機乗の空論さんのクチコミ(23ページ)全2,708件

大垣市街の中程に縄張りを構え復興天守が建つ「大垣城」は美濃国・大垣藩戸田家１０万石の城下町として幕末まで栄えたところで現在は大垣公園として市民や観光客のオアシス的な存在です。

ＪＲ大垣駅から南へ延びる駅前通りを４００ｍほど進めば右側アーケード商店街から東門が観えてくれば城内への入口に成ります。
平成２２年に修復工事が済んだ本丸の東門や艮隅櫓の石垣と白壁が美しい景観で迎えてくれます。

城内に一歩入れば手入れが行き届いた本丸と枝垂れ桜が満開状態で美しい！～、後方には復興天守が観える城と桜はまさに日本の春の景観そのものです。

日曜日とあって市民や観光客も数人ですがカメラを手に記念撮影にも花が咲くようです。

元々の天守は戦災で焼失するまでは国宝だったそうで勿体ないですね？…、もし現存していれば彦根城や松本城のように国宝を機に盛り上がるのでしょうが残念です。
市民の協力もあって昭和３４年に４層４階の復興天守を再建し”城下町 大垣”のシンボルとなりました。

天守内は資料館として入館料大人￥２００と有料ですが郷土館と共通です。展示内容的には少なくて演出も今一で特にこれというものは無かったです？…。
最上階からの眺望も今一です？…、市内が見渡せるほどの高さがないので周辺のみ。
なので大垣市役所の最上階８階かの方が素晴らしくて濃尾平野や鈴鹿山脈が一望です。

また、本丸には戌亥櫓・西門・戸田氏鉄公騎馬像なども大垣公園として修復・整備されています。

大垣市街の旧美濃路が水門川と交わるところに貴船神社が祀られ周辺が「貴船広場」と成っています。
元は大垣城へ通じる旧美濃路で在る大垣城 東総門跡地です、その外堀であった水門川は沿いに市民の憩いの広場として整備された歴史的にも貴重な場所に在る施設です。

白い壁面を流れる水ウオーターウオール、丸い親水ステージは彫刻・一粒の種は女神像、シンボルの大きなクスノキ（市の木）や市内を巡るミニ奥の細道に在る芭蕉の句碑・平泉、列柱の立ち並ぶ展示広場など水を主テーマとした水辺のアメニティを高める水の都大垣には相応しい施設で、これからの夏の暑い際に散策すると涼し気な場所に成りそうです。

また、広場に隣接する「貴船神社」は京都の貴船貴船神社から分社して祀ったようで、朱色の鳥居や社殿は稲荷神社の様にも観えます？。

時の藩主・戸田氏鉄が摂津国・尼崎藩から大垣藩へ移封された際に京都貴船神社から当神社を大垣城内に移転したようです。その際に他にも熊野神社など７社を大垣城内に祀っています。

その後、明治に成ってから大垣城下の本町の住民が大垣城内の貴船神社と熊野神社を本町の鎮守として祀るよう願い届出たようです。

大垣は全国でも有数の豊富な地下水の恵みにより発展した水の都と呼ばれ、良質な地下水が湧き出る自噴している井戸が数多くあり「自噴井２６か所巡り」として整備されています。

ＪＲ大垣駅の改札口の向かい側には大垣市観光案内所が在るのでここで”湧き水マップ”を頂きましょう！。
市街地中心から郊外までの２６か所が記されて、それぞれの特徴などが紹介されています。
自噴井はその地区における市民の憩いの場であり、暮らす生物もあり、守り続ける活動もあるわけです。

駅から一番近いのは南口駅前に在る”水都の泉”は平成３０年に広場の整備により再移設された亀の甲をイメージした六角形のデザインをしています。
湧水がなみなみと湧き出る涼し気な景観が市民や観光客からも親しまれています。

今回の自噴井巡りは互高屋稲荷神社自噴井からスタートしました～、稲荷神社名の境内に湧く湧水は風情を醸し出す。

次は栗屋公園自噴井で平成１７年に潤いと賑わいのある都市空間を造るために栗屋公園内に整備されました。

次は大垣市郷土館内に在る”麋城の井戸”は話せば長くなるので郷土館に行って内容を確認して下さい、とても好い話ですから。

次は大垣八幡宮境内に在る”大垣の湧水”で平成１６年に東屋の有る記念事業の一環で整備されました。
ここもなみなみと湧き出る趣のある雰囲気があります。

他にもマップには記されていない自噴井も有りますので自分で発見するのも楽しいです。
余りにも綺麗な湧水なので思わず飲んでみたくなりますが飲用とは記されていないので自己責任でお願いします。
私は何度か口を漱ぎましたが問題ありませんでした？。

