ナツメロ大王さんのクチコミ(466ページ)全9,711件

エアポートエキスプレスのカオルン（九龍）駅に直結しており、空港に向かう前に立ち寄りました。他の鉄道路線からのアクセスはあまり良いとは言えませんし、品添えをもIFCなどと大差ないですね。
出来て間もないからなのか、地の利を得ていないのか、お洒落なオブジェなどあって洒落た場所なのですが、比較的空いています。人ごみが苦手をいう方にはお買いものしやすい場所でしょうね。

開封の有名な鉄塔からもほど近い所、「文化大革命」の最中の1969年に監禁状態の劉少奇が失意の中この世を去った場所が「劉少奇在開封陳列館」として公開されています。劉少奇と言えば1958年から始まる「大躍進政策」の失敗の責任をとって毛沢東「辞任」後、中国の国家主席に就任し、小平らと共に行き過ぎた社会主義政策を見直し、経済の立て直しに奔走した人物です。また、そうした功績故に1966年から始まる「文化大革命」においては「走資派」とされ「紅衛兵」らにより吊るしあげられ権力の座から追い落とされた悲劇の指導者です。この陳列館では、劉少奇の功績を讃えると共に、その悲劇がすべて毛沢東婦人であった江青ら４人組と林彪によるものであるという中国共産党の主張を宣伝する博物館にもなっています。実際にはもっと上の人物の意思が働いていた筈ですが・・・。いずれにしても、そうした表と裏を含め、中国現代史を知るには良いきっかけになる場所だと思います。
なお、一般の旅行ガイドブックには掲載されていません。行き方は有名な鉄塔のある鉄塔公園の正面出口を出て解放路を１ｋｍほどタクシーで南下、西門大街の交差点を過ぎてすぐ下車、そのまま歩道を徒歩で南に下がった右手「北土街10号」になります。

東松家は名古屋で油屋を営んでいたとのことで、内部にはその当時の生活道具を始め客と商談をしたであろう座敷などが残され開放されています。ここで特筆すべきは三階まで吹き抜けの空間を設けていたり、和風木造ので三階建てという構造でしょう。三階までほぼ垂直の正面など非常に興味深いです。

日中戦争の最中、中華民国の臨時首都が置かれていた重慶に対して、1938年から1941年にかけて日本軍による無差別爆撃が断続的に行われました。一万人規模の死者を出すことになるわけですが、その中でも1941年の6月5日に行われた空襲では5000程の収容人数のトンネル（防空壕）に10000人近い中国人が避難したことから酸欠が起こり、実に900人以上が命を落としたと言われます。この惨劇の記憶をとどめる場所が「大隧道惨案旧跡」です。
地下鉄2号線「較場口」駅から歩いてすぐですので、重慶訪問の際には立ち寄ってみては如何でしょうか。

一人ではなかなか入りにくいお店ですが、入口に向かって右手に焼き立てパンを販売する窓口があり、こちらであれば中国人に交じって数分行列すれば気軽においしいパンを購入することができます。見ていますと地元に人も利用しているようで、お味の方も程良い甘味があり、小麦の香りと相まっておかずがなくとも食欲をそそります。是非お試しください。

　1932年「満州国」の建国に伴い、かつて高粱畑であった場所にこれまで見たことも無いような近代的な街が生まれました。1905のポーツマツ条約を経て譲渡された東清鉄道南支線（満鉄）とその沿線を附属地として整備するところから始まった新京の街づくりも、この「満州国」の首都となったことで、さらに大規模かつ先進的となって行きました。
そうした中で、アジア初と言われる100％の水洗トイレ普及率、上下水完備、主要道路での電線の地中埋設化などが行われました。強い意志を持った先人が居たということでしょうね。
　当時の街づくりの中でも、皇帝溥儀の住まいとして建設されていた皇宮とそこから南に延びる順天大街（現在の新民大街）は、国家の中枢として堂々たる建築が建ち並ぶ場所となりました。1938年に落成したここ旧満州国国務院は、まさに国家の威信をかけて造られ、張景恵国務院総理が関東軍の干渉に苦しめられながら執務した場所でもあるのです。
　「五族協和」を旗印に掲げながらも、それに忠実に国造りを行おうという理想に燃えた人ばかりではなかったことが、満州国を巡る様々な軋轢を生んでいったのでしょう。
そうした儚く消えた夢の跡をたどる場所だと思います。

