ケロケロマニアさんのクチコミ(560ページ)全12,309件

この駅は通過されたことのある方は多いかと思いますが、実際に乗降した経験をお持ちの方はかなり少ないのではないでしょうか。実際、停車する列車も一日2往復しかありませんし、辿り着いても乗り継ぎが大変で、下車するのを諦めてしまった、という方も多いかもしれません。現状の吉岡海底駅が休止状態にありますので、通常の営業している現存JR駅としてはここが道内最南となりますので、話の種にも是非軌跡を残しに思い切って途中下車してみてください。尚、朝の便の下り線で下車した場合、実は現行スケジュールでは約10分で木古内行きの函館バスに乗り継ぐことが出来ますし、運賃も500円程で済みます。

津軽線の終点三厩の一つ隣の駅ですが、この駅の近くに青森北高校今別分校がある関係で、朝夕の時間帯は、結構学生さん達で車内は賑わっています。ローカルな風情には悲壮感が漂いがちですが、意外と学生達で賑やかな車内も良いものだと思います。彼らが卒業後も、鉄道旅を続けてくれることを願って止みません…。

津軽線を北上していると、海岸が近いイメージの割には実際には田園地帯を走行する区間が長いため、ようやく蟹田が近付く頃に初めて、海岸沿いの風景を楽しめるようになります。蟹田のひとつ手前のこの瀬辺地駅から蟹田駅にかけては、海岸沿いを長く走る区間がありますので、ぜひ車窓にご注目ください。

この駅も、津軽線の駅らしい素朴な風情の駅ですが、対向式ホーム上のそれぞれに小さな待合所が設置されていますので、どちらの側でも列車が来る直前まで中で待つことが出来るという意味では、機能的に優れている駅といえるかもしれません。また、対岸に渡る際も、跨線橋でなく切方式ですので、階段の上り下りが大変というお年寄りなどには優しい駅だといえるでしょう。

この駅からはいよいよ完全な蓬田村域となります。村の名前と同じ駅ですので、恐らくこの町の中心駅なのだと思いますが、流石素朴な風情が漂う津軽線上の駅だけあって、駅舎と呼ぶほどではない小さな規模の待合所が設置されていました。ただ、ここの建物は新しいので、侘び寂びの風情は少々欠ける駅と捉えることが出来るでしょう。

津軽線ののどかな風景を見ていると、意外と見落としがちがちですが、県都である青森市は現在ではかなりの広域を占めていて、この中沢駅を過ぎると、ようやく隣村（蓬田村）へと突入してまいります。但し、実はこの駅、構内の一部が既に青森市から出ているとのことで、ホーム途中にある小さな川が町境なのかな～、などと考え込んでしまいました。

この駅は、比較的大きな駅舎を有しています。またここの駅舎に関しては屋根にも注目したいところです。北海道の豪雪地帯の駅舎によく見られる、複層にわたる横木配置があって、この辺りの雪深さを感じさせてくれました。相変わらず、津軽線らしい田園風景が付近一帯に広がる駅です。

この駅に関しては、駅舎はなく、ホーム上に小さな待合所が設置されているだけですが、ここに付されている駅看板も何だか薄くなっていて、非常に侘び寂びを感じることが出来る駅でした。付近にはのどかな田園風景が広がっている、津軽線沿線らしい駅といえるでしょう。

この駅は、津軽線上の駅の中では比較的大きく、立派な駅舎も有している筈でしたので撮影を期待していたのですが、何と到着した際に向かいには貨物列車が…。駅舎を撮影することが出来ず残念でしたが、一応、反対側のホームには小さな待合所も設置されています。これだけ、という駅も津軽線上には多いので、ある意味、駅舎を見ない方が津軽線らしいかも、と、ちょっと負け惜しみ的に思ってしまいました…。

この駅では車窓にご注目下さい。ホーム越しにお寺さんの本堂が確認できるかと思います。ここは清岸寺というお寺で、墓地が隣接しているため、地元では駅からすぐにお墓参りが出来るお寺さんとして知られているそうです。ホームを降りてすぐにお墓がある風景は、部外者から見るとちょっと気味が悪くなったりもしますが、機能的に地元の方に役立っている駅というのは頼もしくも感じました。

青森駅から、津軽半島の東岸に沿って北上する形で進む津軽線ですが、青森を出て最初に停車するのがこの油川駅です。一応青森の隣駅ですが、結構距離が長く一気に津軽らしい風景になります。駅舎自体は結構大きいですので、車窓から全貌を収めるのは結構大変かと思います。尚、青森のフェリーターミナルへは、青森駅からより、こちらの駅から歩く方が若干近く、道も判りやすいので、利用価値がある駅だといえるでしょう。

