あおしさんのクチコミ(317ページ)全6,509件

中岡慎太郎は坂本龍馬と並ぶ、幕末の土佐の志士の巨魁です。
しかし、今では龍馬ばかりが有名になり、中岡はまるで龍馬のおまけの扱い。
ドラマでも龍馬は一流の役者さんが演じるの対して、中岡は無名の役者さんばかり。

この資料館は山奥の交通不便なところにありますが、中岡慎太郎の生家の前にあります。
展示内容も龍馬暗殺の場所など充実していますが、中岡が有名でないことと交通不便なこともあり、お客はほとんどいませんでした。
「龍馬のおまけ」扱いされている中岡に対する地元の無念さを感じることのできる立派な資料館でした。

明治維新の際、岩崎弥太郎はこの土佐の田舎の家に生まれ、下級武士から成りあがり、１代で三菱財閥を作り上げました。
大河ドラマ「龍馬伝」では香川照之さんが語り手をかねて弥太郎を演じていました。

母屋と離れがあり、水田の中の質素な家です。
岩崎弥太郎の銅像もありました。

日本3大がっかり観光地と言えば、「札幌時計台」と「高知はりまや橋」、あと１つは？とよく言われます。
有名な橋なのですが、京都の三条大橋のように川が流れているわけでもなく、橋の作られた欄干があるだけ。
あとは小さな公園があるだけです。

土佐藩の藩祖・山内一豊の作った城です。
山内一豊は奥さんが賢夫人だったことで有名です。
あるとき、主君・織田信長が家来に「馬に乗って集まるように」（「馬揃え」といいます）と命令しました。
しかし一豊は貧乏侍だったので、いい馬がありません。
そこで、奥さんが「これで一番いい馬を買ってください」とへそくりを出してくれて、それでいい馬を買ったところ、信長やほかの家臣が絶賛。
これがきっかけで信長の目にとまり、出世のチャンスをつかんだ、という話が有名です。
2008年には仲間由紀恵さん主演で大河ドラマ「功名が辻」にもなっています。

小さい天守閣ではありますが、現存する数少ないホンモノの天守閣で、中には城の歴史などの展示物があります。
夜はライトアップもされていました。

人形町と言えば人形焼。
人形焼のお店は「重盛」という老舗が有名のようでしたが、ちょうど行ったときは工事中でお休み。
というわけでこれまた明治以来の１００年の一番の老舗、「板倉屋」に行きました。
人形浄瑠璃などの芝居を見た人はここで人形焼を買って食べたり、お土産にするのがお約束だったとか。
このお店も行列ができていました。
５個５００円のセットを買いました。
あんがぎっしりつまって美味。
あっという間に５個食べてしまいました。

阿部寛さん主演のドラマ「新参者」が好きで、その舞台となった町です。
大都会東京ではありますが、古くからの老舗などもたくさんあり、街歩きが楽しい町です。
老舗の食べ物のお店を食べ歩きするのも楽しいでしょう。
タイ焼き屋の「柳屋」、親子丼ぶりの「玉ひで」、すき焼きの「今半」、人形焼の「板倉屋」などが有名のようです。

小千谷の市街地のやや外れ。
一般の方にとっては、単なるよくある普通のお寺です。
ただ、歴史ファンにとっては必見のお寺。
明治維新前の戊辰戦争のとき。
長岡藩家老・河井継乃助（４２歳の男盛り）は戦争を避けるべく、薩摩長州土佐からなる官軍の軍監・岩村精一郎（２３歳のガキ）に話し合いによる解決を嘆願したものの、岩村が夜郎自大な態度で一蹴したため、戊辰戦争で最大の激戦といわれる北越戦争が起きてしまった場所です。
河合と岩村が会談した間も当時のまま残されています。

小千谷は鯉で有名な町です。
その鯉の養殖の歴史や種類などについて資料が展示されています。
また、ここの鯉は大きい！
３０センチくらいの錦鯉はよく見るけど、ここで見られる錦鯉は１ｍくらいもあります。
でかい！
小さなお子さんなどは喜ぶ場所と思います。

江ノ電に乗って稲村ケ崎駅下車。
海水浴場として有名な海岸ですが、歴史的にも新田義貞の鎌倉攻めで有名な場所です。
義貞はこの稲村ケ崎の潮が引いたときにここから鎌倉に攻め入り、鎌倉幕府を滅ぼしました。
今では穏やかな海岸で、ここから極楽寺までは海を見ながら気持ちのいいお散歩コースです。

