ナツメロ大王さんのクチコミ(36ページ)全9,711件

久しぶりに銀座を訪れたところ、昔【プランタン】があったビルが、【マロニエゲート銀座２＆３】に衣替えしていました。ファッション関連のお店が多く、アメリカのBanana　Republicや日本のユニクロなどが大きな面積をしめていました。他にはやはり女性受けするスイーツのお店が入っていました。二つのビルをつなぐ歩行者用のブリッジもあり、二つのビルにまたがって何店舗も回りながら買い物しやすい造りになっていました。

東京の人形町に宿をとっていて、酔いさましに付近を散策した際、人形町駅の歩道の植え込み近くに金属製の【蛎殻銀座】の説明板が設置してありました。しかも英語と日本語、さらに地図まで使った手の込んだ物でした。明治時代になって造幣局が出来るまでの６９年間、この地にも「銀座」があったと知り、江戸時代の人形町の経済活動について興味がわきました。

人形町界隈を散策した際、人形町駅から甘酒横丁を日本橋川に向かって少し歩いた際の、何の変哲も無いビルのライトグレーの壁面に【谷崎潤一郎生誕の地】の黒御影石のプレートが設置されていました。その右側には、少し小ぶりですが説明板も立っていて、１８８６年にこの地にあった谷崎活版所で生誕したことなどが記載されていました。

宿泊先の人形町のホテル周辺を散策した際、こうこうと灯りの灯っている小さなお社があったので近寄ってみました。赤い鳥居と社殿があり、手前には小さな文字でぎっしりと埋め尽くされた説明板が設置されていました。それを読むと、１５世紀の太田道灌の時代までその歴史はさかのぼることが出来る、由緒正しい神社とのことでした。照明のついた本殿前には、瓶入りのお酒が２本だけ供えられていて、周りの風景が灯りが乏しい分、すこしシュールな感じがしました。

人形町に宿をとっていて周辺を散策した際、再開発の工事現場の白い仮囲いの前に、解説板のみがねじで取付けられていました。銀座の「三十間堀」もそうですが、江戸時代はイタリアのベネチアや中国の蘇州のように、水路が都市を縦横に走る水の都であったことが分かります。今のようなトラックが無い時代、様々は商品などがこうした水路で運ばれている様子は、想像するだけで楽しくなりました。

人形町に宿をとっていて、ホテル近くを酔いさましに散策した際に目に留まったのがこちらの【大観音寺】というお寺です。色々な色ののぼりが立っていて、夜でもただならぬ空気が。近寄って説明文を読みますと、明治の神仏分離令により【鉄造菩薩頭】をこちらにご安置していると記載されていました。昼間なら見られるのかと思いましたら、そうではなく毎月決まった日にしかご開扉しないとのこと。それよりも石段手前のお百度石の方が、普段あまり見かけないので気になってしまいました。

人形町に宿をとっており、酔いを覚まそうと近所を散策した際、こちらの【小網神社】にも立ち寄りました。【小網神社】は強運の神様とされているようで、規模の割には知名度の高い神社です。私は夜に訪問したのですが、あかあかと灯った提灯の先には石の鳥居があり、立派なしめ縄が結ばれていました。

「西郷どん」こと西郷隆盛が明治新政府内で要職につくにあたって、東京に上京した際に住んだ屋敷の後が、蛎殻町であったようで、日本橋図書館近くの植え込みの中に金属製の説明板が設置されていました。写真や地図のない文字だけの説明板で、説明も途中まで読むと飽きてしまいました。【蛎殻銀座跡】の説明板のようにもう少し興味をもってもらえるよう工夫したら良いのに、些か残念に思いました。

人形町駅から甘酒通りを日本橋川に向かってしばらく歩いて、日本橋小学校前の道路との交差点付近に、突如としてクジラの頭が顔を出していました。ライトアップされている訳ではないので、夜に初めて見た私としてはそれが鯨だとわかるまで少し時間がかかりました。人形浄瑠璃に鯨のひげを使っていたことから、このような記念碑、というかオブジェが設置されたとのこと。ただ、夜にこの場所を訪れた私のような小心者にとってはホラー映画の場面に放り込まれたような怖さがあり、トラウマになりそうです。

日本橋人形町そばにホテルをとっており、人形町からホテルに散策しながら帰る際に、こちらの【玄冶店跡】の説明板が設置されていることに気づき、しばし足を止めました。春日八郎の「お富さん」という歌にもとりあげられた、お富と切られ与三郎の舞台となった場所であることが、この説明文に記載されていました。アップテンポのメロディで当時はヒットしたはずなのですが、今では知る人も少なくなったのでしょう、道行く人の多くはそのまま足早に【玄冶店跡】の説明板の前を通り過ぎていきました。

