ケロケロマニアさんのクチコミ(597ページ)全12,309件

ＪＲ松山駅のすぐ隣に、この三津浜駅があります。ここは現在、普通列車しか止まらないローカル駅なのですが、かつては特急が停車していたこともあり、ちょっと不自然に感じるほど大きな駅舎なのが、逆に味わい深いです。実はここから海までは結構近いですので、伊予鉄の三津駅などとも絡めて、付近をウォーキングするのもなかなか良い場所だと思います。

四国の県庁所在地駅は、高松や高知など、近年ガラっと雰囲気が変わってしまった印象がありますが、ここ松山駅に関しては、割合昔の姿を留めていて、少しホッとしました。駅舎自体もなかなかお洒落だと思うのですが、私のお勧めは駅舎向かって右手にある大きな子規の歌碑です。こういう歌碑は得てして端の方に忘れ去られたように建っている場合が多いものですが、ここの歌碑は堂々たる存在感で、この街の人々の正岡子規に対する思いが強く込められているように感じました。

伊予の小京都として知られる大洲市は、鵜飼や大洲城など、色々な見所のある美しい街ですが、駅前には、ＮＨＫ連ドラの魁ともいえる「おはなはん」の碑がありますので、こちらも見逃せないスポットだと思います。碑には「美しい町には　美しい女が生まれる　美しい町は伊予大洲　美しい女はおはなはん」と刻まれています。

ドライブの途中、トイレ休憩で寄っただけだったのですが、結構たくさんの農産物が売られていて、思わず見入ってしまいました。私のお勧めはキウイフルーツで、僅か200円で10個近く入った小ぶりのキウイがとても甘くて美味しかったです。また、ここは河畔にあり、遊歩道も整備されていて、私は冬に訪れたので寒くてそれどころではありませんでしたが、新緑の季節などは、ちょっとしたウォーキングもお勧めだと思います。

松山に夜間到着の予定でしたので、あまりしっかりした宿も勿体無いと思い、探し出したのがこの宿でした。某ホテル予約サイトの当日最安値で出てきたので、正直内容は期待していませんでしたが、カプセル特有の窮屈感も少なく、なかなか自由な雰囲気で個人的には気に入ったカプセルホテルでした。ただ、ここはサウナや大浴場がなく、シャワーのみとなりますのでご注意下さい。大浴場に入りたい方は提携している別施設への割引券をフロントで頂けますので、これを利用すると良いかと思います。

松山市内での駅といえば、ＪＲ松山駅付近よりも、こちらの伊予鉄松山市駅付近の方が賑やかな印象があります。特に両者の違いを実感できるのは夜間です。松山市駅付近はお城方面に続くメインストリート（電車通り）の銀杏並木が鮮やかに電飾で輝いている上に、駅前のデパート屋上に見える観覧車も輝いていて、とてもロマンチックな風景でした。

大阪を代表する伊丹空港ですが、その空港名ともなっている伊丹側からアクセスされる方は意外にも少ない印象があります。私はＪＲの北伊丹駅から歩いてアクセスしてみましたが、途中、伊丹市の都市景観指定建造物が並んでいるエリアがあったりして、この街の歴史を肌で感じることができますので、お時間がある方には是非付近のウォーキングをお勧めしたいです。

伊丹空港への鉄道アクセスとしては、通常はモノレールの空港駅や阪急の蛍池駅などが想定されると思いますが、１８きっぷ使用時などに出来るだけ運賃を節約したい、というトラベラーにお勧めなのがこの北伊丹駅です。ここから空港までは徒歩で40分程度で行くことが出来ます。尚、快速は停車しませんので、必ず普通列車をご利用下さい。この駅は伊丹空港の最寄駅らしく、空港の騒音に対する注意書きなどがあるのが味わい深かったです。

何の予備知識もなく、たまたま通りかかって見つけたのがこの茶店でした。創業は1575年といいますから、その歴史は江戸時代以前にまで遡ります。赤福より伝統のあるお店として、伊勢ではかなり有名なお店のようですが、その店の佇まいはなんとも素朴で、凄く落ち着くことが出来ました。有名なのは、お店の名を冠した二軒茶屋餅です。お持ち帰り用に沢山入ったのもありますが、ちょっとだけ食べたい、という時にも便利な3個入りがパックで売られていて250円ほどで買うことが出来ます。元々尾張や三河、遠江の方から船でお伊勢さん参りをする人のための船着場の茶店として創業した歴史がありますので、現在でも茶店傍からの勢田川の眺めが美しく、絶好の休憩ポイントとしてもお勧めしたい名店です。

