チュンチュ３１９さんのクチコミ(229ページ)全5,449件

高さは約３１．５メートル（基壇上より）で、
我が国最古の五重塔として知られています。
この最下層の内陣には、奈良時代のはじめに造られた塑像群があり、
東面は維摩居士と文殊菩薩の問答、北面は釈尊の入滅（涅槃）、
西面は釈尊遺骨（舎利）の分割、南面は弥勒菩薩の説法が表現されています。

西院伽藍の東西には、それぞれ東室・西室という南北に長い建物があります。
この東室は東に位置する僧房で、法隆寺に住む僧が生活していた建物です。
奈良時代の建築で、ちなみにこの建物の東側にある妻室（平安時代・重文）も
同じく僧房です。

焼失前の塔は最大最古の三重塔として明治時代より
国宝指定を受けていましたが、
全焼してしまったためにその指定は解除されています。
現在塔内には、塔の焼失時にお救いできた釈迦如来坐像と
四天王像（平安後期）ご安置されています。

斑鳩の北の端、三井の里にある法輪寺は、
聖徳太子の御子 山背大兄王創建とも伝えられ、
飛鳥時代の仏像と、 昭和五十年再建の飛鳥様式の三重塔で知られています。
推古30年（622）聖徳太子がご病気になられた折、
太子の御子山背大兄王がその子由義王らとともに
太子のご病気平癒を願って建立されたという説があります。

葛城山（標高９５９メートル）に群生する野生のヤマツツジや
ミヤコツツジが見頃を迎えた５月に訪れました。
「一目百万本」といわれる鮮やかな花のじゅうたんが
山肌を赤やピンクに染めている。
夏は納涼、秋はススキ・山野草、
そして冬は樹氷・露氷と四季を通して楽しめる葛城高原です。

出雲国松江の鍛冶中村三右衛門の娘といい、出雲大社の巫女となり、
文禄年間に出雲大社勧進のため諸国を巡回したところ
評判となったといわれています。
阿国自身は慶長12年（1607年）、江戸城で勧進歌舞伎を上演した後、
消息がとだえた。
京阪電車・四条駅を出た鴨川沿いにあります。

八角円堂の中央の厨子には、聖徳太子等身と伝える秘仏救世観音像を安置し、
その周囲には聖観音菩薩像（平安時代）、乾漆の行信僧都像（奈良時代）、
平安時代に夢殿の修理をされた道詮律師の塑像（平安時代）なども安置されています。

前園と後園の二つに分かれており、それぞれが異なった景観を見せています。
前園は寛文12年（1673年）に晒職人であった清須美道清の作庭で、
茶室「三秀亭」がシンボル。
後園は明治時代に実業家関藤次郎が築いた築山式の池泉回遊式庭園で、
作庭は裏千家十二世又妙斎宗室によるものです。

興福寺が行う「放生会」の放生池として、天平21年（749年）に造られた人工池で、
放生会とは、万物の生命をいつくしみ、
捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式です。
芥川龍之介の小説「龍」は、猿沢池から雲を呼び雨を
降らせながら龍が天に昇ったという伝説を素材にしているそうです。

鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、
茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗って
やってきたと伝えられます。
奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、
不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けたそうです。

1957年、神戸を一望できる北野の高台に誕生したサロンでは、
粋な大人たちがフランス料理とジャズを楽しむ場として、
「北野クラブ」の歴史はここから始まり、
美味なる料理と上質なおもてなしで半世紀にわたっています。

神戸は１８６８年の開港以降１９７１年までの間、
約４割にあたる海外移住者を送り出した日本の移住基地であった。
１９０８年、ブラジルへの初の移民船｢笠戸丸｣が神戸港を出港。
１９２８年には渡航する前に移住者が研修などを受ける｢国立移民収容所｣が設置され、
計４０万人が南米に夢を求めて神戸を後にしたのです。

先の戦災で消失した浣心亭は昭和38年、本格的な茶室として蘇りました。
第二次大戦後になって神戸市生田区北野町から旧ハッサム住宅が
移築保存され、神戸市の迎賓館施設として相楽園会館、茶室「浣心亭」が建設され、
さらに神戸市垂水区から船屋形が移設されて現在の景観に至るそうです。

戸市役所の南端のフラワーロード歩道上に，暗緑色の台石の上に
茶色の御影石に5 人のランナーの姿をくり抜いたモニュメントがあります。
明治42年3月21日、神戸の湊川埋め立て地から大阪の西成大橋までの
31.7キロの「マラソン大競争」が行われました。
日本で「マラソン」という名称を使ったのは、
この大会が初めてと言われています。

池泉回遊式日本庭園で、飛石や石橋を渡り、流れや滝など
深山幽谷の風景を見ることができます。
蘇鉄園や樹齢500年と伝えられる大クスノキ、
春に咲くツツジの花やモミジの紅葉も見事です。
保存のために移築された船屋形、旧ハッサム住宅のほか、
茶室浣心亭が庭園の景観と調和しています。

慶応4年1月11日（1868年2月4日）、神戸・三宮神社前において
備前藩（現・岡山県）兵が隊列を横切ったフランス人水兵らを負傷させたうえ、
居留地予定地を検分中の欧米諸国公使らに水平射撃を加えた事件です。
備前事件とも呼ばれ、明治政府初の外交問題となりました。

関西電力が昭和63年に神戸の観光地・北野にあった
「旧 北野らんぷ博物館・赤木コレクション」を継承し、
その後拡充してきた「関西電力あかり コレクション」を
展示しているあかりの博物館です。
灯火器の貴重なコレクションを通じて、その変遷を時代とともに展覧できます。

東遊園地では、毎年１月17日には市民団体による追悼行事が開催されます 。
その遊園地北端に、阪神・淡路大震災の記憶をとどめたマリーナ像があります。
マリーナの像は震災で倒れました。像は復旧しましたが、
マリーナの持っている時計は震災が起こった時刻（ 5時46分）を
指したままになっています。

大正の初期に建てられ歴史的伝統建造物で装飾美術館で、
絵画、彫刻、家具、調度品などの展示品は全て18～19世紀のアンティークです。
南庭にはプールを中心とした南イタリア風のテラスがあり、
19世紀頃の大理石の柱や古い砂岩石のコラム花と彫刻物のなかに
カフェテラスも併設しています。

旧居留地十五番館の東玄関脇の歩道には日本最古の近代下水道である
「旧神戸居留地煉瓦造下水道」の遺構が展示されています。
神戸外国人居留地の開設当初の下水道は、レンガを用いて円形管と卵型管が
南北道路に沿って６本１８８０ｍが施設されました。