ナツメロ大王さんのクチコミ(49ページ)全9,711件

築地場外市場から波除通を東に進んだ突き当りに、どっしりした鳥居のある神社があり立ち寄りました。これが江戸時代から数百年の歴史を持つ続く【波除神社】で、お稲荷さんを祭っているとのこと。境内はそれほど広くないですが、場所がらなのか、魚介類を食べる日本文化を色濃く映す、「すし塚」「海老塚」といった供養の「塚」がいくつもおかれていて、ユニークな神社だと思いました。

この日は築地界隈を散策、観光客の戻ってきた築地場外市場を訪問しました。お寿司のお店も何件もありましたが、3,000円以上のランチセットなどもあり、海外からのお客さんなど高くても喜んで食べてくれる利用者も多いことが伺えました。一方、卵焼きのお店や、鰹節などを扱う乾物屋さんなどは比較的手ごろな値段設定になっていました。

築地の本願寺の正門ではなく、新大橋通りと南にいった入口から入ると、正面に菅笠をかぶり杖をついた、修行僧の姿をした像が立っていました。それが開祖である【親鸞聖人】の像でした。比叡山延暦寺で修行し平安時代から鎌倉時代という激動の時代を生き、四国のお遍路さんなど、彼にちなむ習慣も現在に至るまで残っています。そうした苦行僧の生きざまを今に伝えているような、存在感にあふれた像でした。

築地の本願寺に正門から入りすぐ右手に回ると、いくつもの石碑やお墓の立ち並ぶ一角がありました。その一角にあり比較的あたらしくて大きな石碑が、【交通事故犠牲者追悼之碑】でした。高齢者の運転する自動車による事故、飲酒運転による事故など痛ましい事故のニュースを聞く日がなくなることを願ってやみません。隣の【台湾物故者の霊】の碑と併せて、命の尊さに思いをはせるきっかけになりました。

築地本願寺の正門を入ってすぐ右手に回ると、様々な石碑やお墓の立ち並ぶ一角があり、その中にこちらの【台湾物故者の霊】という慰霊のためのモニュメントがありました。比較的最近にできたものらしく、大きなボール状の白球が目立っていました。先の大戦の終結後、台湾に取り残され亡くなった日本人の方々を追悼するためのモニュメントとのこと。終戦から８０年近くたちますが、こうした歴史を忘れてはいけないとの思いを新たにしました。

築地本願寺の境内に正門から入って右手に回ると、石碑などが多数並ぶ一角があります。こちらの【間新六供養塔】のそうした中の一つです。赤穂事件といえば泉岳寺なのですが、こちら築地本願寺にも小さいながらも石の供養塔が建てられていました。周りの石碑やお墓に比べるとこじんまりした供養塔で、足を止める人も殆どおりませんでした。

築地本願寺の正門から入ってすぐ右手に回ると、お墓や石碑がいくつも並んだ一角がありました。こちらの【土生玄碩墓】はその一角にあり、すぐ横を説明文を見ますと、江戸時代工事の眼科医で、徳川家慶の目の治療もした優秀な方であることが分かりました。明治維新前ということで、後進的なイメージがある江戸時代ですが、こうした治療が行われたことから西洋の文化文明の受容が一定程度あったことも分かり、非常に興味深く感じました。

築地本願寺の正門から入り、右手に回った石碑などが立ち並ぶ一角に、こちらのお墓もありました。供養塔の文字はかなり風化も進み読み取れなかったですが、「佃島初代名主　佃忠兵衛」と記載された説明文が横に設置されており、それを頼りに佃島が造成された当時の状況を含めて知ることが出来ました。

築地本願寺の正門を入ってすぐ右側に回ると、石碑やお墓の集まる一角があり、こちらの【九条武子夫人歌碑】もそちらにありました。石造りの立派な石碑で、なんとか読もうと努力したのですがかなわず、諦めるかけていたところ、すぐ横にひらがなで書かれたプレートが設置されており、漸く何が書かれているか理解できました。