やはり湧水を使った名物は水まんじゅうや名水わさびに水の都おいしい大垣の水でしょうか？。

「大垣駅」はＪＲ東海・養老鉄道・樽見鉄道の３社が乗り入れる西美濃最大のターミナル駅であり東海道本線の岐阜と並ぶ幹線駅です。

ＪＲ東海所属駅の最西端が米原ですが運行ダイヤは大垣駅で米原間と豊橋間でそれぞれ区切られています（一部の新快速は米原/豊橋間で運行あり）。
また、東海道本線の支線である通称・美濃赤坂線・大垣/美濃赤坂間は大垣を起点としています。

駅舎は４代目の昭和６１年駅ビル商業施設アピオとして開業した際に橋上駅化し、北口とは自由通路として結ばれました。
その後、平成３１年に大規模改修を経て現在のアスティ大垣として開業に至っています。

ホームは単式ホーム１面１線と島式ホーム２面４線、及び４番線ホームの西側にある切欠きホーム１面１線（美濃赤坂線）と、５番線ホームの東側に作られた切欠きホーム１面１線（垂水鉄道）の合計３面７線の７番線まであるホームを有する地上駅です。

且つては大垣発着の東京行き通称・大垣夜行から夜行快速列車・ムーライトながらと平成まで続いた輝かしくも懐かしい時代もありました。

養老鉄道は独立した地上駅舎を持つ頭端式ホーム１面２線を有する地上駅ですがホームは中間改札を挟んでつながっています。
また、桑名方面から揖斐方面へはスイッチバック方式を取っていることから鉄道ファンにはよく知られています。

長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く通称「川原町の古い町並み」は岐阜市内で唯一残る狭い間口に長い奥行きという昔ながらの日本家屋が軒を連ねるところです。

既に信長の時代には長良川の水運を利用した川港として発展した多くの商家で栄え賑わっていたそうですから歴史的にも貴重な町並みです。
４００ｍほどの通りは整備されて趣のある景観が維持管理された往時の風情を偲ぶことが出来ます。

しかし、ギャラリー・工芸品や土産物にお菓子屋・飲食店にリノベーションされた家屋には生活感も無く観光化され景観だけがあり寂しい気もしますがやむを得ないのでしょう？。

ＪＲ・名鉄岐阜駅からはＮ系バス（岐阜バス）で長良橋バス停で下車すれば直ぐで判り易いです。
車なら川原町広場用水路沿いに駐車場も在るのでそちらを利用すれば便利です。

金華山の麓に位置し四季折々の自然に囲まれた市民公園を代表するオアシスが「岐阜公園」で、３月下旬だったので桜前線・開花便りにてすでに何本かは満開で春爛漫のようでした…。
岐阜駅からはＮ系バス（岐阜バス）を利用して岐阜公園歴史博物館前バス停で下車すれば判り易いです。

園内には岐阜市歴史博物館・名和記念昆虫館・加藤栄三・東一記念美術館などや織田信長居館跡に庭園公園、三重塔など様々な旧跡も在ります。
一般的には金華山や岐阜城へのハイキングへの入口やロープウエイ乗り場の利用が多いようです。

週末だったこともあって園内には大勢の市民や観光客で賑わっていました～、天気も良かったので予めお弁当でも用意すれば好かったと後悔するほどの穏やかな日でした。

園内から近くには日本三大清流の長良川も在り市街に山と川が両立する風光明媚なところでした。

金華山の麓に位置する岐阜公園内の「岐阜市歴史博物館」を見学しました、が期待していたほどの内容ではなく展示内容や展示方法による演出も含めてがっかりでした。

原始・古代から始まり近代・現代までの各時代を３ブロックに分けての展示・解説が成されていましたが場所柄、斎藤道三や織田信長をメインにした演出が取られていると期待をしたのですが意外にもあっさりとしてしまい期待外れでした？…。

