ぱんスキュさんのクチコミ(14ページ)全1,455件

ブカレストといえば必見の『国民の館』=Palatul Parlamentului
共産主義時代の独裁者チャウチェスクが庶民の生活を省みず作られた建築物は、結局チャウチェスクの処刑によって完成することなく残されました。
中は部屋数3000ほどのペンタゴンに次ぐ世界第2位の大きさを誇る建造物で、優美な彫刻の大理石やシャンデリアなどが建物のあらゆるところに施された豪奢な作り。個人のページですかこちらの解説がとても詳しく参考になりました。
http://www.geocities.jp/kim39570741/86/Casa_Poporului001.html

あまりに大きすぎて迷子になるのもあり、公式ガイドによるツアーでのみ入場が認められています。
2017年夏の時点では、9人までの個人予約は電話のみの受付。受付日時は訪問日前日の9:00-16:00, + 40 733 558 102 または +40 733 558 103 にかけて人数・希望時間・言語を伝える必要があります。電話受付の方は英語での会話が可能でした。
予約に関してのルールは変わることがあるので、公式サイトでの最新情報が確実です。
http://cic.cdep.ro/en

スタンダードツアー35レイ・約2時間弱、この時は地下ツアーは開催されていませんでした。
入場時にはパスポートが必要なので携帯しましょう。またカメラ持込料金はプロユースでない限り払う必要はありません。

アクセスは統一広場から統一大通りを通るのが、チャウチェスク時代の痕跡を知れて楽しいと思います。
とにかくブカレストに来たら必見！

ルーマニアの首都ブカレストは街のサイズが巨大。公共交通機関として地下鉄はありますが、街中全てを網羅しているわけではなく…その時にはバスに乗るのが良いです。

その中でもアンリ・コアンダ空港への路線バスは市内と空港とを結ぶ唯一の公共交通機関で便利で安価なため、利用価値は大。
空港⇔統一広場783と空港⇔ノルド駅780の2系統があり、どちらも2回券8.6レイ(2017年夏)、40分程度の乗車時間。路線バスのチケットは主要バスターミナルにあるチケットブース=キオスクで買う必要があります。

夜7時にノルド駅→空港行き780に乗車しました。若干車内が暗めでしたが安全に行くことができました。早朝深夜以外は30分に1本ほどの頻度で走っているようです。時刻表の写真を載せましたが正確ではなく大体の目安程度です。
またノルド駅から780の乗り場が少々分かりにくいので注意。ノルド駅の南口を出たらバス停留所とキオスクがありますが、そこを右に出て通りを渡った先のキオスク前のバス停留所から乗ります。キオスクの人に聞くと教えてくれると思います。停留所の写真を載せたのでご参考ください。

ルーマニアの首都ブカレスト北駅は、この国の心臓部とも言えるほどたくさんの列車が発着する交通の要所。それゆえに駅の規模も巨大で、東欧でもなかなか無いサイズ感です。
構内にはカフェ、ファーストフード屋、スーパーなどがあり、時間潰しやお土産買いなどもできます。ロッカーもあり中型で13レイ/8時間。

雑然とした雰囲気で薄暗く、日が沈むと沢山いた通行客がまばらになるので注意して歩いた方が良いです。出入り口が複数あり、慣れないと別の出口に…ということも。
また地下鉄駅と路線バス乗り場もありますが、とにかく広い構内なので迷子に気をつけましょう。

ブカレスト旧市街地は統一広場のすぐそばにあり、地下鉄Piata Unirii駅からもすぐ。
旧市街といえど天災などで中世からの街並みが残る部分は少なく、ヴラド公の胸像がある旧王宮跡やアルメニア人隊商宿跡のハヌル・ハヌクなど限られたスポットに名残を見て取ることができるのみ。
カフェ・レストランや土産物屋が立ち並び観光客で賑わってますが、ナイトライフスポットが立ち並ぶエリアもあるので、看板を確認しつつ歩きましょう。

ブカレストの凱旋門から北に通り沿いを行った公園内にある農村博物館。ルーマニアには良くある形式の野外博物館です。
首都の博物館だけあり、ルーマニア各地で実際に使われていた建物が移築され集めらています。規模も見応えも国内随一の野外博物館です。

