SUOMITAさんのクチコミ(55ページ)全3,096件

アッシジの聖フランチェスコ教会でGiotto作と伝えられる聖フランチェスコ伝を見学し，どうしてもここPadovaのScrovegni礼拝堂のGiottoの代表作のフレスコ画がみたかった．予約が48時間前なのでインターネットで予約．しかし予約日が間違えて一日前だった．しかし空席があったので入ることができた．予約料1ユーロ込みで13ユーロ．そのうち市立博物館の6ユーロ分は有効で7ユーロ損した．（6ユーロ払う）
しかし空席があれば入場できる．最初にビデオを見て，中の見学は正味20分と若干短い，なので少し予習をしていったほうがいい．
期待にたがわずすばらしい．最後の晩さんの大きな壁画，マリアの両親と，マリア，キリストの生涯を38枚のフレスコ画に描く
キリスト教徒でなくてもこの神々しさと，彼らの生涯の物語に心を打たれる．Giottoがこれを描いたのは，1305年．まだ14世紀初頭だ．
写真禁止と聞いていたがOKとなっていた．これも特筆できる．
予約はhttp://www.cappelladegliscrovegni.it/から英語で簡単にできる

　郊外にある東ゴート王国テオドリック王の廟．520年ころ建設　まるで要塞の様　飾り気は少なくなかにはロマネスクの水盤が棺としておかれているだけ．4ユーロ　歴史が好きな人なら行ったほうがいいが，美術の身の方ならわざわざ訪ねなくてもいいかもしれない．わたしは欧州神話の元祖とも入れる王の墓が見たかった．共通券では入れない　大きな駐車場があり無料

　ラベンナ市内から南へ5km　以前はここにはクラッシスというラベンナの港だった．東ゴート王国の女王アマラスンタの命により，6世紀中期に建設された．中のモザイクは素晴らしい，キリストと12使徒を表す羊のモザイクは緑色で牧歌的．またキリストや大天使のモザイクもすごい．ここは明るく見やすいのもよい．駐車場は広くて快適．レンタカーで来てもよし．タクシーチャーターでもそんなに遠くない．
共通券でははいれず6.5ユーロ　駐車場は無料

最初庭の塚や石棺がダンテの墓と思ってしまった．実はきちんとしたお墓が記念館のような建物の中にある．庭の塚は第二次大戦中にそこに隠したということらしい．一緒にローマ時代の石棺が置いてあるのでわかりにくい．しかしヴェネツィアを追われ，最後にラヴェンナを安住の地とした．その中で神曲は完成する．San Francesco聖堂の隣なので，ついでに見学することができる

共通入場券　9.5ユーロで，Vitare聖堂　Galla Pracidia廟　S.Apollinare Nuovo教会，Neoniano洗礼堂　大司教博物館に入場可能
国立博，テオドリック王廟，S.Apollinare in Classe聖堂は入っていない．それぞれ料金を払ったが，地球の歩きかたにはセット券があるとされていたが，セット券を探せなかった．
ネオニアーノ洗礼堂と隣の大司教博物館がセット券で入れる．このクーポラには素晴らしいモザイク　キリストに洗礼を受ける聖ヨハネや聖ペテロと聖パウロなど
ここも必見だ！

　わたしには憧れだったGalla Pracidia.西ローマ帝国の首都ラベンナで時代に贖いながらローマの尊厳を守った5世紀の聡明な女性だ．その廟である．大変な期待で行ったが，その期待以上のものだった．十字架型の質素な建物の中に広がる小宇宙．クーポラの星々がそう感じさせるのかもしれない良き羊飼いの絵や白い鳩，鹿などすばらしいモザイク．暗いのできれいな写真が撮影できなかったのが残念．なるべく暗い処でも良く撮れるカメラを持参したほうがよい

修道院の回廊に作られている．ラベンナの歴史通り，ローマ時代からビザンチンやヴェネツィア，クレタの影響を受けた，石棺，象牙の彫刻，柱頭，絵画が並ぶ．またモザイクもある．古いSanta Chiara教会から運ばれた，13世紀のPietro Da Riminiのフレスコ画は必見！最盛期には非常に栄えたところだと思う．ルネサンスで終わるところもまたラベンナらしい．ここはビザンチン美術の宝庫とともに，たくさんの無名だが素晴らしい画に会える博物館だ．

ニティニアヌス帝と重臣たち　テオドラ妃と侍女などのモザイクが圧巻　案外気に入ったのは預言者や福音史家の人間らしい表情や動物たちのモザイクだった．
共通入場券　9.5ユーロで，Vitare聖堂　Galla Pracidia廟　S.Apollinare Nuovo教会，Neoniano洗礼堂　大司教博物館に入場可能
国立博，テオドリック王廟，S.Apollinare in Classe聖堂は入っていない．それぞれ料金を払ったが，地球の歩きかたにはセット券があるとされていたが，セット券を探せなかった

