ケロケロマニアさんのクチコミ(564ページ)全12,309件

美瑛の木の観光スポットの中では、ここはちょっと特殊な位置付けで、単独の木、というよりは沢山並んだカラマツの並木の様子が、同名のタバコのCMで採用されたためにこう呼ばれるようになりました。並び、が重要ですので、近くで見てもあまりインパクトはありません。ここは是非、遠景を楽しむようにして下さい（説明板も横並びに見える所に設置されています。）。

フォートラベルさんのカテゴリーには、マイルドセブンの木として登録されていますが、実はここはセブンスターの木とは対照的に、単独ではなく、連続した風景を総称してマイルドセブンの丘、ということが多いので、なかなか木として近くで楽しむには、道を見つけるのが大変かと思います。一応、マイルドセブンの丘の鞍部付近から、この樹木の並びにアクセスする未舗装道がありますが、近くには農地が広がるので、立ち入りはあまり歓迎されていませんのでご注意下さい。

パッチワークの路が続くエリアは、美瑛町を代表する丘の雄大な風景が続きますが、目標物が乏しい上に、道も入り組んでいますので、なかなかこのエリアの地理を把握するのは難しいです。景色は良いので、ついそれに目を奪われてしまって迷ってしまうことも多々あります。特に天候が悪くて見通しが利かない時や冬季はご注意下さい。

美瑛町で一番高い山は、となると、実は十勝岳連峰ではなく、大雪山系と十勝岳連峰の間に位置するトムラウシ山となります。数年前に、多数の死者を出したことで有名になってしまった山ですが、実際ここは、本当の登山好きな方でないと、なかなかアクセスするのは大変な山域です。十勝岳からも大雪山からも縦走できますが、最低二泊三日はかかりますので、十分な装備を携えてアクセスするようにして下さい。

富良野岳は名前からすると観光地富良野を髣髴とさせる山ですが、実はこの山は十勝岳連峰の最南に位置する本格的な山岳エリアとなります。標高も2000m近くありますので、登山装備がないと簡単にはアクセスできませんが、山登りが好きな方は、白金温泉から登山道が続いていますので、十勝岳連峰の縦走を兼ねて、この山を目指すと良いでしょう。

ここは美瑛の観光バスが殆ど立ち寄る、代表的なビュースポットですので、駐車場も広くて、繁忙期でも比較的安心してアクセスできる場所だと思います。特にピラミッド型の展望台から望む十勝岳連峰の横長の風景は圧巻です。但し、ここは混んでいる時が多いので、出来れば平日や早朝、夕方などにアクセスされることをお勧め致します。

美瑛の数多くある木の観光スポットの中でも、ネーミング的にもビジュアル的にも最も有名なのがこのケンとメリーの木ではないでしょうか？かつて日産スカイラインのCMで一世風靡した木ですので、それを記憶されている世代の方も多いかと思います。そんな方には、ここの近くにある売店脇に、懐かしの4つ目スカイラインが並んでいるエリアもありますので、こちらも是非お見逃しなく。

美瑛に沢山ある木の観光名所の中で、私が個人的に一番好きなのはこの親子の木です。最初、親子って、親と子の2本を指すのかと思っていましたが、実は遠巻きに見える2本の木の間に、小さな子供の木が1本あって、両親と子供、なんですよね。お父さんとお母さんも少し高さが違っていて、典型的な核家族の姿を木で現したような、そんな素敵な場所です。尚、樹種としてはセブンスターの木と同じく、カシワとなっています。

美瑛には、観光スポットとなっている樹木が色々と点在していますが、このセブンスターの木も人気スポットの一つとなっています。樹種としてはカシワの木になりますので、柏餅を包む葉の形を思い出して、木の近くで確認すると良いでしょう。尚、この樹木の付近は、一面に畑が広がるビュースポットになっていますので、木だけ撮影して終わり、というのは勿体無いかと思います。是非、付近の風景と総合して、この木のポジションを味わってみて下さい。

美瑛といえば、丘のまちとして有名ですので、それぞれの丘や関連するビュースポットはどこも観光シーズンは混雑するのが難点といえますが、この聖台ダム界隈は、観光客の認知度が低く、穴場的なスポットとして、美瑛の定番的なイメージとは一風違った美しい風景を楽しむことが出来ます。交通機関は全くありませんので、レンタカーやバイク、自転車などでアクセスすることになります。

