機乗の空論さんのクチコミ(95ページ)全2,708件

駅からも徒歩で１０分足らずと近くて通りに面しているので判り易い「ジモセン・春日温泉」です。
入り口は通りから横の路地を入ったところで料金箱に入湯料￥１００を入れて、男・女別の引き戸の前のすのこで靴を脱いでから入ります。
段差がるのでちょっと注意して、脱衣場と浴場が一体化した別府では昔ながらの一般的なスタイルです。

外観からして、そして場内も昭和の雰囲気が色濃く残る何だか懐かしい気持ちに成る…、不思議な世界感が感じられるジモセンです。
タイル張り造りの年季の入った古いものなんですが、きちんと清掃された気持ち良さというのか、地元の方々が毎日大切に使われて来た証しなんでしょうね！～、
浴槽はＵ字型で大人３人も入ればいっぱいに成ってしまうほど小さいものですが、源泉掛け流しの湯がなみなみと溢れているのは贅沢極まりない心地よさ～、でも熱い？…。

熱った体を少し浴槽の縁で冷まして～、また湯に浸かって天井を見上げる心地よさ～、日本人に生まれて良かったとつくづく感じ入るところです。

３０分もしない内にもうギブアップ！で、体を拭いてベンチで冷やしました…。こんなに好い温泉に入れて頂いて地元の方々に感謝です！。

場所がちょっと判り難い路地裏に佇む餃子屋「湖月」、国際通りソルパセオと並行している裏銀座通りに暖簾を掲げて７０年以上の老舗～、
昭和２２年別府で餃子専門として創業して以来ずっと守り続けて来た味のルーツは満州・東安（現黒龍省東部）、中国人より伝授された餃子や辣油作りが原点と伺いました。

店内はカウンターの前に椅子が７席ほど、そして舌代と書かれたメニューには焼き餃子￥６００とビール￥６００のみと至ってシンプル！、餃子に対する自信のほどが伺えます。

注文すると奥の厨房から油のパチパチと焼ける音と好い香りがして来ます～、餃子の鉄鍋から皿に移されたばかりの焼き立てに特製辣油とたれを付けていただく…、手作りの薄い皮がパリッと焼き上げられ口の中で壊れてジューシーな餡がふわーと広がる味は拘りを持って作られる餃子だと解るもの～。
ビールとの相性も好いに決まっているが、個人的には白ご飯が一番だと思っているので本音を言えば欲しいところなんですが？…。

昨今のチェーン展開する餃子ばかりを食べ慣れていると湖月の餃子は新鮮に感じます！…、また、本場中国へ行っても餃子と言えば水餃子なので焼き餃子は滅多にお目に掛かれません。
なので、湖月の焼き餃子はある意味では本場の焼き餃子なのかも知れません。

営業時間は今も午後２時からなので気を付けて下さい。

国際通りソルパセオアーケード街から梅園通り（路地）へ入って居酒屋・二十八万石の前ほどに真新しい足湯と「ジモセン・梅園温泉」が在ります。

２０１６年の震災で被害を受けて廃業に追い込まれましたが、地元の熱い要請を受けて地元の方々の頑張りで２０１８年１２月に見事に復活を果たしたようです！。

以前は通りからでも見過ごしてしまうほどの狭い路地を入った奥に佇んでいた梅園温泉…、長い歴史に育まれたネオン街に沸く名湯は大正５年開湯の共同浴場。
入浴料は以前より値上がりして￥３００、脱衣場と浴場がドアで分かれている一般的なスタイルで、脱衣棚とコインロッカーが有るので、貴重品がある方には利便性が高い。

浴場は楕円形の浴槽が有るだけのシンプルな造りで、洗い場のカランなどは有りません。
別府ジモセンスタイルで、浴槽の周りに座って掛け湯をしながら洗うスタイルです。
泉質はカルシウムー炭酸水素塩泉という単純泉で、源泉温度も４６℃と丁度好い湯加減なのでそのまま掛け流すことが出来るので鮮度も好いです！。
明るくまだまだ綺麗な浴場は浸かっていても心まで軽やかな湯ったり気分に成って来ます～、誰も居ない昼湯もたまには贅沢な気分に成れて好い思います。

