ケロケロマニアさんのクチコミ(570ページ)全12,309件

仁寺洞に関しては、骨董品が好きな方などには外せないエリアだと思いますが、どちらかと言えば芸術家肌の方に向いている、玄人好みのエリアという印象ではないでしょうか。趣向を凝らしたカフェなども結構ありますが、平均的に高いので、お茶を飲むなら他の町にいらした方が、コスパ的にも良いように感じます。また鐘路に関しては、ソウルを代表する大通りですし、鐘閣駅そばにある普信閣は、街の発展の上でも中心として位置付けられる場所で、大晦日の除夜の鐘などが名物になっています。見物に時間は掛かりませんので、何かのついでにフラッと見ると良い場所だと思います。

最近は新しい繁華街も増えてきたソウルですので、繁華街としてのここの地位は、相対的に低下しつつある印象がありますが、最近、久し振りに訪れてみて、まだ十分過ぎる位賑やかな姿を見て、ある意味安心しました。特に夜間などは混雑が凄くて、個人的にあまり好きなエリアではありませんが、初めてのソウル、という方には、まずこの町のエネルギーを真っ先に感じるべき界隈だと思います。

道の駅にも色々とありますが、ここの道の駅は、何だか商売じみた側面が強くて、正直あまり居心地が良くない印象があります。三角錐型の建物が特徴的な木芸館に関しても、靴を脱いで中に入った割には、何だか売り物の木工製品が並んでいるだけといった印象で、高いコーヒーでも注文して座らないといけないようなシステムが、少し違和感を感じました。

旧丸瀬布町は、現在は遠軽町の一部となっていますが、その中心駅である丸瀬布駅では、SLと昆虫の町、として大々的に宣伝されています。森林鉄道の雨宮21号に乗車するためには、かなり山の中まで行く必要があるので、車がないと不便ですが、近くに温泉施設があり時間調節も可能ですので、一日かけてレジャーを楽しむのに良いエリアといえるかもしれません。また、この駅は生涯学習館としての機能が併設されていますので、ここの図書室で読書をして列車待ち合わせの時間を過ごせるのも、魅力の一つだと思います。

旧生田原町域の最北に位置するこの駅は、木材の町らしく、ウッディーなログハウス風の美しい駅舎で、ホーム側の入口付近には木製のおもちゃが色々と展示されていて、なかなか見応えがある駅になっています。またこの駅は単式・島式ホーム2面2線の複合ホームになっていますが、島式のホームの片側が崩れていて、実質、対向ホームのような使用状況にあるのが面白い駅です。幅の狭い跨線橋も可愛らしくて魅力的ですが、それ程列車本数も多くないので、下を渡る踏切方式にしても良いのでは、と少し思ってしまいました。

石北本線上には、特に白滝駅付近に幾つかの秘境駅があり、インパクト的にはあまり目立たないのですが、遠軽町（旧生田原町）域にあるこの駅は、殆どの普通列車でさえ通過してしまう凄い駅です。上り列車は1本のみ、下り列車は3本停車しますが、うち2本は隣の生田原駅止まりですので、実質的には一日一往復のみの停車といえるでしょう。そのうち廃駅になってしまう日も近いのかもしれませんが、駅として存在しているうちに、皆様も是非この“秘境駅”を確認してみて下さい。

市町合併により細長い町になった北見市の最西端にある駅ですが、この駅の北側にある常紋トンネルには、悲しい歴史が残されています。このトンネルは囚人労働により建設されましたが、その際に沢山の人が殉難し、亡骸がこのトンネルのコンクリートに埋められたと伝えられています。現在では、この駅の近くに追悼碑が建立されていますが、追悼碑まで行くことが出来なくても、このトンネルを通過する際には、犠牲者の冥福を祈りたいものです。

廃駅になる駅は沢山あるJR北海道ですが、新しく生まれる駅としては、とても数少ないのが現状です。そんな中、この西留辺蘂駅は2000年に開業したばかりで、思わず応援したくなってしまう若い駅です。単式ホームと待合所があるだけの小さな駅ですが、西側から眺めると、丁度背後に留辺蘂市街地で存在感を示している紅葉山を眺めることが出来ますので、風景的にもなかなかお勧めできる駅だと思います。

旧留辺蘂町は、現在北見市へと編入となりましたが、その中心駅としての留辺蘂駅はかなり大きな駅で、勿論特急も停車します。ここの最大の観光名所は、何と言っても温根湯温泉ですが、駅舎の上部にも誇らしく宣伝されていました。尚、この町は元々横長の町域で、温泉を経由してそのまま国道39号線を西進すると、石北峠まで行くことが出来ますが、この町も北見市になったため、石北峠からオホーツク沿岸の常呂まで、細長い北見市になっているのが、なかなか味わい深い状況といえるでしょう。