側面の壁一面のモザイク画が素晴らしい．ここもため息が出るほどだ．もちろん3人の東方三賢人に連れられてラヴェンナの外港クラッセを出立し，聖母子のもとに向かう22人の聖女の殉教者たちの参列の図や貢物を手にした26人の殉教者がテオドリック王の宮殿からキリストの下に向かう図が目を引くが，一番素晴らしいのは最上段の小さなキリストの生涯と受難のモザイク画だ．これだけキリストの物語を順番に生き生きとしたモザイク画で描かれたものはほかにないと思う．そのつもりで撮った写真ではないのできめが粗く残念な写真だ．今度行く機会があったらもっといい望遠レンズを持っていこう

　0930-1130，1530-1730と開館時間は短い．1530に行ったが，10分待ちで開館．係りの人が自転車に乗ってきて鍵を開けた．そのまま待っていた10人程度で中に入る．見学ツアーのように英語で説明してくれた．エステ家の墓所　手前が礼拝堂　外からは煉瓦で質素だが礼拝堂は豪華だ．さすがに墓所は部屋だが整然としていた

ギリシア，エトルリアの彩色陶器などを展示してあるが，それ以上に感嘆するのが建物とBenvenuto Tisi(Garofalo)のフレスコ画！これは素晴らしい作品だ．トレジャールームにある．また建物自体もアーチ形の曲線で美しい．エステンセ城など中心地からは遠いがすばらしい．必見だ！

　フェラーラには便利な名所入場パス　MyFEがある．2日間有効で10ユーロ．エステンセ城，カテドラル美術館，ロメイの家，考古学博物館（コスタビーリ宮），スキファノイア宮殿，ディアマンティ宮殿などに入場可（コルプスドミニ修道院は例外，ただし喜捨）
非常に便利だ．またガイドブックも充実している．インフォや各施設で手に入る

中世の雰囲気がそのまま残るVolte通り．ここがなかなか素晴らしい．中世の主要道路の一つだったと．建物が2階で続いていてアーチ状になっている．フランスの小さな町にもたくさんあるが，ここだと礼拝堂などもありなかなかよい．この通りからシェンツェ通りに抜け，市立図書館を通り，サラッチェーノ通り（傘で飾られている．何かいわれがあるのかな）から聖フランシスコ教会に抜けるとよい

　ここの12か月の間のフレスコ画はとてもすばらしい．特に3-5月の保存状態はいい．やや暗いのだが，その絵の細部が素晴らしいのでできればオペラグラスやカメラ（ストロボ使わなければ撮影可）で拡大して見学するとよい．わたしは拡大で撮影しなかったことを後悔している

　カテドラーレの付属の美術館　小さなSan Romano教会の中にある．しかし名品の数々　小さなSan Romano教会の中にある．12の扉の彫刻　Maestro Dei Mesi di Ferrara　1225-1230 や聖母子像　Jacobo Della Quercia　1403-1404，数々のタペストリーなど名品がたくさんあった．小さな教会の中庭も風格がある．必見！

　すばらしいCattedraleだが，現在ファサードや内部が工事中．非常に残念．中も上部は白い布で覆われてしまっている．さすがに側面からは威風堂々とした姿と塔を見ることができるが，このファサードがすばらしいのに．．

　エステンセ城はお堀もあり（実はポー川だが），塔もあり，ヨーロッパに城らしい．中には逸話のある地下牢．何年も暗い中に入っているその真上で舞踏会を行う気がしれない．しかしここはフレスコ画の宝庫，Bacchanalia（乱痴気騒ぎ？）のカメリーノ，公爵のチャペル，夜明けの部屋，ゲームの小部屋とゲームの部屋など．修復途上のようだがそれでも往時の素晴らしさはわかる．

ホテルになっているが主にレストランとして営業　Kranjeska Goraの中心，協会の隣にあるレストラン　オーソドックスな味だが，ボリュームもありやすかった．教会の隣でもあり，雰囲気のいいところのテラス，外で食事ができる　マス料理などの郷土料理もあるようだ．

　Kranjska Goraから車で5分ほど行ったところにある，半円形の沼を二つ合わせたような湖　目の前にトリグラフ山塊が良く見える．浅い沼の様でたくさんの子供たちが遊んでいた．きれいな湖だ．こことGoraの街から西に4㎞ほどいったZelenciの泉は必見と思う．この街はオーストリアとイタリアの国境であと数キロに国境がある町　素晴らしい街だ

　ブレッド湖はスロベニア隋一の名所　シーズンは込みあうが，手前の大駐車場よりも湖畔の駐車スペースの方が便利だし空いていることも多い．朝ホテルに宿泊した人もここを利用していることが多いからだが　一日10ユーロ　ごごから6ユーロだが，島や教会　ブレッド城は西側にあるので，朝がいいと思う　私は二度とも午後だったので逆光だった