ケロケロマニアさんのクチコミ(582ページ)全12,309件

旭川空港まで行くのに、この駅を利用する方は稀かと思いますが、もし徒歩でアクセスするとすれば、隣のこの駅が距離的に最も近いです。私は実際に歩いたことがありますが、1時間半位は見積もった方が良いかと思います。だだっ広い田園地帯を歩く風情ですので、北海道らしさを実感するのにはとても良い場所だと思いますが、如何せん距離が距離ですので、そんな酔狂な旅人を見かけることは稀かもしれません…（汗）。駅自体はホーム＋待合所の典型的な富良野線北部の駅ですが、待合所が物置のようなシンプルなデザインなのが、また味わいがあります。

広い旭川市内には沢山のJR駅がありますが、最南端のJR駅としてはこの駅になります。駅の規模としては、この辺りの典型的なホーム＋待合所の駅と比較すると、ちょっと大きくて駅舎と呼んでも良いレベルかもしれません。尚、徒歩で旭川空港にアクセスする場合は、この駅か隣の西聖和駅からが最寄駅となりますが、どちらからでも1時間以上はみたほうが良いです。冬季は猛吹雪に遮られることも多く、除雪も不十分な道路状況が続きますので、徒歩でのアクセスはお勧めできません。

幅富良野線沿線の駅は、美瑛駅より北は、急に観光地的な雰囲気が薄れ、ホームに待合所があるだけのタイプの駅が続くようになります。この北美瑛駅はその幕開け的な駅と言えますが、ここの待合所は奥行きが狭くて、凄く細長い印象的な建物でした。石造りの有名な美瑛駅舎とはまた違った意味で、美瑛町内の名物駅といえるかもしれません。

富良野線沿線でも、この美馬牛駅はちょっと個性的な駅だと思います。駅舎の入口にリースが飾られているのもなかなかお洒落ですが、この辺りは、美瑛と富良野エリアの観光地の狭間で、少し落ち着いた印象がありますので、侘び寂びを好む旅人にはよりお勧めな駅だと思います。尚、ラベンダーの名所の一つとして有名な深山峠へは、この駅からアクセスするのが便利です。

この辺りには、ラベンダーの名所が色々と点在していますので、観光で訪れると中富良野か上富良野か、どちらが便利か迷われることも多いかと思いますが、結論から申しますと、どちらからでも大丈夫だと思います。観光地らしく、パンフレット類も充実していますので、それらを参考にして付近の散策を楽しむと良いでしょう。駅舎も中富良野同様、立派で大きな駅舎ですが、中富良野よりは古風な雰囲気がありました。

富良野といえばラベンダーが有名ですが、基本的には農業の町ですので、このエリアのどこでも、のどかな田園風景を楽しむことができます。富良野線上の駅は美瑛を境に南北で大きく風情が異なりますが、駅舎の規模としてはこの中富良野駅が一番立派かもしれません。尚、ラベンダーに関しては、シーズンには隣にラベンダー畑駅が開設されることもありますが、開設時期は短いですので、基本的にはこの駅から富田ファームなどを目指すと良いかと思います。

和寒町は、南瓜の作付面積日本一で有名な町ですが、この町らしいお店がこのかぼちゃ王国でしょう。文字通り、店内にはかぼちゃドーナツやかぼちゃパイ、かぼちゃコロッケなど、とにかく南瓜関連のメニューが色々とあります。またこの建物の隣には、かぼちゃ神社があって、お願い事を叶えてくれるそうなので、話の種に是非足を運んでみてください。和寒市街地からは少し離れていますが、国道40号線沿いに士別方向に向かって右手に大きな建物が見えてきますので、立地的にはすぐに判るかと思います。

観光地の富良野の中でも、有名な「北の国から」の舞台、麓郷地区へは、ここが最寄駅となります。但し、距離的にはかなりありますので、徒歩でアクセスするのは少し大変かと思いますので、タクシーやレンタカー、自転車などを利用すると良いでしょう。駅舎はかなり大きいですが、この辺は石勝線開通以前、道東へのメインレールだった時代の名残といえるかもしれません。

富良野市域にある市内最南の駅ですが、この駅は名峰芦別岳へ直登出来ることで古くから山好きには有名な駅でした。石勝線の開通後、根室本線経由の列車が不便になり、この駅のプレゼンスも相対的に低下してしまいましたが、今でもシーズンには登山客が時々見られる駅です。少しは意識があるのか、ちょっと山小屋風なデザインの駅舎も好感が持てます。

駅名からすると、隣の金山駅かと思ってしまい易いのですが、富良野の南に横長に広がる人造湖であるかなやま湖の風景を楽しみたいのなら、こちらの駅で下車する方が便利です。駅舎自体も、意外なほどに大きな建物ですが、隣の幾寅駅が観光地になっている一方で、こちらの駅は昔ながらのひっそりとした風情で、哀愁を求める旅人にはより適した駅だと思います。

