ケロケロマニアさんのクチコミ(89ページ)全12,309件

今回はガトーキングダムサッポロ名物のプールを利用した際に、水着のままでこちらのレストランを利用しました。勿論、プールサイドにあるレストランなので、お客さんはみんな水着姿なので、カジュアルな雰囲気で楽しめる良さがあります。支払いに関しても、ロッカーキーを提示して後程精算というシステムなので、お財布不要で利用できるのも良いですね。尚、2020年8月現在は、このホテルでもコロナ禍対策として札幌市が発行していたスマイルクーポンが配られていましたが、こちらの後精算の際にもクーポンが利用できました。

今回は、某旅行系予約サイトの期間限定ポイントが有効期限切れになりそうだったので、遊び・体験予約としてこちらのホテルのランチ＆温泉プランを利用してみました。

ここは元々はパコ旭川というホテルで、古くから駅至近で天然温泉に入れることや、コインランドリーが利用できることで、準地元民的には頻繁に立ち寄っている所でもあったのですが、何年か前に現在のホテルへとリニューアルされて、色々と面白いプランも用意されるようになりました。

日帰り入浴だけだと850円（タオル付・シャンプー類も完備）で、ホテルの日帰り入浴としてはまあこんなもんかな、という金額で、ランチだけだと1000円とちょっと高めにも感じるのですが、実はこのランチにはサラダバー・ドリンクバーや、更にはパン・ケーキ・アイスクリームなども食べ放題になっていますので、単品メニュー（数種類から選べます）として案内されてはいますが、実はランチバイキング的な価値があって、これで1000円と考えるとコスパは悪くないと思います。しかも、レストランは14階にあって、客席からの展望は素晴らしいですし、ランチは11時半から14時半（LOは14時）までとゆったり過ごせる上、案外、利用者は少ないので、急かされることなくゆっくりとお食事することも出来ます。

そして、入浴に関しては14時からとなりますが、ランチとのセットだと1500円と非常にお得になりますし、単独の日帰り入浴よりは断然お得感が増すと思います。立地的にも旭川駅のすぐ近くなので、観光客の方にも利用しやすくて非常にお勧めです！

北海道の中では、相対的にコロナ感染者を多く出しているすすきのエリアの中で、更にカプセルホテルとなると、密を防ぐのが難しいこともあり、2020年上半期の一時期に関しては、暫くの間休館していたそうですが、7月以降に営業を再開したそうで、私が利用したのは同年8月後半のことでしたが、館内でも徹底した感染防止対策が継続していました。

今回は約1年半ぶりの利用となりましたが、定番の無料朝食は安定の内容で、何だかほっとした気持ちになりました。変わった点としては、お風呂のデザインが富士山（？）みたいになっていたことかな？私にとっては、2018年9月の北海道胆振東部地震発生時に宿泊していた思い出の宿ということもあり、当時はとてもお世話になりましたが、今度はコロナでまた大変な状況になっています。お客さんはやはり少ないようでしたが、きちんと対策を講じれば、それ程恐れることもないのかな、という館内の雰囲気でしたし、現在はGOTOトラベルで35％引きで泊まれますので、意外と狙い目だと思います。

今回は、一夏の思い出作り（？）に、奮発してこちらのリゾートホテルに宿泊してみました。まあ、さっぽろ夏割とGOTOトラベルのお陰で、このホテル宿泊としてはあり得ない、1泊2食＆プール＆温泉＆さっぽろスマイルクーポン3000円分がセットで、2600円という、ある意味クレイジーな価格設定での宿泊プラン利用でしたが…(^^;)。

正直、私のような貧民が普段お目にかかれるホテルではありませんが、たまの贅沢には良いホテルだと思います。私は8月18日の利用でしたが、屋外プールが開放されているこの夏における最後の一日だったため、夜の幻想的な雰囲気でのナイトプールも楽しむことが出来ました。

このホテルで食事つきプランで予約されると、特に普段こうしたリゾートホテルを見慣れていない方々は、きっと食べ過ぎてしまうと思いますので、思いっきり泳いでお腹を空かせてから食事に挑む、という作戦（？）が功を奏するかなと思います。尚、宿泊日に関しては、宿泊者はプール＆温泉に何度も入退場可能ですし、宿泊日翌日に関しても、チェックアウト後に１回だけ入場可能（券がこの入場時に回収されてしまいますので、この日に関しては再入場は出来ません。但し一回入ってしまえば滞在時間の規制はありません）ですので、チェックイン日の13時頃（からプール＆温泉利用が可能）に入って、翌日のプール＆温泉営業時間ぎりぎり（22時）まで滞在すれば、1泊2日旅程で最大33時間程滞在できてしまいますので、コスパは良いかなと思います。

