ケロケロマニアさんのクチコミ(485ページ)全12,309件

シンガポールといえば、殆どの方はまずマーライオン公園の方を連想されるかと思いますが、この国の歴史を考える上で、必ず訪れておく必要があるのがこの公園です。場所はクラークキーエリアのすぐ隣で、両者は陸橋を通じて直接移動できますので、クラークキーを回られる際には是非セットで訪問してみて下さい。但し、この公園は結構広い上に登る箇所も多くて、暑いシンガポールでは昼間に行くと体力をかなり消耗しますので、出来れば涼しい朝夕のご訪問をお勧めいたします。

この博物館は、英国に植民地化される以前の昔のシンガポールのノスタルジーに浸りたい、という方にお勧めの場所ですが、実は建築自体が歴史のあるもので、とても美しい外観をしています。入場料がかかりますので、興味がない方は中に入る程でもないような展示内容でしたが、建物を眺めるだけでも価値があるかと思える博物館でした。

ここは私のような切手収集が趣味の方には是非訪れて頂きたい場所ですが、アドミッションは６シンガポールドルかかりますので、正直、切手に興味がない方は展示まで見る必要はないかと思います。但し、入口のミュージアムショップのエリアでは、販売されている切手の充実度がなかなかのもので、ここだけですと無料で見られますし、売られている切手もそれ程高くもないので（勿論高いのもありますが）、是非、お土産に切手を探すだけ、という方も足を運んでみて下さい。

規模としては、近くにあるセントアンドリュースの大聖堂とは比較にはならない程こじんまりとした教会ですが、ここはシンガポールの中でも最も歴史のある教会で、静かに佇んでいる白い建築の姿がとても美しかったです。あまり大きな話題にはならないシンガポールの一スポットではありますが、中も見学できますし、観光地化されていない分、賑やかな場所の多いシンガポールに存在する貴重な癒しのスポットとして、休憩がてらご訪問されることをお勧めしたい所です。

ここのカテドラルは、ラッフルズホテルやクラークキーなど、シンガポール観光の中心地とも言えるエリアのすぐ近くにあり、かなり広い敷地内に建っていますので、存在感もたっぷりでした。緑の芝生と青空に挟まれた白亜の教会建築の美しさを楽しむのも良いですが、ビジターセンターのような場所で色々と案内も聞くことが出来ますので、お時間があれば、ちょっと係の方を捕まえて、詳しく聞いてみて下さい。

この大観覧車に関しましては、とても有名なスポットですので、今更内容を語るほどもないかと思うので、和えて別の視点から…。チャンギ国際空港から市街地へと向かう場合、多くの方はMRTを利用されるかと思いますが、実は路線バスでも市街地までアクセスでき、シートもバスの方が柔らかい（MRTの座席は欧米などでよく見られる硬いタイプ）ので、快適性という意味でもバスをお勧めします。しかもこのバス、36番のに乗れば、丁度観覧車が真正面に見られる感じで通りますし、実は循環ルートになっていますので、観光バスのような感覚で、空港発で空港まで戻るバス旅、というのもお勧めです。

シンガポールのチャンギ国際空港は、制限エリア内（つまりトランジットエリア）の快適さは世界的に誇れる程素晴らしい充実振りだと思いますが、制限エリア外に関してみると、評判ほどは宜しくない、というのが個人的なこの空港に関する印象ですが、今回は制限エリア外に着目して、色々と見て回ってみました。私が一番気に入ったのは、ターミナル３の４Fにある”航空プラザ”的な場所で、こういう場所は得てしてモデルプレーンなどが無造作に並べられて終わり、みたいな所が多い気がしている一方で、ここの展示は何とも渋くて、チャンギ空港の歴史や航空機の機材の変遷に関する記述が、中央のオブジェ側面や壁面のガラスにプリントされているような感じで、これらを読んで回るだけで結構楽しかったです。あと、アクティブな方にお勧めなのが、滑り台でしょうか。

吉野川沿いの景勝地としては、大歩危とセットで扱われることの多い小歩危ですが、実際に現地を訪れてみると、大歩危のように観光地化されていない印象で、普通に自然の渓谷美を味わうという意味では、個人的にはこちらの方が良かったです。尚、私のお勧めは、JR小歩危駅から徒歩5分程度の距離にある赤川橋からの眺めです。橋自体も吊橋風でちょっとスリリングでした。

この道の駅は、景勝地で名高い吉野川流域の大歩危のすぐ脇にそそり立っている感じの場所ですので、凄く景色が良かったです。妖怪屋敷が有名で、どちらかと言えばテーマパーク的な感じで訪れる方も多い印象を受けましたが、ただ景色を楽しむ目的でもお勧めできる道の駅です。尚、私は車ではなくJR大歩危駅から徒歩でアクセスしましたが、片道20分程度の距離でした。

JR阿波池田駅から、駅前アーケードを進んで右手に少し向かった所にあるスポットですが、ここは建築自体が旧真鍋家邸宅として、三好市の歴史的風致形成建造物として指定されていますので、私は早朝の訪問で、中に入ることが出来ませんでしたが、外観を見るだけでも十分楽しめました。また外壁の所に、展示用のたばこが栽培されていて、かつてこの町がタバコ産業で栄えたことを実感できて良かったです。

