ウェンディさんのクチコミ(21ページ)全2,269件

白神山地の十二湖エリアには、湖や池、そしてブナ林の他にも観光スポットがいくつかありますが、その中でコレはちょっと･･･と感じてしまったのが、日本キャニオン。
確かに白い岩肌が剥き出し、屏風のような凹凸を描く姿は他ではあまり見ませんが、そのネーミングとのギャップがありすぎて、残念な部分がありました。

普通に屏風岩とかのほうがしっくりきそうですが、ソレだとネームインパクトに欠けたのでしょうね。
一つ言えるのは、十二湖の中で日本キャニオンの地形は時間が無ければパスしても、それほど後悔はしない観光ポイントだと言うことかもしれません。

十二湖巡りをしたときに、グリル王池前の駐車場に車を止め、此処でランチをいただいてから、十二湖散策をしました。
グリル王池は昔ながらの食堂で、ラーメンから川魚定食までメニューの種類はそれなりですが、おばちゃん（おばあさんに近い年代の方）が運営していらっしゃるので、時間の流れがゆったりです。

急いで十二湖を観光する場合などには、向いている食堂ではありません。

お味は田舎の祖父母の家の味的で、美味しいです。
丼物ならば1000円以下、川魚定食系で1500円程度です。

このグリル王池から十二湖を散策する場合、青池や沸壺の池などをゆっくり見て歩いて2時間弱程度。
ランチを此処で食べてそのまま車を置いて歩くには良い場所です。

白神山地の12湖散策のベースにお勧めの宿で、12湖ビジターセンターまでは車で20分くらいです。

民宿は、海の真前で、目の前には奇岩群。
あまり知られていませんが、日本一短いトンネルがあったり、ドラマの砂の器や、感染爆発(NHK)のロケが行われた海岸線だそうです。

宿は昔ながらの民宿で温泉ではありませんが、おもてなしの心に溢れた宿で、気持ち良い滞在でした。
夕食は、食べきれないほどの海の幸。
ご主人が追加でお刺身をサービスしてくれたり、大満足。料理だけでも、コスパは良いと思います。

今回の宿泊に関して直前に宿に宿泊について問い合わせたところ、新型コロナの感染対策をきちんとしてくれた生活をしているならば問題ない旨のお返事をいただきました。

宿の対策も万全でした。

Gotoトラベルキャンペーンに関してはまだ未対応で、宿の方も何をすれば良いのか戸惑っている状態でした。

西目屋村のビジターセンターの掲示情報です。

2020年度の夏は“白神の森 遊山道”は熊の出没多数につき、クローズとなっています。
木道が敷いてあり歩きやすくて幼児や年配の方が白神山地を味わうにはベストな遊歩道ですが、今年は観光客は入れません。

白神山地でのトレッキング計画時には最新情報を確認する方がよいですね。

白神山地の中でも青森県の日本海側にあるのが十二湖ですが、実はこのエリアは世界自然遺産の指定外のエリア。
指定外とは云うものの、そのブナの森は深く、白神山地をたっぷりと味わえるところです。

十二湖はその名前は十二湖ですが、実際の湖や池の数は30以上でそこを全て歩いてまわろうとしたら1日タップリかけて歩いても廻りきれません。
それに全ての池や湖が絶景というわけではないので、見に行く池はしっかりと精査したいところです。

観光時間の限られるツアーでは、白神山地の代名詞とも言える青池しか見ないこともあるそうですが、さすがにソレでは勿体ないので、個人的なお勧めは王池駐車場に車を止めて2時間程度をかけてのんびり歩く、青息+沸壺の池を巡る散策路で、とくに沸壺の池は青池を凌ぐ美しさでお勧めです。
沸壺の池は裏道側の散策路（7月下旬はぬかるみも多かったです）からの眺めもお勧めで、深い白神山地の森を堪能できました。

青森県の白神山地で一番有名なのは十二湖の青池ですが、この十二湖には青池よりも美しい池があります（写真映えは青池が一番かもしれません）

その池は、十二湖上流部分にある沸壺の池で、澄んだ水を通し湖底の倒木までもがクッキリと見えます。
湖の二つの長辺を囲むように散策路があり、展望台があるのは表側ですが、お勧めは裏側散策路の木立の間から眺める沸壺の池。

空気までもが緑色に見える神秘的な光景でした。

西目屋村のビジターセンターの掲示情報です。

2020年度の夏は“くろくまの滝”はへのトレッキングルートは熊の出没多数につき、入口から全てクローズとなっていて、道路も閉鎖されていました。
かっこいい滝でなので見に行けるのを楽しみにしていたのですが、今年の夏は諦め無ければならないようです。

白神山地でのトレッキング計画時には、クローズ情報にご注意を！

白神山地のど真ん中、ビジターセンターとなりのホテル[ぶなの里　白神館]は青森サイドの白神山地のトレッキングに便利な立地です。
暗門の滝にも車で30分と近いです。

宿泊者が利用できる温泉は二箇所あり、一つは浴槽が4つある公衆浴場。
もう一つはホテル宿泊者専用の小さめな温泉ですが、泉温が熱いのは宿泊者専用の方でした。

今回の宿泊に関して直前に宿に宿泊について問い合わせたところ、日頃から新型コロナの感染対策をしているならばなんの問題ない旨のお返事をいただきました。
宿の対策も万全で、入館時には手の消毒と検温。満室表示でしたが実際はかなり宿泊者数を絞っているようでした。