因みに、立地的には不便な場所ですが、札幌駅北口（麻生駅前経由）から無料のシャトルバスが運行されていますので、お車がない方でも安心して利用できるホテルだと思います。朝は茨戸川河畔の散策が楽しめたりするのもお勧めできます。（尚、本来はホテルで北区の土木事務所から委託されている無料のレンタサイクルを利用することも可能なルールなのですが、2020年8月時点ではコロナ禍の影響により、貸出停止中となっていました。）

今回はお盆時期の8月17日にこちらのホテルに宿泊させて頂きました。某宿泊予約サイト経由、さっぽろ夏割とGOTOトラベルとの併用で、例年なら繁忙期であるこの時期にはあり得ない（というか、閑散期でもあり得ない）、ツインルームに一泊980円という、驚きの価格でのステイとなり、正直、申し訳なさも一杯でした。（この場をお借りして、札幌市様と日本国政府様に御礼申し上げます。）

このホテルはまだ新しいのですが、まず外観からして、ツインタワー風の独自な形容をしていて、スタイリッシュなデザインなので、話の種としても面白いかなと思わせてくれるホテルですが、私が何より気に入ったのは、１Fにあるラウンジで、静かな風情で、バド・パウエル風（正確な演奏者は不明）のジャズピアノ演奏や、ヘレン・メリルやサラ・ヴォーンといった女性ボーカル系のジャズが静かに流れている雰囲気も最高に素晴らしくて、チェックアウト後も、ここで暫くPC作業をさせて頂いたほど、快適な時間を過ごすことが出来ました。

すすきの繁華街からは、やや南西部にズレた立地ですが、逆に静かに過ごせる良さもあるホテルだと思います。

今回はさっぽろ夏割とGOTOTRAVELとの併用で、朝食付きで僅か980円という破格のお値段にて泊まらせて頂きました。札幌のホテルにはこれまでにも数多く泊まってまいりましたが、聞き覚えのないホテルだなと思ったら、ここは2019年8月にオープンしたばかりの新しいホテルで、館内の至る所で新しさに満ち溢れていて、清潔感を最優先という方には、文句のつけようがないホテルかなと思います。

朝食もビュッフェ形式で、二条市場のお店との提携があるために、都市型ホテルとしては珍しいほど、北海道らしい海産物が楽しめるのは、観光客の方にとってはお勧めできるホテルの一つかなという印象です。立地的にはすすきの繁華街の少し西寄りなので、意外と静かに過ごせる良さがありますが、アクセス時に道を間違えると、怪しいホテル街の脇を通ることになりますので、その辺はちょっと注意して下さい。

今回はバス旅の途上で、下り線の音江PAに立ち寄りました。夏の終わりの時期でしたが、PAのトイレ前に向日葵が咲いていて、何かなと思ったら、どうやら「ひまわりの絆プロジェクト」という、京都で交通事故により4歳でなくなってしまったという子供が育てていた向日葵の種が全国に配られ、命の尊さをアピールするプロジェクトの一環として育てられているとのことでした。

一人の男の子の尊い命が奪われたことは悲しい現実ではありますが、この北の大地で生まれ変わったような向日葵を見て、やっぱり命は大切にしないとな、と改めて気を引き締めた夏の終わりの一幕ともなりました…。このプロジェクトに基づく向日葵の種は、全国に配布されているそうなので、皆様も最寄のPAやSAなどで是非探してみて下さい。

現状の日本国高速道路網においては、本邦最北端のSAとしても知られている砂川サービスエリアですが、今回はバス旅の途中で立ち寄りました。

久し振りの訪問でしたが、2020年8月はコロナ禍がまだまだ続くご時世でもあり、こちらの施設内フードコートも、カウンター客席にパーティションが設置されていたり、ボックス客席も対角にしか使用できなくなっていたり、と、徹底した対策を見ることが出来ました。

このご時世ではありましたが、営業はちゃんとしていて、売店もそれなりの賑わいを見せていました。SA自体が少なく、規模も小さい北海道ですので、今後も頑張って欲しいなとエールを送りたいです。