ご自慢の楽市立体絵巻による体験型展示演出も大掛かりな割には中身が薄いので物足りなさが目立つようでした？…。

近代・現代においてはもっと大胆な創意工夫も持って展示・演出が出来ると思うのですが残念です…。

当日は気温が高く暑いほどの天候でしたので休憩するには程好いところなので利用も兼ねて見学をしましたが純粋に博物館となるとちょっと落ちる気がします。

入館料は一般￥３１０、小中学生￥１５０なら妥当ですが、支払いにクレジットカードや電子マネー・ＱＲコード決済が出来るのは利便性もあって好いです。

岐阜市街の中心として繁華街を担ってきた「柳ケ瀬商店街」は戦後の高度成長期から昭和の時代において人・物・金を支えて来た岐阜の繁栄の象徴であり駅前の岐阜繊維問屋街と共に経済を牽引してきたと言っても過言では無いと思います。

その柳ケ瀬商店街の歴史は明治３０年頃から盛り場としての発展が始まり、大正期に博覧会ブームの時流にのり商業の街として大きく発展しながらも戦後は商業・娯楽の街として再び繁栄の道をたどり、大型商業施設もこの地に次々とオープンしましす。

特に昭和４１年には美川憲一が歌う柳ヶ瀬ブルース♪が全国的に大ヒットし日本中にその名を轟かせ全盛期を迎える頃には、通りの向こう側が見えないほどの人だかりのなか、家族揃っての買い物と食事を楽しむとっておきの繁華街となったようです。

現在７つの商店街組合で構成された東西に約７００ｍ、南北に約５００ｍに及ぶもので、柳ケ瀬通１～３丁目商店街・日ノ出町商店街・岐阜劇場通北商店街・スタープレイス柳ヶ瀬商店街・弥生町商店街とあります。

昨今は地方の中心地の空洞化は避けられなく相次ぎのシャッター通り商店街と揶揄されますが、令和の時代を迎えるにあたり若い起業家の元で時代の最適化は新しい時代に新しい街へと柳ケ瀬商店街は更に変化し続けるのかも知れませんね？。

長住町通り沿いに在る「飛騨天狗」は昔ながらの店構えで店内も含めて全てがザ・昭和の香りの中で昭和の味がいただける懐かしい店です。

カテゴリーは食堂ではなく中華屋だと思うのですが？、どうもはっきりとはしません。壁面のメニューを見れば中華料理系が多いのですが、食堂のように丼物や各定食などもあるわけです。

名物は高山ラーメンというか中華そばなので区別が難しい店のようですね？…、でその高山ラーメンを注文していただきましたが至って普通の中華そばでした。
特に美味しいわけでもなく不味いわけでもないがどこか懐かしさを感じる不思議な味です。

ご年配のご夫婦で切り盛りするアットホームな雰囲気はまさに昭和の町中に在る飲食店と言った感じです。

店内の壁面の撮影をして知ったのですが、メニューの端に”撮影禁止”と張り紙が貼られていましたのでその気持ちを尊重したく外観の撮影だけにさせて頂きます。

ＪＲ岐阜駅北口から近い岐阜ウイング３７高層ビルの駐車場側の通りに描かれた「問屋街ウオールアート」は昭和５４年築の集合ビルの殺風景な壁面にて全長約１３０ｍ、高さは２０ｍほどに描かれた巨大な壁画は辺りの雰囲気を一新しました。

ベースに成るのは青い空と白い雲をイメージした大空は明るい色彩です～、向かって右側の壁面のみに南国の景色と生物たちが鮮やかな色彩と大きなスケール感で描かれた絵は圧倒ですよ！。
作者は若手アーテイストがペイントしたようですが、一部の壁面は手つかずの状態でそのままなので、折角の観光スポットとして脚光を浴びるようになったので是非共続きを御願いしたいものです。

ウオールアート言えば沖縄・コザ十字路歴史絵巻(巨大壁画)を思い出しますが、繊維問屋街に近いので謂れからしてハルピン街のイメージや、現代風のアメリカンポップなデザインも好いのではないでしょうか？。

ＪＲ岐阜駅北口から徒歩で近い問屋町・西問屋町一帯は「岐阜繊維問屋街」と呼ばれる衣料関連の製造・卸し・小売りを取り扱う中小零細企業が密集している界隈です。

繊維問屋街は規模は東西約６００ｍ、南北約２５０ｍもあり、昭和５５年前後のピーク時には１６００超の衣類製造卸業者が軒を連ねる隆盛ぶりはまさに戦後の岐阜市経済を支えて来たと言っても過言ではありません。