築地本願寺の正門から入って右手に、いつくもの石碑やお墓が並ぶ一角があり見学しました。【酒井抱一の墓】もその一角にあり、江戸後期を生き、琳派の祖として知られる画家とのことで、まさかこのように大勢の方がお墓を見に来るとは、生前は想像だにしなかっただろうと思います。彼は浄土真宗のお寺で出家した縁で、こちらに埋葬されたことが説明文にあり、いろいろと学ぶことができました。

場外市場と並ぶ築地のシンボル、築地の本願寺を訪問しました。昭和９年に完成した石材やステンドグラスを使った堂宇は、国の重要文化財に指定されているだけあり、見ごたえ十分でした。また、信徒の方でなくとも見学したり礼拝ができ、老若男女を問わず大勢の方が訪れていました。

歌舞伎座の敷地内、地下鉄から上がってくる階段の脇にあり､白を基調として歌舞伎座のファサードとの色のコントラストもあって、小さいながらも非常に目立つ神社でした。子供でないと潜れないほどに小さな赤い鳥居の奥に、小さな狐像をご安置した祠がありました。歌舞伎とお稲荷さんという取り合わせが、不思議な魅力を醸し出していました。

歌舞伎座を訪問した際、その地下にあるこちらの商店にも立ち寄りました。何件もの小型あの店舗が、まるで縁日の時の露店さながらにひしめき合っており、見ているだけで気持ちが高揚して来ました。歌舞伎関連商品が多いですが、それにこだわらず和風小物など手ごろな値段の商品も多く、とても賑わっていました。

地下鉄東銀座駅を降りてすぐ、東京を代表する観光スポットの一つである【歌舞伎座】を訪問しました。和風建築のデザインを取り入れた白亜のファサードは存在感があり、遠くからでもすぐにそれと分かりました。内外問わず観光客も多く、大勢の方がスマホを向けているのが印象的でした。地下には観光客でも気軽に利用できるお店があって、大勢のお客さんが立ち寄っていました。

地下鉄東銀座駅で下車、歌舞伎座界隈を散策した際に、すぐ向かいにある岩手県のこちらのアンテナショップにも立ち寄りました。有楽町の交通会館がアンテナショップが集まっていることは知っていましたが、こうした場所に出店していることに少し驚きました。店内に入ると、岩手県の特産品が、野菜からメンチなどの食材まで充実した品ぞろえでした。

歌舞伎座から晴海通り界隈を散策した際に渡った、首都高の上にかかる橋です。橋のわきには両サイドに公園も整備されていて、休憩することもできるスペースがありました。こくした公園と一体化した橋の整備により、東京中心部の散策がより楽しく感じられました。車も人も往来が多く、とても明るい雰囲気でした。

歌舞伎座から晴海通り界隈を散策した際、築地川銀座公園の北側ほぼ中央、道路に向かうように設置された５匹の犬の像があり、なんだろうと思って足を止めました。【名犬チロリ記念碑】と書かれており、説明文を読むと、当初は殺処分になるはずであったチロリが、その後日本初のセラピードックとして大勢のお年寄りなどの励ましとなった事実を知りました。単なる動物愛護ではなく、その癒しの効果を広く伝える意味で、すばらしい記念碑だと思いました。

歌舞伎座から晴海通りを築地方面に向かって散策すると、首都高の環状線上にある比較的広い公園がこちらです。万年橋の北側にある公園で、ほぼ真ん中には道路に向かうように【名犬チロリ記念碑】が置かれていました。首都高の上部を利用した公園の中では、特に整備された公園の一つで、公園界隈の風景も含めて見ごたえがありました。

築地の場外市場界隈を散策した際に、波除稲荷神社へと続くこちらの道を目指していきました。路地より少し広い程度の細い道ですが、自動車も通るので、交通事故には注意が必要です。この通りに面してツーリストインフォメーションなどもあって、外国からのお客さんも大勢見かけました。

地下鉄人形町駅から徒歩３、４分程で到着しました。隣にはセブンイレブンがありますし、地下鉄駅近くにはマルエツというスーパーや、ラーメン屋さん、レストランなどもあって、何かと使い勝手が良かったです。部屋は非常に狭く、スーツケースを開けると通路が完全に塞いでしまうほどでした。ただ、これも東京のビジネスホテルとしては当たり前なので、さほど苦にはなりませんでした。