azuraさんのクチコミ(47ページ)全5,089件

ラピュタやもののけ姫など
ジブリ作品の美術監督をされた
山本二三氏の美術館です。

山本氏は福江島のご出身だそうで
館内にはジブリ作品の展示や
山本氏のアトリエの再現
又故郷である五島の風景を描いた
作品などが展示されています。

18:00迄開いていた為、見学する
事ができました。
ジブリ作品の中ではラピュタが
一番好きなので、大きなラピュタの
作品の前では少し興奮しました。^^

整然とした石垣のお宅が並ぶ
福江の武家屋敷通り。
歩いていても、結構な距離が
あると思いました。

石垣の上部にはこれ又整然と
丸い石が積んであります。
この石を『こぼれ石』と言うそうで
侵入者が石垣を越えようとすると
こぼれ落ち、主人に侵入者の存在を
知らせる役割を果たしたそうです。

こぼれ石の両端は蒲鉾の様な形の
石で止められています。

昔のままの景色が残る、お散歩する
にはオススメの場所です。

販売日が限定のエクレアです。
別の限定商品を買いに行ったら
偶々販売日でした。
会計カードをもらう際
エクレールはいかがですか？
と言われ、一瞬ピンと来ず
会計の際、エクレールって？と
聞いてみたら、以前フランス展の時
頂いた美味しかったエクレアの事と
わかり、今からでも大丈夫ですか？
と聞いてみたらokでした。

エクレールは月の内の数日
販売日が決まっている商品の様で
した。相変わらずの美味しさでした。

石田城の大手門を入って直ぐの所に
入り口がありました。

先ずは庭園を散策。『心』という字
の形の池の周りを歩きながら
亜熱帯の植物なども見られます。
大きな楠木も印象的でした。

一回りすると今度はお屋敷内を
スタッフの方が説明しながら案内
してくださいます。
壁紙がリノベーションされていて
江戸末期の建物ぽくは無かった
ですが、模様の一つ一つに意味が
ある事や100年経っても建物が
使える工夫など教えて頂きました。

最後に頂いた五島椿茶はお味もよく
コレステロールを下げる作用が
あるとか。。
私も買って帰る事にしました。

五島藩主の居城、第30代藩主の頃に
黒船の来航に備えて建てられた
江戸末期、日本では一番新しいお城
だそうです。三方を海に囲まれた
日本唯一の海城だったそうですが
間も無く迎えた明治維新により
築城9年にして解体されたそうです。

現在は本丸跡に、五島随一の進学校
県立五島高校があります。
訪ねたのは日曜日だというのに
流石に進学校、制服姿の高校生達が
大勢下校される所でした。

観光するには1時間程しか無かった
ので、大手門から入って直ぐの
五島氏の隠居所である五島氏庭園へ
向かいました。

福江港からも見える、福江島の
シンボル的な山だそうです。

お椀を伏せた様な形、芝生に覆われた
絵に描いたような山です。

鎧瀬海岸は鬼岳の噴火により出来た
溶岩の海岸だそうですし、鬼岳には
温泉も湧くことから、見た目と違って
火山なんだなと思いました。

夜は星見のポイントでもあるそうで
ツアーもある様です。私が訪ねた日は
催行日でなく残念でした。

白い展望台は二階からと三階から
海岸線を眺める事が出来ます。

反対側にある、お茶碗を伏せた様な
形の鬼岳から噴火したマグマが
固まって出来た海岸だそうで
ゴツゴツした岩が転がっています。
ツルツルの鬼岳、ゴツゴツの鎧瀬海岸
相反する不思議な光景です。

周りは亜熱帯植物に覆われていて
ちょっと異国を感じる風景でも
あります。

「あぶんぜ」と難しい名がついて
いますが、謀反にあった城主が
逃げる際、ここで鎧の紐が切れ
自刃する事になったとか。。
そこからこの辺りを『鎧瀬』と
呼ぶようになったそうです。

福江島のシンボル的教会で
時々ミサも行われる事はある様です
が、現在はキリシタンの弾圧や
歴史、文化を伝える資料館となって
います。館内の撮影はNGです。
クルスや踏み絵など隠れキリシタン
といえば思い浮かぶ物以外にも
色々な資料があり興味深かったです。

長崎駅前の日本26聖人の一人
ヨハネ五島は福江島の出身で
その聖骨はマカオから里帰りし
聖堂内に安置されているそうです。
そのヨハネ五島の磔刑像が聖堂前に
あります。

