ケロケロマニアさんのクチコミ(466ページ)全12,309件

函館ベイエリアを代表する観光地である赤レンガ倉庫群のすぐ傍にある、小さなブロンズ像ですが、これは実は峯田敏郎という人物の「未来への始まりー海原」というタイトルの作品として屋外展示されているものです。写真などでイメージされる新島襄と比較すると、ちょっと可愛らしい顔なので、癒される雰囲気です。尚、現地の観光客の動向を見ていると、これを新島襄海外渡航の地碑と勘違いしている会話を耳にしましたが、こちらの方はもっと奥に立派な記念碑で建立されていますので、お間違えの無いようにご注意下さい。

函館で最初に整備された旧桟橋エリアは、現在では新しく復元されているのですが、ここは冬季は除雪が全くなされておらず、しかも運が悪ければ凍結してツルツルになっていることもあり、気を付けて歩かないと危険な場合もあります。先まで行っても、景色はさほど変わらないので、根元にある北海道第一歩の地碑付近の景観で満足しておくだけにしておくことをお勧め致します。

ここは函館市街地に浮かぶ人工島として知られていて、現在も整備が続いている”緑地公園”ですが、私は3月に訪れたため、緑の島というよりは”白の島”で、一面雪に覆われた状態で、工事が続く道路沿いのエリアを除いては除雪が全くされておらず、かんじきなしで歩くのは大変でした。通行止めにはなっていないものの、冬季の御訪問はあまりお勧めできませんが、頑張ってアクセスして、雪原の島の幻想的な雰囲気を楽しむのも一興といえる側面もあるかと思います。（体力が必要ですし、靴がずぶ濡れになる覚悟が前提となりますが…。）

こちらの記念碑は、美しいライトグリーンの近代建築で知られる相馬株式会社の建物のすぐ向かいにあります。すらっと長い台座の上に、羽を広げている鳳凰があしらわれていて、とても美しくてスタイリッシュな記念碑でした。因みに、明治時代に3度函館をご訪問されたことから、三しょう碑（すみません、しょうの字がちょっと難しい漢字でした）とも呼ばれていて、英文の解説を読むと、"meaning three happy visits"と記されていました。

こちらの建物は、ライトグリーンの美しい建築で、是非良いアングルで撮影したかったのですが、街中のとても良い立地であることが災いして、路駐の車が邪魔をしてあまり良い角度で撮影することができませんでした。撮影に拘りたい方は、早朝など車が少なそうな時間帯を狙うのが良いスポットかと思います。

函館元町地区の顔ともいえるこちらの基坂ですが、車道に関しては雪解けが早い一方で、歩道の側は日陰になる部分も多く、ロードヒーティングもされていませんので、凍結しているときにはとても危ないです。車の通りはそれ程でもありませんので、歩道に危険を感じるような凍結時は、車道の日当たりが良いエリアを歩く方が安全だと思います。

元町地区を代表する元町公園内の脇でひっそりと佇む煉瓦造りの建築ですが、現在では仲が開放されていないのが残念です。一応近くの観光案内所で、開放する時期はあるのかどうか尋ねましたが、その予定や過去の実例は全くないそうです。尚、煉瓦のそれぞれに、明治時代の煉瓦と判別できる刻印が残されていますので、外壁の煉瓦のそれぞれをよく凝視してみて下さい。

船魂神社に続くこの坂は、函館市内元町地区に並ぶ数々の坂の中でも、特に坂上まで続いていることで有名ですが、それだけに景色が良く、日和を確認する意味でも有用であったためにこの名前が付けられています。また天候に関係した鳶の姿がよく見られたことから、「トビ坂」という別名を有していることも、豆知識として覚えておくと良いでしょう。

真偽の程は不明なため、あまり注目されていないのは残念ですが、この神社の歴史は、良忍という僧侶が当地に御神託を得て開いたのが平安末期の時代といいますから、大和民族としての歴史が浅い北海道内においては、異色の歴史の長さを誇ると考えられている神社です。更にこの神社には、津軽半島を出発して辿り着いた、という義経伝説も残されていて、歴史ロマンに思いを馳せるのにも良い場所だと思います。あとこの神社では色々とユニークなおみくじも販売されていますので、お好きな方は試してみて下さい。