北見駅から二駅西にひっそりと佇むローカル駅ですが、この駅は少々ややこしい歴史を有しています。西隣に相内駅がありますが、元々はこちらが相ノ内駅として開業していて、現在の相内駅は上相ノ内駅と呼ばれていました。その後、こちらが東相ノ内駅になり、上相ノ内が相ノ内と改名された後、1997年にどちらの駅からも“ノ”がなくなり、それぞれ現在の駅名表記となりました。相内駅が結構新しい駅舎にリニューアルされている一方で、こちらの駅舎は昭和の風情を残していて、駅マニア的にはこちらの方が好みかなと思ってしまいました。

北見の老舗のお菓子屋さんとして有名なお店です。北見といえばやはり有名なのは玉ねぎですが、このお店で販売されている玉ねぎパイは、北見産の玉ねぎをふんだんに使用した濃厚な味わいで、しかも一枚75円と安いので、旅先で気軽に摘むのにお勧めの銘菓だと思います。尚、駅構内の売店でも土産用の箱入りを購入することが可能ですが、バラ売りに関しては、駅のすぐ向かいにあるお店で直接購入する必要があります。

ここは単式ホームを有するだけの北見市内にある小さなローカル駅ですが、実は現在のところ、高架駅としては日本最北かつ最東の駅となっています。高架駅ですので、北見の住宅地としての風情が楽しめる駅で、丁度名前も類似した帯広の柏林台駅などに似た雰囲気を楽しむことが出来ます。

旧端野町域内で最も北見市街地に近い駅ですが、駅の構造としては、待合所と単式ホームがあるだけの小さなローカル駅です。ここは元々臨時乗降場から駅へと昇格した歴史を有していて、しかも正式な駅となったのは国鉄の分割民営化の時で、JR北海道の中では数少ない若い駅といえます。個人的には富良野線の緑が丘駅や、少し先の西留辺蘂駅に似た雰囲気かなと思っています。

旧端野町の中心駅ですが、現在は市町合併により、北見市内の一ローカル駅としての位置付けになっています。駅舎は2階建てのちょっと珍しい形をしていて、なかなかお洒落な雰囲気でした。尚、駅の東側で、線路は常呂川を渡りますが、ここの風景がなかなか美しいので、是非車窓にもご注目下さい。

この駅は、旧端野町域内にある駅ですが、同町が北見市に編入されたため、現在では、この駅が北見市域で最北かつ最東の駅となりました。尚、JR駅はありませんが、この時同時にカーリングで有名な常呂町も北見市へと編入されたため、現在では内陸の町のイメージが強かった北見市が、オホーツク海に面する町になっているのも面白いところです。

現在の美幌駅は、石北本線上の一途中駅に過ぎませんが、かつてはこの駅から、隣町の津別町相生までのローカル線（相生線）が運行されていました。今でも往時を偲ぶかのように、複数のホームが寂しげに佇んでいます。少し前までこの駅には交通記念館と称する資料館が併設されていて、相生線に関する興味深い展示を色々と見ることができたのですが、いつの間にかそれもなくなり、道内の町村にありがちな、コミュニティープラザ的な駅へと変貌してしまったのは、少々寂しくもあります。

網走の駅弁といえばやはりここですね。かにめしも有名ですが、私はどちらかといえばこちらの帆立弁当の方が好みです。プリプリの帆立がたっぷりと使用されているのも良いですが、この星型に盛られた椎茸もちょっとお洒落だと思います。値段も840円とこの頃の駅弁にしては良心的な価格なのも嬉しいところです。

網走の道の駅で、スイーツがお勧めの店として教えて頂いたのがこのお店です。場所は網走駅からですと、目の前の道を直進して厚生病院方面へと向かい、突き当りを網走橋方面へと右折してすぐ右手にあります。網走駅からですと徒歩15分位です。シュークリームは何種類かありますが、私はゴマシューというのをオーダーしてみました。濃厚なクリームとゴマの風味がマッチして、とても美味しかったです（１８９円）。

かつてはオホーツク海側にも沢山のJR駅がありましたが、現存する路線の中で、オホーツク海を望めるのは、釧網本線沿いの網走～斜里エリアだけとなってしまいましたが、駅レベルで厳密に考えると、網走駅や桂台駅からは海が望めませんので、この鱒浦駅がオホーツク海を望める日本最北のJR駅ということになるかと思います。浜小清水から北浜付近の駅が観光地テイストが満載なのに比較すると、この駅は隣の藻琴駅と同様、漁村に忘れ去られたかのような風情の残るローカル駅で、なかなか味わいがありました。

オホーツク沿岸には、大小様々な湖があって、それぞれに色々な風景が楽しめますが、その中ではこの藻琴湖はちょっとマイナーかもしれません。しかしマイナーならではの未開発的な風情がこの湖には残されていて、観光スポットより、マニアックな名所を訪ね歩きたいという旅人の方によりお勧めな湖だと思います。駅舎に関しては意外と立派な木造建築で、観光客に媚びていない風情がまた良かったりします。