伊達のミスタードーナツは、国道37号線沿いにありますが、道の駅などがあるエリアよりやや駅に近い側にありますので、列車利用の方でも比較的利用しやすい店舗かと思います。（それでも伊達紋別駅からは徒歩15分ほどかかりますが…。）通常は22時までの営業時間となっていますが、金・土曜日は23時まで営業していることもありますので、深夜にはまますを利用する鉄道旅行者などに、特に時間調整の場としてお勧めしたいお店です。尚、多くのミスタードーナツ店舗と同様、下記にはアイスコーヒーのお替りサービスもやっています。

伊達市街地からは少し距離が離れていて、JRでアクセスする場合は、伊達紋別でなく一つ室蘭寄りの北舟岡駅が最寄となります。ここの魅力は何といってもすぐ近くの国道37号線沿いから眺める有珠山と昭和新山の雄大な風景、そして花の時期の美しい躑躅だと思います。天候の良い花の時期に訪れるのが一番良いお寺だといえるでしょう。

伊達銘菓「北の童（わらんべもち）」は伊達市民なら知らない人はまずいない名物ですが、小さなビニル製風呂敷包みとなったかわいらしいデザインです。一口サイズの角型わらびもちが三個入っている感じですが、この形態でわらびもちに接するのも新鮮な楽しさがあるかと思います。お土産などにもお勧めしたい一品です。尚、単品ですと一包95円で購入することが出来ます。

開拓記念館、といえば、札幌のが有名だと思いますが、亘理伊達氏の歴史を有するこの町では、より古い時代からの開拓の歴史を感じることが出来ます。そんな開拓記念館の展示そのものに関しては、何と縄文時代に遡る貝塚に関連する展示もあったりしますし、かなり見応えがあります。更に、この記念館に隣接する迎賓館もかなりお勧めで、私が訪問した際には、丁度ボランティアガイドさんがいらして、無料で建物の細部について色々と教えて頂き、貴重な体験が出来ました。その他にも、道内では屈指の古さを誇る農家建築で、重要文化財にも指定されている旧三戸部家など、見所が沢山ありますので、じっくりと時間をかけて見学したいエリアといえるでしょう。

伊達紋別駅付近で安い宿をと、某ホテル予約サイトを色々と検索して見つけたのがこの宿でした。素泊まりシングル一泊3600円という料金でしたが、駅からは徒歩数分と近く、また向かいにコンビニもあるので、立地的には全く問題ないかと思います。中に関しては昭和テイストが満載の宿で、トイレやバスは共同となっていますので、個室タイプが好み、という方にはお勧め出来ない宿ですが、これで十分という方にはなかなか風情のある滞在が楽しめると思います。また、ここは食事つきプランや夜食のおにぎりなどもオーダー可能ですが、素泊まりでもコーヒーは無料で飲ませてもらえるのがちょっと嬉しかったです。

伊達市内にあるだて歴史の杜公園の名称をそのまま冠した道の駅です。近くに再現された大手門などあって、歴史的な風情を感じることが出来るこの公園自体魅力的なのですが、現代的な意味では、この道の駅では、無料の無線LANを使用することが出来、PC作業がしやすいテーブルも用意されていますので、ドライブの息抜きにネットサーフィン、というのもお勧めの道の駅となっています。

伊達市内のほぼ中央には、広大な敷地を誇る「だて歴史の杜公園」が整備されていますが、その傍らにひっそりと佇んでいるのがこの宮尾登美子文学記念館です。私は作品を呼んだことがなかったので、展示品に関してはやや難解な印象を受けましたが、ファンの方にはきっとたまらない展示内容だと思います。実際に文庫本が用意されていて、作品が読めるコーナーなどもありますので、お好きな方は是非足を運んでみてください。入場無料なのは有難いですが、中の展示品に関しては一切撮影禁止となっていますのでご注意下さい。

この山は特異な気象条件が兼ね備わっているために、固有種も多い花の山として、全国的に知名度の高い山で、特に登山装備がなくても、麓から2時間半ほどで頂上まで登ることが出来ます。ただ、登山という側面からはやや物足りなく感じる、という方には、是非、この山を起点とした縦走路を踏破してみることをお勧め致します。吉田山を経てピンネシリに至るルートはそれ程アップダウンもなく、快適な稜線歩きを満喫することが出来ます。

様似の市街地から徒歩で30分ほど行った所にある風光明媚な岬です。ここからの景色も素晴らしいのですが、実はこの先、JR日高本線で様似から二駅の所にある鵜苫駅や、その手前の西様似駅から、海岸線沿いに歩いてみると、親子岩などのダイナミックな景勝地が続いていて、ウォーキングで総合的に楽しめるエリアとなっています。是非、時間をゆっくりとかけて歩いて頂きたいエリアです。