人形町駅を降りて、大通りから一本路地を入ったところで、こちらの小さな稲荷神社を見かけて立ち寄りました。周囲をブロック塀で囲み、狭い境内には石の鳥居と小さな社殿があるというコンパクトが構造になっていました。小さいながらも江戸時代から続く歴史のある稲荷神社ということが、ブロック塀に設置された説明書きで知ることが出来ました。

新橋の西口側にあるこちらの広場のSLは、今にも汽笛を鳴らして動き出すのではないかという錯覚を覚えるほど、整備されぴかぴかに磨きあげられていました。今回の東京滞在では【旧新橋停車場】も見学しましたので、余計そのように感じられました。このSLがシンボルの広場を囲むように、飲食店やドラッグストアなど物販店が立ち並び、しかも気軽に入れる手ごろなお店が多く、肩ひじはらない雰囲気が心地よく感じられました。

「ゆりかもめ」の汐留駅を出てすぐ目の前にある、ガラス張りの高層ビルが【汐留メディアタワー】です。日テレのビルも特徴的なデザインですが、こちらもそれに負けず劣らず近代的で適度にアクセントを効かせたデザインでした。この日は手軽に食事をとれる場所がないかと思い立ち寄りました。
ビルのなめに「メディア」と名前についているだけあって、共同通信社が入っていました。ただ、私は食事が目的に立ち寄っただけでしたので、飲食店の利用しやすさを基準に判断させていただくと、日テレタワーに軍配があがると思いました。

銀座中央通りを新橋駅に向かって散策し、首都高速道路をくぐった先に【新橋跡の親柱】の案内表示の四角柱、石を組み合わせた立派な親柱が残っていました。重厚な親柱は最上部以外にも柱の途中にも張り出すようなかたちに照明が設置されていて、その構造も三角を巧みに取り入れたデザインで、おそらく当時の最先端だったのだろうと推察されました。近くにはドン・キホーテのお店もあって大勢の人が行きかっていましたが、こちらの親柱に気が付いて立ち止まり人は少なかったです。

新橋駅界隈でスーツを購入、受取のために再び新橋にいった際に、時間調整のためにこちらの公園に立ち寄りました。公園とは言っても子供向けの遊具が設置された公園というよりもも、広場のような造りになっていました。中央部はチェーンが張られており立ち入りが制限されていましたし、何かイベント会場として使う予定があるように思われました。また、周囲には飲食店も多いので、サラリーマン風の方が大勢公園内をショートカットしていました。

６，７年前に東京交通会館を訪れた際には無かったお店で、２０１８年になってオープンしたお店とのこと。隣が自称“温泉県”大分のアンテナショップがあり、それと併せてこちらはの長崎県平戸市のアンテナショップにも立ち寄りました。南蛮渡来の歴史と文化を前面に打ち出すかと思えば、意外と地味な農産品路線を歩んでおりました。店頭には柑橘類から白菜、お芋まで棚に積まれており、東京では最近見かけなくなった昔ながらの青果店のような雰囲気でした。

銀座有楽町界隈を散策した際、東京交通会館内にあるこちらの【おおいたアンテナショップ温泉座】を訪れました。温泉を前面に打ち出していて、２０２０年に大分を旅行したことがあり、その時の思い出がよみがえりました。また特産品の「かぼす」を使った食料品も多く、こちらは家庭用のお土産としても手ごろなお値段でした。

銀座中央通りを新橋方面に向かって歩き、銀座八丁目にあるタチカワブラインドの銀座ショールームに立ち寄りました。予約していませんでしたが、丁度お客様がそれほど多くなかったので自由に見学することが出来ました。館内は色とりどりのブラインドやカーテンが展示されていて、見ているだけでも楽しむことが出来ました。壁の色によってもマッチするブラインドの色も変わるでしょうし、実際に購入する場合には事前予約の上で訪問するとアドバイザーと相談しながら選ぶことが出来るようです。

真珠といえばミキモトという位に有名な銀座4丁目のミキモトのお店の前に、こちらの御木本幸吉を記念する【真珠王記念碑】が設置されていました。鳥羽を拠点に真珠の養殖を成功させた人物として知られていますが、多くの方にそうした歴史を知ってもらう意味では、銀座のこの場所はうってつけなのだと思います。石碑の横には「銀座文化碑」と誇らしげに刻まれていたのが、彼の功績を一言で表現しているようで印象に残りました。

銀座界隈を散策した折り、松屋通り沿いの教文堂の近くに【東京慈恵会医科大学発祥の地】碑を見つけました。道路沿いの低い位置にあって、本当に目立たない石碑で、よくよく注意していないと通り過ぎてしまうところでした。碑文黒い御影石を使い、英文の説明書きが設置されていました。現在も続く私立の医学校の中ではもっとも歴史の古いものとのこと。銀座には一ツ橋大学や明治大学発祥の地もありますし、明治以降の文明開化の時代、とても先進的な場所であったことを再認識させられました。