ナツメロ大王さんのクチコミ(97ページ)全9,711件

萩城の城内に入り、かつての二の丸のあった場所に残るのが【東園】です。うっそうとして木々に覆われていて、他の武家屋敷の庭園とは一線を画す造形でした。池を中心にした造園ですが、自然に半分ほどが飲み込まれているような、形容しがたい不思議な感覚がしました。

萩城跡指月公園内にある大きな神社で、萩藩の藩主を祀っています。大きな石の鳥居の先の参道を進むと、石段の先のさらに奥まったところに、立派な本殿が建っていました。また、境内には毛利家の紋章の入った幕がかけられた舞台を思わせる建物もあって、興味深く見学出来ました。

萩城の城内に入り奥に進んでいくと、花江茶亭と呼ばれる瀟洒な茶室を見ることが出来ました。もともとは13代藩主・毛利敬親が江戸時代末期に三の丸に建てた茶室で、明治20年にここに移築されたとのこと。「薩長連合」と言われる通り、幕末から維新にかけての激動の時代、この茶室で日本の将来像をめぐってどのような話し合いがなされていたのか、非常に興味を感じずにはいられませんでした。

萩城の城内は広大な指月公園となっていて、その奥まった場所に明倫館文学寮跡があります。文学寮跡といっても、実際には少し反り返った形の石橋で、それほど大きな物ではなりませんでした。庭のあったものを移築したようで、風景の中に見事に溶け込んでいました。渡ることは出来ないので、斜め前から鑑賞しました。

福岡に滞在した際、博多駅地下街にあるこちらのお店に入店しました。あまり時間がなかったので、こちらの看板メニューの担担麺をオーダー、5,6分ほどで茜色のこっていひき肉が載った担担麺が出て来ました。味は程よいからさで美味しく頂くことが出来ました。テーブル数は限られていますが、２人用の席が多いので、私のように一人でも気兼ねなく利用出来ました。

福岡空港から国内線を利用した際、3階のレストラン街の一角にある【ラーメン滑走路】に立ち寄りました。博多はもちろん日本の他の町の名物ラーメン屋さんも店を構えていて、滑走路のデザインが施された路地が、遊び心を感じさせてくれました。博多の名店、【一幸舎】があり、私は無難にそちらの暖簾をくぐりました。

博多に滞在した際に、地下鉄と新幹線の乗り換えに便利なアミュプラザの中にある、こちらのお店でコーヒーを頂きました。ロケーションが非常に良いのでとても混雑していて、私は一人だったので座れましたが、外にはカップルで訪れた方などが順番待ちをしていました。ケーキなど軽食もあるので、女性客も多く見られました。

福岡でチェーン展開している居酒屋さんの本店がこちらです。新幹線の高架下という便利なロケーションで、お料理も九州ならではいうか大分県名産、鹿児島名産といったかたちで様々な食材をつかったお料理が売りです。この日は夜移動する予定があったので少し早めの夜ごはんを簡単にすませようと入店。空揚げを中心におつまみを頼み、ビールで夕食を楽しみました。

萩の中央公園に近い、県立美術館を訪問。丁度「にゃんとも猫だらけ」という江戸時代の猫が描かれた浮世絵などの企画展が開催されていて、ポスターに描かれた可愛らしい猫に誘われて入館しました。可愛らしい猫の絵ばかりではなく、化け猫騒動など、少し怖く描かれた猫もあって、その描かれ方も千差万別で見ごたえ十分でした。

萩バスセンターからすぐそばに、「高札場」がありました。江戸時代にお上からの御触れを掲示する場所であったようで、今のようなネットやショートメッセージでの情報発信が出来ない時代には、みなここで情報を入手していたことになります。人の往来の目に付きやすい場所にありますし、一段高くなった場所に掲示物が掲げやすくなっていました。時代劇で「御触れ書き」などを庶民がこぞって覗き込むような場面を思い出しました。また、こうした方法がとられるということは、それだけ庶民の識字率も高かったのでしょう。

