DONさんのクチコミ(14ページ)全1,037件

ベレンやカスカイスに出かける際のスタート地点です。地下鉄も乗り入れており、人の流れも出来ているので広い構内でも迷いません。ホームもやたら広いですが、地元の皆さんが待っている辺りにいれば大丈夫。リベイラ市場もすぐ近くです。

ベレン地区までの鉄道も、ジェロニモス修道院の入場料も、リスボンカードがあれば追加料金不要と知り、リスボン到着直後に訪ねようとしたら、修道院は月曜クローズでした。入場無料とはいえ、長蛇の列に並ぶ必要があります。冬場でも日差しの中延々と立ったまま待つのは苦行だったので、あれが遮るものが何もない炎天下の夏場だったら倒れそう。但し並んだ分、ちゃんと入場者数のコントロールをしている様子で内部はゆったり見学できました。隣接するサンタマリア教会は元々入場料不要ですが、また別の行列に並ぶ必要があるのでご注意を。ベレンの塔は、修道院に時間を割き過ぎて結局外から見ただけです。

リスボン観光で誰しも訪れる観光地区。自分はカイスドソレ駅からリスボンカードを使った国鉄（追加料金なし）でベレン駅まで行きましたが、バスや市電でも辿り着けます。朝一番で行ったにもかかわらず（途中エッグタルトで寄り道したものの）ベレン地区最大の見どころのジェロニモス修道院は、気絶しそうな大行列！どこにも日影がない中、延々と並ぶ事になるため、日傘や水分補給など対策はどうぞお忘れなく。線路に阻まれ、テージョ川方面に行くにも地下道を大回りするなど、たっぷり歩く覚悟も是非。

リスボン界隈から望むテージョ川はもう大西洋目前なので、スケールとしてはもはら海です。４月２５日橋が架かる辺りで川向うを見れば、何となく瀬戸内海と明石海峡大橋、及び淡路島、みたいな構図になります。ゆったり流れる川面とベレン地区は絵になります。

リスボン滞在３日間つかえるリスボンカードを空港で購入したので、ポルトガル国鉄の一部路線も追加料金なしで乗車可です。旅行者が行きたいシントラやベレン、カスカイス行きの路線が対象なので使い勝手よし。大体車両の数も多くてちゃんと座れるし、治安の不安も皆無です。

ロシオ方面からグロリア線で丘に登り、少し歩けばサンロケ教会です。軒を連ねる石造りの建物に紛れこんで通り過ぎそうに。中は奥深く豪華絢爛な教会でした。天正遣欧少年使節が過ごしたというイエズス会の教会で、一つ屋根の下にある美術館は本格的に宗教画などが展示されていました。

コロン劇場など主だった観光地が集まるサン・ニコラス地区の中にあって、レティーロ地区やプエルトマデーロ地区も徒歩圏です。宿のすぐ周辺には飲食店が少なく夜も早めに静かになりますが、数分歩けば目抜き通りで夜通し賑わっています。年季の入ったホテルながらこの好立地でリーズナブル、宿の人たちもすぐ顔なじみになり親切に出迎えてくれました。

ロシオ広場から程近く、大通りのリベルダード通りに面した正面玄関には大きな二つの馬蹄型の入り口があって、これが唯一無二の美しさ。趣きある外観と違って、一本中に入ればカフェやエスカレーター完備で、鉄道のホームは２階に位置しています。シントラへ向かう際に利用しました。

コメルシオ広場からテージョ川沿いに河口方面へ歩くとドーンを目に飛び込んできます。対岸に立つ巨大なキリスト像「クリスト・レイ」とつり橋、という構図は、明石海峡大橋（と淡路島で取り壊しの始まった仏像）を彷彿とさせますが、スケールはかなり小ぶりで、長さは明石海峡大橋の半分強。ベレン地区を訪ねれば発見のモニュメントあたりからも橋の姿がよく見えます。おすすめはＭＡＡＴ（アート・建築・テクノロジー美術館）屋上の展望台から望むテージョ川越しの橋。

市場と冠していても、昔ながらの生鮮食品売り場のエリアは早朝スタートで昼過ぎには終了です。大勢押し寄せる観光客のお目当ては新設されたフードコート「タイムアウトマーケット」。巨大空間の中央部分に相席スタイルの長テーブルがあって、いつでも大混雑。周囲を囲む店から屋台形式でテイクアウトする人で行列ができています。ただ飲食店の裏通りのような通路にはスツール付のカウンター形式で営業するところが多く、一人で行くならそちらが断然落ち着いてオススメ。観光地価格なのでリスボンの都心にあってやや割高感は拭えませんが、主だったご当地料理やワイン、シーフードが揃っているので旅行の前半戦に是非。

