ケロケロマニアさんのクチコミ(158ページ)全12,309件

長崎の折鶴の塔に関しては、その存在意義に関して賛否両論があり、ここでは詳細は割愛させて頂きますが、少なくとも、一観光客視点からは、折鶴を折って慰霊の気持ちを捧げる、というのは止めた方が良いです。

ただ、内容はともかくとして、長崎らしい写真を収めるアングルとしては、すぐ後ろにある平和祈念像をうまく背景に取り入れながら、平和を願っての長崎旅、みたいな胡散臭いタイトルの旅行記表紙写真等を作成するのにはもってこい、かなと思います。

少々不謹慎な言い方かもしれませんが、現在の長崎の平和公園は、勿論、原子爆弾落下中心地付近に縦長に整備された公園ですので、史跡的な価値は少ないかと思います。ただ、そんな中で平和祈念像に至る通路沿いにひっそりと残っているこの刑務所跡は一見の価値があり、移設や新設が多い現在の平和公園内においては、当該地のままで残る貴重な史跡と言えるでしょう。基盤の残り方が鮮明で、案内の解説板もとても分かりやすくて、当時の刑務所のレイアウトがよく解る、非常に秀逸な刑務所跡だと思いました。

平和を祈念するスポットとして、平和祈念像と共に観光客にお馴染みのスポットがこちらだと思います。環状に設置されたルート沿いには、各国から贈呈された平和を祈念する像なども設置されていて、世界に注目されている長崎という町の凄さを改めて感じました。

私は夕刻にここを訪れましたが、黄昏に染まる稲佐山をバックに、泉の美しい景観を堪能することが出来ました。ここも長崎観光の被写スポットとしてお勧めできる場所だと思います。

私は慌ただしい長崎観光の中で、ここを訪れる際には既に真っ暗になってしまい、参道では足元が暗くて、ちょっと大変な思いをしましたが、他に真っ暗な神社の石段を歩いてきた身にとっては、ここの神社の石段は、真っ暗でも十分に歩ける、状態の良い石段だなと感じました。暗くなってしまったので、本殿の外観をうまく撮れなかったのは残念でしたが、その分、別の発見があって、ここは少し高台にある分、夜景がきれいなんですよね。私の安物デジカメではうまく撮れませんでしたが、特に高いお金を払って稲佐山のロープウェーに乗車して長崎の夜景を楽しむ余裕がない、という方には、案外ここから眺める夜景はお勧めだと思います。タダで登れるのが最大の魅力ですが( ´∀｀ )。

今回は、ここがかつての長崎ユースホステルの跡地に整備されたことを知り、30年近く前に宿泊した当時のことを思い出しながら立ち寄りました。開館時間が19時までだと思っていたので、明るい時間帯は他の観光地を優先して、18時過ぎに訪問したのですが、何と12～3月までは18時閉館とのことで、見学することが出来ませんでした。ただ、敷地内に入ることは出来て、再現された奉行所の建物の様子や、ライトアップされた外観を楽しむことが出来たのは、ちょっとした収穫でした。

因みに、後片付け中のスタッフの方に、長崎ユースホステル時代の遺構は残っているのか尋ねてみましたが、よく解らないというご回答で、やはり若い方は、ユース時代のこの地のことを全く知らないのだろうなと、ちょっと寂しい気持ちになってしまいました…。

今回は、長崎観光にメインで費やした一日の最後として、宿に向かう最後の歩きで立ち寄ったのがこちらの施設でした。勿論、記念館はクローズしていましたが、隣接の如己堂は開放されていて、間近から眺めることが出来ました。ここを訪れるまで、永井博士のことはお恥ずかしながら、全く存じ上げておりませんでしたが、解説を読んでいると偉大な方だったんだなあと、この建物の由来になった、聖書の一節の「己の如く隣人を愛せよ（如己愛人）」という言葉を噛みしめながら、自由に動ける体を頂いていることに、改めて感謝の気持ちが沸いてきました。

