ウェンディさんのクチコミ(23ページ)全2,269件

酒田の山居倉庫は明治時代に建てられた日本一巨大な米倉で、改装を重ねつつも現在もＪＡが米の保管場所として利用している現役の米蔵です。

倉庫脇に立ち並ぶ欅並木と黒壁の倉庫がフォトジェニックですが、山居倉庫が出来上がるまでの庄内藩の歴史も面白く、本間家の歴史と絡めながら見ていくと、より深く楽しめると思います。

山形駅で新幹線の時間待ちの際に駅モールのエスパル内店舗Hatake Style を利用しました。
Hatake styleは、山形県産の季節の新鮮なフルーツを用いたスイーツスタンドで、そのお目当てはシャインマスカットのパフェでしたが、本日は売り切れ。

その代わりとして黒葡萄のピオーネのシェイクを頼みました。
葡萄をそのまま使うのでお値段も620円と安くはないですが、コレはピオーネが特産であり新鮮な状態のまま加工できる山形でしか飲むことのできないドリンク。

山形旅の締めドリンク、９月ならばピオーネ、お勧めです。

山形県に遊びに行き、鮭川村に棲むトトロに会ってきました。

大きなトトロ（トトロの木）がいるのは、蕎麦の花咲く畑の中。
トトロの木は村に昔からこの地域にこの地域に神木として存在する樹齢千年の杉の木ですが、そのシルエットはトトロそのもの。
駐車場からトトロの木までは、徒歩5分程度です。

ほんわかしたトトロの雰囲気に包まれて、帰路は誰もが笑顔になっていました。

駐車場は7台くらいしか停められないので、連休などの混雑期には駐車場待ち時間が発生するかもしれませんので時間には余裕を持って。
駐車場には清潔なトイレもあり、鮭川村の方々には感謝です。

私たちは午後2時頃に行きましたが丁度順光の条件で、写真を撮るには良い時間帯でした。
太陽の方向から考えると、写真を撮りたいならば午後がおすすめだと思います。

ススキ揺れるエメラルドの瞳をみつけました。
そこは、昔々に噴火をしカルデラ湖となった山。
今はその山頂には生き物が命を保つことのできない強酸性の水が溜まり、独特な色合いを醸し出しています。
太陽の光により見え方の変わる水面は、今日はエメラルド色。
その縁でススキが揺れていました。

9月下旬の朝9時半のお釜周辺の気温は7℃でかなり寒いです。
お釜の周囲を散策する場合には、防寒具がある方が良いですね。

新潟で本格インドカレーを食べたくなった時にお勧めなのが、プルニマ。
カレーは辛さを選べれるシステムで、お勧めはランチでの利用。

ランチ時間帯は土日もナン、ライスがおかわり自由でした。
休日のランチセットは950円から。
私は1100円のカレー、サラダ、ナン、ラッシーのセットをオーダーしました。
おかわりのナンも焼きたてで、勿論、カレーも本格的。

車がないとアクセスが難しいのが残念な部分ですが、お勧めのカレー屋さんです。

宮沢賢治童話村は賢治の作品を子供でも分かるように視覚に訴えるように作られた施設で、賢治の学校、賢治の教室、そして屋外展示の3つで構成されています。
特に見所は賢治の教室･･･とのコトですが、個人的な感想としては、映えを意識しすぎた屋内展示が微妙･･･の一言に尽きましたので★★★。

しかし、夜のライトアップ（見学無料：9月は土日のみ）は必見で、★★★★★。
偏光フィルターを用いたランプで彩られた賢治の森は幻想世界でした。

ライトアップを見に行くならばお勧めの時間帯は、薄暮を少し過ぎた頃の完全に日が暮れる直前の時間です。

9月上旬ならば17：50くらいからの時間帯がイチオシでおすすめです。


2020年は9月以降のライトアップは土日のみの開催で、10/18まで実施されています。

ケンジの宿はゲストハウス的宿ですが、コロナ禍ということもあり敢えて満室にせず、ソーシャルディスタンスの保てる客室配置としてあり、お風呂やトイレは共有ですが、部屋にはＴＶも冷蔵庫もあり、宿としては十分な施設でした。

