辛味はあまり強くなく、コクがあって多くの人が食べやすい味でした。
金沢カレーのお店は他にもありますが、ここがイチオシです。

明治6年に建てられた加賀藩祖の前田利家公と正室お松の方を祀る比較的新しい神社です。
和洋折衷の建築様式が用いられた「神門」、特に最上階のガラス窓は珍しいつくりです。
門の避雷針は、日本現存最古のものだそうです。

ちょうど結婚式を終えたらしいご夫婦がレトロな車で乗り付け、境内でご親族や友人と記念写真を撮っていました。

初めて車で訪れましたが、駐車場（無料）は先着順です。
地下の大浴場は、寝湯/ジャグジー/サウナ/打たせ湯/と一通りありますが、打たせ湯は強烈な水圧です。
部屋にある高級マッサージチェア（無料）で、のんびりくつろぎました。
これだけの施設で3,700円/泊は、お値打ちと思います。

和倉温泉の中心街にある日帰り温泉施設（和倉町の共同浴場）でした。
建物はまだまだ新しく、建物内を入ると和倉温泉の歴史の紹介コーナーや観光パンフも置いてありました。
浴室の天井はかなり高く、露天/内湯/サウナ/立ち湯等で1時間ほど過ごしました。
時間のない方には、無料の足湯や温泉ゆで卵つくり用のスポットもありました。

四国巡礼八十八箇所の1番札所でした。
お遍路（88カ所）は1200㎞あるそうなので、1日20Km歩いても60日かかる道のりです。

山門、本堂、多宝塔もあり、これから旅立つお遍路さん（風？）も、いました。
売店では、お遍路グッズ（白衣/金剛杖/輪袈裟/ズタ袋等）等も販売していました。
「御朱印帳」には、予め88カ所のお寺の名前が印刷してあり、購入を断念しました。

京都市中京区にある日帰り温泉で、幹線道路から少し入ったところにありました。
1階は食事処やお休み処で、2階は露天風呂/ジェットバスなどで、岩盤浴はありませんでした。
2階建ての館内はいたって普通のどこにでもある様な温泉（入浴料720円）でした。
「京都に来て日帰り温泉なんて」と思う方がいるかもしれませんが、旅行で疲れた時のリフレッシュに良いかもしれません。

「馬籠宿（標高620m）」から「妻籠宿（標高430m）」へハイキングの途中の岐阜県と長野県の県境にありました。（標高620m）
馬籠峠までは上り坂の階段や石畳を50分位、馬籠峠からは下り坂の山道で100分位で「妻籠宿」に着きました。
バス停やお茶屋さんもありました。

「妻籠宿」にある「本陣」に、手形風の共通券（700円）で入りました。
「妻籠宿」には内部見学できる施設はあまりなく、復元の様でしたが土間/囲炉裏/いくつもの部屋等が当時の雰囲気を醸し出していました。
木曽の「島崎家」は名家の様で、この本人は「島崎藤村」の母の生家だそうです。

「妻籠宿」が「牧野家住宅（築230年程）」を借り受けた無料休憩所（お茶はセルフサービス）でした。
民具等も展示されていて、ご主人らしき人が囲炉裏に薪をくべていました。
（くべる=すでに熾きている火の火力を増すために、燃料を追加する）
「一石栃白木改番所跡」も隣にありました。

江戸時代は年貢ともなった木曽桧等を利用/加工した「風呂桶」や「曲げわっぱ（お弁当箱）」などの木工製品や「竹箸」等の小物が並んでいました。
この様な伝統工芸品にしては良心的な値付けで、後世に伝えて欲しい技術/製品のひとつかなと思いました。

「妻籠宿」の「延命地蔵」脇の石段を上がり、訪れました。
「庫裏」には駕籠に車輪を付けた乗り物（150年前の住職の自家用車だった日本初の人力車）が置かれていたり、境内には「巨大な鬼瓦」や「鐘撞」も置かれていたりしました。
トタン葺き屋根の「妻籠宿」が、眼下にありました。

「馬籠宿」から「妻籠宿」に向う中山道の山を降りきったあたりに小さな「大妻籠」集落がありました。
「妻籠宿」にはあまり生活感は感じられませんでしたが、こちらはそこにいる人の生活場所をお邪魔している様な感じでした。
坂上にある「県宝藤原家住宅」は、個人の敷地内にあったので、見学しませんでした。
（後で調べたら、声掛けすれば内部見学可能な様でした。）

「本陣」の受付でお勧めされ、個人所有の「脇本陣奥谷」を見学しました。
「元々は、近くの「本陣」の予備的な役割でしたが、明治時代にそれまで禁制であった桧をふんだんに使い改築されました。皇女和宮、明治天皇も休息されました。」
と、案内の方が説明していました。

隣接する「歴史資料館」では、木曽の歴史/文化を知ることができました。

全国各地にある「重要伝統的建造物群保存地区」第1号に選定された街並みで、その保存対象面積も日本一だそうです。
中山道69次の江戸から42番目の妻籠宿は、交通路や開発から外れた山深い木曽谷の中の集落でした。
妻籠の人は、「売らない、貸さない、壊さない」という３原則で街を保護しているそうで、お土産物屋さんや飲食店も数える程で、民宿も目立ちませんでした。