この橋は、丁度北海道で例えると富良野のような、四国のへそとして知られる池田町のランドマーク的な存在で、どちらかと言うと、国道32号線脇から望む機会が多いかと思いますが、実はこの橋はJR土讃線の真上も通っていますので、列車旅の途中でも望むことが出来ます。阿波池田から高知方面に向かわれる際には、是非お見逃しなく…。

阿波池田の駅にて、待ち合わせ時間中に町の銘菓を訪ねて教えて貰ったのがこちらのお店で、駅で商品を購入することも出来ます。ただ、駅で売っているのは大きな商品が多いので、一口サイズ用などはお店まで買いに行く必要があります。ちょっとお値段は高めですが、それを裏切らない美味しさでしたので、是非皆さんもご賞味下さい。尚、お店に行かれる方は、駅前のアーケードを少し入ったすぐ左手にあります。駅からは徒歩1分と近距離ですので、すぐに買いに行けるかと思います。

全国には、地域振興の一環として、戦後になって建てられた新しいお城の天守閣内が、博物館として運用されていることはよくある話だと思いますが、この高知城に関しては、昔ながらの天守閣をそのまま博物館的な運用をしているという意味で、とても含蓄深いものがあります。通常は景色を見て終わり、という天守閣観光をされる方が多いかと思いますが、ここでは是非内部見学も丹念にされて、高知城や土佐藩に関する知見を広められると宜しいかと思います。尚、入口のすぐ脇には、江戸時代の日時計がひっそりと残されていますので、こちらにもご注目下さい。

高知が生んだ偉人の一人、板垣退助に関しては、知らない方はいないと思いますが、生誕地とは別に、高知城内の天守閣への登り口の向かって右手に、彼の像がひっそりと建って今います。尚、地元ではこの銅像の傍に樹齢約270年という、立派なセンダンの木が生育していて、特に新緑の頃の薄紫の花の美しさと銅像との競演が素晴らしいとのことですので、機会があれば是非この季節に足を運んでみて下さい。

全国的な知名度としては、何となくイマイチの印象がある高知城ですが、ここは全国に１２しかない古城の一つであり、天守閣界隈がほぼ完全な状態で残されている全国で唯一のお城とも言われるほどの名城ですので、見所が沢山あります。天守閣の美しさに目を奪われがちですが、多雨の高知らしい石樋の構造や、最近修復作業で往時のままの姿に積み直したという石垣など、本当に素晴らしいお城なので、是非時間を多めにとって全体の様子を味わいながらゆっくりと散策してみて下さい。

高知といえば、やはり曜日別の市が開かれることで有名ですが、特に有名なのはこの日曜市ですね。今更語るまでもないスポットだとは思いますが、元高知市民の視点からすると、劇的に観光客が増えたと思われる龍馬ブーム以降の影響からか、悪い意味で観光客慣れしている部分も感じましたが、意外と昔ながらの素朴さもまだまだ健在で、地元民にも観光客にも対応している、やはり全国有数の市なんだなあと改めて懐かしさと斬新さを感じながら歩くことができました。

昔高知に住んでいた身にとって、久し振りに訪れた高知の印象は色々と驚かされることがありましたが、中でも土電と呼ばれて市民に親しまれている土佐電鉄の路面電車は、私にとっては一番の驚きでした。通る度に色々な車両が見られて、見ているだけでも楽しかったですが、意外と昔ながらのデザインの車両も頑張っていて、何だか現在の大相撲力士を見ているような（？）、不思議な感覚に陥りました。

高知城のお殿様、といえば、言わずと知れた山内一豊ですが、実は銅像に関しては、比較的新しく造られた物ですので、日本一そのままの姿を残していると呼ばれる天守閣エリアへの配慮からか、少し離れた場所に建っているのが印象的でした。文学館や図書館の入口に建っていますので、場所的にはこちらを目印にされると良いかと思います。

日本三大がっかりの一つ、などと揶揄される、高知の有名なランドマークですが、ここは橋を見に行く、という考え方よりも、公園散策のついでに橋がある、と捉えると良い場所だと思います。橋である以上、一応川が流れている訳ですが、今ではちょっとした遊歩道のものも整備されていて、地下広場として博物館のように整備された一画もありますので、是非、橋自体の貧弱さにガッカリするだけでなく、総合的な視点でここを見つめ直してみて下さい。

坂本龍馬の性格などにも象徴的なように、高知といえばどうしても豪快磊落なイメージが先行しがちで、あまり文学という高尚な（？）ジャンルは合わないように感じる方も多いかと思いますが、ここの文学館は県立の施設としてお城のすぐ傍に建てられていて、石垣の一部のような風情でさりげなく佇んでいる雰囲気もなかなか良いです。私の訪問時は、土佐日記に関する特別展を開催していましたが、常設展も意外と見応えがありますので、是非知られざる高知文学（？）を学びに、多くの方に足を運んで頂きたいと思っている場所の一つです。