今回はGo toトラベル適用の恩恵もあり、二人で宿泊して3120円/１泊の宿代。
新幹線の停車駅である新花巻駅からも徒歩圏内であり、宮沢賢治資料館や童話村へも徒歩20分と近いのにこのコスパの良さは最高！
賢治関連の施設巡りの宿としたい旅人には、“ケンジの宿”お勧めです。

花巻に現在ある宮沢賢治に関連のある場所は、賢治の作品が評価されてから作られた記念館等だけではありません。
賢治が農学校の先生をしていた時代にも花巻に存在し、数多くの著書の中に出てくる場所も残っています。

その1つがイギリス海岸。

宮沢賢治がイギリス海岸と呼んだその場所は海ではなく北上川と瀬川の合流点付近で、賢治が生きていた時代では夏になり河川を流れる水の量が減ってくると川底の凝灰質の泥岩が地上に露出し、独特な河川のその姿が英国ドーバー海峡の白亜の海岸と似ていることから、賢治は北上川のその辺りをイギリス海岸と名付けました。

現在はダム等の影響で皮の水かさが増し、昔のように川床が見えることはほとんどなくなってしまったそうです。

宮沢賢治イーハトーブ館は宮沢賢治を愛する方たちにより運営されている資料館で、その蔵書は賢治モノの本のほとんどだそうです。
1Ｆのホールでは特別展を開催していて、2020/9/2～10/30は童話【双子の星】と【マグノリアの木】の挿絵原画展。
ふんわりとした高山たみ子さんの挿絵で、双子の星とマグノリアの木の二つの童話を楽しめます。

花巻の蕎麦屋の“なめとこ山庵”があるのは宮沢賢治童話村や記念館、イーハトーブ館から徒歩3～５分の場所で、これらの施設を巡るときのランチにはお勧めです。

９月の季節のお蕎麦は辛味大根蕎麦で、すりおろした辛味大根を直接盛り蕎麦の上にのせていただきます。
辛味大根とはいうものの、それほど辛くはなく、残暑の残る９月初旬にはさっぱりとした大根の辛味が手打ち蕎麦と合って居ました。

電話予約してから来る方も多いようです。
私達が訪れた時も２席が予約テーブルでしたので、混雑が予想される場合には予約しておくほうが無難かもしれません。

宮沢賢治記念館はその名の通り宮沢賢治に関する資料を展示した場所で、賢治の生涯のテーマであった科学・芸術・宇宙・農業・宗教に深く踏み込んだ内容でした。
特に宇宙分野では、童話：銀河鉄道の夜の手書き原稿（コピー）が多く展示され、第1次稿から第4次稿までの遍歴がわかりました。

賢治の手書きの原稿は読みやすい文字の時もありましたが、時として殴り書きで判別が難しい文字もあり、その時々の賢治の心のあり方が文字に出ていて興味深かったです。

宮沢賢治記念館内部はカメラ撮影が禁止なので詳しい写真はありませんが、活字となった物語や詩を読むだけでは分からない宮沢賢治とその思想の一端に触れるには最適の場所だとは思います。
ただ、記念館が対象としているのは、あくまでも大人。
小学生よりも小さなお子さんが訪れたとしても、文章展示の多い館内では退屈するかもしれません。

私が訪れた時は特別展として、【四又の百合】（会期：2020/7/15~9/13を開催していました。
賢治は童話作家であり詩人でもありましたが、彼の思考のその底を流れるのは子供の頃から親しんできた宗教の法華経の思想。
そして、賢治の童話には“西域もの”に分類される仏教の話があり、特別展の“四又の百合”も賢治が作り出したハーキャム城がある小さな村が舞台です。
特別展では、【四又の百合】の直筆原稿が展示されていて、コレはなかなかレア！
直筆のコピーの展示は一般的ですが、賢治の本物の手書き原稿が見られる機会なんてそうそうあるものではなく、ちょっと興奮してしまいました。

