122年の歴史を超えた鉄道連絡船 ~ JR西日本宮島フェリー
- 3.0
- 旅行時期:2024/09(約3ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
宮島・厳島神社 クチコミ:1件
宮島口と宮島を結ぶ宮島航路を運航する「JR西日本宮島フェリー」はJRが運行する日本で唯一の連絡船フェリーです。
その歴史は明治35年に開業した宮島渡航会社が宮島~厳島間を結んだ宮島航路が始まりで、翌年に山陽鉄道が宮島渡航会社を買収し鉄道連絡船となりました。
明治39年には旧鉄道省(その後の国鉄)に買収されたことで連絡船も運営することになり昭和62年までの80年余りを旧国鉄でしたが、国鉄分割民営化で宮島航路はJR西日本に受け継がれ現在に至っています。
しかし、平成21年にJR西日本の完全子会社であるJR西日本宮島フェリーに移管され鉄道路線と同一扱いではなくなり、運賃も片道200円の独立運賃に成りましたが企画切符などは従来通りの取り扱いのようです。
また、令和5年10月1日より宮島口発での宮島訪問税¥100が加算されました。
今回40数年ぶりに利用しましたが旧国鉄時代と違って就航船事態も大型に成り(150トンから250トン以上)、室内のバリアフリーを含めた居住性の快適さが大幅にアップされて驚きました。
必然ながら宮島口桟橋などの旅客ターミナルも新しく整備されて当時の昭和55年頃とは全く異なってると言っても過言ではありません。
もう1社の運行する宮島松大汽船も料金は同じですが直線ルートのため宮島への時間がやや早いようです。
現在は広電グループの企業としてですが連絡船としての扱いはしていません。
因みに南海フェリーが運航する和歌山港~徳島港間の南海四国ラインも南海電鉄と連絡運行しており、私鉄で唯一運航されている鉄道連絡船です。
- 施設の満足度
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3.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- ¥200なら納得ですが宮島訪問税は不服です!
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 外国人観光客が多過ぎます?、パンク状態でした?
- バリアフリー:
- 4.0
- 普通に全く問題ありません~
- 乗り場へのアクセス:
- 3.0
- 両桟橋へは判り易くて行き易い!
- 車窓:
- 3.5
- 宮島口・乗船なら右側に赤い大鳥居の厳島神社が観えます
クチコミ投稿日:2024/10/20
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