足湯は無料で利用出来ますし、珍しく試飲も可能なので温泉を味わってみるのも如何ですか？…。

ＪＲ別府駅構内の東口正面玄関入って直ぐなので判り易いです～、主に外国人以外の案内をしているようで、外国人案内所はバス乗り場前に専用窓口として在りました。

で観光案内所は至るところで利用して来ましたし、地元ならではの情報などもいっぱい教えて頂き毎回心より感謝をしている次第ですが、ここは違って最悪でした？…。

カウンター越しなのかも知れませんが、何を聴いても事務的に返答するばかりで、面倒なのか嫌なのか非常に雰囲気の悪い女性スタッフでした…。
街歩きのことや路地散策などを聴いても大雑把な地図を出してそれで終わり～、全く誠意などを感じないし、ジモセンを聴いても地図に載ってますからでお終い？…、たまたま悪いスタッフに当ったのか？、それとも駅中だからこうなのか？…、参りました。

結局、バスのことは亀の井バスのスタッフの方に伺って、一日乗車券が使い勝手が好いことや、バス路線図に時刻表まであること伺って、その方が案内所まで付いて来てくれたり、市内のジモセンには温泉本があることを教えてくれたりと随分と親切にして頂けました。

出来れば駅中の案内所よりもアーケード街の中に在る「別府市まちなか交流館」案内所の方が親切で地元情報に詳しいと思いますので、そちらを利用された方が良いと思います。

ＪＲ西大分駅から徒歩で５分と掛からない旧大分港フェリーターミナルを整備・リノベーションした港の公園～、旧かんたん地区だから「かんたん港園」と旨い字を当てましたね。
そして、駐車場も完備して最初の１時間は無料とは好いですね！。

目の前に別府湾が広がる青い海と空～、向こうには国東半島が見えたり、右を見れば大きな船体のフェリーさんふらわが停泊している港の雰囲気が潮風とともに感じられる静かな公園です。
海へ真直ぐ伸びていくウッドデッキの突堤は特に気持ちが好いほど気分爽快に成りますね～。

また、赤い巨大なゲート「マッテルモン」は一際目に付くここのシンボルで、門の上には待っている者をイメージしたキャラクターが座って海の彼方を見つめているんですね～。

園内には”かんたんサーカス”の商業施設や、周辺には倉庫をリノベーションしたライブハウスやカフェにセレクトショップなど随分と洒落た雰囲気の界隈に変貌しています。
祓川を超えると今も遊郭・赤線跡が色濃く残る菡萏界隈とこれほど違うものとは皮肉なものだと思います～。

きっと日が暮れる頃～、街灯が灯る頃～、そして星が輝く頃～と雰囲気を変えては迎えてくれる素敵な港園だと思います。

今回は市内・高城の宿泊先のホテルから徒歩で向かいました～、真直ぐな1本道なので迷うことも無く２０分程度で着きました。
目印は初めての橋を渡って直ぐ川沿いの道を左へ曲がる事と教えて頂きました。後で解ったのですが通りをバスも走っていたんですね？…、ホテル近くのバス停・横町から３つ目のバス停・日岡橋で利用出来るようです。

外観は駐車場が広い一般的な日帰り温泉施設で、正面玄関横には無料の足湯が在るのは好いサービスです。
返却式￥１００下駄箱に靴を入れて、ロビーに在る券売機で￥３８０の入浴券を買ってフロントで渡して脱衣場です。
ロビーには休憩出来るスペースや飲料などの自販機も数台設置されている銭湯のような雰囲気の気軽さが良いです。

大浴場は入れ替え制のようで、この日は「南側大浴場」で図面を見ると露天風呂が無い内風呂だけでちょっとがっかりでした？…。
で施設はメインの大理石の湯に腰湯・寝湯・癒しの湯（ジェエトバス泡風呂）・薬湯・岩風呂・水風呂と７種類、サウナは３種類の高温サウナ・塩サウナ・スチームサウナと多くのメニューが有るのは実に良いですね！。
肝心の天然温泉の泉質はナトリウム―塩化物泉で薄緑色に濁った湯は掛け流しなので気持ち良く、肌触りもスベスベでツルツルになり体はポカポカ状態で芯から温まりますね～。
また、浴場内には椅子や外に出れる庭も有るので暫し休憩も出来ます。