浦上天主堂は、原爆の爆心地から近いこともあって、壊滅的な被害を受けた教会建築の象徴として知られていますが、その中でも、原子爆弾落下中心地碑のすぐ隣に移設された遺壁と共に、貴重な遺構として知られているのがこちらの鐘楼で、再建された現在の浦上天主堂建物のすぐ下部にあります。道標も整備されていますので、それに従ってアクセスすると良いです。私は暗くなってからの訪問でしたので、はっきりとした姿で拝むことはできませんでしたが、それでも痛々しい姿で残存している旧鐘楼の姿を、フラッシュ撮影越しに確認することが出来ました。当時の姿を当時の場所のままで伝えている遺構として、極めて貴重なスポットであることは間違いありません。

今回は、長崎空港に到着して、大村観光をした後に大村駅から長崎行きのこちらの快速列車に乗車しました。元々は、佐世保発で、大村線経由で運行されています。

長崎県の南北の主要都市を結ぶ快速列車だけに、夕方に途中駅から乗車すると、かなりの混雑ぶりでした。途中、諫早での乗降も多かったです。この快速列車、大村（正確には北寄りの竹松駅から）～長崎間に関しては一日を通じて快速運行していますが、列車本数が少なくなる日中時間帯は、竹松～早岐間では全駅停車の普通列車扱いになるのが面白いですね。

長崎駅前にあるショッピングモールですので、鉄道で長崎に到着された方は知らず知らずのうちに足を踏み入れていることになるかと思います。

私は12月に訪問しましたが、クリスマスツリーを始めとしたイルミネーションで煌びやかに輝いていて、旅のテンションが上がりました。まあ、九州を代表する観光地の中心駅のイルミネーションはこれ位しても良いかなと思います。

今回は、長崎駅に夜の遅い時間帯に到着予定だったので、駅近くで安い宿を探していて見つけたのがこちらの宿でした。

長崎駅からは徒歩５分程度の近距離、しかも電車通り沿いなので、迷うことはありません。長崎電気軌道の最寄電停としては五島町となります。

部屋はドミトリーですが、一泊2600円と格安、しかも、内容はコンチネンタル形式のパンとジャム、コーヒーだけですが、無料の朝食も付いています。キッチンがあるので自炊ができるのも、予算を節約したいトラベラーにお勧めできる宿です。

基本的に外国人の方の利用が多い宿ですので、フランクな雰囲気で滞在できますが、日本的な雰囲気での滞在をご希望の方には、ちょっとストレスを感じることがある宿かもしれませんことを、僭越ながら一応ご忠告させて頂きたいと思います。

今回は料金最優先で、長崎の宿を探していたところ見つけたのがこちらでした。ネーミングからして、クリスチャンしか泊まれないのかなと思いましたが、バリバリの仏教徒（？）の私でも問題なく泊まらせて頂くことが出来ました。

基本的に昔のYHの流れを汲むような風情で（今でも勿論YHとしても機能しています）、何かホッとする雰囲気に包まれていましたし、この施設ならではのサービスとしては、翌朝に自由参加形式で、近隣の浦上天主堂でのミサ体験ができる（予約は不要）ことなどが挙げられます。

大浴場は夜間のみ使用でき、朝はシャワーのみ利用可能となっています。

私は翌朝、かなり早くの出発なので、ミサ体験（6時前に集合、7時頃に終了）にも、クロワッサンとコーヒーの朝食無料サービス（7～10時）も受けることが出来ませんでしたが、全てを含んでも、料金は2000円（ドミトリー）と格安で、お財布重視の方にはかなりお勧めできる宿です。

欠点としては、少し長崎市街地が遠いことですが、寧ろ平和公園は近いので、こちらの観光を人が多くなる前の朝の時間帯に済ませてしまいたい、という方には特にお勧めだと思います。あと、JRの最寄り駅としては長崎駅ではなく浦上駅となり、徒歩で30～40分位で行くことが出来ます。あと、門限があります（23時）ので、夜遊びしたい方には向かない、清貧な夜を過ごしたい方向けの宿だといえるでしょう。

言わずと知れた長崎を代表するJR駅ですが、駅構内（改札内）として注目した場合、旅情がそそられるオブジェとして、眼鏡橋のレプリカのことは取り上げておく必要があるかなと思います。改札をくぐってすぐ正面に精巧なレプリカが見られますので、旅立ちの最後（最初）の記念撮影スポットとしてお勧めです。