現在の函館八幡宮に関しては、以前もクチコミにてご紹介させて頂きましたが、元々はもっと中心部に近い元町地区にありました。その歴史を今に伝えているのがこの坂ですが、当時の八幡宮に関する遺構などは一切残されていないのは、訪れる度に寂しく思ってしまいます。

北海道内には沢山のアイヌ語関連の地名がありますが、実はこのチャチャ、というのも、アイヌ語でお爺さんを意味する言葉で、背を曲げて登らなければならないこの急坂の姿がイメージされて命名されたようです。尚、山好きの方ですと、知床連山から国後島に望める印象的な形のチャチャ岳をご存知かと思いますが、ここも漢字では爺ケ岳と表記されます。

チャチャ登りに繋がる坂として有名で、元町カトリック教会なども面している大三坂が何故クチコミスポットに登録されていないのか不思議に思いましたが、登録の字が間違っているようですね。正式には大三坂という表記になりますので、勘違いされませぬよう、くれぐれもご注意下さい。

こちらに関しては、実は現在は当時の遺構は全く残っておらず、すぐ近くにある以前にもご紹介しました生誕の地に関する碑がそれを今に伝えるのみですが、注意して頂きたいのは、冬季にはこの碑自体が雪に埋もれてしまっていて、見逃してしまう可能性があることです。碑マニアとしては凄く哀れな光景に感じましたが、こちらも以前に紹介しました亀井先生に関する文学碑が設置されていますので、ファンの方は是非こちらの文学碑の方で先生の偉業を感じてみて下さい。

ここは数年前から色々と物議を醸した、坂の上の”自由の女神像”で地元では有名になった場所ですので、そういうイメージでご覧になる方も多いかと思います。名前の由来などに関しては、他のクチコミされている方の情報の通りですが、話のタネを収穫する（？）意味でも、是非訪れておきたい場所です。

この教会は、元々は相生教会として親しまれていた場所で、つい最近までは結婚式場などとしても利用される小じんまりとした教会建築というイメージでしたが、実は2013年に何とフレンチレストランとしてリニューアルされました。かつての教会名が入口に付された建物をご記憶の方は、その変貌ぶりにきっと驚かされることでしょう。

函館には沢山の坂がありますので、それぞれの坂を瞬時にイメージできる方はかなりの函館通だと思いますが、私がこちらの坂に関して思い出すのは元町郵便局です。ここでは、正規の風景印という、ファンも多い記念スタンプが用意されていて、函館最大の歴史地区にある郵便局らしいデザインが印象的でした。但し、正規の実逓印となりますので、最低の通常郵便料金金額の切手（2014年3月現在50円、2014年4月からは52円）の貼付が必要になります。

この稲荷神社は、函館駅方面から反対側の海を目指す方向に突き当りまで向かった場所に立地していて、当然ですが、神社のすぐ裏から海を望むことが出来ます。またこの付近の海岸は広々とした砂浜になっていますので、駅から至近でビーチ沿いを散策したい、という方にはとてもお勧めできる穴場的なスポットだといえるでしょう。

北海道の競輪場ですので、オフシーズンは生観戦できないのが残念ですが、場外車券売り場に関しては、JR函館駅から徒歩７～８分の距離にありますので、情報収集の場として利用するのも良いかと思います。また市電の中に、函館競輪のラッピングをあしらった「りんりん号」というのも走っていますので、是非探してみて下さい。

テレビ黎明期の時代のヒーローとして、プロレスの力道山と双璧に数えられるのが月光仮面ですが、実際その世代をリアルタイムに知らない身には、今一つ印象の薄いヒーローでした。しかし函館には、ユニークな月光仮面像が設置されていて、ストーリーを知らなくても、雰囲気だけは楽しむことが出来ました。函館駅からも近いので、話のタネに是非足を運んでみて下さい。

函館駅前至近にある、新しくできた飲み屋街のような場所ですが、観光客向けのテイストなので、個人的にはあまり訪れたことがありませんでしたが、今回お昼に足を運んでみて、一部店舗はお昼も営業していることを知りました。お値段的にはあまり安くはないですが、観光客の方には手っ取り早く入れるお店が並んでいますので、話のタネに訪れてみるのも良い場所かと思います。