その歴史は戦後、旧中国・満州からの引き揚げ者らによる闇市での古着販売から始まったそうで、往時はハルピン街と呼ばれたそうです。
その後は旧軍の払い下げの布でズボンなどを作りながら一宮方面の繊維産地から闇生地を仕入れて委託し既製服を製造販売したのが謂れです。
昭和３０年代の高度成長期の波に乗り、製造すれば売れる時代へと突入するわけです。

既製服なのでそれぞれが分担役割が決まっており、生地の裁断、ミシンでの縫製、ファスナーやボタン付け、プレス、包装、タグ付けなどの専門職を経て出荷されたようです。
その名残が長住町から日ノ本町にかけて町並みとして残っています。

現在では当時の隆盛を観ることは出来ませんがそれでもアーケード街での営業中の店舗や会社の看板にその名残を偲ぶことが出来ます…。

繊維問屋街は９区分されてそれぞれの名前が付けられています～、
問屋町中央通り・二丁目、一丁目・Ｙou are welcome一丁目、二丁目・レインボー通り、三丁目、四丁目・ＦLOWER STREET、一条通り・Fashion Street、中問屋町、東二丁目・FASHION CITY、東三丁目です。

しかし、中問屋は今年の夏頃から駅前再開発整備事業の一環として解体作業が始るそうで、いずれは周辺に波及していくようです。
何と言っても駅前一等地ですから県や市に民間企業も含めてどのように有効活用をしていくのかが課題だそうです。

京都府精華町の学研都市・けいはんな地区に在る「オリエンタルベーカリー京都工場直売店」に立ち寄りました。

オリエンタルベーカリーは関西シェアではＮо.１の業務用パンメーカーとして知られる昭和２５年創業の老舗業務用ベーカリーです。
なので関西を起点にルートセールスのパン配送車のバンをよく見かけます。
また、以前から難波の直売所には買い物の序に立ち寄っては購入していました。

精華町・けいはんな地区に在る京都工場も知ってはいたのですが行く機会が無くて、今回は野暮用が出来たのでその序に立ち寄りました。

精華大通り沿いのショッピングタウンを北へ進み学研都市精華台バス停近くなので判り易いです。
大きな工場の入口脇に在る赤い屋根の直売所で、駐車場も台数が充分確保されてます。

店内はコンパクトながら自慢の食パンからロールパン・デニッシュ・菓子パン・総菜パン・サンドイッチなどが所狭しと並べられています。
また、クロワッサン・ミニデニッシュ・カレーパンは一日３回焼き立てが購入出来るので予め時間を知っておけば出来立てが購入出来ます（１１：００・１２：３０・１４：００）。

一押しは個別包装されてる食パンセットＡ一袋￥２５０はお買い得です！。但し、６～４枚切りのミックスの詰め合わせに成ります。

価格は直売店にしては思ったほど安くはないです？、街のパン屋と変わりないので割安感は無いです。
が業務用のパンなのでホテル・レストランや喫茶店で使用されている実績を考えれば美味しいのは当たり前です。

個人的には京都・進々堂直売所や住之江・アルヘイム 工場直売店、生野区・鳴門屋などの方が割安感を感じて好きですが？。

他にも直売店・販売店が６カ所も在るのでＨ/Ｐで調べて行ってみることをお薦めします。

「身延線は」静岡県・富士駅と山梨県・甲府駅を結ぶ全長８８．４ｋｍのＪＲ東海の地方交通線です。

富士山と南アルプス・赤石山脈に挟まれた富士川の流域を走る山岳路線であり、全線にわたり富士川の左岸・東側を通り本流を渡ることはなかったです。
ゆえにカーブが多く速度制限もあり車窓の流れが遅いことがはっきりと判ります。

また、飯田線同様に旧国鉄・地方交通線にしては駅数も多くて３７駅（起点・終点は含まず）も在り、駅間平均距離は２．４ｋｍしかない短さで駅での待ち時間も長いです。

甲府から富士まで行く普通列車は一日１２本と特急７本のみで朝夕は鰍沢口・身延止まりが多いので要注意で、逆は富士からは西富士までとダイヤが組まれているので利便性は低いです。