1935年に建てられた旧満州国軍事部は、吉林大学医科大学第一臨床学院（つまり附属病院）として現在も使われています。場所は旧満州国国務院の向かい、建設途中であった皇帝溥儀の皇宮の南側（現在の長春文化広場の南）にありますから、国の中枢の中でも最重要の任務を担っていたことが伺えます。近代建築の上に日本的な屋根を乗せた、1930年代に一世を風靡した帝冠様式の流れをくむ建物です。同時期に建てられた東京の九段会館や名古屋にある愛知県庁舎などと雰囲気が似ているのも頷けます。

長春文化広場から新民大街を南に下ったところに司法部という、日本でいう法務省に該当する省庁が置かれていた建物が、吉林大学医科大学として今なお現役で残っています。文化広場から新民大街に入りすぐのバス停から213路・13路のバスで一ないし二駅目で下車、向かいに見える瓦の帽子を頭に載せたような建物がそれです。

かつての満州国中央銀行であり、満州国圓という通貨を発行したいた場所です。日本でいう「日銀」に当たると言うとご理解しやすいかと。
巨大な円柱が建ち並ぶ、新古典主義様式の重厚な建物は、アジアで最も堅牢な建物と言われたこともあったとか。現在は中国人民銀行になっています。
正面の大同広場という周囲一キロの巨大なロータリーであった場所は、今は人民広場と名前を変え、車の往来の激しい交通の要衝となっています。

多額の資金をかけ1991年に竣工した東京都庁は、当時の世相を反映して「バブルの塔」などとも揶揄されたこともありました。丹下健三氏の代表作として今なお新鮮さを失わない姿は、すっかり東京のシンボルとして定着した感があります。高さ243ｍの第一庁舎には展望室があり、晴れた日には富士山まで望むことが出来ますので、東京に行かれた際には訪れてみては如何でしょうか。

かつての新京（今の長春）の中心に、総面積約20ヘクタールの面積を誇る文化広場が広がり、多くの市民の憩いの場所となっています。近代西洋建築に中国風を加味した、緑色の甍の美しい長春科技大学が北側に建ち、広場から南に向かって新民大街の大通りが伸びています。この長春科技大学は、1938年に建設が始められ、太平洋戦争の勃発により地下のみ完成した段階で工事が中断した満州国皇帝溥儀の新宮殿を前身としています。戦後、1950年代に地質宮殿として完成したという歴史を持ちます。
　この広場に立ち、国務院や軍事部、司法部といった首都機能の中心を担う省庁が集まる新民大街を望むとき、綿密な都市計画に基づいて満州の荒れ野に人工的に生み出された新京（今の長春）の先進性に感嘆せざるを得ません。また、侵略といった負の面は忘れてはならないでしょうが、そうした中で一人ひとりの庶民としての先人達が、如何に強い大陸への熱意を抱いていたかについても思いを巡らしたいものです。
古い歌ですが、熱砂の誓い（建設の歌）の一節がふと浮かんできました。
♪わ～き～立つ我らの建～設のう～た～（歌）♪

上海虹橋火車站から高速鉄道（中国版新幹線）で一時間ほどで到着。なんとリニアモーターの開通を見込んで４本の予備を含めると３０番線まであるという巨大なステーションです。高速鉄道以外にも、重慶や昆明に向かう快速列車もここを経由していますし、駅の地下には杭州地下鉄が乗り入れており、西湖まで簡単にアクセス（地下鉄「龍翔橋」下車）できます。ただ、他の中国の駅と同様に駅舎の端にセキュリティーチェックを経て入場した後、自分の乗る列車の発車するホームの改札口まではひたすら歩きますので、時間にはくれぐれも余裕を持って駅に到着するようにしてください。