カンパーナホテル一階にあるカフェ
です。福江港の観光案内所で
食後にぴったりなプチケーキセット
が頂けるという情報を頂きました。

二階の和食レストランで食事した後
午後の集合時間迄余裕があったので
プチケーキとアイスコーヒーで
お茶して過ごしました。

甘過ぎないプチサイズで、教えて
頂いた通り、食後のデザートに
ぴったりでした。
ホテルのカフェという事で比較的
静かに過ごせたのも良かったです。

ランチの時間が比較的ゆったり
取れたので、観光案内所でお勧めを
聞いてみました。

カンパーナホテルの2階にある
レストランで郷土料理、食後割安で
下のカフェでお茶も出来ると教えて
頂き、行ってきました。

沢山の種類があるランチから
お店の名前が付いた『萬葉御膳』を
頂きました。

お刺身と白身魚のフライがメインで
小鉢と五島うどんも付いています。

個室で頂くランチでゆっくりでき
ましたし美味しかったです。

料理長のイラストによる、お魚や
観光地の情報は、待ち時間を
充分楽しませて頂きました。

久賀島にある聖堂です。
新しい教会が隣にあり、現役の
祈りの場はそちらへ移行されて
いる為、写真撮影も可能です。

旧教会は解体される寸前に地元の
仏教徒の助言によりその価値が
見直され、五島市に寄贈。
文化財として又昨年は世界遺産
として登録されたそうです。

五輪地区は久賀島の中でも
「陸の孤島」と呼ばれる地域で
車の乗り入れは出来ません。
我々は海上タクシーであった為
聖堂の直ぐ側に船で横付けて
頂けました。

聖ヨセフ（聖母マリアの夫）に
捧げられた聖堂です。
木造の素朴な建物ですが
幾何学模様の様に組まれた
窓の桟を通して観る
入江の風景に心が和みます。

二家族のみの住民が住む地域だ
そうですが、いつまでもこの風景が
残されると良いなぁ…と願いました。

奈留島の江上地区に建つ木製の
教会です。キビナゴの地引網で
得た資金で鉄川与助氏に設計を
依頼したそうです。
教会用の土地は、信徒達が山を
切り開いたそうで、ここでも
信徒達が教会建築に携わって
いたようです。

水色がアクセントになったクリーム
色の可愛らしい教会。訪ねた時には
石蕗がたくさん咲いていて
更に可愛らしさを強調していました。

讃美歌が響く様に工夫された
コウモリ天井（リブ・ヴォールト）
を持つ聖堂内。
ステンドグラスではなく
ガラスに直に花模様が描かれて
いるのも特徴です。

ハートの枝は折れてしまったらしく
途中で切れたハートになっていました。

裏側に隠された十字架にも注目です！

頭ケ島は隠れキリシタンの里
だそうで、他の五島の墓所の様に
仏教徒のお墓と混在している様には
みえませんでした。

石の教会の側にある墓地らしく
石のお墓でその上にはクルスが
掲げられています。

青い澄んだ海の側にあり
迫害により苦しんだ方もおられる
でしょうが、この様な場所で
眠っておられる事に心安らぐ
光景です。

信徒手作りの自慢の聖堂の側に
眠っていらっしゃる事も誇りでは…

５月頃、自生するマツバギク
という濃いピンクの花が
咲くそうです。
お写真を見せて頂きましたが
碧い海と空にも映えてとても
美しい景色でした。

若松港から福江港まで観光しながら
縦断する際の最初の観光地でした。

洞窟へ向かう途中にある
岩の切れ目を『ハリのメンド』
（針の穴の意）と呼ぶそうです。
この切れ目の形が、子どもを抱く
マリア様に見えるとキリシタン達の
信仰の対象になったとか。。

そしてそこからは直ぐの所に
十字架とイエス様が立っています。

その奥に洞窟があって
若松島のキリシタン三家族が
五島崩れの際、ここに隠れて祈って
いた所、焚き火のわずかな煙に
気付かれ捕まり棄教の為の拷問を
されたそうです。

