ナツメロ大王さんのクチコミ(100ページ)全9,711件

世界遺産にも登録されている萩城城下町の散策をはじめて、木戸孝允の生家などがある横丁が「江戸屋横丁」です。円政寺というお寺もあれば、武家屋敷もあり、非常に変化に富んでいても見ごたえのある横丁でした。写真映えする場所でもあり、散策する観光客の方も多くみられました。

菊屋家の見学を終えて萩城に向かって左手に折れ、緩い下り坂の横丁に入りました。これが「日本の道百選」にも選ばれた菊屋横丁です。白壁の続く横丁は風情がありますし、田中義一生誕の地や高杉晋作生誕地といったスポットもあるので、街歩きはとても楽しく感じました。萩焼のお店などもありますが、控えめな店構えですし、好感がもてました。

萩で最も見ごたえのある建築物の一つだと思うのがこちらの東光寺です。松陰神社から徒歩でアクセスし、山の傾斜を利用した広大な境内には、巨大な三門をはじめ、17世紀の大雄宝殿など見ごたえある建物が並んでいました。大雄宝殿は二層目の軒の構造がいわゆる扇垂木となっていて、高い技術力を見て取ることが出来ました。また奥には毛利家の廟所もあるので、こちらも静寂の支配する不思議な空間ですし、萩では必見のスポットです。

菊屋横丁の高杉晋作生誕の地のすぐそばに、一部セットバックしたような場所があって、第二十六代内閣総理大臣である田中義一の生誕地を示す石碑が置かれていました。それ以外には展示品のある博物館などもなくて、見ごたえはあまりありませんでした。

萩城下町を散策した際に、外堀のそばにあるこちらの博物館にも立ち寄りました。瓦屋根の建物は、他の町ではあまり見ないので興味を惹かれました。また、正面玄関の手前には、実際に昔使われていた真っ赤な消防車が展示されていて、童心に帰って10分以上正面や側面から眺めて楽しみました。

萩の城下町を散策した際、高杉晋作の生家からもほど近い場所に木戸木戸孝允の生家がのこされてて、見学することが出来ました。時代劇では桂小五郎の名前でもしられており、ファンの方も多いと思います。幼少期の書なども見学できますし、展示物に限って言えば、高杉晋作の旧家よりも見ごたえがありました。

高杉晋作誕生地からほど近い場所にある「晋作広場」に高杉晋作立志像が立っていました。幕末維新の際に活躍した萩を代表する志士で、若々しくで凛々しい姿をしていました。ただ、武将の騎馬像とは違って、あまりビジュアル面でアピールすることは出来ないと思われました。

萩の城下町の一角にあり、思ったより小さな建物でした。門を入るとお屋敷の南側半分が公開されていました。肖像画をはじめ、産湯に使ったとされる井戸などを見て回ることが出来ました。幕末維新の功労者ではありますが、展示としてはそれほど見ごたえはありません。私にとっては数十分もあれば十分でした。

萩市のほぼ中心にある、かつての萩藩の藩校であった場所が整備されていました。明倫館と明倫学校の校舎が主なスポットです。校舎の中はかつて昭和の小学校で見られた備品などが展示されていて、とても懐かしいと思いながら見学しました。給食で使われた食器や、黒板フキクリーナーなど、見ていて中々楽しめました。

シーマートから徒歩でアクセスしました。小高い丘の上に階段を上がった先にあって、何組かの方が見学に訪れていました。世界遺産にも指定されている近代化の遺産の一つです。近くには、反射炉の構造を分かりやすく説明した案内板もあり、私のような事前準備もなしで訪問した旅行者でも分かりやすかったです。

世界遺産に指定されている萩の城下町の中でもひときわ大きな邸宅がこちらで、江戸時代の豪商の館です。中には見ごたえのある調度品あるや美術品、さらには手入れの行き届いた庭園など見ごたえがありました。国の重要文化財にも指定されていて、城下町でも特に人気があるスポットでした。

萩の世界遺産の街並みを散策しつつ、指月山の山麓の「萩城跡」までたどりつきました。天守閣は今は失われていて、お堀と天守台などの石垣が残るのみです。ただ、「指月公園」内には、歴史のある神社や茶亭などがあって、散策にはもってこいの場所になっていました。

松陰神社の鳥居をくぐり、奥へ進んでいくと「学びの道」に沿った場所に毛利藩の茶室を移築した、この花月楼がありました。訪れる方も少なくひっそりとしていて、残念ながら窓もすべて締め切られていて、内部の見学は出来ませんでした。山口県の指定有形文化財とのことで、外部のみ見学させて頂きました。

松下村塾の隣にある施設で、松下村塾と同じように外からの見学となります。質素な建物で、江戸時代のこうした民家を、21世紀の現代まで維持していることに、正直少し驚きました。明治時代の早い頃から、吉田松陰ゆかりの地として保存して来たことの成果だのだろうと思いながら見学しました。

松陰神社の鳥居をくぐってすぐ、左手に進んでいくと「吉田松陰歴史館」がありました。吉田松陰の生きざまを紹介する施設で、蝋人形なども使ってビジュアルで分かりやすく紹介されていました。昭和の雰囲気の色濃く残る施設です。東萩駅でパスモやスイカ、イコカが使えず、キャッシュレスに対応していないことに辟易した後であり、明治維新の原動力となった萩の町が、今では時代から大きく取り残されているようで、時代の皮肉を感じました。

松陰神社の鳥居をくぐって少し進んだ先に、この大きな石碑がありました。佐藤栄作の揮毫による堂々した文字が刻まれていて、明治という時代を切り開いた偉人を輩出したという誇りを感じることが出来ました。世界情勢は今もめまぐるしく変わっていますし、明治維新の吉田松陰の弟子らに見られるような、世界的で将来を見通す視野を持った人材が、今も必要とされているのではないかと、この碑を見ながら考えずにはいられませんでした。

吉田松陰が安政の大獄で処刑されるまで、多くの有望な若者らを育てた吉田松陰の功績を紹介する施設で、からの直筆の手紙や西洋の学問に関するノートといった物まで、幅広く展示されていました。帝国主義の時代、いかに欧米列強から日本を救うかといった深い思索を、そうした展示を通じて垣間見る思いがしました。

松門神社は、松陰神社の境内を奥に進んだ先にありました。久坂玄瑞や伊藤博文といった、吉田松陰の門下生らを祀る神社です。それほど目立つ建物ではありませんが、日本の近代史を語る上で、避けて通ることの出来ない方らに、静かに思いを馳せるには丁度良いと思いました。

明治維新の原動力となった若者を育てた吉田松陰を祀る神社がこちらです。大きな石の鳥居をくぐった先には、松下村塾や松門神社、資料館などがあり、萩を中心する観光スポットして整備されていました。管理もしっかりされていて、ごみ一つない境内が印象的でした。

萩を代表する観光地の一つとして、日本史好きの方以外にも知られています。早朝から見学ができ、平屋建ての建物が残されていました。講義室と書かれた、畳が敷かれた部屋を外から見ることができました。飾りのない質素な部屋ですが、幕末期に若者らが集って、新しい日本の在り方について思索をめぐらした場所として感慨深く感じました。朝の早い時間でしたので、見学者も少なくてゆっくり見て回ることが出来ました。