ナツメロ大王さんのクチコミ(465ページ)全9,711件

浦東地区で地下鉄の乗り換えに便利な世紀大道駅を出てところに、96広場という食事や買い物に便利なショッピングモールがあります。おちついたレンガ色の外観、上海にしても比較的すいている点から、付近にすむ日本人にも人気の場所とのこと。テナントは「H&M」や「がってん寿司」などなど。

地下鉄３号線と１号線の乗り換え駅であるばかりでなく、長さ112m高低差50m以上というエスカレーターがあることでも知られています。地下鉄の駅のある丘の上から一気にエスカレーターで降りると、そこはバスターミナルになっており郊外の大足へのバスなど利用することが出来ます。それにしても下を見ると目がくらむエスカレーターというのも珍しいと思います。

この埠頭を降りると、旧租界の街並みが目と鼻の先です。上海の外灘のような20世紀初頭から30年代に掛けて建てられた、重厚な石造りないしコンクリートブロックを積み上げた建築が建ち並ぶ様は壮観です。長江を遊弋する巡視船（？）も間近に見られます。こんな大きな船が、ここまで遡ってくるんですね～。

黄鶴楼見学後長～い石段を降り、古い街並みの雰囲気を残しつつ新しく改装された、上海の新天地のような一角を抜けると長江に出ます。そこにある埠頭からは、長江対岸の漢口方面への渡し船が頻繁に出ています。バイクで乗り込んでくることも出来ますので、観光客向けというよりも、市民の足となっていることが分かります。

鄭州空港からは、市内へのリムジンバスが出発しています。それに加え、近隣の開封市・洛陽市への直通バスも頻繁に出ています。鄭州市内まで入ってからバスターミナルや鉄道駅に向かうよりもはるかに効率的ですので、一度検討してみては如何でしょうか？それ以外の街へも便数は減りますがアクセスできるようです。次の空港ホームページの下の方に路線図があります。http://www.zzairport.com/trafficGuide.php?t=&id=1
ちなみに出発ロビーなどは閑散としていて面白味に欠けます。私はカップラーメンをすすり、大陸に沈む夕日を眺めつつ時間をつぶしました。

揚州の何園そばから泰州路あたりにかけて、古運河が公園のように整備されています。今から1500年も前の隋の時代に、南は杭州から北は北京までを運河で結ぶ大土木工事が行われました。そうした運河が今なお現役で利用されているのですから、敬意を払わずには居られません。

揚州東バスターミナルから20分おきに出発している高郵へのバスで約一時間半、バスを降りタクシーで訪れました。古塔が目印の「浄土寺広場」で下車してタクシーを拾っても良いでしょう。
高郵鎮国寺塔は知名度こそ低いですが、「南方の大雁塔」の異名をとる美塔です。２０世紀半ば、杭州から北京への古運河に沿って新しく運河を通す大工事が行われました。その際、周恩来からの指示でこの塔を取り壊すことなく運河を迂回させたとの逸話も残っています。唐の時代に建てられ、素朴さと凛とした気高さとを併せ持つ古塔は、訪れる人を魅了してやみません。
新運河・古運河の景観も含めて楽しめます。

一点注意点ですが、タクシーは交渉して寺の入り口で待っていてもらいましょう。運河の中洲にある寺のため、流しのタクシーもオート三輪も来ませんし、数キロの道を延々と歩いて高郵の中心街まで戻るはめになります。

武漢のこの一帯は有名なショッピング街なのでお洒落で洗練された店が軒を連ねているかというと、そうでもなく洗練されているとはお世辞にも言えません。ただ、租界時代の建物が多数残りますので、それらを見て回るだけで十分楽しめます。河に突きあたる場所には、かつての税関であった重厚な建物が残っています。

宿泊したホテルが四望亭路であったため、バスで簡単に訪れることが出来ました。建築年代については南宋の時代との説もあるようで、揚州市の文物保護単位に指定されています。19世紀の太平天国の乱の際には反乱軍の拠点となるなど、中国の革命の歴史の中では特別な意味を持つ場所のようです。