甲府駅１２：１１発で富士駅には１５：３４着の３時間２３分も掛かる長旅でした。
それでも鰍沢口までは甲府盆地の長閑なが車窓広がり過ぎれば右手には富士川に沿って山岳を走りながら下部温泉や身延と沼久保まで進み、時計回りに勾配を下がりながら西富士へと滑り込みます。
ここからは背に富士山がビュースポットに成ります！、個人的には竪堀駅・柚木駅のホームからがお薦めですので途中下車してみては如何でしょうか。

また、且つては旧形国電が残存する宝庫として鉄道ファンには根強い人気があり高校生の時に初めて身延線に来て、３２系・４０系・４２系・５１系などに乗車や撮影したことを覚えています。

時代は変わりＪＲ東海の自慢の３１３系電車により快適な車内が提供されることを考えれば飯田線同様に随分と進化したのもだと関心をするばかりです！。

飯田で列車の待ち時間内に町歩きの際に付近でさっと食べれて旨い店を予め駅の観光案内所で教えて頂いたのが「中華料理 上海楼」で名物の中華そばをいただきました。

観光案内所の方からＢ級グルメではないですが、飯田では普通に中華そばを食べる習慣があって皆さんお気に入りの店があるようです。
人気なのが上海楼と新京亭のようで各派のように分かれるそうです？…、但し、ラーメンでは無く中華そばなのでご注意をとのことでした（確かに食べれば判りました！）。
そう言えば同じ飯田線沿いに伊那市があってそこではローメンと呼ばれるＢ級グルメが有りましたね…、羊肉を使った支那風（中華です）焼きそばです。

中華そばは大・中・小と麺の量でサイズがチョイス出来るのは嬉しいサービスで価格も￥６００～￥８５０なら中￥７７０は麺が２６０ｇならかなりのボリュームでお得です。
で餃子が美味しいと聞いていたので一緒にいただくことにしたので中華そば（小）￥６００を注文。

スープは王道の豚骨に醤油味でストレート麺との愛称も好くて旨い！、だから飽きのこない味で最後まで飲み干せる旨さは期待通りでした！。
餃子は揚げ餃子とは珍しいです？、皮がもっちりとパリッ！の食感が好いですね！、餡も手作り感があって普通に美味しくて甘いたれとの相性も好い！、千切りキャベツもあっさりと口休めには丁度いい具合です。
が一皿５個で￥５００はちょっと高い気がします？…、コスパ的には￥４００までと思いますが如何でしょうか？。

豊橋では昔からのＢ級グルメとして人気の「スパゲッ亭チャオ 本店」で遅いランチをいただきました～、サラリーマン当時に出張の際に何度かお世話に成りました。
なのであれから３０年も経っているんですね？…、浜松でハンバーグを食べ損ねたので思い出したのがこの店！、何だか懐かしくて伺いました。

昭和４０年開業の”元祖あんかけスパゲッティ”の店で、市内では誰もが知る名店です。昨今はＴＶなどで紹介される名古屋の餡子ソースのあんかけスパとは別物なのでご注意を？。

あんかけとはとろみのついたソースのことで野菜を煮込んでペースト状にして、そこにトマトピューレや牛肉に香味野菜・調味料などを一緒にしてオーブンで加熱し、仕上げに片栗粉でとろみを付けて完成するという手間を掛けた洋食のブイヨンベースに＋トマトと片栗粉で味付けした感じのオリジナルソースです。

とろみを付けたことで冷めにくくて麺にソースが絡んで食べ易いのはカレーうどんなどと同様ですね。

メニューはスパゲッティのあんかけが基本であとはトッピングが違うだけです、因みに昔から一番人気はバイキング￥１０７０！、チキンカツとウインナーが乗ってます。
本日の日替わりと迷いましたがやっぱりバイキングの鉄板で注文しました～、忘れかけてたあんかけソースの味を思い出しました。
トマト風味で甘いのですが辛味もあってコクもあるソースは旨くて病みつきに成ります。

他にはミラノやイタリアン・チャオも人気がありますよ！、鉄板にすると追加￥１００ほど取られますが焼ける音が香ばしくて食欲をそそります！。

でも、価格はそれなりに随分と高く成りました？。以前は庶民の価格だったのですがあれから３０年も経てば材料費＋光熱費に人件費も入れればこの価格に成るんでしょうか？。

ものづくりの町・浜松に在る「スズキ歴史館」を見学して来ました～、浜松ものづくり御三家と言えばホンダ・ヤマハ・スズキと日本を代表する車やオートバイに発動機のメーカーです。