今回は、藻岩山ロープウェイ乗車のついでに訪問させて頂きました。ここに来るのは20年ぶり位のことでしたが、昔とはガラッと展示が変わっていて、お子様も楽しめる展示内容にリニューアルされていて驚かされました（但し、2020年8月現在、コロナ禍により、キッズコーナーの体験ブースの殆どが運用中止となっています）。

建物自体が、昭和の初期に初めて札幌で水道が通じた際から運用されている旧藻岩第一浄水場の建物となっていますが、展示に関しては、かなり現代的なすっきりとしたデザインとなっています。入場も無料です。また、いつもかどうかは解りませんが、私の訪問時には、「さっぽろの水」の500mlペットボトルも頂くことが出来ました。

あと、この記念館へのアクセスの際は、是非、藻岩山ロープウェイ山麓駅からの往復をお勧め致します。途中には、有名な旧小熊邸の美しい建物があります（少し前まではカフェとして営業していましたが、今は外観のみ）し、このちょっとした山道散策は、札幌という大都会のオアシスとしての藻岩山の魅力を山麓で楽しめるので、山登りが苦手という方にも、より気楽な藻岩山散策を楽しめるという意味でお勧めです。但し、このルートは水道記念館の開館時間に併せて通行できるようになっていますので、夕方～早朝は閉鎖となりますので御注意下さい。

藻岩山ロープウェイ山麓駅のすぐ近くにあり、駐車場を兼ねたスペースに二つの石碑が並んでいるのですぐに見つかるかなと思います。

広場と呼ぶ程の規模ではないかな、というのが正直な印象でしたが、歌人として「われらが愛する北海道」の作詞で知られる父・和男氏の石碑には、この代表曲の歌詞が流麗に刻まれていて、私は曲を拝聴したことがなかったのですが、アイヌ語地名なども含まれた素敵な歌詞で、一度聴いてみたいなという気持ちになりました。

和男氏の長男である延男氏は、児童文学作家として知られている人物で、上述の父の石碑の隣には、より大きな文字でシンプルに刻まれた言葉が刻まれていて、こちらも氏の純朴な人間性を表象していて、ステキな石碑だなと思いました。

あと、この広場の脇には、実はもう一つ見所があり、それが「夫婦カツラ」と称する、二本の桂の木です。ただ、親木に関しては、既に倒木してしまったようで、現在見られるのは子木とのことでしたが、それぞれが命を受け継いだ長男・長女として年々すくすくと育っているそうです。何だか、和男・延男親子の脇で、お二方の偉業を祝福するかのような生命力にも思われて、今後の成長も眺めていきたいな、と、ホッコリした気持ちになりました。

藻岩山ロープウェイを利用する際に、市電とロープウェイとを乗り継ぐのに利便性が高い乗り物がこちらです。昔は運行されていませんでしたが、恐らく、最寄の市電駅からロープウェイ乗り場までの距離が離れていることに、観光客からの苦情が多かったのでしょうね。

無料で運行されていますので、ロープウェイ利用時は便利な乗り物ですが、元々は歩いて乗り換えていた区間だけに、別に歩けない距離でもないです。逆に車内が混雑しているときは、窮屈な車内で数分間過ごすよりも、歩いた方が快適かもしれません。

運行間隔は通常期で大体15分に1本程度です。復路だと大体ロープウェイが下ってくる時刻に合わせてバスが待機していますので、より利便性が高いかなと思います。

あと余談ですが、最近は、市電駅からロープウェイ山麓駅に至る途上にイートイン付きのファミマがあって、案外ここが快適に過ごせるので、気に入っています。ロープウェイの運行開始時刻は案外遅い（現行スケジュールで午前10時半から）ので、早く到着し過ぎてしまった際には、この店舗のイートインで時間潰しされることをお勧め致します。

この展望台は、基本的には札幌の大パノラマの景観を楽しむために、昼夜を問わずに訪問される観光客がメインかと思います。ただ、もう景色は見飽きた（？）というリピーターの方向けには、意外と、霧に包まれて、どこかの高山に迷い込んだかのような幻想的な景観が楽しめる悪天候時の訪問もお勧めだと思います。

本来の登山者なら、こういう悪天候に山には登りたくないものですが、ここは立派な施設があって、こうした時でもインドアに快適に過ごせる良さがあり、しかもやっぱりそういう時の方が当然空いているので、人混みが苦手、という方には、敢えて悪天候時に雰囲気を楽しみに行く、という選択肢もありだと思います。

