往時を偲んで佇む二つの石碑 ~ 青函連絡船 青森桟橋の碑・青函連絡船戦災の碑
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- 旅行時期:2023/05(約3年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
青森市内 クチコミ:38件
青函連絡船 青森桟橋 可動橋跡近くに二つの石碑が建立されてます~、可動橋跡寄りに「青函連絡船 青森桟橋の碑」が建立されてます。
往時の青森駅構内には3ヶ所の連絡船の桟橋があり3隻が同時に入港着岸が可能でした。
現在の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸があるのは第二桟橋で、可動橋には3線分のレールが敷かれて短時間で車両甲板へと50両前後の貨車を運び入れることが出来ました。
第一桟橋・第二桟橋の両岸壁は旅客用乗降設備が設けられましたが第三桟橋は貨物用岸壁でした。
そして、昭和63年3月の青函トンネル開通により終航を迎え80年の歴史に幕を閉じました。
平成3年4月にこの地を偲び石碑が建立されました。
もう一つは「青函連絡船戦災の碑」は80年の就航の歴史の中で戦災の悲劇を忘れ去ることができません。
第二次世界大戦末期の昭和20年7月14日、米海軍艦載機の攻撃により青函連絡船・翔鳳丸・飛鸞丸・第二青函丸・第六青函丸が、8月10日には亜庭丸が青森湾で撃沈され131名の犠牲者を出しました。
この中には函館船員養成所大沼分所の生徒14名がおり悲しみを一層大きくしました。
また、7月14・15日には津軽海峡と函館湾でも攻撃を受けて青函連絡船は全滅をし、乗員乗客424名の尊い人命が失われました。
今も、津軽海峡には津軽丸・第三青函丸・第四青函丸が、この航路に殉じた人々と共に永久の眠りについています。
青函連絡船戦災から60年目に、この悲劇を歴史に止めて語り継ぐと共に犠牲となられた方々のご冥福と平和を衷心より祈念する為に平成17年7月に建立されました。
何時の世にも繰り返される戦争の犠牲は一般市民にも大きく関りことを決して忘れてはいけないことだと痛感しました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の手前です
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 立止まる観光客も少なくて残念ですが?…
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
- 見ごたえ:
- 3.0
- 二つの石碑が並んで往時を偲んでいます…
クチコミ投稿日:2023/09/02
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