チュンチュ３１９さんのクチコミ(177ページ)全5,470件

藩政期には犀川に架かる唯一の橋として、
「いさごの橋」「中河原の大橋」「一ノ橋」などと呼ばれていたようです。
鉄橋大橋としては歴史を持つ犀川大橋は、
その価値が認められて国の登録有形文化財に指定されました。
片町から「にし茶屋街」や「寺町寺院群」に向かう途中の
鉄橋です。

金沢城の玉泉院丸の庭園にあった13層の石塔の一部をここに移したという説と、
加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰って豊臣秀吉に献上したもので、
秀吉から初代藩主前田利家に下賜されたという二つの説が伝わっています。
どちらにしても、石組の面白い塔でした。

金沢城の南西側を囲む外堀で、江戸時代の堀は幅が広いところで約40m、
深さが10m以上あり、水を湛えていて、斜面は土羽で比較的緩やかな勾配で
造られており、南東端には鯉喉櫓台の石垣があったようです。
明治時代には埋め立てられていましたが、現在は復元工事を行い整備されて
います。

霞ヶ池から流れ出て瓢池に注ぎ込む、兼六園内最大の滝で、
滝音も大きく、目と耳を楽しませてくれます。
兼六園の中でも特に優れた庭景の一つで、
別名「紅葉滝」とも呼ばれています。
夕顔亭からの眺めがとても印象的でした。

兼六園内で最も古い建物のようで、１７７４年に建てられた
茶室です。
元々は瓢池に浮かぶ島にあったため「中島の茶屋」、
翠滝を眺める茶室であったため「瀧見の御亭」とも呼ばれていました。
茶席の次の間の袖壁に瓢箪の透かしがあるので、この亭名が付けられた
ようです。

JR金沢駅の中央付近にありました。
案内受付と石川県内の各観光地のパンフレットやリーフレットが、
並んでいました。
金沢の街を散策するには「かなざわ　まちなび」がとても
参考になりました。
案内所の向かい側には休憩コーナーがあり、席が空いていれば、
腰を下ろして地図などを見る事も出来ます。

兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な樹木で、
13代藩主・前田斉泰が近江八景の一つである琵琶湖畔の唐崎松から
種子を取り寄せて育てた黒松だそうです。
この松の木に「雪吊」がされると、季節を感じ冬の到来を
予感させます。

兼六園内の切石橋の中で6mの黄門橋に次いで2番目に長い橋で、
赤戸室石の反橋で、琴の形のように緩やかな曲線を描いていることから、
琴橋ともいうようです。
この橋の上からの景色も風情があり、印象深いものがあります。

金沢市街地を流れ金沢市湊で大野川に合流するようです。
川の左岸には、ひがし茶屋街や梅ノ橋などの風情のある橋があり、
春になると桜見物で多く賑わうそうです。
浅野川大橋は大正時代に建造され、三段アーチ橋は有形文化財に
登録されています。

浅野川に架かる「梅の橋」のたもとにある店で、
事前にコース料理を予約して訪れ、カウンターでの食事となりました。
夕方近くでしたが、お客は私達だけで料理は私達の食事のペースに
合わせ、タイミングよく出されて来ました。
魚介類の新鮮さや、のどぐろなどの料理はとても美味しかったです。

旧県庁をリニューアルしたのが「しいのき迎賓館」です。
正面は大正13年建築の格調ある意匠をそのままに、裏面は現代的なガラスの空間に
なっていました。
正面玄関前には、樹齢約300年と言われる“堂形のシイノキ”をシンボルに
堂々たる雰囲気を感じられました。

江戸時代にタイムスリップしたように感じさせる、お茶屋さんでした。
格子戸と大戸、それに２階の造りが高い町並みは、
藩政時代の面影を今も残しています。
１階の奥では、庭を眺めながらお茶と和菓子を愉しむ事が
出来ました。

現在の浅野川大橋は大正11年に架けられたもので、
３連続固定アーチ構造に特徴があるアーチ橋です。
2000年12月に登録有形文化財に登録され、浅野川大橋北側にある火の見櫓も
登録有形文化財に登録されていました。
下流には木造の橋も見られました。

石川門を入り橋爪門・五十間長屋・菱櫓に囲まれ、河北門の内部の郭を指し、
利家が入城した後は、 重臣の居邸が建てられましたが、その後、これらを城外へ移し、高知番所、 物頭番所が置かれたようで、現在は、芝生の広場になっていています。

長町の加賀藩士や武士などの屋敷跡で、木羽板ぶき屋根の土塀や武家窓がある長屋門があって、雪から土塀を守っていたりして風情があります。
土塀と 土塀に挟まれるようにして石畳の細い路地が抜け、
路地を歩いていると古都を体感できました。

今から400年前に造られた金沢市で最も古い用水であり加賀百万石金沢城の築城に大きく貢献したようです。
犀川より取水し金沢市の中心街を流れる清流は、
城下町金沢の風情を最も強く感じる藩政時代の武家屋敷界隈を下流しています。

前田家の歴代奥方のため兼六園に建てられた建物は巽御殿と呼ばれました。
それは、金沢城から見て巽の方角にある事と、京都の鷹司家が辰巳殿と
呼ばれていた事にちなんでこうした名前が付けられたようです。
小鳥の絵が描かれたオランダ渡りのギヤマン、「謁見の間」の極彩色の欄間や
「群青の間」を代表とする階上の鮮やかな色壁などが印象的でした。

長町武家屋敷跡の一角に位置し、横を大野庄用水が流れています。
藩政時代の貴重な足軽屋敷2棟を移築再現したもので、
建物の中は、足軽の職務や日常生活の解説・展示がなされており、
屋根は昔ながらの石を置いたものでした。

金沢にある３つの茶屋街の１つで、今でもお茶屋が軒を並べ情緒が感じられる
一角です。
出格子が奇麗で茶屋様式の２階建ての家並みが印象的でした。
茶屋街にはお茶処（喫茶）も営業していて、抹茶やコーヒーも
愉しむ事ができます。

長町武家屋敷群で唯一、公開されている武家屋敷跡。
代々奉行職を歴任してきた加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡を公開して
加賀藩のお抱え絵師、狩野派の画人・佐々木泉景による山水画をほどこした襖や、
総檜造りの格天井、ギヤマン入りの障子戸など、文化財的な評価も高い屋敷でした。