この丘は、丘の町美瑛の中では、最もアクセスが便利な場所だと思います。国道237号線沿いにありますので、迷うこともないのが観光客向けだといえるでしょう。売店やお花畑などは勿論、園内をぐるっと回れる乗り物（有料）も用意されていますので、歩くのが嫌という方はお金で解決することが出来るのも良い点でしょう。

旭川の市街地からは少し離れていますが、西にある近文という、JR駅もある付近に広がる緑豊かなエリアにある公園です。嵐山自体は200メートル程の小さな山ですが、気軽に登れるハイキング道やサイクリングロードが付近に整備されていますので、地元の方にとても親しまれています。

北海道にはアイヌに関連する博物館や記念館が色々とありますが、ここはアイヌの血を受け継ぐ方の手によって運営されている、密度の濃い記念館になっていますので、是非一度足を運ぶことをお勧め致します。まず敷地内の雰囲気からして独自で、かつての北海道の風景に思いを馳せながら時間を過ごすことが出来ます。やはり北海道にいる以上は、少しでも先住民族のことは勉強しておくことは義務ともいえるので、この記念館は入場料500円とやや高めですが、是非じっくりと展示品に目を向けてみてください。

井上靖が旭川生まれであることはあまり知られていませんが、確かに生後間もなく旭川を離れていますので、縁は薄いというのが正直なところだと思います。でも、ここの記念館はそれを思い出させてくれる場所で、入場料は大人200円ですが、年間パスが400円とお得なので、リピートで訪れるのがお勧めです。尚、この記念館の横に、印象的な六角形の建物があります。これは昔、ここに位置していた竹村病院の入口にあった建物で、地元では六角堂として親しまれていたのを、病院が解体されることになり、名残を惜しんでこの六角堂だけ復元されたとのことです。

実はこの美術館は平成24年現在、長期改装中ですので、暫く中に入ることは出来ないのが残念ですが、ここは建物自体が国の重要文化財になっていますので、外観を楽しむだけでも十分に行く価値はあるかと思います。また、向かいには春光園という公園もあって、美しい近代建築を見ながら休憩するのにとても気持ちが良い所です。

旭川市街地の北東、末広地区にある会館です。住宅地の中にあって、地元のダンスサークルなどがよく使用していたりする場所ですが、末広東公園が隣接しているので、国道40号線沿いの賑やかな雰囲気に疲れた時に休憩するのに良い場所だと思います。

このマクドナルドは、世界を代表するファストフードチェーンとは思えない程のアットホームな雰囲気がありました。まず店構えからして、生協の片隅に小さなMの看板があるだけで、見逃しそうな雰囲気です。そして店内の座席も、生協の店舗のコミュニティスペースのようになっていて、マクドナルド利用以外のお客さんも、自由に座席が使えるようになっていました。まあ、それ故、地元の女子高生などで賑やかだったりしますが、このように住環境に溶け込んだマクドナルドというのは、都心のギスギスとした雰囲気のマクドナルドに慣れている身にとっては、何だかホッとする空間でした。

北海道第二の都市旭川のど真ん中にある道の駅です。札幌都心には道の駅がないことを考えると、ここは道内でも最も街中にある道の駅といえるかと思います。道北地域地場産業センターを兼ねている建物ですので、このエリアの代表的な物産品などが一目でわかるように並べられているのも、観光客の方には役立つと思いますので、情報収集の場として、是非訪れて頂きたい道の駅です。

三浦綾子の代表的な作品「氷点」の舞台となった外国樹種見本林の脇に建てられた文学記念館です。塩狩峠の記念館とともに、三浦綾子ファンなら必ず訪れる聖地のような場所です。建物自体はこじんまりとしていますが、中はそれなりに見応えがありますので、ゆっくりと時間をかけて訪問されることをお勧め致します。尚、通常の入場料金は大人500円ですが、パンフレットに挟まっているチラシなどを見せれば50円引きになります。

ここは三浦綾子の小説「氷点」の主人公、陽子が自殺を図った場所として有名になりましたが、樹林内は結構広くて、欧州系を中心に、この辺りでは珍しい樹種が色々と楽しめるので、ゆっくりと散策するのになかなかお勧めな場所です。ただ、見本林内に標識は少なく、迷いやすいですので、時間にはゆとりを持って散策するよう心がけて下さい。冬は完全に雪の中です。陽子のように自殺を考えずとも、迷ってしまうと遭難する恐れがありますので、絶対に安易な意識で立ち入らないようにして下さい。