チュンチュ３１９さんのクチコミ(126ページ)全5,502件

サンタ・クローチェ教会の正面右手の中庭の奥に、ブルネレスキが建設した
パッツィ家礼拝堂があり、かつての修道院の食堂を整備したのが、
サンタ・クローチェ教会附属美術館です。この一帯は墓地のようで、
通路などの足元は石棺で一杯なのには驚きました。

洗礼堂から少し南に向かうと、このレプッブリカ広場があります。
フィレンツェの憩いの場のようで、広場にはメリーゴーラウンドがあり、
周囲は老舗カフェや歴史的な建築に囲まれていました。
遊園地のような雰囲気があり、気分も和らぐ場所でした。

ピッティ宮殿は、ルネサンス様式の広大な宮殿で、トスカーナ大公の宮殿として
使用されたようです。アルノ川の西岸にあり、ウフィッツィ美術館とは
ヴァザーリの回廊を通じて結ばれています。
約400年に渡り、メディチ家を中心として収集された絵画や宝飾品の
コレクションを現在この建物で鑑賞出来、その栄華を見られたような気になりました。

フィレンツェと地中海を結ぶ水路として、古い時代から重視された川で、
中世期には水車が置かれており、水力の力で繊維産業や、貨幣の鋳造が行われて
いたようです。
古くから大洪水を何度か起こしている川としても知られているようですが、
今では穏やかな川の流れで、その面影は感じられませんでした。

大聖堂の正面玄関に向き合って立っている八角形の建築物で、ロマネスク様式の
最も重要な集中形式の教会建築のひとつです。
天井は13世紀のモザイク画『最後の審判』の他、聖書にまつわる多くの場面の
モザイク画で飾られとても奇麗で印象的でした。

銀行業を継いだコジモ・デ・メディチは、フィレンツェの政治を支配し、
多くの芸術家を庇護し、プラトン研究のアカデミーや公共図書館を設立したようです。
13世紀から16世紀にかけての繁栄の中で残された歴史的建造物は、
いまでも保存され、これが天井の無い美術館と言われると感じました。

当初は、フィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、
一時、メディチ家もピッティ宮殿へ移るまでここを住居としていたようです。
現在でも、フィレンツェ市庁舎として使われ内部では、
「フランチェスコ1世の仕事部屋」や「500人大広間」と「レオ10世の間」・
「ゆりの間」などの部屋に分かれ各部屋の装飾や豪華さに驚きました。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の隣に建設され、
大聖堂と同じく大理石で作られているゴシック様式の鐘楼です。
象眼や彫刻で飾られた基底部分はジョットの構想によるもので、２段目や３段目も
それぞれ制作者が違いますが、塔としての一体感が素晴らしいと感じました。

今回は、優先入場チケットを事前予約していたので長蛇の列をスキップして入場出来ま
ました。
日本語オーディオガイドを聞きながら自分のペースでボッティチェッリ、ダ・ヴィンチなどの名作をゆっくり鑑賞することができ時間を有効に使う事が出来ました。

メディチ家の富を誇示した礼拝堂であり、歴代トスカーナ大公家の墓所でもあります。
ここで特に興味を持って鑑賞したのは、”君主の礼拝堂”でした。
ふんだんに大理石が使われ壁面の象牙細工の紋章や色彩豊富な大理石の組み合わせが、
とても印象深いものでした。

ヴェッキオ宮殿の前に広がるのが、シニョリーア広場になります。
広場には彫刻の並ぶ回廊のロッジア・ディ・ランツィがあり、
屋外美術館の雰囲気さえ持っています。
この広場には、他にもネプチューンの噴水などもあり、目を楽しませてくれる
空間でした。

アルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋です。
現在は、貴金属を販売する店が軒を連ねていて人も多く往来していました。
２段式の回廊になっていて、階上の通路はウッフィツィ宮とピッティ宮を
結ぶ通路として使われていたとの事です。
宝石店のウインドウを眺め、目を楽しませて過ごしました。

フィレンツェに来た時には、毎回のように立ち寄っています。
イタリアンのメニューですが、味付けは日本人の口に合うように
なっていると思います。
訪れる度に新作のメニューも注文するようにしていますが、
今回はジェラートを頂きました。
食事メニューに合ったワインの紹介もあるので、試すようにしています。

ローマからの移動とボローニャ中央駅への移動で利用しました。
駅のホームは以前は何処からでも出入りが出来たのですが、
現在ではホームへ入るのに入口が限られていました。
迷う程の広さでもないので、利用するには気分的に楽でした。

テルミニ駅からフィレンツェに移動した時とフィレンツェ中央駅からボローニャ中央駅への
移動でトレニタリアを利用しました。
それぞれフレッチヤロッサとインター・シティーを乗り分けて、乗り心地を楽しみました。フィレンツェからボローニャ中央駅への移動時には、自然災害により一部不通区間があり
途中駅から直通バスに乗り換えてボローニャ中央駅まで移動しました。

ドゥオーモの外観は華やかなルネッサンス様式で、幾何学模様で飾られ
美しく感じられる大聖堂です。
しかし、内部は、実にシンプルの中に荘厳さを感じさせる造りとなっていました。
天井は高くクーポラのフレスコ画も素晴らしいのですが、主祭壇が余りにもシンプルで
驚きました。

フィレンツェ観光の中心地である”ドゥオーモ”の横にあるホテルです。
部屋からはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が目の前に現れました。
メイン通りであるカルツァイウォーり通りに面しているので、市街地の散策には
最適なホテルでした。

ボルゲーゼ公園からバスに乗り、バルベリーニ広場で下車して利用したり、
国立古典絵画館からの帰りに利用しました。
メトロA線のレプッブリカ駅が工事中で下車等利用できなかったので、
テルミニ駅からバルベリーニ駅まで散策する事もありました。

スペイン広場の利用にメインとなるメトロの駅です。
スペイン広場から延びているコンドッティ通りに面したホテルに連泊していたので、
良く利用しました。改札に向かう地下通路などの壁には色彩豊かなペイントが
塗られて目を楽しませてくれました。

ローマ市内でのトラムの利用は、バスの利用より比較的安心して目的地に
行けると思います。
コロッセオ周辺へは３番のトラムだったり、トラステヴィレ地区には８番が
メインになります。
ローマ滞在が１日だけを除いて、バスやトラム・メトロが利用できる
共通券を自販機などで何時も購入しています。