薔薇の咲く庭さんのクチコミ(23ページ)全1,133件

　朝の時間帯には２０分間隔で走っていた。SKMのS3はワルシャワ中央駅に行くことができるが、行くことができない路線もあるので注意が必要。チケットの購入に手こずった。券販機の案内がわかりにくい。車内は空いていた。

　市内からタクシーだと４０ズォティで行くことができる。空港は思ったより広くゲイトまで行く時間を多く見込むとよいと思う。荷物が出てくるのに時間がかかった。途中でターンテーブルが２回止まって待たされ、予定していたＩＣに乗れなかった。

　鉄道の切符売り場は地下の通路にある。駅ビルは近代的な建物でコインロッカーや店があり、荷物を預けたり買い物ができたりして便利である。駅の外へ出ると鉄道をまたぐ橋があり橋を渡った所にポズナン大聖堂へ行くことができるトラムの駅がある。

　ポズナン本駅前のロータリーはバスターミナルになっていて、たくさんのバス停が並んでいた。分かりやすい。バスは大型で他の都市のバスと変わらない。市内はトラムが多く走り、バスが走っているのをあまり見なかった。

　モナスター門を出てすぐのヴィスワ川にボート乗り場がある。クルーズができる。約一時間のクルーズである。１９：００が最終便。９月に訪れてたが１９：００は次第に暗くなり周りの景色はよく見えないので、船に乗るのは１８：００までの便がよいと思う。

　メーターが付けてあり明瞭会計である。初乗りが８ズオッティでその後は距離でメーターが上がっていく。旧市街の入り口からトルン本駅まで利用した。バス代の２倍くらいの料金である。日本のタクシーよりはるかに安い。

　旧市街へ出るためには２２，２７番のバスに乗り、７，８分位で旧市街が見えるバス停に着く。ヴィスワ川を渡ると旧市街が見えて来るのでとてもわかりやすい。花束を抱えた女性が乗っていた。ヨハネ大聖堂で結婚式が行われるのでそのための花束だったようだ。和やかな気持ちになった。

　ポズナンへ行く切符を当日買うには時間がかかることが想定されるので、翌日の切符の購入をダメもとで窓口に並んだところ、購入することができた。旧市街へ行くバスは１０分おきに出ている。駅は閑散としているがバス便は頻繁にあった。

　マルボルク駅からマルボルク城まで歩ける距離であったが、早く到着してチケットを買う必要があるのでタクシーを利用した。メーターはない。乗る前に交渉が必要である。トルン、ポズナン、ワルシャワでもタクシーを利用したがメーターは付いていた。距離から考えるとボラれていると思う金額である。

　今まで４４ヵ国を旅してこんな経験は初めてである。マルボルク駅の駅員の女性（４０代）は英語が通じなかった。そこでイワバを経由してトルン行きの切符を購入するため「紙にイワバ経由トルン」と書いて渡した。しかし、もらった切符は「イワバ経由ワルシャワ」だった。行き先が違うことに気づいたのは購入した９分後。すぐに窓口に戻って購入時に書いた紙を見せ、「トルンに行きたい。払い戻しをしてほしい」と交渉したが、駅員は「ＵＮＩＥＷＡＺＮＩＯＮＡ」と購入時のレシートを再度印刷して示し、払い戻しには応じられないと言うジェスチャーで話にならない。
　購入する前に印刷した切符を駅員は見せていない。そして、私たちは確認しなかったから悪いと考えるらしい。まさか、紙に書いた行き先とは違う行き先を売るとは思わなかったのでクレジットカードで支払う前に確認をしなかった。ポーランドとはこういう国なのかと驚き、諦めざるを得なかった。
　息子は「１０年ぶりにまたやられた」と東欧の貧しい実態を再認識していた。一万円の損害。ポーランド語の固有名詞の地名「トルン」が読めなかったとは信じがたく確信犯の可能性は否めない。東洋人を侮った詐欺とも考えられる。
　マルボルク城は世界遺産のすばらしい城でたくさんの人が訪れ世界に誇るポーランドの貴重な宝だと思う。しかし、このような実態がある限りユーロ圏に加入できる日は遠い。

　ワルシャワの旧市街広場を通り抜けバルバカン（城壁の門）の先の新市街にある。静かな通りに面した白い建物。プレートが貼ってありすぐにわかる。月曜は休館で入ることができなかった。近くに教会が２つあった。周りの様子からキュリー夫人が生活していた様子を想像できる。

　トラムが走る路線には並行してバスが走ってることが多いように思う。トラムの線路の上をバスは走ることができるようになっている。一般車両は禁止されているようで走っているのを見ることはなかった。ほとんど２両繋ぎのバスである。

　グダンスク本駅前から旧市街の入り口の高い門まで往復した。切符の自販機がグダンスク本駅前の駅のホームにある。旧市街までは歩ける距離ではあるが、トラムの本数が多いので利用した方が時間を有効に使える。車内から高い門が見えて駅はわかりやすい。

　私が乗ったことのあるヨーロッパ鉄道の中で初めてのこと（ファーストクラスは別）だが、グダンスクからマルボルクへ向かう２等のＩＣの中でワゴン車が来て無料のコーヒーを飲むことができた。予想外のことで驚いた。ＩＣは混んでいたが乗り心地はよい。

　駅の外観はグダンスクの町にマッチしていてクラシックである。隣のマックやケンタッキーまでが外観に合わせてクラッシックな建物であることに共感できる。遠距離切符は構内で買える。人が売るので時間がかかり効率は悪い。近距離切符と売り場が離れていて不便である。

　旧市街地広場の一角にありロケーションはよい。ヴェルコポスカ蜂起の写真が二階に展示されていた。様々な小型の武器や軍服が展示されている。日本、イギリス、ロシア、アメリカのミニチュアの飛行機がショーケースに入れて展示されていたが、ポーランド製の飛行機はなかった。

　オノフリオの大噴水は有名だが小噴水があることを知らないのか、大多数の人は素通りしていた。この噴水もイタリアの職人オノフリオジョルダーが１４３８年に建設したものでストラドゥン通りを抜けて大噴水の同じ側にある。

　ルジャ広場のほぼ中央に置かれている。オルラルドという名前の騎士が８世紀のドブロブニク包囲の時に活躍し、独立の象徴として１５世紀に作られたという。腕の肘から指先までが一つの長さの単位になっている。台座はその単位の長さで作られている。

　旧港に面していてドブロブニクの美しい景観を作っている要塞である。海面に壁が張り出していて海側からは道がなくて行くことはできない。旧港から離れている。城壁の内側沿いの道を通って行くことができる。中は海洋博物館になっいる。

　クルージュ港には大きなクルーズ船が何隻か停泊していたが、旧港にはロクルム島へ行く船、個人所有と思われる船等の小さな船しか停泊していなかった。桟橋もあまり大きくなく小型観光船が泊まれるような小さな桟橋である。