はんけんさんのクチコミ(8ページ)全208件

リマのホルヘ・チャベス空港にはSumaqという各航空会社相乗りのラウンジがあります。
我々が利用した時間帯は、ヒューストンへの深夜便を待つ時間で、この時間帯に各航空会社の北米行き便が集中するため、ラウンジ内は非常に混んでいました。アルコールを含めたドリンクや少々のスナックはフツーにありました。シャワー設備もあるのですが、かなり混んでいたので利用を諦めました。

ナスカからリマへバスで戻る前に軽めの昼食をとったシーフードとセビッチェのレストラン「El Limon Cebicheria」。ホテルナスカラインズとリマ行きバスターミナルの中間点という立地も良かったです。
セビッチェとアロス・コン・マリスコス(Arroz com Mariscos＝シーフードチャーハン)を食べ、ビールも飲んで、４人で８０ソル(約２４００円)ぐらいだったかな？大満足でした。

ナスカ地上絵フライトの後に連れて行かれた地元料理のレストラン。
宿泊したホテルナスカラインズの裏手、１ブロックという立地。
アヒ・デガジーナ、ロモ・サルタードともに美味しかったです。前菜、メイン、デザートというランチコースだったのですが、ツアー料金に含まれてしまっているため価格が分からず、コストパフォーマンスに関しては何とも言えませんが、おそらくそんなに高くは無いと思います。

ナスカ最高級のホテルとのことで、広い中庭にはプールがあり、開放的な雰囲気は最高でした。
ツアー代金に含まれていたので実際の部屋代は分かりませんが、ガイド本を見ると約１２０ドルとのこと。ナスカでは最高級のホテルとのことですが、あまり高くないですね。ナスカはそもそもホテル自体が少ないのでしょう。部屋やバスルームに特別な高級感はありませんが清潔感ありできれいです。部屋代が高くないので、ナスカではここに宿泊されることをお薦めします。
このホテルは、地上絵の研究に生涯を捧げたマリア・ライヘさんが住んでいたことでも有名です。レセプションの隣にはSalon Maria Reicheという部屋があり、壁には彼女の業績を称える数々の書類が掲示され、部屋の中央には２６００分の１のスケールの地上絵の模型があります。マリア・ライヘさんが住んでいた１３０号室には彼女が住んでいたことを記すプレートがあります。一つ失敗だったのは、ホテル敷地内にあるマリア・ライヘ・プラネタリウムに行くのを忘れたことです。

リマとナスカの往復でバスを利用しました。
バスはクルス・デル・スル(Cruz del Sur)社のデラックス二階建てで、トイレ付き、軽食つき、更にエンタテイメント(映画)やWiFiもあるという装備万全、申し分無いものでした。
約７時間もかかるため、昼にセスナ機に乗るには早朝３：４５にリマを出発します。ホテルでの起床は２時と結構キツイですが、バスで寝られるのでそこは何とかなりました。
荷物を預けるので、セキュリティ面を当初は心配していましたが、乗車前には飛行機に乗るようなチェックインがありました。このシステムならば安心感があります。更に出発前には、乗客全員の顔をビデオ録画するなど、セキュリティにはかなり気を遣っているようです。

旧市街の中心アルマス広場。
広場はペルー政庁やカテドラルなど歴史的な建物に囲まれています。
旧市街の治安の悪さを訪問前から聞いて警戒していましたが、ペルー政庁などはテロ対策などでか、とても厳重に警備されているので、ある意味逆に治安は良いのかもしれません。とはいえ警戒感を持って隙を見せないことは必要だと思います。

サン・マルティン広場からアルマス広場へ向かう時と、アルマス広場からメトロポリターノの停留場へ戻る時に歩きました。治安がかなり悪いと聞いていましたが、昼間だからか私はさほど危険な雰囲気は感じませんでした。(もちろん、ひったくりなどに遭わないように警戒はしていました)。一方、嫁はんは「かなり怖かった」とのことです。人によって感じ方に差がありそうで、いずれにしても歩くには警戒感を常にもっておくのが良さそうです。
カラフルでエキゾチックな建物が両サイドに並んでいて、見て歩くのも楽しいです。

