ナツメロ大王さんのクチコミ(48ページ)全9,711件

築地場外市場に行った時に、波除通りを挟んだ場所にある施設がこちらです。ツーリストインフォメーションを中心に、複数の店舗や休息所から成っていました。私は人混みがあまり得意ではないのですが、同じように築地場外市場の人混みに疲れた方たちが、何人も道を渡ったこちらで休んでいました。

歌舞伎座周辺を散策した際、新橋演舞場からもほど近い場所にあるかつての築地川の上に架かる橋が采女橋です。「うねめ」という中々読めない漢字が使われていることもあって、なじみにくく、この橋自体も万年橋に比べると地味な雰囲気でした。ただ、欄干にはこだわりが感じられ、橋に芸術的な色合いを添えていました。なお、橋の下には首都高速道路が走っており、川であった面影はありませんでした。

采女橋と新橋演舞場の間の小さな公園で、いろいろな形の石が配置され、公園の顔となっていました。首都高の上に設置された橋に隣接する公園には、芝生を敷き詰めた公園や、名犬チロリの碑をもうけるようなかたちで整備された公園もありますが、こちらはまさに石がキーワードにしているように感じられました。

築地界隈を散策していた際、聖路加国際大学近くに【芥川龍之介生誕の地】を示す案内板が設置されていました。【クモの糸】や【羅生門】など、誰でも一度は読んだことがある小説を書いた芥川龍之介の生誕の地が築地にあったとは知りませんでした。彼の母親がこの地で牛乳屋を営んでいたことなど、詳しく記載されていました。居留地通りを築地川公園に向かって歩くと場合、公園手前の左手に設置されていました。

築地界隈を散策して、聖ルカ通りに面した聖路加国際大学の植え込みに、【女子学院発祥の地】と書かれた記念碑があり、足を止めました。明治の初めにここ築地の居留地に開設された女学校がその発祥の地になるようで、男尊女卑のイメージの強い戦前の日本ですが、こうした女性への教育は明治時代から始まっていたことを知り、認識を改めることが出来ました。

居留地中央通りを南に向かって散策していた際に、目に留まったのがこちらの【ガス街頭柱】です。説明書きを読むと、もとは「中央区立第二中学校」にあった物を移設したとの記載がありました。文明開化の時代、築地のこの界隈がその最先端の地域であったことを今に伝える遺物で、とても興味深く感じられました。

築地界隈を散策した際、今は首都高の上にかかる「亀井橋」に隣接するかたちで整備された【亀井橋公園】に立ち寄りました。芝生が植えられた公園で、かけっこなど出来そうな広々とした空間が広がっていました。もとより周りは警察署や中央区役所があって、繁華な場所ではないですが、私が訪問した際は今にも雨が降り出しそうなお天気で、公園には散策する人もおらず物寂しい位でした。

築地界隈を散策し、聖路加国際大学敷地の緑地帯を歩いていた際、植え込みの中に黒い石があり、現代美術の作品と最初は思ったのですが、近づいて見てみると開設した年などが刻まれた石碑でした。池袋のツタの絡まる校舎のイメージが強い立教大学ですが、それら大学を運営する立教学院は、なんと明治の初めにこの地に開学したと知りました。居留地で海外の進んだ文化が入ってきたことから、当時の最先端の知識が集まっていたのだと推察されました。

築地界隈を散策した際、聖ルカ通りと居留地中央通りの交差点にあるこちらの記念碑に目が留まりましtあ。福沢諭吉が安政年間に開塾したことから、「慶応義塾開塾の地」を示す碑と、「蘭学の泉はここに」の碑がまとまって立っていました。後者は書籍を開いて垂直に立てたような形状をしており、残念ながら文字が読みにくかったですね。

築地界隈を散策し、聖路加ガーデンタワーあたりまで来た時に、植え込みの一角にある案内板に目が留まりました。その説明によると、日本の開国後のアメリカ公使館がこの場所にあったとのこと。外国人の居留地になっていたことから、このような施設がもうけられたのだろうと、容易に想像できました。何かレンガ壁のような物などあればイメージが更に沸くのですが、そうした物は皆無で説明板のみでした。