宿はバイロアルトに取りましたが、バイシャ・シアード駅の反対側に広がるバイシャ地区は徒歩圏で、毎日のように通りました。石畳が中心の街並みなので、スーツケースを引いて動き回るのには少し厄介かも。いつも賑わっていて、治安も良い雰囲気。カフェやレストランも各種そろっていて、あてもなく散歩していても飽きません。

空港からリスボン旧市街方面まで結んでいるので利便性は高いですが、主だった駅は意外と古めかしいままで、乗り継ぐのに階段しかなかったり、下車後に地上まで向かうエスカレーターがいくつか故障中で結局スーツケースを抱えて大汗かく羽目に。リスボンカードで乗り放題です。

リスボンの中心街に宿をとれば、アクセスしやすいケーブルカーはビッカ線とグロリア線でしょうか。ラヴラ線も含めた３路線いずれもリスボンカードで乗り放題です。ビッカ線はいつ通り掛かってもリベイラ市場に近い下の乗り場は長蛇の列。満員になるまで待ちがちではありますがグロリア線の方がオススメです。急こう配を力強く上り下りする姿は、乗らずに眺めるだけでも愉快でした。

リスボン旧市街の中心地ロシオ広場からテージョ川めざしてテクテク進めば、ドーンっとだだっ広いコルメシオ広場にたどり着けます。ベレンやカスカイス方面への起点＝カイス・ド・ソドレ駅や、リベイラ市場も広場からは徒歩圏です。

リスボンの中心街にあるバイシャ地区で街歩きの起点となるロシオ広場。ポルトガル鉄道（ＣＰ）のロシオ駅のすぐそばです。噴水を囲むように広々と開けた公園にはタイルでどこまでも波打つような模様が施され、いかにもポルトガル。周りには飲食店もずらりと並びます。

坂の街リスボンで大活躍のトラムたち。急こう配も急カーブも豪快に結構な勢いで進みます。リスボンカードで乗り放題なので、時間があるときにはあてもなく適当に乗って降りても愉快でした。ただ主だった観光地を巡れる28番を始め、混雑路線ではめちゃくちゃすし詰めになる事もあったので、スーツケースなど大きな荷物持参だと大変かも。

空港に乗り入れている地下鉄（レッドライン）で、リスボンの中心市街地まであっという間です。建物自体は比較的コンパクトな方ですが、ちょうど所々改修をしていたのか、国内線ターミナルまでは矢印に従って駐車場を横断したり、とややトリッキーな導線でした。

ベレン地区にあって、ポルトガル鉄道のベレン駅からも次のアルジェス駅からもまあまあ歩く場所で、他のスポットよりはややアクセス△です。ゆえに一番後回しにしてしまい、辿り着いた夕方には手遅れ。入場は１７時まででした。リスボンカードで入場無料とのこと。黄昏時にテージョ川を背に浮かび上がる姿だけでも十分美しいです、とか言うと負け惜しみみたいですが。

ジェロニモス修道院へ向かう途中に遭遇したのは、ナタ（エッグタルト）発祥の老舗パステイス・デ・ベレン。朝一番で比較的すいていましたが、食べ終えた頃にはテイクアウト待ちで店前の歩道が埋め尽くされていました。イートイン待ちはテイクアウトと別の列です。イートインスペースはやたら奥まで広がっていて、回転も良い印象。ただ団体客が多いせいか、一人で訪ねた自分は見落とされたか、一向に注文を取りに来てくれず…その間、レトロな店内をじっくり見渡せたと思う事に。焼き立てで薄皮パリパリで、中はトロットロの程よい甘さの絶品タルトを味わえました。

バイシャ地区を歩けばいつでも大行列しているのがサンタジュスタのエレベーター。今どきのエレベーターのようにサクサク上下しないせいか、回転率は非常に低めです。見上げていると上から降りて来る人は殆どいなかったので、近くのロシオ広場からもう少し歩いてフォス宮の向こう辺りからケーブルカーのグロリア線（リスボンカードで乗車可）に乗って丘の上へ。案の定、エレベーターの上で待っている人はほぼ皆無で、少し待てば乗れました（こちらもリスボンカードで無料に）。レトロでゆったり味わいのあるエレベーターですが、一瞬で下まで到達です。