2017年夏現在では残念ながら南半分の敷地が改装中でクローズしていましたが、残りのパートも充実していました。ルーマニア旅行の最初か最後に見ると、旅の予習or復習ができて楽しいと思います。地方によって家の作りや調度品が異なることが実際に見て学習できる、ブカレストおススメのスポットです。

個人的にはIKEAの部屋とルーマニアの伝統的な手仕事ものを融合させたインテリア企画が好みでした。

ブカレスト旧市街地の南の一角に工事中の部分がありますが、そこがかつての王宮跡です。レンガ造りの建物は損傷が激しく、2017年夏の段階で絶賛工事中で立ち入り不可でした。
敷地内にはドラキュラのモデルとなったヴラド公の胸像があり、かつての王宮だったという目印になっています。

ブカレスト市内中心部を東西に、国民の館⇔統一広場の間を貫く大通り。
かつての独裁者チャウチェスクはブカレストをパリのような都市にしたいと夢見て、シャンゼリゼ大通りを模してこの統一大通りを作ったそうです。
もっとも現在は商業施設などもほとんどないただの大通りで、国民の館へ行くときに歩くくらいのものです。国民の館へ向かう時は、かの建物が大きすぎてすぐ着くような錯覚を起こしますが、実際には10分以上歩くので夏場は特に気をつけましょう。

ルーマニアの国鉄は意外と正確だという話を聞いてブラショフ→ブカレスト間で利用。しかし車両トラブルで45分待たされるという残念な結果に…。さらに車体は古くクーラーなども無し、その点バスの方に軍配が上がります。
ただし列車旅独特の旅情があり、特にブラショフとの間は山岳地帯を抜けるため、車窓の美しさは一見の価値あり。ときおりやってくる車内販売が採れたてミックスベリーというのもいい感じです。

ブカレストの街はサイズが大きいため、地下鉄も思った以上にたくさんの駅があり、街の主要な公共交通機関となっています。
統一広場やノルド駅など観光客がお世話になりそうなスポットも網羅しており、かつ安価なため観光にも十分使えます。ただし市民の足でもあるため、朝夕のラッシュ時は大変な混みようなので覚悟して乗ると良いと思います。
なお他の共産主義国家と異なり、過度の装飾がなくシンプルかつモダンな構内となっているところに独自性を感じます。

2017年時点では4路線あり、2019年には5番目の路線が開通予定だそうです。
詳しくはwikiを参照に。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ブカレスト地下鉄

ブカレスト市内にある凱旋門。
かの有名独裁者、チャウチェスクはブカレストをパリのような街並みにしたかったそうで、この一帯にはシャルル・ド・ゴール広場という名前の広場もあるほど。ルーマニアのシャンゼリゼ大通りとすべく作った統一大通りとともに、パリをバリバリに意識した作り。今となっては共産主義時代の遺物のように見えてきます。

地下鉄2番線Aviatorilor(アヴィアトロリル)駅まで移動して西に歩くと大きな門が見えてきます。近くにはミハイ1世公園もあります。

ブカレストの中央市場はブカレスト中央駅から徒歩10分ちょっとの場所にあります。

中央市場という割にはクローズの店も目立ち活気は今ひとつですが、市場の一角に人だかりができているコーナーが。近づいてみるとミディティ=ルーマニアのハンバーグ的食べ物の炭火焼コーナーでした。
試しに買ってみましたが、口の中で肉汁が弾けてとてもジューシー！1つ2レイの激安価格で、近くのテントではこれを肴に酒を飲むルーマニア親父たちで賑わっていました（笑）。

その他物販のストールもありましたが、全体的に雑然とした雰囲気でした。買い物というより青空の下でミディティを食べに行くならいいかもしれません。

トランシルバニア地方の主要都市。ブラショフ。ブラショフをはじめとするトランシルバニアの都市は中世にドイツからやってきたザクセン人によって作られており、ドイツ風の街並みが特徴的です。

旧市街地は思ったよりもこじんまりとしており、居心地良い街のサイズ感です。目抜き通りのレプブリチィ通りには観光客向けの店が並びますが、脇の小道にはローカルもたくさんおり、そちらの散策も楽しいです。
オススメはエロイロル大通りにある民族博物館=Muzeul de Etnografieです。こちらではトランシルバニア地方の手仕事品の展示や民族衣装、発展の歴史などが実物と映像を交えて紹介されており、見応えがあります。
https://www.etnobrasov.ro/?lang=ENG