但し、勿論、途中のロープウェイやケーブルカーは、レベルの高い悪天候時には、運休してしまうこともありますので、敢えてこうした天候時に上られる予定を立てられる方は、事前に運行状況を確認されてからのご訪問をお勧め致します。

観光客の方でも気軽にロープウェイ＆ケーブルカーを利用して登頂できる、札幌を代表する山の一つです。個人的にはここは是非登山道を通じて登って頂きたくも思うのですが、そういう私が今回は、悪天候と無料キャンペーンを言い訳（？）に、ロープウェイ登山、という、軟弱な旅程で登頂してしまいました。

観光客の方には興味ないかと思いますが、ここは一応、”北海道百名山”に指定されている立派な登山対象の山でもあり、そういう嗜好の方には、やはりピークハンターとしての三角点というのが気になる存在かと思います。

実はこの山は歩いて登ると三角点は見つけやすいのですが、逆にロープウェイ＆ケーブルカーで登ってしまうと、展望台施設から三角点は裏手の方角にあって、気付かずに下山してしまう人も多いです。藻岩観音奥ノ院が建つすぐ向かい側に、立派な三角点が設置されていますので、是非、お見逃し（お踏み逃し？）のないよう、ピークハント嗜好の方はご注意下さい。

藻岩山のロープウェイは、正確には山頂までは続いておらず、途中の中腹駅でこちらのケーブルカーに乗り換えることになりますが、今回は2020年8月の無料キャンペーンを利用して、ロープウェイから通しで乗車してみました。

一応、二両編成での運行となっていますが、運行時間は2分にも満たない短時間なので、乗車を楽しむといった風情の乗り物ではないかなと思います。しかも、私は特に帰り道は混雑が嫌で、無料にも拘わらず歩いてロープウェイの中腹駅まで下りましたが、時間を測ってみると、私の足で4分程で下ることが出来てしまう距離でした。

急こう配の区間なので、上りに関しては少しは楽するために利用する価値はあるかと思いますが、下りに関しては、普通に歩ける足がある方には、300円もの高額を払って乗車する価値はない乗り物かなというのが私の印象です。（ただ、この下り道は特に雨天時は滑り易いので、歩ける履物をお召しでない方には利用価値があるかなと思います。尚、山道用の靴でない方でも、ちょっと遠回りにはなりますが、アスファルト道を通じての巻き道もありますので、やっぱりこの位の距離なら歩いた方が良いと思います。）

今回は、札幌市がコロナ禍対策の一環として2020年8月に10か所の有料施設で実施していた無料キャンペーンを利用して、約8年ぶりにこちらのロープウェイに乗車してみました。このキャンペーンは特にお盆時期はどこも酷い混雑でしたので、敢えて少し時期をずらして、しかも天気が良くない時の方が空いているかなと思い、雨模様の8月20日に、始発時刻の10時半を狙って訪問してみました。

予想通り、お盆時期の狂気的な混雑はありませんでしたが、やはりこの時期は訪れていた方が殆どが地元民という風情で、特に10時半頃に来ていたのは、自分も含めて、お盆時期の混雑で一回は諦めて再訪した、という方が多いように感じました。

という訳で、皆さん考えることは同じで、運行開始の10時半頃はそれでも行列が出来るほど混雑していましたが、私は同日中に予定もあったので、頂上での滞在時間は10分ほどですぐに折り返したのですが、復路のロープウェイを下車してみてびっくり、山上駅では、再度の乗車には1時間以上待ち、と案内されていたのにも拘わらず、行列は全くなく、すぐに乗れる状態にまで空いていました。

やっぱり、人間というものは同じことを考えてしまうものなんですね。この日に関しては、逆に1時間位遅らせて乗車した方が、もっとゆったりとしたロープウェイ乗車が楽しめたな、と、少し後悔してしまいました。

コロナ禍が長引いている関係で、こうしたキャンペーンはまた行われる可能性もありますので、是非、同じような機会が今後もありましたら、”多数派の人々の行動パターンの裏の裏をかく”作戦で訪問してみるのも一案かな、と思います。