ヤマハはどうしてもピアノのイメージが強いのですが楽器以外にもオートバイやマリンボートにエンジンなどの発動機を手掛けることで有名な企業ですが、三社に共通して言えるのがやはりオートバイでしょうか。

私も個人的には１６歳で二輪の免許取ってからはバイクでの馴染みが一番強いですね！～、５０ｃｃのスーパーカブやメイトに流行したダックス・モンキーなどは懐かしいバイクです。

時間があれば３社共市内に博物館があるので巡りたいのですが時間的にそうはいかず、今回はＪＲ高塚駅から徒歩で行けるスズキ本社前に在る博物館にしました。

Ｈ/Ｐでは予め予約要とのことで１時間ほど前にスマホで入れました、１階ロビーに在るロッカーにバックを預けて受付で名前を告げて終了であとは自由に見学が可能です。
但し、１階（車両展示とお土産コーナー）のみは予約無しでも見学が自由で混んでなければ２階も大丈夫だそうです。

創業は明治４２年し大正９年に織機メーカーとして設立したとは知らなかったです？…、なのでトヨタと同じなんですね。
戦後に自転車にエンジン付けたオートバイの原型を発買し、昭和３０年に４輪自動車スズライトを発売しながら現在の自動車メーカースズキに発展していったわけですね。

館内には懐かしいバイクの数々や当時一世風靡したアルトや軽四輪駆動ジムニーなどが所狭しと展示されてまさにパラダイス状態で撮影も忘れてただ見入ってました～。
トヨタ産業技術記念館ほどの規模は無いにしてもメカニック的なことが好きなら是非とも見学すべきだとお薦めします。しかも入館が無料ですからスズキも太っ腹です。

１階のお土産コーナーでは多くの方々が購入されていましたが、どちらかと言えばバイクの好きの方が多いのではないかと思われます？。
オリジナルのステッカーやミニカーにキーホルダーなどがよく売れていましたね。

ＪＲ御殿場駅前の立地が利便性を生む「ＴＨＥ ＧＯＴＥＭＢＡＫＡＮ」は昭和の雰囲気を残すレトロな感覚の駅前ホテルですが、今回は一部リノベーションしたキャビン型簡易宿泊所プランを利用しました。

４階フロアーの大部屋か宴会場を畳敷きのままべニア板で仕切り天井は吹き抜け状態でその中にベッド・壁掛け大型ＴＶを配しアコーデオンカーテンで造られた簡易個室です。

なので鍵もなく隣や廊下にトイレなどの物音から鼾まで鮮明に聞こえてきますのでお互いの注意が必要不可欠です。
特に照明は天井に個々に点いてますが隣からの灯りが漏れがあるので就寝の際はアイマスクや耳栓は必要かもしれませんね？（但し、ＴＶはヘッドホン使用です）。

洗面台・シャワー・トイレは廊下に在るので共同利用で、アメニティー類は１階フロント横でセルフサービスに成っていますがタオルは部屋に用意されてました。

あくまで簡易宿泊所なので部屋での飲食や携帯電話の使用は禁止事項なので注意が必要です。
その際は１階のフリースペース（朝食会場兼用）での利用となります～、夕方の無料カレーや無料朝食の利用の際は宿泊者限定とありますが、キャビン利用者は利用不可と言われましたので気を付けて下さい！、何か差別されてる様でいやな気持に成りますが？…。

両日ともに大雨だったので駅前の利便性は確かに助かりましたし、初回限定お得なキャンペーンもあって寝るだけだったので￥２２００は破格でしたが次回の利用は無しです。

兵庫・鳥取の山陰方面では人気を誇る「道の駅 きなんせ岩美」です～、国道９号線バイパス沿いなので判り易く駐車場も広いのでいつも賑わっています。

ここの魅力は何と言っても鮮魚・水産加工品が購入出来ることです、大手水産会社のマルワ渡辺水産が店を構えて、生簀に魚や蟹、夏場は牡蠣などを販売しています。
この日も活・松葉蟹を特売￥３９８０で、皆さん真剣に品定めをしてましたね？…。また、春を告げるホタルイカのシーズンで、柔らかいホタルイカを生かボイルかで購入出来ます。
勿論、一夜干しの鰈やハタハタの干物もリーズナブルに買えるのも魅力です。

