ケロケロマニアさんのクチコミ(484ページ)全12,309件

この公園は、町の名前をそのまま冠しているだけあって、前橋を代表する公園の一つとして市民に親しまれていますが、とても広い園内ですので、無計画に歩くとかなり無駄足を踏むことになってしまうのでご注意下さい。私のお勧めは、まず群馬県の形を模して造られたという”さちの池”を土手の上から望みながら遊歩道沿いに歩き、臨江閣、るなぱあくなどを順に巡るルートです。個人の興味に合わせて、重点的に見る場所を決めていくと良いでしょう。

前橋城は、現在の県庁が建つ辺りが本丸の位置であったそうですが、その県庁脇に三の丸跡の一部として、緑が残された一角があります。土塁の形態として残っていて、物理的には歩けるようになっているのですが、史跡保護のため、立ち入りはご遠慮下さい、との注意書きが付されていました。尚、この三の丸の緑地帯の北端付近に、立派な前橋城址碑が建っていますので、こちらを眺めながら土塁の端に佇んで、往時の風景に思いを馳せてみて下さい。

群馬会館は、天皇即位の大典を記念して、昭和５年に建設された県内初の公会堂として知られていますが、こちらも県庁の本庁舎と同様、昭和初期の近代洋風建築としての文化財的価値と現役の公会堂としての機能を兼ね備えている建物です。また、ここは地元では食堂があることで有名だそうで、私は食事は出来ませんでしたが、レトロな雰囲気で味わうお食事は最高とのことでしたので、是非お昼時間帯などにアクセスされることをお勧め致します。

30階以上の高さを誇る、現在の立派な群馬県庁舎の横には、地元では”昭和庁舎”として親しまれているこの近代洋風建築があり、とても美しい外観でした。尚、こちらは現役の施設としても活躍していて、パスポートセンターなどはこちらの庁舎内に設置されていました。個人的には、何となく北海道庁の現役庁舎と、道庁赤レンガとの関係を連想してしまいました。

前橋県庁の屋上には、立派な展望ホールがあり、誰でも無料で登ることができるようになっていました。前橋と言う町は市内に殆ど大きな建物がありませんので、この32階という高さは突出していて、全国の同じような都道府県庁舎展望ホールと比較しても、なかなかレベルの高い県庁だなという印象を受けました。旅の始めに市内を一望してから、各所を巡ると良いかと思います。

かつて関東を代表する名城として名を馳せた前橋城ですが、残念ながら、現在は往時を物語る遺構が殆ど残されていません。そんな中で貴重なのがこの車橋門跡で、城跡の名残を示す石垣などがひっそりと小さな一角に残されている風情がとても侘び寂びがあって素敵な印象の場所でした。

前橋に文化財として登録されているカトリック教会がある、と耳にして見に行きましたが、住宅地の中に突如として美しい教会の建築が現れた時には正直吃驚しました。基本的に信者さんのための現役の施設ですので、観光地として行くべき場所ではないといえますが、外観を見るだけでもとても価値があると思いますので、是非見に行ってみて下さい。

かつてユナイテッド航空といえば、マイレージを沢山ばら撒いていた印象が強く、機内サービスなどは凄く雑なイメージがありましたが、今回約5年ぶりにこの航空会社を利用してみて、そのサービスの変貌振りに驚かされました。現在では、マイルを稼ぐという意味では、キャンペーンも積算率も以前に比べると低下した印象がありますが、それはこの会社の戦略的な意図だと思います。サービス重視で米系エアを選択されたい、という方には、今は日本に乗り入れているグローバルな米系エアとしては、ここが一番オススメです。（ただ、個人的には大雑把な米系の方が好きなんですけどね…。）

富の噴水があることで知られる巨大なショッピングモールですが、立地的には、クラークキーやマーライオン公園からは少し歩きますので、少々不便かもしれません。ただ、ここはとにかく複数の建物が並ぶ巨大なショッピングモールで、見応えは抜群です。私のオススメは、富の噴水に隣接する形で地下にある「ジャイアント」です。シンガポール国内で有名な大型スーパーですが、とにかく品揃えも豊富で安いので、物価の高さに辟易した時は、是非足を運んでみて下さい。

イスラム教徒が多く居住するシンガポールですので、国内には多数のモスクが存在していますが、その総本山的な立ち位置にあるのがこのサルタンモスクです。私の訪問時は礼拝時間帯で、中に立ち入ることが出来ませんでしたが、外観の美しさには目を奪われました。アラブストリートから続く、このモスクが面しているマスカットストリート界隈では、色々なお店も並んでいますので、アラブ系の土産物をお探しになるのにも良い場所です。

