チュンチュ３１９さんのクチコミ(209ページ)全5,459件

コマーレス宮の壁と扉、全てにアラブ模様が施されています。
スタッコ装飾が一面に彫られているたり、
石の壁で外気を遮断して、窓を高い位置に小さく設け、
地下から冷水をくみ上げて、
室温を常時20度以下に保つ工夫がされているそうです。

イスラム建築に負けない建築をと、１６世紀になって造られた宮殿で、
キリスト教徒によって建設されたものです。
しかし、建設中に皇帝が逝去され、
皇帝はついにこの宮殿を訪れることはなく、
また建築も未完のままに終わっているそうです。

アルハンブラ宮殿とダーロ川を挟んで反対の丘にあるのがアルバイシン地区で、
イスラム教徒勢力がイベリア半島の大半を支配していた頃につくられた、
グラナダで一番古い街並みがあります。
迷路のように細い道が入り組んでいるので、初めて歩くなら地図は必須です。
夜景が綺麗です。

チノス坂をはさんだ北側の太陽の丘に位置し、
カサレアルの東につくられた離宮の庭園で、
別荘内のアセキアの中庭は、細長い池を囲むように
花壇・噴水・柱廊が設けられていました。
高台に造られた噴水からは勢い良く水が吹き出ていました。

グラナダ市南東の丘に位置するアルハンブラ宮殿です。
宮殿と呼ばれていますが城塞の性質も備えており、その中に住宅、官庁、軍隊、厩舎、
モスク、学校、浴場、墓地、庭園といった様々な施設を備えていたようです。
宮殿の中心は、いくつかの建造物に囲まれた中庭におかれ、
他のイスラーム建築の例に倣っています。

村の小さな教会から続く通りになります。
道幅の狭い道路で、車道でもあるので散策するときは、車に注意ですね。
石畳の道路の左右には白壁の店舗や住居が続いていて、
壁には色とりどりの花が飾ってあり、
綺麗に咲いていました。

ライオンの中庭は、長さ２８メートル、幅１６メートルで、
庭を囲む４つの建物には１２４本の大理石円柱が立ち並んでいます。
中庭の東側にある諸王の間には、１０人のアラブ人貴族を描いた絵画もあります。
１４～１５世紀初頭のものだそうで、イスラム教徒による珍しい
具像芸術と推定されています。

ミハスの村には２ヶ所の展望台があります。
村に入って最初に現れるのが、”マリア様の礼拝堂”と隣接する展望台と
更に村の中を散策して一番の高台に闘牛場がありますが、
教会との間を抜けると展望台が現れます。
ここからの眺めは地中海を望んで左右に広がる街並みが見られます。

スペインには500を超える常設闘牛場がありますが、
その中でも、たいへん珍しい四角い形をした、世界一小さいといわれる闘牛場として知られています。
ビルヘンデラペーニャ広場から坂道を上ったところにあり、
角つきの牛の飾りがある「Plaza de Toros（闘牛場）」と書かれた看板があえいます。
毎週日曜日が闘牛の開催日となっていたり、敷地内には闘牛博物館があります。

守護聖人大天使サン・ラファエルの像も建てられています。
ローマ橋のたもとには、1236年にはキリスト教徒によって再征服され、
サン・ラファエルの勝利塔があります。
大天使サン・ラファエルは、コルドバの守護天使になっているようで、
像は、18世紀のフランス人彫刻家によって造られました。

コルドバ大聖堂周辺の、かつてユダヤ人が住んでいた一角で、
ユダヤ人街には、迷路のような曲がりくねった狭い道と
パティオ（中庭）がある白壁の家並み、白壁に飾られた花の鉢植えなど、アンダルシア地方らしい景観が残るエリアとなっています。

グアダルキビール川沿いに立つ12角形の塔で、検問や防衛の役割を担っていました。
1220年に建てられ、かつては金色の陶器パネルで覆われていたことが
名前の由来しています。現在、内部は海洋博物館になっています。

スペイン最大の、世界では3位の大きさの大聖堂だそうです。
ヒラルダの塔は、高さ９８Ｍ
セビーリャ大聖堂に隣接して街の象徴となっています。
１１９８年に建てたモスクのミナレットをアラベスク模様の壁面はそのままに
１５６８年ルネサンス様式のバルコニーとブロンズの女神像を付け足したようです。

1929年にセビリアで開催された万国博覧会「イベロ・アメリカ博覧会」の会場施設として
造られたものです。
パビリオンとして建てられた広場内の建物は、セビリアをはじめアンダルシア地方の典型的な建築様式であるムデハル様式を取り入れたもので、両翼に半円形に延びる回廊と、スペイン各県の歴史的出来事を描写した壁面タイル絵が特徴的です。

サン・セバスティアン通りにやってきました。
ミハスの村のメイン道りに面した教会で、
こじんまりとした建物でした。
席は中央を通路にして左右に２席づつ５～６列ほど並んでいて、
シンプルな装飾の祭壇になっています。

16世紀前半にメルセス会修道士らが岩を掘りぬいて造ったといわれる、
ラ・ペーニャ聖母礼拝堂がありました。
ミハスの村自体は、小高い山の頂上付近にあり、
その村のほぼ中間地点にありました。
礼拝堂の前には、日陰を作るために木々が茂っていました。

スペインに現存する唯一の大モスクで、
アブドールラフマン1世は、グワダルキビール川の流れが変わる
コルドバの小高い丘にメスキータの建設を始めたそうです。
ここは紀元2世紀、戦勝祈願を行ったローマ神殿があったという伝説があり、
西ゴート王国時代には聖ヴィアンテ教会があった神聖な場所であったとの事。

ユダヤ人街にある「花の小径」で、細い路地を進むと小さな広場があります。
短い距離ですが、両側の家の壁に花の小鉢が飾られて通り抜けた先には
小さな広場もあります。
路地の花越しにメスキータのミナレット（尖塔）が見えます。

グアダルキビール川にかかる橋の1つでローマ時代に築かれ、
2000年もの間コルドバの歴史を見守り続けてきましたが、
その間の戦争や暴動の度に壊され、また改修されるというパターンを繰り返してきた
とのことです。

騎士道物語を読み過ぎて妄想に陥った下級貴族の主人公が、
自らを伝説の騎士と思い込み、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗り、
痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを引きつれ
遍歴の旅に出かける物語で、この舞台になった風車を見学。