アルマス広場に面するカテドラル。大きくとても荘厳です。入場料は１０ソル。
入って右手側に、ピサロの墓(と言われている)があります。真偽のほどはさだかでないらしいですが、一見の価値あり。
奥の方には、博物館・美術館的な展示コーナがあり、歴代インカ皇帝の肖像画などが展示されておりたっぷり堪能できます。

サント・ドミンゴ教会、修道院。コロニアル時代の修道院のなかでも特に保存のよい建築物だそうです。アルマス広場から１ブロックのところにありアクセス便利です。
修道院への入館料は一人５ソル、教会は無料で入れます。
修道院には、美しい回廊と中庭があります。スペインの影響をかなり受けている感じがしますが、実際に中庭(パティオ)を囲んで貼られているタイルは、スペインのセビリアへ特注したものだそうです。また植民地時代の初期に活躍した二大聖者、サンタ・ロサとフライ・マルティンのお墓などもあり見どころたくさんです。
英語のガイドツアーが無料であるのですが、タイミングが合わず我々はガイド無しで見学しましたが、ガイドツアーに参加してみるのも良いと思います。

リマ市内の移動は、地元の人ですら「流しのタクシーは危険で乗らない方が良い」と言うので、メトロポリターノという専用レーンを走るバスを利用しました。専用レーンを走るので渋滞とも無縁。
切符(というかICカード)を購入して利用するのですが、カード代が３ソル(だったと記憶)、運賃が一人１．５ソルです。カードは複数人数で使い回しができるので、我々夫婦は駅員に助けてもらって、旧市街に向かう時に６ソル(カード代＋２回分運賃)でカードを１枚購入し、旧市街から戻る時に更に３ソル(２回分)チャージしました。
まだまだ路線数が少ないので、ホテルの位置によっては遠くて使いづらいかもしれません。我々の泊まったホテルから最寄のメトロポリターノの停留所へは約１kmありましたが、治安の良いミラフローレス地区だったので、実際に歩いていても不安は全くありませんでした。

リマのフローレンス地区にあるCebicheria "Lobo de Mar Otani"というお店。
(セビッチェリアはセビッチェのレストランという意味です。)
宿泊したホテル、ミラフローレンスコロンの斜向かいにあり、ホテルの人が薦めてくれました。
セビッチェはペルー名物料理の一つ。言わば魚介類のマリネって感じでしょうか。二人でシェアして、ビールも飲んで３７ソル(約１１００円)。美味しかったです。
我々は昼に行ったのですが、地元民と思われる人たちで混んでいたので、本当においしく、そこそこの値段のお店なのだと実感しました。

クスコ市街の中心、広場には様々な人が居て、周囲を取り巻く建物も様々。広場をを取り巻く歩道には回廊があり、素晴らしい雰囲気を出しています。
クスコ市街を観光すると、このアルマス広場を何度も通ることになり、正に市街の中心であることを実感できると思います。
アルマス広場を中心に２ブロックほどは治安も良く、夜も安心して出歩けるため、このアルマス広場近辺に宿を取ることをお薦めします。私の場合は、宿が混んでいる時期だったため、ちょっと離れたところに宿泊したのですが、高地で空気が薄く早く歩けないこともあり「やはりアルマス広場近辺に泊まりたかった」と思いました。

インカ時代の石垣や旧い建築などみどころいっぱいです。
カミソリを通す隙間も無いと言われるインカの石組み技術のレベルの高さや、スペイン人支配後の教会や欧州の様な町並みが溶け合って良い感じをかもし出しています。
標高約３５００ｍという高地にあるため、早く歩くと息切れします。ゆっくり歩いて町並みを堪能しましょう。