宮沢賢治記念館の近くには、賢治の童話【注文の多い料理店】にも登場するレストランがあります。
童話の中ではこのレストランのオーナーは山猫で、人間を食べようと、山に猟へとやってきた紳士二人に幻のレストランの建物を見せ、建物内へと誘導しますが、この山猫軒は、れっきとした人間用のレストランだそうです。

でも、扉に書かれた“どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません”の言葉。
これは童話の中に出てくる言葉と一言・一句異ならないモノ。
山猫軒の扉を開けるかどうかはあなた次第。
一度扉に手をかけたら、もう元の世界には戻れず?賢治のイーハトーブの世界に取り込まれてしまうかもしれません。

（と、書いていますが、現在花巻にある山猫軒は正真正銘のレストランで、その併設ショップには賢治もののデザインの商品がたくさんあります。時間があれば立ち寄るのも良いと思います）

未来都市銀河 地球鉄道壁画は夜になるとブラックライトに浮かび上がる銀河鉄道の壁画で、壁画があるのはJRF花巻駅から５分ほど歩いた場所。
ガイドブックには徒歩３分と書いてありますが、私のかなり速歩の足でも５分はかかりました。
夜は人通りの少ないエリアですので、壁画を見に行くときには十分に注意をして。
駅からは坂を下りていく形になります。
戻りは上り坂なので覚悟を。

道路脇に突如出現する壁画は、見る価値アリです。

JR花巻駅近くの林風舎の1Ｆは雑貨屋2Ｆはカフェで、どちらも宮沢賢治の親族の方が経営しています。
1Ｆの雑貨屋さんには、賢治に関連するオリジナルの商品もあり、賢治ファンならば必見かも。
2Ｆのカフェで使われているミミズクがデザインされた珈琲カップも販売されています。　

新花巻駅から徒歩３分の商店街に建つ欧風の建物は、林風舎。
その2Ｆは英国風の内装を施したカフェで宮沢賢治の親族の方が経営しています。

カフェの内部には賢治縁の品の展示や英国の調度（販売も手がけているようです）もあり、こじんまりとしたカフェで、ケーキセットをいただきました。

ケーキは宮沢賢治の童話に因んだ名前がつけられていて、注文の多いロールケーキ・オリザや英国海岸バウムクーヘンなど。

同行者と１セットずつ珈琲とセットでいただきました。
カフェの珈琲カップは賢治が愛したイーハトーブの象徴であるミミズクがデザインされたオリジナル。

ケーキも珈琲も美味しかったですが、特に特別感はないかな･･･と言うのが感想です。

此処のカフェは、宮沢賢治が愛した英国風空間を味わうコンセプトカフェだと思ってくる方が良いと思います。

新型コロナが流行している今、外で食事をと言っても二の足を踏んでしまう方も多いのでは？
でも、しっかりと感染対策が取られたレストランならば、安心なのではないかな？
入店前にはしっかりと体温チェックがあり、客席も社会的距離が保たれているようなところならば、安心して食事もできるのではないかしら？

そうそう、せっかくの久しぶりの外食だがら、そのロケーションだって重視しなくちゃ。
夏のランチタイム。
青い空が見えるところ。
出来れば、高層階のレストランだったら、嫌なことも忘れて癒されそうだよね。

友人とのランチでそんな風に考えた私たちのセレクトは浅草の天空レストラン。
アサヒ本社ビル22階にある展望レストランのラ・ラナリータ。

予約を入れて、ちょっとだけその景色に期待して訪れてみました。

予約したのはランチのBコース（レストラン予約サイトを利用）。
土曜日のランチだというのに3000円とそれほど高くはなく、更に予約サイト特典で1ドリンクもサービスでついてきました。

