チュンチュ３１９さんのクチコミ(213ページ)全5,459件

一時衰退したメディチ家を再興したジャンボローニャ作の
「コジモ一世の騎馬像」や、数多くの像が立ち並んでいました。
この広場の直ぐ傍には　これまた憧れ尽きない
ウッフィッツィ美術館（ヴェッキオ宮殿に繋がってます）があります。

フィレンツェの中心部で、ユネスコの世界遺産に登録されています。
歴史的な町並みが広範囲かつ集中的に保存されており、
ルネッサンスの芸術、文化を眼前にみることができます。
フィレンツェは屋根のない博物館とも表されるほど、
稀有な建築物や彫刻などの芸術作品が残っています。

フィレンツェにある宮殿で、シニョリーア広場に面しています。
１２９９年から１３１４年にかけてアルノルフォ・ディ・カンビオによって建設され、
初めは、フィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、一時、メディチ家もピッティ宮殿へ移るまでここを住居としていた。
１５５０年から１５６５年の間に、ジョルジョ・ヴァザーリによって部分的に
改築されました。

展示品の目玉はなんといってもミケランジェロの「ダヴィデ像」ですね。
その力強さと大きさに圧倒されます（高さ４メートル３４センチ、重さ１９トン）。
１８７３年に、シニョーリア広場のヴェッキオ宮殿前から、
天候や歳月による損傷を防ぐという理由でここに移設されました。

フランシスコ会の主要な教会で、カトリック教会のバシリカで、
サンタ・クローチェ広場にあり、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂からは
南東８００mのところに位置します。
この聖堂は、ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェッリ、
ジョヴァンニ・ジェンティーレ、ロッシーニといった有名な
イタリア人たちの埋葬場所でもあります。

イタリア・ルネサンス絵画で有名な美術館で、
１５９１年より部分的に公開されており、
近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つです。
またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のもので、
１９８２年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されています。

「ヴェッキオ宮殿」の横にある噴水で、バルトロメーオ・アンマナトティ作「海神ネプチューンの泉」です。
コジモ一世が、オスマン帝国に対抗するため、１５６２年にピサの南リヴォルノ港に
海軍を創設し、その記念に作られたようです。
巨大な海神ネプチューン像の足元に四頭の馬が見え、
海馬が牽く戦車に乗った姿に見えます。

フィレンツェを流れるアルノ川に架かる橋で、
イタリア語で「古い橋」の名が示すとおり、
フィレンツェ最古の橋であり、先の大戦を生き延びたフィレンツェ唯一の橋です。
河川の氾濫などで何度か建て直されており、
現在の橋は１３４５年に再建されたものです。

シニョリーア広場の角にある建物で、ウフィツィ美術館に隣接しています。
ロッジア・デッラ・シニョリーア、シニョリーア回廊とも呼ばれ、
回廊のアーチはコリント式柱頭のある束ね付柱で支えられています。
左端の区画には、ベンヴェヌート・チェッリーニ作の銅像「ペルセウス」があり、
右手に剣を持ち、左手でメドゥーサの首を意気揚々と掲げたギリシア神話の英雄を描いています。

古代遺跡・マルケルス劇場の奥にあるのは、
ユダヤ教会のシナゴーグです。
ローマにユダヤ人のコミュニティーができたのは、
紀元前1世紀ごろと言われています。
当時、およそ3万人ものユダヤ人がローマに住んでいたとの事。

マルケウス劇場はシーザーが建設を開始、
紀元前１１年にアウグストゥスが完成させた円形競技場です。
内部は見学不可で観光客の姿もなく、
周りは夏草が生い茂っている荒れた雰囲気でした。
マルケス劇場の裏手になり、紀元前２７～２３年、
ポルティコ・ディ・オッタヴィアというアウグストゥス帝が
妹に捧げた列柱だということです。

カエサル家の守護神である美神ヴィーナスに捧げられた神殿を
正面に望む左右には、回廊が長く延びる造りになっていて、
円柱の列がささえる回廊の奥には、商店が軒を連ねていたそうです。
列柱より一段高い所にある三本の円柱が、
カエサル一族の守護神ヴィーナスの為の神殿跡です。

ヴェネツィア広場から通りへ歩き始めると
先ず左にサンタ・マリア・ディ・ロレート教会があります。
その脇に大きな塔が見えるけど、これはトライアヌス帝の円柱といって、
紀元１１０年から大理石を積み上げて造られた。

ローマの権力を象徴していた丘『カンピドオリの丘』に
現在のローマ市庁舎があります。
行政区分では１９のムニチーピオという地域に区分され、
この区分は中心部への集中を分散化することを目的として創設され、
5年おきに選挙で選出される４人の議員が運営しているそうです。

カピトリーノの丘に建つこの美術館は、
一般市民に公開された美術館としては世界最古のものと言われています。
歴史は１４７１年にまでさかのぼり、
この年、時の教皇シクストゥス４世は、それまでラテラノ宮に
保管されていた古代ローマのブロンズ像などをローマ市民に返還（寄付）した。

ローマ七つの丘の一つ「カンピドーリオの丘」。
ここはフォロ・ロマーノ、コロッセオまでもが一望できる、
絶好の場所です。
世界の最古の美術館とされる、カピトリーニ美術館もあります。
広場の正面入口は、カストルとポルックスの帝政時代の巨像が出迎えてくれます。

諸皇帝の広場という意味で、
近くのフォロ・ロマーノが手狭になったので、
そのすぐ脇にカエサル以下の皇帝たちが新たに広場を造ったそうです。
フォーリ・インペリアーリ全体が鉄の柵で囲まれていて、
フォーリ・インペリアーリ通りという幅の広い道路を挟んで両側に広がっています。

アルジェンティーナ広場の中心には、
ローマの共和制時代に神殿が建っていた聖域があります。
現在の地面より３～４メートルほど下に遺跡が残されています。
そして、ここは歴史的に極めて重要な場所で、
カエサルが暗殺された場所なのです。

王政ローマにおける2代目の王様で、
ヌマ王の業績の中でも最も有名なものが、
ヤヌス神殿の建立でした。
これは始まりと終わりの神ヤヌスに捧げられたもので、
この神殿の扉は戦争のときは開かれ、平和なときは閉じられるとされていました。
このヤヌス神殿の基部が残るサン・ニコラ・イン・カルチェレ教会で、
柱には古代の神殿の柱が利用されています。

ローマ散策での楽しみの１つは、目的も無く歩いていても
古代遺跡の発掘現場や神殿跡・宮殿が至る所に現れます。
そんな町並みに数多く点在しているのが”教会”ですね。
この教会は小さな公園の横に建っていて、中に入って
天井画や祭壇等その造作に驚かされます。