ハウステンボスの近くにある橋です。
昭和３０年にこの橋が完成したころは、世界第３位、東洋では第１位の長さを誇ったそうです。
東京タワーなどと並ぶ昭和３０年代の日本を代表する建造物と言っていいでしょう。
ゴジラが国会議事堂を、モスラが東京タワーを壊していた同時期に空の大怪獣ラドンに壊された「名誉」ある橋です 。
時々橋の下を船がとおり、展望台から見る青い海もきれいでした。

この4月に東武の新型特急「リバテイ」が登場しました。
今までの東武特急のエース「スペーシア」はバブル時代につくられたこともあり、ゴージャスな椅子や設備でしたが、「リバテイ」は通勤客も対象にしているため、カジュアルな感じの特急です。
「スペーシア」と違って、売店・車内販売もありませんでしたが、パソコンなどのためのコンセントがありました。

かつては世界に名を知られた銀山です。
戦国時代には、毛利、尼子、吉川と言った戦国大名の争奪戦となりました。
当時のヨーロッパの地図にも載っていたとか。
今は閉山して静かな山間の集落になっていますが、当時の街並みが現在の残り、かつての栄華を忍ばせます。

「鬼」なんてまるで金田一耕輔の小説に出てきそうな名前だけど、もともとは「ワニ」がなまって鬼になったとか。
２キロ近い渓流には大きなごつごつした岩で埋め尽くされていて、遊歩道があります。
いったい、こんな大きな岩はどこから来たのやら。
紅葉の時期になったら、さぞかし美しい渓谷になることでしょう。

五能線は日本の鉄道の中でも１，２位を争う車窓の美しさで知られるローカル線。
その五能線を走る観光客向けの快速列車。
快速だから「１８きっぷ」でも乗れます。
車窓が良く見えるように窓がとても大きく、車内設備は特急電車並みです。

ちなみに私が乗ったときは途中、鹿と衝突してそうで、15分くらい止まったままになってしまいました。
まあ、朝の通勤電車なら15分も遅れたら激怒だけど、この列車で15分くらい遅れてもね。
車掌さんが「お急ぎのところ申し訳ございません。鹿と衝突しまして・・・」とアナウンスしてたけど、急いでいる人は誰もいなかったでしょう。

ここは益子参考館という濱田庄司という人間国宝第一号の陶芸家の旧宅を開放しているところです。
農家のような家、窯元などのどかなところですっかり気に入りました。
「美味しんぼ」に出てくる唐山陶人の家のモデルはここだな、とか思ったりしました。

花火大会は見応えのある有名な大会は指定席などはまず取れないし、自由席は激混み。
一方地味な大会はゆったり見れるにしても味気ない。
その点この花火大会は古河市という小さな町にしては、なかなか見応えのある花火大会です。
一方で河原で行われ、わりかしゆったりと、場合によっては河原で寝転がってみることもできます。
規模の大きさとゆったり度のバランスのいい花火大会と思います。

新潟県の越後湯沢から日本海沿いをとおって直江津に向かう列車です。
この手のイベント列車は普通きっぷでは乗れず、特別料金、しかも高い料金が必要ですが、この列車は普通きっぷと指定券のみで乗れます。
青春１８きっぷでも乗れるのは便利。
イベントカーではさまざまな日本酒が飲めたり（有料ですが安いです）、ジャズのミニコンサートがあったりと楽しい列車です。

戦国大名として有名な上杉謙信の居城だったところです。
山城だったので、駐車場からひたすら山登り。
この山登りは結構しんどい。
頂上からは謙信の愛した直江津の町の景色がいいです。

天守閣がないので、「がっかり観光地」と言われることもありますが、スケールの大きい山城跡と天守からの絶景があれば十分で、とってつけたような鉄筋コンクリートの天守閣など無い方が、上杉謙信らしいと思いました。

摩周湖と言えば北海道で1，2位を争う有名な湖であり、表側の第１、第3展望台はいつも観光客でにぎわっています。
この裏摩周展望台はその第１、第３とは逆側から摩周湖を見る展望台です。
車でしかいけない不便な場所にあり、いわば「秘境」展望台。
第１、第３とは違った摩周湖を見ることはできますが、木々が邪魔をして、あまり願望はよくありませんでした。

広大な大地が３６０度見えるため、「地球が丸く見える」展望台。
北海道の広大さを実感できる場所です。
開陽台周辺の道路がまっすぐで、渋滞もなく、夏であれば黄緑の大地を８０キロのスピードで走るドライブは爽快です。
道路はひたすらまっすぐで、でも結構起伏が激しく、まるでジェット・コースターのようでした。