五島に来て初めて、明治時代にも
キリシタン迫害があった事を
知りました。秀吉や江戸時代だけ
では無かったのですね。

こんな過酷な条件の元
それでも信仰を捨てなかった
隠れキリシタンのお話は切ない物が
多く、胸が苦しくなりますが
と同時に信仰って何だろう。。と
自分にはこれ程までに何かに
かける情熱ってあるのかな。。と
考えさせてくれる存在でもあります。
4ヶ月隠れて住んでいたそうですが
どんな思いだったのでしょう。。

ここに上陸、洞窟内へ入れるツアー
もあるそうですが、我々は船上から
見学したのみです。

若松港へ向かう際、立ち寄って
下さいました。
別名『水鏡の教会』と呼ばれて
いるそうですが、連れて行って
下さった運転手さん曰く
１０回来て２回くらいしか
これ程完璧な水鏡鏡にならない。
しかも晴れてるより曇ってる日の
方が綺麗に見えると仰ってました。

手前の方で一度車を止めて撮影した
後、教会内にも連れて行って
くれました。

白い壁に、赤い花の装飾がとても
印象的な聖堂内ですが
赤い花は、キリスト教の薔薇を
五島の椿に見立てて、又五枚の花弁
ではなく、四枚にしたのは十字架を
イメージしたデザインではないかと
伝わるとガイドもして下さいました。

ここの内部はテレビなどで観た事
があったので、思いがけず立ち寄る
事が出来嬉しかったです。

有川港湾に建つスーパーマーケット
です。わりと大きなスーパーでした。

私はハイボール用の炭酸水、氷と
何かおやつになる様なものがあれば
…と覗きました。

それと、地元ならではのものを
見つけるのが楽しみなので
そういう意味では、中々見応えの
あるスーパーでした。

長崎ちゃんぽんと皿うどんが
特価でしたので買ってみました。
帰宅後頂きましたが、やはり本場の
お味で美味しかったです。

蛤浜から夕陽は見えますか？と
私が質問したので、午後のツアーの
帰り道、少し立ち寄ってくれました。

夕陽は山の中に隠れてしまう様で
夕陽の名所ではないとのこと。

しかし、遠浅の綺麗な砂浜が
広がっていて引潮の時間でしたが
向こうの方に見える海岸の
グラデーションが綺麗でした。

翌朝も又移動の途中で立ち寄って
くださったのですが、昨日とは
又違う辺り、やはり引潮時で
曇り空であったにもかかわらず
綺麗な風景でした。

ここも鉄川与助氏による設計施工
だそうです。彼の生まれ故郷の近く
でもあるそうです。赤煉瓦の教会
ですが外壁の煉瓦の積み方や塗装は
更に進化していてとても美しいです。

内部もより天井が高く、祭壇などの
装飾もより細やかな彫りが施されて
いました。
やはりこちらも信徒さん達の協力の
もと建てられた聖堂だそうです。

港町の高台に建つ赤煉瓦の聖堂。
とても五島らしい風景だと思いました。

鉄川与助氏が棟梁となって
初めて手掛けたのがこの冷水教会
だそうです。

高台に建つこじんまりとした聖堂
ですが、内部も至ってシンプル。
自身の処女作として、基本に忠実に
造られたのだと思います。
建物の高さも他の教会に比べて
低い感じがします。

ここが未熟だという意味では決して
ありません。私としてはシンプルな
この聖堂に落ち着きと安らぎをも
感じましたが、この次の次が先程
訪ねた青砂ヶ浦天主堂だと思うと
信徒でもない鉄川与助氏の建築家
としての伸び代の凄さに驚かされる
場所だと思いました。

現在の建物は三代目なのだそう
ですが、ここも鉄川与助氏の
設計施工による教会です。
彼が棟梁となって手掛けた三つ目の
教会でもあるそうで、外観の赤煉瓦
の積み方に少し遊び心を感じます。
ここでも、実際に建築に携わったの
は信徒達だったそうです。
赤煉瓦とステンドグラスの美しい
教会として、初期和製教会の代表的
建築物とされているそうです。

そして最も遊び心を感じ、感動した
事は、夏至と冬至の年２回
薔薇窓に染められた傾き始めた
陽の光が、聖堂の奥にある祭壇を
照らすそうです。

私はテレビで観ただけですが
その事を話すとガイドさんが
詳しく解説して下さいました。
実際に聖堂内を観ながら
ガイドさんのお話を伺っていると
映像が実際の風景と重なって
目の前で起こっている様な気になり
感動しました。

大天使ミカエルに捧げられた聖堂。
教会の入り口でミカエルが
出迎えてくれます。