これで￥３８０とは実に有難い体と心の”街中オアシス”のようなところでした～、他にも別料金で家族風呂や食事処に宿泊施設まで揃っているようです。
市内にはこのような日帰り天然温泉施設が数か所あるようで、梯子するのも好いかも知れません？。

場所はＪＲ高城駅から徒歩１０分弱と近いのですが、ＪＲ大分駅周辺では無いので観光には不向きです。
大分駅からでは２駅目で１０分￥２１０、バスだとそれ以上の時間と運賃が必要なのでコスト的にはメリットが無いので、敢えて利用する必要は無いと思います。
しかし、駐車場が広くて無料なので車利用者にはメリットがありそうです。

外観からしてデザイン・色共に独特の雰囲気を醸し出すザ・昭和です！、ロビーやレストランに館内も昭和の雰囲気が感じ取れる今や貴重なホテルかも知れません。

今回の利用はカプセルルームで一般的なタイプです～、但し、マットが相当使い込んでいる為か真中が下手っているので、寝返りをすると体が痛くなります？…（普通に寝ても痛いかも知れません？…）。
また、カプセルルームの出入口が喫煙所に成っている為に煙や臭いが強烈で、何故ここがと思います？～、その奥が大浴場で脱衣場や、カプセルルームのロッカー室にも成っているので、喫煙所がここなのか意味不明です？…。

大浴場は男性専用で”天然温泉”、ですが余りにも小さいので５～６名で満杯！、湯は掛け流しの無色無臭ですが、湯上り後は体がポカポカに温まります。
また、客のマナーが悪いのかホテル側が管理しないのか？…、マットや洗面台が乱雑で片付いてません？～、だから朝までその状態でした…。
アメニテイーはタオル類のみで、その他は一切ありませんので注意して下さい。


そして、ここの自慢は何と言っても無料朝食で～、メニューも充実し品数も揃っています。
手作りと市販惣菜が半々程度で、特に美味しいのは牛すじカレーで単なる朝カレーの粋を超えています～、牛すじの味とコクがしっかりと味わえて、カレー本来の香りやスパイス
の辛さも爽やかでこれは旨い！とうなづける本格的欧風カレーです。
クチコミでも人気のカレーと書き込みが多数なのも納得出来るものでした。ゆえにこれだけの腕前を持つシェフなので、他の料理もいただいてみたいです！～。

次回利用することがあれば、普通にシングルルームを利用した方が好い様に思いました。

戸次本町の帆足本家の酒造蔵ですが、駐車場や各蔵は整備されリニューアルもされて外観・館内は綺麗なんですが、酒造に関する資料館や道具に酒樽などが一切無かったのは残念でした。

無人の受付でパンフレットが置いてあったのですが、それによると２階に酒造に関する資料館や、酒造りの道具や酒樽の大きな木桶が並んでいる写真が有りました。
しかし、実際は何もない空間ばかりで単なる広いホール？…、２階へ上がる階段前には入室禁止の札がぶら下がって通行不可なので、これでは且つて酒造業として栄えた帆足家酒造のことが何も解らないままで終わってしまいました。

しかし、創業安政４年から廃業される昭和４７年までの１９７年間に亘る伝統の酒造りの技を一度でもいいからこの舌で含んでみたかったですね？…、本当に残念です！。

今では往時の繁栄した酒蔵を眺めては思い起すことしか出来ませんが、パンフレットにも成っている一番大きな仕込蔵を観ながら偲ぶだけです～。

大分で昔ながらの町並みと言えば日田に杵築や臼杵、少し新しく豊後高田などが観光地として一般的に有名なのですが、大分市内の外れに「戸次」と言う町があることすら知りませんでした…。

観光案内所で情報として聞いた江戸時代の町並みが残っていますよ！～、城下町でもなく宿場町でも登場しないのに町並み残っている？…、そんな半信半疑な情報を頼りに戸次に向かいました。

