知内駅

朝と夕の２往復の函館～青森の特急が停車します。特急しか停まりませんが、津軽海峡線は、木古内～蟹田の中で完結する乗降なら普通...  続きを読む乗車券のみで特急券は要りません。知内駅は同区間内にあるので、蟹田、木古内までは普通運賃で行けます。そこから先は特急に乗れない、または特急料金が必要です。
知内駅は無人駅で跨線橋を渡ったところに乗車証の自動発行機があります。駅名と日付に発行番号が印字された程度の、バスの整理券みたいな簡単な証明書がボタンを押すと発行されます。跨線橋は道の駅の建物とつながっているのですが、その手前の扉から外に出ます。
外から見ると道の駅の脇に小ぢんまりとあります。道の駅の建物の裏まで回りこまないと駅名の看板が分かりません。ただ、その道の駅も貧弱です。農家の直売所みたいに地元の野菜や海産物、知内のおみやげ数点（地元の姥杉をテーマにしたまんじゅう、かみなりせんべい、ニラクッキーなど）、お菓子などの簡単な食品を売っていました。
更に駅の周囲ですが、近くには観光名所などはあまりありません。津軽海峡線は知内駅から1ｋｍほどで青函トンネルに入りますが、駅の前を通る国道228号線を500ｍほど行くと青函トンネル撮影台が道沿いにあります。また、駅から国道に出るところに、日本最古の墓出土地の碑があります。
秘境駅の様相ですが、駅前に出るとそんなことはありません。貧弱ですが道の駅やそれに付随する駐車場やトイレ、そして国道に出たところにはバス停（木古内～松前の「知内駅前」バス停）があり２時間に１本ほど、１日に１０本ほどのバスの便があります。
こんな知内駅ですが、北海道新幹線の函館開業前の2014年の春に廃止との発表がなされているようです。  閉じる

投稿日:2013/11/11

この駅は通過されたことのある方は多いかと思いますが、実際に乗降した経験をお持ちの方はかなり少ないのではないでしょうか。実際...  続きを読む、停車する列車も一日2往復しかありませんし、辿り着いても乗り継ぎが大変で、下車するのを諦めてしまった、という方も多いかもしれません。現状の吉岡海底駅が休止状態にありますので、通常の営業している現存JR駅としてはここが道内最南となりますので、話の種にも是非軌跡を残しに思い切って途中下車してみてください。尚、朝の便の下り線で下車した場合、実は現行スケジュールでは約10分で木古内行きの函館バスに乗り継ぐことが出来ますし、運賃も500円程で済みます。  閉じる

投稿日:2012/07/03