レストランに到着して案内された席は、目の前にスカイツリーがそびえる特等席。

この日のランチBコースメニューは、
【Antipasto】本日の前菜三種盛り合わせ
【Pasta】ワタリガ二のトマトソース　スパゲッティ
【Second】どちらか1品
肉料理　鴨胸肉のアロースト　季節の野菜添え
魚料理　赤イサキと万願寺唐辛子のグリル　ローズマリーの香り
【insalata】彩り野菜のサラダ
【デザート】マンゴー・アレンジ
【パン】
【カフェ】コーヒーorハーブティーor桃のアイスティー

目の前に青空が広がる絶景レストランでゆっくりと1時間半をかけてランチをして気分転換。


家に閉じこもっていてもよいけれど、素敵な景色と美味しいお料理で、たまにはこんな気分転換もよいですよね。

浅草駅地下鉄5番出口改札。
そこは、知る人ぞ知る、ミステリーワールド。
地上に出れば、デパートがあり、浅草寺があり、スカイツリーが見えるそのエリアの地下には半世紀以上前の空気が今なお、漂っています。

そこに一歩足を踏み入れれば、現世のことは忘れ去り、一気に昭和30年代にタイムスリップ。

今を忘れたい方は、そっと一歩を踏み出してもよいかもしれません。
しかし、帰り道が現世に続いているとは限らないので、ご注意を。

夏の週末のすみだ水族館の夜。
そこではペンギン（人鳥）たちが心を浮きだたせ、始まるのは、今か今かと待ち構えているイベントがあります。

そのイベントとは【ペンギン花火】。

2020年の夏は新型コロナの流行により各地の夏祭りは中止で、花火の打ち上げもありません。
それでは、寂しいよね♪とすみだ水族館が企画したのは国内最大級のペンギンプールの底に水花火を投影するプロジェクション・マッピング。

でも、それって、わざわざ水族館でやること？
屋外プールで夜にやったって良いのでは？

【ペンギン花火】のイベントはすみだ水族館のペンギンたちが暮らすプールで実施するからこそ意味のあるイベント。
緊急事態宣言で活動を自粛していたのは人間たちだけでなく、ペンギンだって一緒。

来館者のいない水族館は、彼らにとっては刺激の少ない場所で、1か月以上の間、彼らは退屈をたっぷり味わいつくしていました。
そんな彼らに遊びのチャンスのプレゼント。

野生の中でのペンギンは海の中を弾丸のようなスピードで泳ぎ、魚を捕食します。
水族館にいるペンギンは飼育員から餌をもらっているので、そんな野生感はなかなか感じられませんが、プロジェクション・マッピングによる光の投影は彼らの野生の感性を刺激するようで、光を追いかけるワイルド感たっぷりのペンギンたちの姿が【ペンギン花火】のイベントでは見ることができます。

そんな【ペンギン花火】のイベントの最終日は8月の最終土日。
今週末がラスト・チャンスとなります。

浅草のシンボルのビルと言えば、誰もが挙げるのがアサヒビールの本社ビル。
アサヒビール本社ビルはビールジョッキの形を模していて、黄金色に輝くビールとその泡を表しています。

本社ビルの隣にある金色の不思議なオブジェは【あれは何？】と初めて見る人はびっくりすり形ですが、これもアサヒビールの建築物で、ミレニアムのころに作られたオブジェで、たなびく雲の様な金色のモノは“聖火台の炎”を表していて、その造形の意味は“新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える炎”だそうです。

浅草寺雷門の大きな提灯は浅草の顔的な存在で、10年に1度の頻度で新調されるそうです。
しかし、近年は台風などの天候による被害で痛みが早く、7年目にして新しくすることにしたとのことで、2020年4月に出来立ての提灯が奉納されました。

色褪せた提灯も風情がありますが、輝く種が美しい大提灯もよいですよね。