萩の明倫学舎にもほど近い場所にあるバスセンターがこちらです。萩循環まあーるバスに乗って観光したのですが、その2つの路線が丁度このバスセンターで乗り換え拠点になっていたので、なんどか立ち寄りました。地方の小都市なので、とても小さくて且つ古く、まるで倉庫を思わせるような佇まいでした。食事や買い物は他で済ませる方が良いです。

萩の城下町散策の際に、【天樹院墓所】から程近い場所に、延々と続く長い土塀を見つけました。それが問田益田氏住宅の土塀で、200ｍを優に超えるその長さは、萩の武家屋敷群の中でも有数の長さと思われました。中の様子はうかがい知ることが出来ないですが、江戸時代には相当立派なお屋敷が建っていたのだろうと想像を巡らせながら、土塀沿いを散策しました。

萩の城下町を訪れ、天寿院墓所の見学を終えた後、そこからほど近いこちらの【福原家萩屋敷門】に向かいました。赤く塗られた門は東京大学の赤門を彷彿とさせる佇まいでした。この福原家は萩の家老であった家柄とのことで、今は御屋敷の建物は残っていませんが、この門からでもその家柄の高さを感じることが出来ました。整備は非常に大変なようで、門そのものも良く見ると若干傾いていて、痛々しくも感じられました。

萩の城下町を散策した際に、【セミナーハウス】という看板が掲げられた、立派な門があり足を止めました。これが【旧毛利家別邸表門】で、明治時代に建てられた毛利家14代藩主の建てた物なのだそうです。明治の建物とはいえ、江戸時代の遺構を思わせる立派な佇まいは、長屋門など立派な建物が多い城下町でも非常に存在感がありました。

萩の城下町を散策していた際に、【天樹院墓所】に立ち寄りました。毛利輝元の墓所ということで、うっそうとした木立に囲まれた場所に、立派なお石塔が建てられていました。彼の死後、天樹院という菩提寺が建てられたことから、ここを天樹院墓所と呼ぶそうです。天気の良い日でしたが、私以外に訪れている人もおらず、墓所は静寂が支配していました。

萩を訪れた際に、反射炉や笠山訪問の散策を終えて立ち寄った「道の駅しーまーと」内の海鮮レストランです。新鮮なお刺身の載った海鮮丼は1500円。港に隣接した場所でもあり、鮮度の良さが感じられて、あっという間に平らげました。コストパフォーマンスもとても良かったですね。

萩の明倫学舎を見学した際、その校舎の横に建つ有備館も見学しました。旧明倫館の剣術場と槍術場の建物とのことで、中に入ると土間のようになった長細い空間と、
一段高い畳のしかれた場所とにわかれていました。前者には少し場違いにも思える大筒（大砲）の模型が置かれていました。

萩を散策した際、萩巡回バスで萩バスセンターで下車、明倫学舎に向かいました。ガイドブックで見る明倫学舎の建物が見えてきてのですが、そこに向かう途中の右手にこちらの【観徳門】があり、しばし足を止めました。説明文によると、かっての萩藩校【明倫館】の遺構で、中央公園よりにある南門に比べ、有備館の手前にあるこちらの門の方が、青銅葺きの屋根など小さいながらも精緻な感じがしました。

明倫学舎から萩の城下町に向かう途中で、こちらの公園にも立ち寄りました。緑地公園という訳ではなく、凧揚げやイベントの会場として使えそうな、広くて平坦な空間が広がっていまし。道路に近い場所には、山形出身の英雄「山形有朋」の銅像などがあり、それらがアクセントとなっていました。私が訪れた際には、公園に集う方の姿も少なく、些か寂しい位でした。

明倫館からほど近い場所にある【中央公園】の中でも大通りに面した目立つ場所に、大きな騎馬像がありました。軍服に身を包み、軍馬に颯爽とまたがったその像は、山口県の英雄「山形有朋」の像でした。日本陸軍の基礎を築いたことで知られ、それ以降の日本の歴史に大きな影響を残した人物といって良いでしょう。萩市の中心にこれほどまでに立派な像を設置できていることから、萩市民の彼への尊敬の念を感じると共に、明治維新以降の近代日本の歴史に思いめぐらせることが出来ました。