他にも地場朝獲れの新鮮野菜から生花、食肉加工品・精肉なども取り扱いがあり、幅広い
加工品などが揃っているので土産品としても重宝します（勿論、一般的な土産物もあります）。

レストランや売店なども在りますが利用したことが無いので美味しいのかどうかは判りません。
ＣＶＳのローソンも在るので珈琲はよく買っていただきますし、直ぐ横にはスーパーフレッシュいわみ店もよく利用します。

ここでは道の駅とスーパーとＣＶＳと３社３様で使い分けが出来るので目的に合った使い方をすれば便利で好いと思います。

下諏訪市街を諏訪大社 下社 秋宮への参道左手に「旧中山道 下諏訪宿 高札場跡」が在ります。

各宿場の外れに立つ高札場で、高札とは幕府・藩が統治の際に決め事・法度を知らしめる
為に板札に墨書きした今でいう掲示回覧板のようなものです。

町人や旅人が様々な幕府・藩からの情報収集や共有をしていたようで、時代劇などでもお尋ね者などの人相書きなどがよく掲示されていますよね～。

今の様にＴＶ・ラジオが無かったので庶民が情報を知るには高札を見るか、瓦版（新聞）を読むしかなかったのでしょう！、もしくは今と同様の旅人からの噂でしょうか？。

また「下諏訪宿」は旧中山道六十九次のうち江戸から数えて二十九番目であり、旧甲州街道が合流する終点にあたる宿場。
諏訪大社下社の門前町として栄えながら唯一の温泉が在ったことで４５軒もの旅籠があったようです。

現在は往時の面影があまり残ってないのですが残念ですが宿場一の本陣岩波家や宿場街道資料館などでその歴史や経緯などを知ることが出来ます。
何よりも下諏訪温泉が今に続く遺産ではないでしょうか？～、今も旅人を癒しては時の名残を知ることが出来ますね。

下諏訪温泉の数ある日帰り温泉で人気なのが「菅野温泉・すげのおんせん」はまさに昭和レトロな雰囲気が昔ながらの銭湯を思わせるノスタルジックな空間が堪らない公衆浴場です。

開湯が明治１９年と歴史のある菅野温泉は下諏訪町の中心に位置し諏訪大社・下社秋宮から徒歩で６分ほどと近く、諏訪駅からも６分ほどで判り易いです。
また、諏訪湖畔・水辺公園からからも車で５分ほどで徒歩なら１５分ほどです。

国道１４２号線から暖簾をくぐりアーケードを歩いて行くと昔懐かしい銭湯にタイムスリップした気分になります。
ドアを開ければ昔しながらの大きな下駄箱に靴を入れて券売機で大人￥２８０を支払って番台のお姉さんに渡せば愛想好く声を掛けてくれます～。

脱衣場も浴室も全てが映画やドラマのセットで観たような造りに興奮しながら見学も忘れずにしましょう！～。
貴重品やバッグなどもロッカー（無料）が有るので心配は要りませんが、スーツケースなどは無理なので番台から観えるところに置いて声を掛けておきましょう。

浴室は中央に楕円形浴槽が一つだけの超シンプルさで、常に大量の源泉かけ流しの湯で溢れています～、泉質はナトリウム・カルシウム－硫酸塩・塩化物温泉で無色・微臭のさらりとした肌触りの柔らかい湯は４３℃までの比較的に入り易い温度設定に成ってました。

浴槽の淵で何度も掛湯して入りましたがやはり都会の人間には熱くて気合で肩まで浸かりました…、まぁ身体がピリピリ来るほどの刺激ですが次第に慣れてくればじわーっと馴染んでくるのが不思議です。
凝った部分を揉みながら浸かってると僅かに浮かぶ湯の華が見えて…、心も身体もリラックスして至福の一時を感じる癒しに成りますね！～。

入浴したのが午前８時半頃だったので地元の方々ばかりで皆さんは顔馴染みなのでしょうか、世間話しに話が咲いてました。
そして、必ず挨拶をされるので私も郷に入らんば郷に従えで挨拶をしてから桶を片付けてから出ました。
勿論、体をよく拭いてから出るのは当たり前のマナーで忘れない様にして下さいよ。