多民族国家であるシンガポールには、沢山の異国情緒溢れる町並みが存在していますが、私が一番好きなのは、このアラブストリートでしょうか。平たく言ってしまえば、シルク衣装や絨毯類などを扱うお店がズラッと並ぶ問屋街、という感じですが、フラッと見て歩くだけでも楽しいエリアです。シンガポールの良い所は、こうした所を好奇心で歩いても、特に客引きが寄ってくることがないこと（逆にあった方が楽しい、という考え方もありますが）ですので、”本場”のアラブで苦労するのが苦手、という方でも気軽に立ち寄って町並み散策をしてみて下さい。

ここは巨大な噴水として近年知名度を上げつつあるスポットですが、面白いのは、ショッピングモールの真ん中全体が円形の噴水になっていて、その中央部まで歩いて見に行くことが出来ます。またここの上部は、ロータリー道路になっている、という、どこまでが噴水と呼べる範疇なのか、ちょっと悩ましくもある面白い噴水でした。

ここは立派な塔が建っていることで有名な戦争メモリアルの公園ですが、実はすぐ南側にはもっと絵になる慰霊塔のような建築が見られたり、日本軍の支援でインド開放を目指して結成されたIndian National Armyの記念碑（こちらは日本の敗戦後再び入ってきた英軍により破壊されたとのこと）が建っていたことを記す碑が建てられていたり、と、日本や英国に蹂躙されたこの国の悲しい歴史を感じることができる場所なので、是非一度足を運んでみて下さい。

シンガポールといえば、誰もが連想するであろうマーライオンの一番大きいのが建っている場所がこちらとなります。私は約10年前にここを初めて訪問しましたが、その時からは考えられないほど、その景観の変貌振りに驚かされました。尚、個人的には、ライオンさんの胴体よりも、基部のライトブルーの段々になっている所が美しくて好きです。勿論、言わずと知れたシンガポール最大のランドマークですので、いつ行っても沢山の人に悩まされることは覚悟してご訪問下さい。（早朝は意外と空いているのでオススメです。）

中継貿易で発展を遂げたシンガポールらしい博物館といえるのが、このアジア文明博物館だと思います。どんな国にも自国の歴史を誇らしげに伝える博物館は定番として存在すると思いますが、ここは、アジアの中継貿易の中心地としてのシンガポールの位置付けがよく解かります。結構大きな建物で、本格的に見て回ろうとするととても時間がかかりますので、テーマを決めて集中的に観覧される方が賢明だと思います。個人的には、大英博物館のアジアバージョン（ちょっと大げさ？）みたいな博物館に思えました。

シンガポール川沿いの一角は、ニューヨークに例えるとウォール街のような風情で、丁度マンハッタンのバッテリーパーク界隈を彷彿とさせてくれるように、シンガポール川沿いに威風堂々たる姿を見せてくれます。勿論、マーライオン公園側からも見えるのですが、個人的には、シンガポールの歴史が始まった場所と、現代の発展を続けるシンガポールとのコラボ、という意味で、ボートキー側から眺める風景の方が、より包括的な意味でのシンガポールを感じられるかな、と思いました。

マーライオンと並んで、シンガポール観光の定番撮影スポットといえるのがこの場所に建っているラッフルズ像でしょう。近くで記念撮影する人の姿が絶え間なく続いていますが、マーライオンの近くほどは混雑していないので、人が多いところは苦手、という方は、まずはこちらを目指すのが良いでしょう。

シンガポールの歴史を語る上で、外せないスポットの一つですが、現代的な視点からすると、ここは人がごちゃごちゃと多く歩いているので、個人的には落ち着かない雰囲気が苦手です。ただ、クラークキー界隈と比較すると、この辺りは川幅も広く、川と近代的な高層ビルとのコラボを対岸から楽しむのが、とても絵になって素敵だと思います。

ここはタイの国王から贈呈された象の像（ってややこしい表現かも（笑））が有名な場所ですが、現在はちょっとしたレストランや美術館として使用されている建物で、気軽に入れる雰囲気が良かったです。外観もとてもお洒落でした。場所も、シンガポール川沿いのラッフルズ像のすぐ近くにありますので、散歩がてら立ち寄るのに良い場所だと思いました。

シンガポールに観光で訪れる方なら、マーライオン公園と共に必ず足を運ぶと思われるのが、こちらのクラークキーエリアだと思います。知名度があり、一度は行っておくべき場所かとは思いますが、正直現在のクラークキーは飲食店が立ち並ぶだけの巨大屋外フードコートのような場所で、料金も観光地価格が主流ですので、個人的にはあまり好きにはなれない雰囲気でした。