Go to トラベル キャンペーンの宿泊証明書の準備はしてありましたが、国の体勢がまだ整っていないので、ホテルの登録は仮登録状態だそうです。

十二湖の畔にある十二湖ビジターセンター。
世界遺産の白神山地なので、アメリカやカナダのようなしっかりしたインフォメーションセンターを期待して訪れたのですが、インフォメーションと言うよりも、展示物を置いてあるだけで、積極的に発信しようという気概はあまり感じることが出来ない場所でした。

いくら十二湖が世界遺産外であると言っても、白神山地のビジターセンターの一つとしてはかなり残念な展示で、ビジターセンターと名乗るからには、専門の知識を有する係員を設置したり〈アメリカの国立公園のパークレンジャーの様な人員）など、もう少し力を入れて貰えばとうれしいかな。

群馬県中之条には、どうしてこんな処に古代遺跡があるの???と呟きたくなる場所があります。

その場所は、旧太子駅。
その昔に廃線となったJRの終着駅を2年前に遺構として掘り起こした駅です。

中之条は昭和40年代までは群馬鉄山と呼ばれたエリアで、鉱山では最盛期には2000人が鉄鉱石を採掘し、約300万トンの鉄鉱石を日本各地へと運び、第二次世界大戦後の日本の復興に寄与したとのことですが、海外からの安価な輸入品に押された鉄鋼採掘業の衰退とともに駅は廃駅となり、草木に埋もれ、どこに駅があったのかもわからないような廃墟と化していました。

その廃駅が現代に鉄道遺構として蘇ったのが2年前の2018年のことで、廃材の中に埋もれていた遺構が発掘され、昭和40年当時のホーム、駅舎の復元作業が行われたそうです。

発掘された鉄道遺構はまるで古代遺跡のようにも見えますが、足元にあるのは紛れもない線路でかつては駅だったことを示しています。

旧駅舎内への入場には入場料200円が必要で駅の窓口で支払いますが、チャツボミゴケ公園（入場料600円）で貰えるスタンプラリーの冊子を持っていれば、200円は免除されます。

古代遺跡のような、鉄道遺構。
不思議な空間でした。

万座温泉の熊四郎洞窟は、その昔に熊四郎という名の狩人がいてその人が万座温泉を発見したとか、この洞窟で飼い犬に命を救われたとかの言い伝えがに因んで名前がついたそうですが、この洞窟の着目点は“熊四郎さん”ではなく洞窟そのもの。

実は、この洞窟からは弥生人が生活をしていた痕跡が見つかっていて、今から3000年前に日本人の祖先が同じ万座の濁り湯に浸り、その湯や熱を利用して野菜をゆでたり、ジビエの肉を調理していたりしていたのだって!!!

弥生人が浸かっていた万座の湯。
そこに現代に生きる私達も浸かり、時を超えて共感する“いい湯だな”の想い。

日本人が温泉LOVEなのは、弥生時代からのDNAが私達の奥底に眠っているからなのかもしれません。

万座ハイウェイを嬬恋高原から万座温泉に向か走っている時に右手に見える小さな池が弦ヶ池で、スピードを上げて走っているとあっという間に通り過ぎてしまいますが、紅葉の季節の始まりの頃は、この小さな池は色とりどりの木々で彩られます。

私が訪れた時は霧雨の舞う中での彩りでしたが、幽玄な雰囲気の中で秋色に輝く木々は幻想的でした。

中之条の最奥のエリア六合（クニ）にあるチャツボミゴケ公園は、陸上の神秘が集まった土地で、ここでは世界的にも珍しい苔；チャツボミゴケ（茶蕾苔）が自生しています。

苔って、日本中の何処にでもあるし、世界中どこに行っても湿っている土地には苔は生えているのだから、苔は全然珍しくはないでしょ！
そんな風に思いますよね。

でも、中之条のチャツボミコケはpH2-4.6の強酸性の火山性土壌にしか生息しない特別な苔で、ここほど大規模なチャツボミコケの生育地は東南アジア最大級だということです。

更にこのチャツボミコケの面白い所は、苔が鉄に変身するところ！

コケが石へと変身する現象は“バイオミネラリゼーション (biomineralization) ”と呼ばれる反応で、酸性の温泉水が好きな苔が長い年月をかけて化石化し、鉄鋼石へと姿を変えるそうで、この公園ではその変身している最中のコケの姿を湯滝の下流で見ることができます。

チャボツミコケは強酸性土壌を好み、彼らが生息するエリアの川水（温泉水）にはミネラル（鉱物）が多く含まれています。
長い年月をかけてミネラルがタップリの水を採取しそのコケ体の中にミネラル成分を濃縮していったチャボツミコケは、その命が尽きた後に自らが内包する鉄バクテリアにより数億年をかけてゆっくりとその体の形を石化させ鉄鋼石となるとのことですが、信じられないですか？