築地界隈を散策した際に立ち寄った、東西に長いあかつき公園内の一番東端にありました。子供の遊び声が響く公園の一角に、立派な紳士の胸像があり、それが【シーボルト像】でした。江戸時代の後期、１８２３年に来日して蘭学者に指導をした事など、彼の功績を説明する文章もあって、理解の助けになりました。

聖路加ガーデンからほど近い場所にある、隅田川に沿った南北に長い河岸公園が【明石町河岸公園】です。この日は佃島に渡ろうと佃大橋に向かう途中、こちらの公園を散策しました。川面をふく風に吹かれながら、隅田川を挟んで佃島のタワーマンション群のダイナミックな景観を楽しむことが出来ました。

築地界隈を散策した際、聖路加国際病院の南側の聖ルカ通りと居留地中央通りの交わる場所で、この【慶応義塾開塾の地】の石碑を見かけました。三田にある慶応義塾大学は訪問してころがありましたが、当初はここ築地に江戸時代末期の安政年間に開塾されたということを初めて知りました。石碑を見ながら、黒船来航など西洋の文明が入り目まぐるしく変わる当時の日本で、この界隈は先進地域だったのだろうと想像してみるのも楽しかったです。

築地の聖路加国際大学近くを散策した際、築地川公園に面した一角に、赤穂浪士の討ち入りで有名な、赤穂藩浅野家の上屋敷があったことを示す大きな説明文と碑が設置されていました。江戸時代の街の中心が江戸城からこの界隈まで広がっていたわけで、当時の世界有数の大都会であったことを伺い知ることが出来ました。

築地界隈を散策した際、明石小学校の道路に沿った一角に【築地居留地跡】と書かれた説明書きのプレートが設置されていました。居留地時代のイギリス積みの煉瓦塀や、ガス灯などが展示されていて、文明開化に沸いた時代に、しばし思いをはせることができました。

築地場外市場からほど近い、波除稲荷神社を見学した際、境内の社殿に向かって右側の「厄除天井大獅子」が目に留まりました。関東大震災や戦災で焼失した獅子頭が多いなか、これは幸い現在まで残る貴重な存在とのこと。「厄除天井大獅子」は黄色のボリュームのある髪など非常にインパクトがあり、鬼滅の刃の煉獄杏寿郎にも見え、とても親しみが持てました。築地だけに「うまい！」と今にも叫びそうで。。。

築地界隈を散策し、聖ルカ通りを歩き聖ルカ病院のコンクリートの建物に向かって右手前、木立の奥に２階建ての瀟洒な建物が見えており、それが【トイスラー記念館】でした。内部は公開していないようで、外観だけの見学でしたが、赤い屋根瓦がとてもお洒落でした。

築地界隈を散策した際、聖路加病院からほど近い場所に、東西に道路を挟むかたちで広がっている【あかつき公園】があり、立ち寄りました。子供達が喜びそうな遊戯施設もあれば、シーボルト像のような歴史を感じさせるスポットもあったりと、年齢を問わずに楽しめる公園でした。

築地界隈を散策した際、居留地中央通りを南下し、居留地通りに交わる交差点の手前で、ギリシア神殿を思わせる白亜の教会を見つけました。これが東京で最古といわれる【カトリック築地教会】で、東京都の歴史的建造物にも指定されています。道路に面した壁面には、この教会の説明文が設置されていて、明治維新以降のキリスト教の歴史を垣間見る思いがしました。

築地界隈を散策した際、街歩きの目印になったのがこちらのツインタワーです。３０年近く前に開業したビルですが、上層階に適度に凹凸を効かせたデザインは、今でも新しく感じられます。対岸の佃島からも良く目立っていて、景観に欠かせない存在感のあるビルでした。