今回は、さっぽろ夏割とGOTOTRAVELの併用で、ガトーキングダムサッポロに二食付きプランで宿泊した際に、こちらのレストランにて夕食と朝食を頂きました。

ある意味、コロナのご時世での投げ売りプラン（1泊二食付き、更にプール＆温泉、さっぽろスマイルクーポン3000円分も付いて、2600円！）だったので、私のような貧民も利用できたディナービュッフェですが、通常料金を見てびっくり、何と大人4000円もするそうです('◇')ゞ。確かに、普段の貧相な暮らしぶりの人間にとっては、何やら凄い料理ばかりで圧倒されるのですが、正直、コスパに見合うだけの量は食べられないと思いますし、第一、お皿でそれぞれのメニューを持っていくだけでも大変、しかもコロナ対策で手袋必至とかの状態なので、一旦食べ始めたら、また取りに行くのにマスクして手袋して、なんて考えると、ご時世とはいえ面倒くさくて、二の足を踏んでしまいました。

個人的にはこういうご時世なのでいくらリゾート型のホテルとはいえ、ここまでやらなくても良いのかなという印象でした。まあ、この施設はプールとかありますので、どうしても食べたい方は、思いっきり泳ぎまくって、激腹ペコ状態とかで利用された方が良いです。

朝食に関しては、夕食ビュッフェと比較すると流石に控えめな感じではありましたが、メニューの豊富さは何やら罪悪感を感じてしまう程豪華で、やっぱり朝食からここまでする必要はないかなと思ってしまいました。まあ、このホテルでお食事を付けられる方は、朝か夜のどちらかだけで十分、後は断食というスタイルが、このご時世には相応しいように思います。非日常を味わいたい方には、怖いもの見たさからはお勧めできます。

知事公館の中庭内にある、癒し系作品としての安田侃氏の「意心帰」と双璧を成す形で配置されているのが、こちらの流政之氏の2体1組の作品です。

恐らくサキモリとは、防人を意味する名称なのかと思いますが、この作品の現在のロケーションからすると、丁度、立派で美しい知事公館の建物を守護しているような感じにも見えて、そのアングルで、背後に知事公館を構えたアングルで撮影されると、より含蓄のある写真が撮れるかなと思います。

因みにこの二体は製作年度が二年ほど異なっていますので、それなりに拘りを持ってゆっくりと製作された経緯が感じられる、氏の代表作の一つと言えるでしょう。

美唄出身の彫刻家、安田侃氏の作品の一つです。氏の作品としては、目立つところでは札幌駅南口にある、中が空洞になったデザインで待ち合わせ場所の一つにも活用されている「妙夢」（このオリジナルは知事公館内にもあります）や、創成川公園の「生棒」「生誕」「天秘」などの作品が有名だと思います。

上述の作品が、人が多く集まるところにあるのに対して、こちらの作品は知事公館の中庭にひっそりと置かれている感じで、周囲の雰囲気が対照的で、流線型の丸みを帯びた恐竜の卵のような形状のこちらの作品は、とても癒し系の作風なので、中庭散策のついでに、安らかな気持ちで眺めると良い作品だといえるでしょう。

今回は知事公館の中庭にある二つの屋外作品を見に行ったのですが、その途上で見つけたのがこちらでした。胸像になっていて、知事公館の建物の正面入り口向かって左手にひっそりと建っています。

像の設立は2005年ということで、比較的新しい胸像ですが、戊辰戦争時から開拓時代にかけての激動の北海道において、その開拓の礎を築くのに貢献された人物で、流石に知事公館に設置されるだけの人物なんだなと畏れ多く感じました。

因みにタイトルの「残響」というのは、同名の田中和夫氏の作品（1982年刊行）名に由来しているそうで、この作品を通じて、村橋氏の業績がより世に知れ渡るようになったそうです。ご興味ある方は、こちらの作品も読まれてから足を運ばれると、より奥行きのある像見物が楽しめるかなと思います。

直前に大倉山傍にある本郷新記念彫刻美術館に立ち寄った後で、氏の作品がこちらにもあると知り、出かけてみました。

本郷氏の作品は、大通公園の「泉の像」などが一番有名かなと思いますが、人間の躍動的な肉体の様子を凄くリアルに再現していて、どれもとても見応えがあるのですが、ここの像も凄いですね。

クチコミスポット名としては「讃歌」のみしか示されていませんが、実際は、「躍進」という作品と一対になっていて、双方を楽しまれると良いですね。屋外作品なので、24時間いつでも見に行けるのもお勧めです。