上海から杭州東駅までは新幹線で1時間ほど。杭州東駅から地下鉄一号線に乗り20分ほどの龍翔駅で下車、そこから徒歩5分ほどで西湖の畔まで簡単にアクセスできます。駅からの道は高級ブランド店や、Foreveer21、H&Mなどの入るショッピングモールもあり、垢抜けた地域になっています。湖に面して広く公園として開放されており、市民に交じって西湖の景観を楽しむことが出来ます。遊覧船やレンタサイクルもあるので、一度利用してみては如何でしょうか？

上海で最もファッショナブルなストリートである淮海中路に出来て間もないショッピングスポットです。商品はPradaやmiumiu,Dunhill、更にはbeamsもあり,ハイエンドの商品を購入することが出来ます。ただ、地元の人によると、香港や日本に旅行に行く友人に頼んで購入した方がはるかに安くお得とのことで、よほど財布のゆとりのある富裕層でない限り、ウィンドウシッピング留まりなのかもしれません。
なお、地下鉄１０号線陝西南路駅からは直結、地下鉄一号線陝西南路駅を利用しても、駅を出てすぐですし、交通の便は非常に良いと思います。

黄山市屯渓地区のバスターミナルです。黄山への登山、麓の古村観光の拠点となるバスターミナルです。呈坎行き10元。宏村行き17.5元。この他にも上海や杭州などへもバスが出ておりますので、利用価値は高いと思います。

山西省南部の中心都市である運城のバスセンターです。運城市になる永済や、隣接する臨汾などへのバスがひっきりなしに出発しています。山西省の省都である太原へもバスは出ていますが、2014年夏に高速鉄道が開通したため、長距離の移動は高速鉄道に軍配が上がるでしょう。私は臨汾へバスで移動しましたが、道路渋滞もあり片道4時間もかかってしまいました。
ただ、山西省では高速鉄道の無い場所にも魅力的な町や村があり、そうした場所へは矢張りバス移動となりますので、そうした際にはこのバスセンターが重宝します。

黄山市の中心地である屯渓エリアに宿泊した場合や、黄山駅に列車で到着した場合には、世界遺産の黄山に登るため、まず麓の黄山風景区バスターミナルに移動することになります。そこで雲谷ロープウェーか玉屏ロープウェーに乗るかを決め、ロープウェイ乗り場までのバスチケットを購入します。バス乗り場には、「玉屏」ではなく乗り場のある「慈光閣」行きと書かれたゲートに並ぶことになります。「慈光閣」では黄山入山料（230元）とロープウェイ片道チケット（80元）を購入し、ロープウェイ乗り場に再び並ぶことになります。大型連休では２時間待ち、週末でも１時間待ちの覚悟が必要です。

ただ、一たびロープウェイに乗りますと、思わず感嘆の声を上げてしまうほどに雄大な黄山の風景が目に飛び込んで来ます。

周囲に新しい商業施設が多数できたため、ここのパークソンは些か地味に見えてしまいます。それでも定番的な商品は十分手に入りますし、地下鉄の駅からもアクセスが可能なので利用価値はあると思います。
なお、パークソン周辺は地下鉄１２号線の工事が目下進行中で、完成すると南京西路を経て蘇州河の下を潜り虹口区（旧日本租界方面）へのアクセスが格段に向上するそうです。上海からはますます目が離せないですね。

地下鉄１号線の陝西南路からそのまま直結しており、雨の日のお買いものも、何の不自由もなく出来る場所です。欧米・日本・韓国からの輸入食材も入手できますし、衣料品の品ぞろえ、特に女性向けの商品は非常に充実しています。ネックは、すぐ横で地下鉄の工事が進行中のためでしょうか、周辺の道路が慢性的な渋滞となっていることです。

1989年に高層ホテル建築の際に、1926年の古建築を取り込みエントランスとしてリノベーションしています。また、1階には気軽に入れるコーヒーショップ、２階には中華料理や日本料理店が入り利用価値が高いです。さらに地下鉄一号線の駅も徒歩７，８分ですから、移動にも都合が良い場所とあって日本人の利用者が多いホテルです。