ゴールデンウィークの旅行の時はいつも、５月１日にどこにいるか？で腐心します。美術館や博物館などが閉館してしまうことが多いため。が、今回のペルー旅行に関しては、ガイドブックではほとんどの観光名所が「無休」となっていたし、(複数の)旅行会社に聞いても「開いている」という回答だったので、全く気にせず、クスコ市内観光できるものと思っていました。
しかし事実として、メーデーはほとんどのお店や美術館・博物館・教会が閉館。それが分かっていれば、前日の聖なる谷の観光と入れ替えるなどの対応をしたのに！と非常に悔やまれました。現地の観光案内所でさえも正しい情報を得られませんでした。
どうやら「メーデーは、普段の賃金の３倍を支払わなければならないと決まっているから、大体の店や博物館は営業しない」というのが、正しい事情の様です。
皆さんもクスコのメーデーの開閉状況には気を付けてください。

メーデーで閉まっており中に入れずがっかりしていのですが、翌日の早朝に「朝早くて開いていない時間帯ですが、たまにミサなどで入れてしまうことがあるので、ダメもとで、、、、。」と行ってみたところ、何と期待通り、早朝ミサをやっており、中に入ることができました。「早起きは三文の徳」を実感。
完成まで１００年かかったという凝りようで、中は銀３００トンを使った祭壇などがあり一見の価値ありです。中は残念ながら撮影禁止です。

メーデーで数少ない開館していた博物館。
マチュピチュの帰りの列車で出会った日系ガイドのエノキさんが薦めていた博物館でもあり、開館していたのはラッキーでした。
中庭もある立派な邸宅を博物館として利用し、年代を追ってインカの歴史が展示されています。ミイラや見事なマチュピチュのジオラマもあります。
３月から６月にかけて東京の国立科学博物館で開催されていた「インカ帝国展」では、混雑で列の後ろからやっと見えたミイラですが、ここでは周囲に人もおらずじっくりと拝観できました。また、インカ帝国展で展示されたレプリカの絵の本物なども見ることができて満足です。
マチュピチュを"発見"したハイラム・ビンガムに関して、この博物館では、「初めてマチュピチュを訪れた外国人」という表現になっていました。ほとんどの説明がスペイン語表記で残念だったのですが、この件はしっかり英語でも書かれていました。やはりインカの人には"発見"と書かれるのには不満なのでしょうね。インカのプライドを感じました。

オリジナル民芸品のお店。アルマス広場からすぐという好立地。お洒落なオリジナルグッズが豊富です。
ここの店主は、スズキさんという日本女性、話し好きで親切。
この日はメーデーでなかなか正確な情報が得られなかったのだが、「メーデーは、普段の賃金の３倍を支払わなければならないと決まっているから、大体の店や博物館は営業しないのよ」と、ここで初めて確実なクスコのメーデー事情を得られました。しかも親切にも幾つか気になるスポットへ開閉状況を電話で問い合わせてくれました。いずれも閉館でしたが、お気遣い本当にありがとうございます。スズキさんは「るるぶ」にも記事を書いているそうです。「るるぶ」だったらメーデーの開閉事情も正しく、記述されているのかもしれません。

メーデーでほとんどのレストランが閉店の中、「プカラ」の隣の店「Amaru Quechua Lounge」が開いていたので、呼び込みに誘われて入りました。
ほとんど閉店している中で呼び込みしている店ってどうよ　とは思いました。実際スープがしょっぱかったのは残念でしたが、ペルーの国民食ロモ・サルタードは美味しかった。
アルマス広場の一角が見えるテラス席は、雰囲気も良くランチコース(ドリンク、スープ、メイン)一人１６ソル(約５００円)。まぁ、観光地価格としてはＯＫではないでしょうか。

クスコ市街、ラ・メルセー教会の隣にある観光案内所。
メーデーでも開いているが、ここのメーデーにおける各観光名所の開館状況は本当にテキトー。カテドラルが開いていて、インカ博物館は閉館などの情報が、実際は全くの逆でした。観光案内所でもテキトーな情報垂れ流すのかよ！あなどれじペルー！！って感じです。唯一よかったことは、ここではトイレを無料で借用できること　でした。

太陽の神殿からソルアベニュー(Av. El Sol)を３００ｍほど下ったところにある大壁画。
手元のガイド本には記載されていないので、特に有名ではないのかもしれませんが、クスコの歴史が描かれている様で感動的です。街歩きのついでに眺めてみてください。