一般的な行き方は車であれば国道１０号線を豊後大野方面へ向かえば簡単に行けるようで、公共機関を利用すればほぼ同ルートを大分バスが走るので臼杵・佐伯行き乗れば乗り換えなしで４０分ぐらいのようです。
ＪＲなら豊肥本線で大分駅から中判田駅まで行って、５分歩いてバス停・判田局前から大分バスで戸次バス停で下車すれば比較的に判り易く行けます。また、この行き方が旅情気分を味わうには最も最適で最安値でお薦めです。

戸次は在町といって商易で栄えたところ～、江戸時代に臼杵藩の大野川沿い水陸の要衝であったことから旧日向街道筋沿いで商売が許可された郷（村）。
明治以降も養蚕業や大庄屋の帆足家が酒造を営んでいたのでより発展し、町並みが今に形成されていったようです。

その町並みも昔ながらの白い漆喰壁やうだつが上がるなど修復やリノベーションをした美しい町並みへと保存されていました。
特にその中心が帆足家であり、文人画の帆足杏雨なのでしょう！～。
全て観光化したものでは無く、普通に毎日の人々の暮らしがあることが程よい距離感を保てて好いですね！。

リノベーションされたカフェやレストランに和菓子屋・土産物屋と揃っていますが、普通に地元の方々が利用する飲食店やスーパーなどもあるので選択幅があって便利です。
是非、大分市へ来た際には郊外の戸次へ足を運んで下さい！、お薦めのスポットです！。

大分空港から大分・別府方面への空港バス「エアーライナー」を運行している大分交通～、乗り場は到着ロビーを出ると正面に大分交通のバス案内所・券売機で乗車券を購入出来ます。
空港から大分市内迄片道￥１５５０、往復￥２６００なので往復の方が断然お得です！、更に２名なら４枚回数券￥４２００なので、片道￥１０５０に成る計算ですね。
また、空港から別府駅へは片道￥１５００、亀川駅へは￥１３５０なのですが、往復￥２６００と何故か大分市内と同額に成ります？…、その際にクレジットカーでも購入が出来ます（地方空港のバス運賃は異常に高過ぎますね？）。

大分・別府へは１時間/３～４本の運行があるので少し待てば問題ありません～、但し、大分駅前へは１時間に１本直行ライナーだと高速道路経由で５３分なので早いです。別府経由で行くと一般道を走るので１時間３０分も掛かってしまいました。
バス乗車はターミナルを出て直ぐ左側に行先方面のバス停が並んでいるので判り易く、係の方もいるので聞けば問題ありません。

また、国東方面・豊後高田・宇佐・中津へもバスがありますが１日に４本なので時間が合えば便利という程度です。
同じく臼杵・佐伯方面も１日に６本しかないので同様ですね。

本来であれば最寄りのＪＲ杵築駅までシャトルバスか路線バスを走らせて、電車で別府・大分・宇佐・中津へ向かえば時間短縮に成るはずなんですが？…、路線バスを乗り継げば杵築駅までは行けるのですが、実際は本数が少ないので無理な状態でした～。

以前は海の上を走るホーバークラフトが大分・別府間を短時間で結ぶ海上アクセスとして
人気があったのですが～、再度冷和に成って復活してほしいなぁ～！。
運行していた会社も大分交通の子会社だったと思うのですが…、如何でしょうか？。

ＪＲ大分駅よりぶらぶら歩いて徒歩１５分ぐらい～、周辺は飲み屋が密集する歓楽街・都町の端に位置します。
ゆえに食事や飲みに行くには利便性が高いところに在ります。

外観からして草臥れた雰囲気がする昭和のビジネスホテルで、玄関からロビーに至る館内中の施設にレトロ感漂う古さが目立ちますが、これは好きか嫌いかは好みが分かれるところですかね？～。