ブラショフは山岳部にあたり、夏でも冷えるので羽織ものなどあると良いです。
そして街灯が少なめで夜は薄暗いので、少し注意が必要かとおもいました。

ドラキュラ伝説発祥の地と言われ、モデルとなったヴラド3世の居城で、ある意味日本で最も有名なお城・ブラン城。
https://www.facebook.com/100010101150583/posts/766240793722619/
ブラショフから車で30分ほど離れたブラン村にあり、ブラショフからはアウトガラ・ドイ(2)からは30分おきに村へのバスが出ています。

ルーマニア国内外で有名なこのスポット、混み合うとの情報を聞いて朝イチで行ってきましたが、びっくりするくらいの混みようで、城内の通路の狭さもあって押し合いでの見学に。思わず某デズニーの人の波かと思うほどで、居室をゆっくり見るどころではなかったです…。

ブラン城の周りには土産物屋、ブラン村特産品屋、お化け屋敷などの店が並んでいます。またトランシルバニア地方は山岳地帯なので、夏でも涼しくまた天候も不安定なので、雨具の用意があった方が良いとおもいます。

入場時間
月曜 12-18時
火～日曜 9-18時 (18時最終入場時間)
入場料:大人35レイ

ブラショフ旧市街地の北西を走る、レプブリチィ通りと平行の道路。こちらの方が道幅が広く車も走り、観光地にありながら地元民の生活に根付いた通路のように思いました。
しかしレストラン、カフェ、本屋、その他各種売店などあり、観光客が歩いていても楽しめます。レプブリチィ通りが混んでいる時などはこちらを通りましょう。

ブラショフ旧市街地から北東に10分ほど歩いた交差点にある、肉料理メインのレストラン。
Sergianaという旧市街地にある同じくジビエや肉料理などを出すレストランチェーンの1店だそうで、そちら同様お肉料理はピカイチの味付けとボリューム。

旧市街地メインの観光ならSergianaの方が近いのですがいつも混んでいます。予約無しでも入るならこちらのお店をオススメします。メニューは一部同じものがありました。
https://www.sergianagrup.ro/ceasu-rau

ブラショフ旧市街地と新市街地を結ぶ主要道路の1つ。エローイ公園の東側から北東に伸びており、大きめの通りのため車の往来があります。
この辺りは夜間になると街灯が少なくなり、少し心許ない雰囲気になるため、夜間は注意して歩きましょう。

ブラショフ市内にあるイタリアンレストラン。
夏はテラス席があり、ピザやパスタ、サラダなどのイタリアンを中心にポツポツと郷土料理がある感じです。
値段の割にボリュームがあり、パンに入った豆のスープはびっくりするほどの大きさ。ただし料理の味は全体的に大味で、サラダもドレッシングなどなくレモンと塩が出されたのみ。
旧市街地の北東に約15分ほど歩いたところとアクセスはあまりよくなく、わざわざ行くほどのお店でもないため、旧市街地を中心に回るなら他のレストランの方が良いと思いました。

ブラショフの旧市街地から見えるトウンパ山。そびえ立つ姿は街のシンボルでもあり、ここがトランシルバニア地方だということを思い出させてくれます。
brasovと書かれたモニュメントは夜間はライトアップされています。またケーブルカーで山頂まで登れるそうです。

ブラショフ→ブカレスト間で乗車。
ルーマニア国鉄は割と正確だとネットで見かけた気がして鉄道を選びましたが、見事に遅延…。列車の調子が悪く、車掌だか技術者だかが四苦八苦で直しており、45分遅れの出発に。
ブラショフ駅ホームには駅員に苦情を言う人が殺到しており、現地の方もイライラしてるんだなと思いました笑。ちなみにブカレスト着は30分遅れと少し取り戻していました。

ただこの路線の鉄道は山の中を走るため車窓に広がる風景が綺麗で、バスと悩むも鉄道にしてよかったと思いました。
車内販売は摘みたてベリー(10RON)というのも風情満点！

ブラショフの鉄道駅はルーマニア国内でも大きめの規模。ブカレストほど広くないので逆に迷うことは無いかとおもいます。
券売機は有人だけでなく自動券売機もあるのですが、故障しているものもあるので注意。クレジットカード利用可能です。
売店、食堂、長距離バスターミナル、旧市街地へのトラム乗り場も周りにあり、便利です。