上海地下鉄二号線の南京東路駅から歩いてすぐ、外灘の裏手にあたる一角に静かに佇む教会がここです。1869年、丁度日本での明治維新の頃にゴシック様式で建てられたレンガ造りの美しい教会です。1966年の文化大革命の嵐が吹き荒れた際には、鐘楼が破壊されるなどの被害を受け、教会の管理に戻ったのは実に2005年になってからであったとか。修復工事を経て開放される予定とのことで、今は一般的には公開されていませんが、均整のとれた外観を見るだけでも十分訪れる価値があると思います。

揚州から高郵へのバスで約1時間半。バスターミナル到着間際の「浄土寺広場」バス停で途中下車します。運賃は片道13元程度。明代の古塔で、50年ほど前には、塔の中から華厳経や金剛般若波羅密経の経典が発見されました。
高郵にはここの他に、「南方の大雁塔」の異名を持つ鎮国寺塔や隋代の古運河など見どころが複数ありますので、揚州旅行の際にはここまで足を延ばしては如何でしょうか？

揚州では多くの見どころを効率よく回るためバスを利用することが多いと思います。その際に、この文昌閣を目印にして乗換ができるようになると、メジャーではない場所を訪れる場合でもスムーズに行けると思います。例えば痩西湖から文峰塔や西バスターミナルに行く場合でも、文昌閣を目印に乗り換えれば分かりやすいです。
文昌閣は北京天壇公園の祈年殿とどこか似た風貌の円形の明代の建築で、回りに高い建物が無いためによく目立ちます。

ここの主である呉氏は、近代において多数の文化人を排出した名家として知られています。科学者や劇作家など、とりわけ新中国で活躍した4人の兄弟が良く知られているようで、清王朝末期の建物の中に様々な展示がされています。運河に面した泰州路にあり、旅遊専線のバスでアクセス可能です。

揚州へ向かうために利用しました。中国の携帯電話と銀行口座さえあればインターネットでチケットの予約・購入が可能です。上海から揚州までは約3時間半。運賃は100元（約1900円）ほど。鉄道がカバーしきれないエリアも含めて何百という本数のバスが出ています。

揚州を訪れた際に宿泊しました。市内中心部の四望亭路にあり、目の前にバス停もあって交通の便は良いです。ただし、食事をすることを考えると近くに清潔で日本人でも気軽に入れる店は少ないのが難点でしょう。それと防音は望むべくもないので、そこは割りきって利用して下さい。

中国の伝統的な様式に西洋建設の様式も取り入れたその形態は、蘇州・無錫の清朝の庭園とその趣を異にしています。訪れる者の視覚を十二分に意識した計算しつくされたバランスで石・池・堂宇が配置された中国庭園。洋風建築の二層式の玉綉楼は、それとは打って変わって中庭を囲んで実用的に部屋が並び、清朝末期の家具調度品で当時の生活を再現した展示がされています。揚州では是非とも訪れて欲しい場所の一つです。

16世紀、明の時代に建てられた8角7層の楼閣式塔です。揚州の古運河に面しており、かつては運河を行き交う交易船の目印となっていたことでしょう。19世紀の半ばに中芯の部分を残して崩落し、２０世紀に入って「再建」されたため以外と新しく感じられます。

中国四大名園の一つ。「月映竹成千个字」という句から个園と呼ばれるようになったとか。なるほど竹林に囲まれて外界と隔絶された落ち着いて静寂とした空間となっています。
庭園に隣接して住居であったエリアも公開されており、焼成煉瓦を積み上げた堅牢な外壁と、内部のゆったりとした生活空間など、見ごたえ十分です。南へそのまま抜けると「東関街」と言われる古い街並みを再現したショッピングストリートに出られますので、こちらでお土産の品を購入したり、昼食をとっても良いでしょう。

杭州の西湖に似せているが、はるかに小さいため「痩せた西湖」の意味で痩西湖と呼ばれているそうです。北門から120元の入場料を払って入園したのですが、南端の五橋亭や釣魚台あたりまでの数百ｍは人造湖に沿って曲がりくねった道の続く公園で、取りたてて素晴らしいとも言えないと思います。五橋亭周辺の景観を楽しむのであれば、120元は高すぎるように感じます。

視力を失ってまで日本に仏教の教えを広めようと海を渡った鑑真の話は、誰も聞いたことがあると思います。その彼が日本に渡る前に住職をしていたお寺がここ大明寺。鑑真ゆかりということで日本からの観光客も訪れるようですが、他の中国のお寺によく見られる、観光客向けのテーマパークに感じてしまうのは私だけでしょうか・・・。