今回は寝るだけなので格安のカプセルルームにしました、がこれが大失敗でした？…。
一般的なカプセルだと思っていたら、なんとベニヤ板（合板）で造られた安っぽい箱型の小屋のようで、中に入ると押し入れの中に入る様な雰囲気？…、照明以外は何もありません。
これはどう見てもカプセルでは無くて木箱ですよね…、当然ながら両端や上段に周辺の寝息や鼾は筒抜けで、寝返りしても木のきしむ音が気に成って寝付きが悪くて、熟睡が出来ませんでした？…（決して神経質ではありません）、なので翌日は寝不足状態でした。

カプセル内にＴＶが無いので休憩室で過ごすしかありませんが、リクライニングチェアーも１０台のみ、大型ＴＶも１台なので居心地が良くないのが実感でした…。

また、無料朝食は一応バイキングとは成ってますが名ばかりでメニュー品数は極端に少ないです？…、おまけに市販惣菜の安っぽいものばかりなので味は論外です！。
せめてもの救いは白いご飯とお味噌汁だけがましなので、生卵掛けご飯をしていただきました（ちなみに有料で￥３００とは安過ぎ？…）。

しかし、このホテルの唯一素晴らしいのは天然温泉の大浴場があること！、その泉質がナトリウム炭酸水素塩泉、一般的に”モール泉”と呼ばれる保湿効果の高い美肌の湯として知られている温泉で、薄茶色のトロンとした肌触りが素晴らしい掛け流しの湯です。
サウナとの相乗効果もあって、まったりとほっこりとリラックス出来るので…、他のことはもう許してしまいますかね！～。

追記、フロントでリクエストですが、アイマスク・耳栓は無料でいただけます。

何処へ行って必ずお世話に成る観光案内所ですが、ＪＲ大分駅構内に在る「大分市観光案内所」も判り易くて入り易く雰囲気も好いですね！。

笑顔が素敵な女性お二人が応対してくれました～、こちらかのリクエストに対して的確に返答をいただきながら、知り得ないことも含めてアドバイスもいただきながら明日・明後日のぶらぶら歩きに関する情報をたっぷりと頂きました。

一般的な観光に関することは棚に置いてあるリーフレットや予め調べれば何とでも成りますが、地元の方々が知る・見る・食べる・利用することなどは聞いてみないと教えて頂かないと解らないことがいっぱいあるので、やっぱり観光案内所は魅力的ですね！～。

しかし、案内所も担当係りの方々によって大きく左右されるのも事実で、その時々によって受けた印象も確かに違いますね？…、良いか悪いかも受けた本人によっても違って来るので結果的にはその時の相性なんでしょうか？…。

大分市内で唯一の城下町として今に残っている名所が府内城跡（大分城址）～、４００年前に戦国武将・福原直高によって築城された居城・府内城。
大分川と住吉川に挟まれ、且つては海辺に面し白土の塀と水上に浮かぶ姿から白雉城とも呼ばれていたそうで～、海辺に築かれていたんですね。

その城郭としての特徴は平坦な城で、三つの郭と三重の濠から成る四層天守閣を中心に二十三の櫓と五つの門、三か所の廊下橋が築かれた壮大な城だったようで、直高は１２万石で入封した為に財源も豊かだったようです。

その後、直高は臼杵に転封し、早川長敏・竹中重利・重義・日根野吉明・松平氏へと代々藩主を務め城は明治維新まで存続したようです。

しかし、その間には震災や大火事に戦災などの度重なる不運の為に大半が焼失し、現存する宗門櫓と人質櫓は江戸時代の意匠を今に伝える唯一の貴重な文化財と言えますね～、その他濠や石垣に塀なども史跡として保護されていつようです。

また、２０２０年２月まで行われるイベント「仮想天守イルミネーション」は日没から始まる７個の発光ダイオードで点灯される暗闇の天守は幻想的なんでしょうね！…。

大分市内の中心地、中央通り街に面した繁華街に一際目立つ赤レンガの洋館が「大分銀行 赤レンガ館」～、英国から輸入した赤レンガと白い御影石によるコントラストや美しいルネサンス様式のデザインは明治から大正期にかけての意匠を表現し、数々の建築物を手掛けて残した建築・設計家の辰野金吾によるのもです。