この駅はやはり「鉄道員（ぽっぽや）」の舞台として有名ですね。高倉健や広末涼子の演技が思い出される、鉄道マニアにとっては忘れらない映画の一つですが、映画の中では幌舞駅として描かれていました関係で、今でも駅舎内には、ほろまい、の表記があふれています。駅舎の横には、鉄道車両も展示されていますので、映画ファンのみならず、鉄道マニアの方も是非足を運んでみてください。

新富士と聞いて、静岡県でなく北海道を思い出すのは、地元の方か、かなりの鉄道マニアかと思います（笑）が、この駅は構造が面白くて、ホーム上に待合室があるだけの小さな駅ですが、そこへは目の前の通りから跨線橋を渡ってアクセスする感じなので、駅前自体には待合所も何もなく、この跨線橋に駅名表示がされています。かつてはこの駅のすぐ傍から東京行きのフェリーが運航されていたのですが、今ではその面影もなく、釧路の隣駅の割には、寂寥感ばかりが漂う駅になっています。

この駅に関しては、最早クチコミは不要なほど有名だと思いますが、花咲線上には殆ど有人駅がありませんので（厚岸くらい）、圧倒的な日本最東端の有人駅といえます。最北端の稚内駅は最近リニューアルされて、少し最果ての風情が減少してしまった感がありますが、こちらはまだまだ旅情溢れる最果ての駅という雰囲気があり、侘び寂びを好む旅人にはとてもお勧めの駅です。

北方領土問題が存在するこのエリアでは、日本最東端、という言葉を使用する際に少し神経質にならざるを得ませんが、北方領土内に鉄道が走っていない、という前提の上で、現段階において日本最東端の駅といえるのがこの東根室駅です。ホーム上には緯度経度が記された日本最東端の駅のプレートが設置されていますが、実は駅を降りた下側には、もっと立派な木製の最東端の駅の碑が設置されていますので、車などで訪問された方は、こちらの前で記念撮影するのも良いかと思います。根室駅からも歩いて行ける距離（徒歩片道30分程度）ですが、住宅地の中にあってちょっと判り辛いかと思いますので、地元の方に道を尋ねながら探してみて下さい。

花咲駅は、日本で3番目に東にある駅ですが、貨車改造型駅としては、日本最東端の駅となります。ペインティングには新しさが感じられましたが、このようなレンガ色が配色された貨車改造型駅はなかなかレアで良いですね。尚、この駅からは花咲岬までが徒歩圏内で、ここには根室車石という見所があります。凄く特徴的な形をした岩石ですので、機会があれば、是非足を運んでみて下さい。

花咲線の根室市域には、根室と落石を除いて、ローカル色豊かな小さい駅が続きますが、この西和田駅もそんな駅の一つです。花咲線の小駅で面白いのは、花咲・西和田・昆布盛と続く３駅に関して、普通列車でもそれぞれほんの少しずつ通過列車があることです。通過駅が統一されていないのは、この3駅間で協定みたいなのがあるのかな、なんて思ったりしますが、どの駅も殆どの列車はちゃんと停車するので、そんな少しだけ通過しなくても、ってちょっと不思議に思ったりもしました。尚、駅付近には道東らしい牧場の風景が広がりますので、牛マニア（？）の方は、付近でモーモーさん達の撮影を楽しむのも良いでしょう。駅舎は典型的な貨車改造タイプですが、配色は独自の配慮がされていました。

昆布が盛られているって、何だかユニークさを感じる駅名ですが、駅の構造としてはごく普通のローカル駅で、駅舎はなく、ホームが寂しげに延びているだけの駅です。待合所はホームに隣接しておらず、少し離れた場所にありますので、こちらもお見逃しなく…。

根室市内にある駅で、根室駅に次いで大きい駅がこの落石駅でしょう。花咲線に数本走っている快速列車も、夜の釧路行きを除いてこの駅に停車します。この駅はサカイツツジの群生地があることで有名な落石岬への最寄駅で、少々距離がありますが、ハイキングしてみるのも楽しいかと思います（往復で3時間もあれば十分でしょうか…）。

風連湖は海と繋がっている汽水湖ですので、独特の風情が楽しめるビュースポットですが、その最寄駅となるのがこの別当賀駅です。ただ、交通が不便ですので、この駅から風連湖に向かう方は少ないようで、駅前にひっそりと佇む風連湖の案内板に旅心を擽られてしまいました。駅舎は貨車改造型のタイプですが、塗装にやる気がなく、いい感じで剥がれているのがまた味わい深かったです。

根室市域には個性溢れる駅が色々とありますが、この初田牛駅は、ホームに隣接する青屋根の待合所がとても印象的な駅でした。付近も最果ての風景が広がり、根室らしさを満喫できる駅だと思います。尚、この駅から霧多布湿原方面へ続く海岸道路は、観光地としての霧多布湿原とはまた違った風情がありますので、足が確保できる方には是非お勧めしたいビュースポットです。