長崎の路面電車は、流石に観光地ということもあり、常に混雑している印象がありますが、特に長崎駅界隈での乗降の激しさには、ちょっとうんざりしてしまいます。平和公園など、市街地北部の観光地に向かわれる際は、長崎駅前の電停よりも、一つ南側のこちらから乗車されて、次の長崎駅前で降りる大量のお客さんの流れに乗りながら、空席に座るようにされる方が、長崎駅前での血走った椅子取りゲームに参加されるよりもスムーズに対応できるかなと思います。

長崎の路面電車は、観光客には非常に便利な乗り物なので、何かと乗車機会は多いかと思いますが、始発時刻がちょっと遅く感じるのが難点の一つに挙げられると思います。北方向に向かう路線よりも、先にこちらに向かう路線の方が出発しますので、限られた時間を有効に利用したい方は、先にこちらの終点電停を目指されることをお勧め致します。

混雑が常習化している長崎の路面電車内でも流石に早朝は空いていて、快適に過ごせるのも良かったです。

今回は、早朝の長崎市内南部の散歩を終えて、宿に戻る際に路面電車に乗車したのがこの駅からでした。海岸、という名を冠しているだけあって、海沿いに路線が通じているエリアなので、空の広がりを感じながら、ダイナミックな景観を撮影することが出来て良かったです。

今回は、西坂公園の見物を終えて、長崎駅前に戻るよりもこちらの電停に下った方が早いなと地図を見て判断して、ここから平和公園方面に向かう電車に乗ったのですが、流石に長崎駅前から乗車された方が多い時間帯で、ただでさえ狭い車内は大変なことになっていました。危うく乗車拒否されてしまいそうなほどの混雑ぶりでしたが、乗車口付近にいらした親切な方がきちんと場を作って下さり、何とか乗車することが出来ましたが、やはり、長崎駅前から平和公園方面に向かう観光客は多く乗車しますので、この駅からは日中時間帯には北方向への乗車は控えた方が良いかなと思います。

私が長崎を訪問したのは2018年12月のことでしたが、この年の夏、長崎の路面電車の電停の多くが改称されたようで、この松山町電停も、今は平和公園電停に改称されていますのでご注意下さい。観光客的にはこの名称の方が判り易いかとは思いますが、やはり、長崎の原爆投下中心地のことを思うと、松山町電停の名がなくなってしまったのは、ちょっと寂しくも感じました。

路面電車の線路としては、この電停付近は専用線を走行する感じで、撮り鉄の方は、行き交う電車を撮影するのには良い電停だと思います。

今回は、諏訪神社参拝の際にこの電停を利用しましたが、2018年8月に微妙に名称が変更されて、今は、諏訪神社前ではなく、諏訪神社と、”前”が取れた名称となっています。

実際にこの電停から諏訪神社までは、目の前ではなく少しは歩く感じなので、この名称の方が誤解がなくて良いのかなとは思いました。

因みに、電停から諏訪神社に向かう際に通る地下道が、なかなか諏訪神社テイストが満載で良かったですよ！

観光地長崎の路面電車は、常に観光客で満ち溢れている印象がありますが、南側と違って、北側に続く路線は、最大の観光地である平和公園を過ぎた以北は、ちょっと地元民向けの風情が漂っていて、”観光客疲れ”をした際には、オアシス的に逃げ込むと良いところです。終着の赤迫電停付近は、正直、あまりめぼしき観光地はありませんが、その分、折り返し列車が出発するまで、ゆっくりとした時間を過ごせる良さがあります。（ただここからの行き先は二系統ありますので、乗り間違えにはご注意下さい。また、最初に正規の車両に乗車していても、配車の都合上、より前方の車両に移動を促す旨のアナウンスが流れることもありますのでご注意下さい。）

長崎の北部エリアの観光としては、やはり路面電車利用の場合は平和公園電停（旧松山町電停）での乗降がメインとなるかと思いますが、ここはやはり乗降が多くて、タイミングが悪いと、乗降のタイミングを逸してしまう恐れがあります。そんな時は落ち着いて、無理に平和公園で降りずに、この電停まで向かってみて下さい。ここからも浦上天主堂に行くことが出来ますし、途中で如己堂（永井隆記念館）にも立ち寄ることが出来ます。更に、浦上天主堂からは緩やかな下りルートで平和公園まで行くことが出来るのも、体力的には少しは楽なように感じます。

電停から道路横断時に渡る歩道橋からの景色もなかなかお勧めです！