元は明治４３年旧第二十三国立銀行・本店着工から大正２年に竣工され、その後大分合同銀行・本店を経て、昭和４１年まで大分銀行・本店として使用されて来た経緯を持つ。
そして、府内会館として貸しホールなどに使用されていたが、大分銀行創立１００年を記念して改築され、平成５年に赤レンガ館として竣工。
その後、平成３０年にリニューアルオープンし県産品を販売する地域ショップ「Ｏita Ｍade」や地場の珈琲専門店「タウトナコーヒー」がテナント営業しています。

店内には竣工当時の赤レンガの内装を使用したり、改築時に建てられたコンクリートの柱や化粧梁を修復再現してますね～。
特に丸い窓と縦長窓の組み合わせは今観ても随分とお洒落に感じるものです。

面白いのは銀行支店時に作られた営業時間の９－１５時の間に目盛りしかなく短針だけの
大理石の時計も展示してます。

オープンはテナントショップが１１時からの営業ですが、店内には銀行のＡＴＭが設置されているので通常の銀行と同様に平日は８：４５～、その前からでも十分に見学は可能でした。
出来ればタウトナコーヒーを飲みながら往時の浪漫を感じてみたいです～。

千歳市の郊外、千歳工業団地の一角に在る「北海道千歳ハム」は主に業務用ハム・ソーセージ・ウインナー等々のメーカーとして上長都公園前に本社工場を構えた地元企業。
その敷地内に市民還元価格の感謝を込めた直売店「カンパニュラ」に初めてお邪魔しました。

工場を入ると直ぐ右手に”工場直売店”と明記されて幟も立っているので直ぐ判ります。
店内はシンプルながら買い易いように区切られて、冷蔵ケース内には工場出来立てのロースハム・ソーセージ・ウインナー・ベーコン・スモーク・ギフトに至るまで自信溢れる商品がいっぱい並んでいます。
素材は全て厳選された道内産豚肉を使用しているようで安全・安心・おいしいがコンセプトのようです。

しかも価格がどれもリーズナブル！、ｇ当たりで計算すればどれも安いことが判ります。
中には特価と明記された商品はどれもお得感満載で嬉しくなるものばかりで、スモークチキン1パック￥４６５、ポークソーセージ１８０ｇ￥３００、あらびきウインナー５００ｇ￥４５０、バジルウインナー２８０ｇ￥３９８などを計１０パックほど購入しました。
勿論、試食も出来るので味を確認してから購入出来るので間違いも有りません。特にスモークチキン（ささみ）とポークソーセージは他にはない美味しさで次回からはもっと増やして買い込みします～。

道内には美味しいハム・ソーセージのメーカー・工房がいくつか有りますが、トンデンファームと並ぶ美味しいブランドだと思いました。余り有名に成らないでほしいような気がしますね？…。

苫小牧に本店を置く老舗のお菓子の三星と言えば、地元で愛され慣れ親しんできた和菓子・洋菓子・パンの製造・販売のメーカー。
その本社工場と同敷地内に在るのが「三星・本店」で、国道３６号線沿い苫小牧・糸井に在ります（向かいは苫小牧温泉ほのかで判り易い）。

外観からしてお菓子屋らしい建物で、屋根の上の丸いところに三星と有るので判り易いので迷うことは無いと思います。

店内は広くてブロックごとに和菓子や洋菓子、人気商品コーナーと分けているので買い易いです。
三星と言えば昔から銘菓”よいとまけ”、ハスカップジャムを使ったロールカステラは北海道ならではの味です。
ハスカップとは勇払原野に自生する忍冬科の仲間で、夏になると黒紫の実を付けるので、その実をジャムにして用います。
古来よりアイヌでは不老長寿の妙薬として知られ、現在では機能食品として注目を浴びる北海道の特産品なんです～。

そのハスカップジャムを使った商品も随分とレパートリーが増えましたね！～、ブッセやバームクーヘンにバタークッキーにカップケーキなどなど、甘酸っぱい味は万人受けしますからね。