苔が石に変化するだなんて嘘みたいな話ですが、実は自然界ではバイオミネラリゼーションは普通のことで、珊瑚の石灰質の骨格も海の中に存在する炭酸とカルシウムを用いたバイオミネラリゼーションの一つです。

チャツボミゴケ公園では苔が鉄鋼床へといま、その姿を変えていつつある姿も川辺で見ることが出来、何億年かけて鉱物が作られる大自然の神秘を感じられます。

公園への入場料は苔の保護費等として600円/大人。
公園の場所は山の奥で分かりにくいので、ナビに電話番号0279-95-5111をセットするのが確実です。

秋の衣替えが、始まりました！
万座温泉の牛池では、木々が冬支度を始めています。
色とりどりの葉に身を包み、寒い冬に立ち向かうための勝負服ですね。　
牛池の周囲には散策路もあります。１０月中旬は冷え込むので、散策する場合は暖かい服装が良いですね。

道の駅の霊山たけやまのすぐ隣にある“そば処けやき”は手打ちの十割蕎麦が美味しい！
寄棟造りのかやぶき屋根の古民家のおそば屋さんです。
価格は庶民的で、もり蕎麦700円、大盛りは＋100円で、味が美味しいとなれば多少は待ってでも食べたいところです。
私達は日曜の13時半過ぎで2組が待って居ましたが、客の回転は早いおそば屋さんなので、15分程度の待ち時間でした。

10月中旬に万座温泉を訪れ一泊し、翌朝に湯畑のある熊四郎山を歩きました。
湯畑があるのは山の麓で、山には湯畑を見下ろす展望台があり、10月中旬は紅葉の始まりの時期。
エメラルド色の湯畑と色づき始めの木々の景色を楽しめました。

仕事も忙しいし、休みを取れない（休みでも、持ち帰り仕事に追われている）。。。なんて日々。

家族もいろんな事に疲れているし、ここらで家族サービス温泉旅♪
天気が悪くたって、問題ない。
だって、Workationなのだから。

土日に、無償の仕事をやらなくてはならないなら家である必要は無い。
ちょっとドライブして、14時にチェックインして、いつもとは居室を変えて、仕事に飽きたら温泉に浸かって、気分転換。

家でダラダラ、イヤイヤやるよりもずっとはかどるし、気分転換効果が抜群。
同行の大学生の娘も、試験勉強が進んだらしい。

滞在したのは、万座温泉日進館。
夕食は会席膳形式で落ち着いて（ヴュッフェもある）Good。
以前宿泊したときはイマイチだった食事の内容も器も改良されていた。


お風呂は3カ所、全9種。
Workation先としてはなかなか良いセレクト♪♪

国道292号線（渋峠～万座温泉）が通行規制を受けているときに群馬側から万座温泉へとアクセス似利用するのが有料道路の万座ハイウェイ（1070円）。
標高が低いエリアはまだまだですが嬬恋高原あたりからゆっくりと紅葉が始まり、万座温泉へとさしかかる部分は黄色を中心とした秋景色でした。

スピードを上げずにのんびりドライブがお勧めです

1070円はちょっと高いですけどね

通りがかりの草津でランチに、蕎麦屋のうし代亭を利用しました。

草津温泉は温泉宿と昔からの家々が入り組んでいて駐車場を探すのが大変で、蕎麦屋さんは数多くあれど、お店に駐車場が付属しているところは少ないです。

うし代亭は草津の湯畑から少し離れているので、駐車場があり6台程度ならば停められます。

蕎麦は手打ちで、ご飯とのセットメニューも少々。

お勧めは”食べ比べ蕎麦”1200円で、普通の手打ちと草津温泉地方の田舎蕎麦の2種盛り。
田舎蕎麦は平麺でクルミが練りこんであり、塩で食べるのがツウな食べ方。
蕎麦に塩とはビックリでしたが、意外なことに太い麺の存在感と塩の押しの強さのバランスがちょうど良く、美味しくいただきました。

店内は広く、お座敷が6人テーブルが6つと、椅子席が2テーブル。
家族総出でお店をきりもりしていました。

蔵王のお釜を観光する場合、お釜をみるためのメジャーな観光ポイントは難易度の簡単な順に
1-レストハウス前の柵で囲まれたエリア
2-刈田岳の山頂　（刈田峰神社前）
3-熊野岳の山頂
とされていますが、3の熊野岳の山頂は駐車場から往復1.5時間（片道45分）歩くので、ちょっとそこまでの気分では行くことが出来ません。また、観光時間に制限のある旅人も無理ですね。
そんな方にお勧めなのが、レストハウスから10分（のんびり歩いても20分）程度でたどり着ける馬の背を西側（熊野岳）方向へと歩いた場所。

蔵王の外輪山は西側のみ昔のままの形（Ｃ字型）で残っていて、その西の馬の背のＣ字のＣの背中部分から眺めると、1，2のビューポイントとは又異なった景色を楽しむことが出来ます。