近鉄の主要駅として堂々たる存在感を示している駅で、欧風の駅舎を見るだけでも価値があるかと思いますが、ここは伊勢神宮への最寄駅でもありますので、観光客向けに設備が整っているのも便利な駅です。私はこの駅でレンタサイクルを借りましたが、4時間で500円という金額で、しかもレンタサイクル自体は駐車場の脇に用意されているため、返却時に多少遅れても融通が利く良さがありました。（通常は、駅前の観光案内所窓口で自転車鍵の貸し借りが行われますが、ここが返却時に閉まってしまった場合（17時半以降）、隣にあるレンタカー窓口に鍵を返却すれば良いとのことでした。）台数は5台ほどありますが、休日などは人気があるようですので、お早めの時間帯に利用されることをお勧め致します。

京都市の南部に広がるベッドタウン、京田辺市の表玄関ともいえる駅で、なかなか立派な駅舎でしたが、ここはとんち名人としても有名な一休さんの縁の寺、一休寺の最寄駅でもあり、駅前には、可愛らしい小僧の一休さんオブジェ、そして年増の僧として含蓄ある風情を醸している一休僧の銅像が設置されていて、これらがどちらもとても味わい深かったです。一休寺にいらっしゃる際は、是非駅前にもご注目下さい。

ここの近くにある道の駅に立ち寄ろうと、フラッと途中下車した駅でしたが、大阪＝名古屋を結ぶ近鉄特急が頻繁に通過する中で、忘れ去られたようなローカルな風情がたまらなく良かったです。ちょっと高台にある駅ですので、風景も楽しめます。また道の駅近くにはコンビニもあって、意外と便利だったりもしますので、是非途中下車して付近を散策してみて下さい。

道の駅は鉄道駅とは離れている場合が多いものですが、ここの道の駅は、近鉄の奈良県最東端駅である三本松駅から徒歩5分ほどでアクセスすることが出来るので、自動車利用者のみならず、鉄道利用者にもお勧めできる道の駅です。休憩スペースもゆったりしていて、ドライブ疲れを癒すのにもとても良い場所だと思います。

名張で途中下車した際に、フラッと立ち寄った武家屋敷でしたが、上級武士として名張の街造りに貢献した名家ですので、気品のある佇まいがとても情緒あって良かったです。歴史的には江戸時代以降となりますので、比較的新しいといえますが、逆に洗練された武士の美しさを感じることができました。

奈良県を代表する大神宮で、同名の近鉄駅もありますので、アクセスで苦労することは全くありませんが、かなり広い敷地ですので、場合によっては、橿原神宮西口駅を利用して訪問されるのも良いかと思います。本殿前も広々としていますが、清掃が行き届いていて、神社独特の精悍な空気を味わえるのも良かったです。またここの参道脇からは、畝傍山に続く登山道も続いていますので、登ってみるのも一興かと思います。低い山ですので、山麓から頂上までは1時間もあれば十分に登ることが出来ます。

大和盆地に位置する低山ですが、知名度は抜群の名所です。ここはどこも登山として楽しむ、というよりは、史跡の延長のように考えて訪れると良いかと思います。ただ、”登る”という観点からは、香具山・耳成山は少し低すぎますので、程々に山を楽しみたいという方には畝傍山がお勧めです。ここは登山道も幾つかあるので、登りと下りで別ルートを歩かれるとより楽しい山旅になると思います。

京都らしくお寺の蝋燭を髣髴とさせる、独特な形のタワーで、今更語るまでもない名所だと思いますが、蝋燭を模っているだけに、このタワーは夜に見る光景の方が美しいと個人的には思っています。通常は登って下界の風景を楽しむのがタワーという観光名所の趣旨だとは思いますが、ここはまず、下から見る美しさを楽しんでみて下さい。

伊勢路を代表する河川ですので、場所によって様々な風景を楽しめますが、私がお勧めしたいのは国道42号線上、汐合大橋上から眺める五十鈴川です。この辺りは河口が近いため、川幅も広くて、海のようなダイナミックな風景を楽しむことが出来ました。

三重県を代表する景勝地ですので、知らない方は少ないかと思いますが、知名度とは裏腹に、実際に訪れてみると意外に小さく感じました。この岩の近くには、沢山のカエルさんが祀られていることで有名な二見興玉神社があり、そこの参道が遊歩道のようになっていますので、色々な角度から夫婦岩を楽しむのも一興だと思います。

ここは恐らく、三重県内、いや、全国的にも誇れるカエル名所だと思います。とにかく入口から参道、そして本殿に至るまで、沢山のカエルさんが祀られています。また景勝地で有名な夫婦岩のすぐ脇ですので、カエルマニア以外の方でも、純粋に景色を楽しむ場所としてお勧めできる神社です。