でも、個人的にはどら焼きや羊羹に大福の和菓子が好きなんです！～、三星の和菓子は侮れない美味しさがありますからね！、しかも庶民的な価格も嬉しいです。

もう一つ忘れてはならないのが、ベーカリーコーナーの焼き立てパンが上手いこと！。
基本は昔ながらの味～、コッペパンや食パンを食べると子供の頃に食べた味が甦る様な懐かしい気持ちに成るのが不思議？…。
創業はパン屋としてスタートした三星なので美味しいのは当たり前で、今では焼き立て時間に沿って数種類のパンがコーナーに並べられるので、いつも焼き立てが購入出来ます。

また、イートインコーナーでは無料の珈琲をいただきながらその場で食べれるのも嬉しいサービスで、温かいお茶もあるので、和菓子などにもよく合いますよ！。
なのでこの日のお昼は三星の焼き立てパンと暖かい珈琲をいただきました。

白老たまごの里「スイ―ツマザーズ」に期待をして立ち寄りました～、以前白老に行った際には全く気付かなかったので、今回は気を付けて看板を探しながら到着しました。

何と言っても”白老たまごの里マザーズ”は養鶏場直営のスイーツショップですから、新鮮で美味しいたまごをたっぷり使って出来たカスタードクリーならシュークリームは美味しいに決まっていると思いました。

店内は明るくて可愛い雰囲気の中にいろいろな洋菓子が売れてます～、棚にはたまごカステラやマドレーヌなどの焼き菓子、ガラスケーキ内にはたまごロールケーキにシュークリーム・たまごプリンが出来立てです！と呼んでます。
どれも見るからに美味しそうで心が弾みますね！～、シュークリーム￥２３０、たまごロームケーキ￥３５０、珈琲￥２５０とセルフなのに高いので驚きましたが、まぁ～美味しければそれでＯＫ！なので、イートインコーナーでいただきました。

さて、シュークリームはカスタードクリームの味なんですが…、たまごの味が薄くて風味も無くてインパクトも弱い？…、甘さは押さえているのは判るけど、これってカスタードクリーム？…といえるほど不味い！。
ロールケーキも同様で～、生地の中にたまごを使ってます？…、生クリームも味にインパクトが弱くて美味しくない！、これって素人の方が作っているんですかね～と言いたくなるようなものでした…。
土産に買ったプチマドレーヌ８個入り￥１５２０も同様でがっかりでした…。

道内のスイーツはどこも美味しくて外れが無かったのですが、ニセコといいここといい稀に外れることもあると知りました。

登別では絶大なる景勝地が温泉街から近い「地獄谷」～、山に囲まれた谷沿いに沿って噴気孔があり白い蒸気が上がり、泡を立てて煮えたぎる源泉の湧出によって木々が立ち枯れ岩肌が露出し、周囲一面が白い世界感に包まれ、鼻を衝く硫黄の臭いがまさに鬼の棲む地獄の由来に成っているもので、雲仙や別府などにも同様の温泉地獄が有りますね！～。
しかし、個人的な見解ですが？…、訪れる度に規模が減退化しているように感じるのです…、３０～４０年前はもっと水蒸気も至る所で上がっていましたし、煮えたぎる源泉も湯が溢れるほど多くありましたが、ここ数年見る度に貧祖に成って来ています？…。

だからなんですが～、温泉地獄の迫力においても地獄谷の元に成る日和山火山活動が一番身近に感じられるのがここ「日和山展望台」なんです。
火山活動が最も解る山肌の割れ目から噴出する水蒸気の湯気が上がり、その際に含まれる有毒ガスによって植物は枯れ露出する山肌…、周囲に立ち込めるガスの悪臭が大自然の営みの迫力と雄大さを感じさせますね～。
その眼下には源泉が溜まる神秘的なエメラルドグリーン色した大湯沼が広がります。

登別で温泉の景勝地を観るなら日和山展望台１ヵ所だけで十分だと思います。そして、その恵みを体験したいのなら大湯沼川天然足湯を追加すれば、他は不必要ですね。
他は行かなくても

登別温泉の東２ｋｍの位置に近い「倶多楽湖」は火山活動によって出来たカルデラ湖で、周囲標高５００ｍ前後の外輪山で形成された周囲８ｋｍのほぼ丸い形をした湖は珍しいです。
また、流入・流出する河川が無い為に水質が極めて良好とされ透明度は摩周湖に次ぐ２位、１９ｍと言われるほど綺麗なんですね～。
ちなみに最大水深は１４８ｍもあるのですが、摩周湖は２１１．５ｍもあるので比べてしまうとちょっと浅いかな？…、でも倶多楽湖は日本で８番目です。

倶多楽湖の名称の由来は勿論、アイヌ語です～、クッタルシトはクッタルシの湖のことで、クッタルシは現在の虎杖浜を指す地名で、「イタドリ（虎杖）・群生する・ところ」を意味するそうです。
まさにアイヌ語で由来するところなのでカムイが宿る神秘的な湖なのかも知れません。

特に今の季節は訪れる観光客も少なくて、ボートハウスも閉めているので、静寂感と一体に成って湖面に佇めば～、聞こえてくるのは小さく波打つ風の音だけです…。
また、標高も２５８ｍと温泉街より高い分だけ紅葉も早く、鮮やかな色付きが景観出来ますよ。
是非、湖面まで降りて倶多楽湖を眺めて欲しいです！～、倶多楽湖扇型展望台からの眺望は今一です。

登別温泉街の入り口、バスターミナル前にある大型高層階の宿が万世閣グループの２番目に出来た宿。
当日は３時過ぎに到着したにも関わらず駐車場は既に満車状態で、第三駐車場へ入れる羽目に成ってしまい…、玄関で地図を貰って山を削った絶壁の砂利駐車場へ向かいました。
幸いにも係りの方が居てホテルまでは送迎して頂きほっとしました。

万世閣グループにしてはリニューアルがされていないのかロビーや館内の至る所に豪華さが全く無いのは意外でした？…。
それよりも草臥れて見える侘しさや古さばかりが目立ち安っぽく思えるのは哀れです…。

部屋は当時の贅沢な造りの面影が残っていて、出入口は通路からドア分奥まった造りで人に当らないように設計されており、入った縁側も余裕の広さで畳敷き、バスルームとトイレが個別の造りで使い勝手が好く成っている。
１０畳と床の間に踏込があるので余裕の広さを感じる造りは洞爺湖よりは広い設計に成っています。
しかし、ＴＶが和室には有り得ないところに置かれているので寛いでは見るには厳しい？
、これだけは早急に何とかしてほしいです！。

また、禁煙室が７階ワンフロア―のみなので、今の時代にはそぐわない状況に成っています。ゆえに予約時には既に埋まってしまい、喫煙室に消臭対応はして頂きました。
が廊下に出ると煙草の臭いは染着いてムンムンで～、参りました。

大浴場は意外にも小さくて驚きました？…、大きな内風呂と寝湯にサウナと水風呂、壁面が高い露天風呂は圧迫感を感じて湯ったりとはいかない？…、それでも洗い場には東商事の高級馬油シャンプーなどが置かれて、掛け湯近くにはシャンプーバーも設置されているのは好感が持てますね！～。
泉質は登別温泉の顔とも言える乳白濁の硫黄泉は体の芯までほぐれる気持ち好さでポカポカ温まる保温・保湿効果は抜群です～。

食事はバイキングですがとても万世閣グループとは思えないほど余りにも貧祖で不味くて酷い内容のものでした…。
特に目を疑ったのはライブキッチンで研修生に天婦羅を揚げさせていること？…、舞茸が衣で固まり過ぎてガチガチ？…、とても食べれたものでは無いのですが、本人は全く解ってない？…、天婦羅はそんな簡単なものじゃないです？、料理を舐めるな！と言いたいほど腹が立ちました…。
翌日も同様に研修生が”手作りおにぎり”と称して力いっぱい握ってました…、ご飯が潰れてもはや団子状態です…。
ここの支配人や料理長は何を考えて指導しているのでしょうか？…、疑問です。

どうせ安かろう悪かろうの客だから～、外国人団体客だから～、こんな姿勢だから全てがそう成ってしまうのです？…、万世閣も堕ちました？…残念で成りません。