ケロケロマニアさんのクチコミ(540ページ)全12,309件

最近は沖縄出身のプロ野球選手も多くなり、野球王国としての知名度を全国に轟かせつつありますが、沖縄の球児達がまず憧れるのが、最近沖縄セルラースタジアム那覇として生まれ変わった奥武山球場です。ここではプロ野球も開催されることがあり、県内最大の球場であることは間違いありませんが、その割には意外と敷居が低く、平常時には地元のチームなどが練習していたりするので、こうした光景を網越しに眺めて楽しむのも沖縄らしくて良いかと思います。

この公園は色々な運動関連施設を始め、沖宮や護国神社などの施設があり、地元の方には特に日常的に利用されている公園として知られています。同名のゆいレール駅がありますので、この駅で降りれば良い訳ですが、実は目的地によっては、隣の壺川駅からアクセスする方が近いことも多いです。予めどこに行くのかを地図で調べておいて、下車駅を間違わないよう注意が必要です。

海のイメージが強い沖縄にあって、那覇だけは市街地の喧騒のイメージが強く、ビーチという視点にはなかなか到らないかと思いますが、実は一つだけ、小じんまりとしたビーチがあります。それがこの波の上ビーチですが、訪れてみると目の前に波の上臨海道路が見えていて、ちょっとビーチとしては異質な風景が逆に面白いです。サイズ的にはとても小さいので、混雑時はちょっとゆっくり泳ぐという風情にはならないかと思いますが、オフシーズンにはそれなりにこのビーチの可愛らしさを楽しむことができてお勧めのポイントです。

那覇市内で異国情緒を味わいたいのなら、ここが一押しではないでしょうか。園内に入るとまさに中国の庭園といった風情で、中国っぽい建築が次々と現れる光景は圧巻でした。またここは無料で観覧できるのも、観光客には嬉しいところです。

狭い場所にごちゃごちゃと建物や道が入り組んでいる場所が多い印象の那覇市内にあって、おもろまち界隈の新都心と呼ばれるエリアは、ちょっと特殊な風情を醸し出しています。その中でもこの博物館・美術館はとても横長で大きな建物なので、那覇の他地域から来るとちょっと驚かされます。意外と講演会や無料で楽しめる展覧会などのイベントも多く開催されていますので、悪天候時など、海のレジャーが楽しめない時に時間を潰すのに良い場所ではないでしょうか。

この門は現代的な意味では、首里城観光の無料ゾーンと有料ゾーンとを隔てる”経済格差”の門ですが、ここを抜けると御庭と呼ばれる正殿ゾーンへと到達します。門には3つの出入口がありますが、真ん中は国王や冊封使などの高貴な人のみが通行を許された場所で、役人は両側の門を通行したとのことです。現代的な意味では、観光客は真ん中を通行することになりますので、”お金を払ってくれた高貴な方”という意味合いなのかもしれません（笑）。

首里城観光も、この門まで登り詰めるといよいよ佳境に入ってきますが、この門自体は平成に入ってからの再建で、歴史的な価値はありません。しかし、この門の前からは丁度那覇市内が一望できるロケーションになっていて、景色を楽しむのにとても良い場所だと思います。尚、ここの主殿側は、その先の有料ゾーンに入るための券売所ともなっています。

首里城のメインルートを登ると、歓会門、瑞泉門の次に現れるのがこの漏刻門で、中国語で水時計を指す通り、昔は門の上の櫓に水槽が設置されていて、水の漏れる量によって時刻を計っていたとのことです。どのような仕組みかはよく解らないのですが、名前がユニークで印象に残りました。尚、この門には「かご居せ御門(うじょう)」という別名があって、かつて身分の高い役人はかごに乗って登城したのですが、そんな高貴な方でも、この門ではかごから降りて国王に敬意を表したとされています。他の門と同様、こちらも再建された建築ですので、歴史的遺産としての価値は残念ながら高くありません。

首里城の正門を目指す王道ルートを通過する際、歓会門の次に出迎えてくれるのがこの瑞泉門です。創建は１４７０年頃とされていますが、残念ながら戦時中に焼失してしまったため、現在見られるのは平成に入ってから復元された門ですが、独自の風情がある櫓門が印象に残る門です。尚、この門の下部、歓会門との間に有名な龍樋があり、この龍の彫刻は約500年前のものとされているそうです。

首里城には沢山の門がありますので、それらを見て回るだけでもなかなか大変なのですが、この門は現在の通常の観光ルートの正門的な存在である歓会門の隣にありながら、とてもひっそりとした風情で、なかなか味わいがあります。首里城の正殿の方に行かれた多くの観光客は、歓会門が見えた時点で、観光終了みたいな風情になっていて、その傍らにあるこの門を殆ど素通りしている状態で、とても可哀相に感じた門でした。

やちむん通りの入口にある、その名の通り焼き物、特にこの辺りの壺屋焼きに関する展示をメインとした博物館です。焼き物に関する博物館は全国津々浦々色々あるかと思いますが、琉球の焼き物の歴史の独自性が学べるこの博物館は、焼き物好きにはたまらない場所だと思います。焼き物を知らない方でも、ここで予備知識を蓄えた上でやちむん通りを歩かれた方が、違った視点で作品を見られると思いますので、是非勉強してみてください。

やちむんとは沖縄の言葉で焼き物を意味しますが、その名の通り、ここは焼き物のお店や窯が並ぶ、那覇屈指の焼き物町になっています。壺屋焼きとして知られている焼き物ですが、この通り沿いにはシーサーを始めとして、沢山の沖縄らしいデザインの焼き物が並んでいますので、お気に入りを探しながら是非散策してみてください。

首里城は沖縄らしい琉球石灰岩で築かれた城壁で囲まれたお城ですので、城内には色々な門が設置されています。戦時中にかなり被害を受けていますので、再建された門ばかりではありますが、この歓会門の傍にある泉は龍の形をしていて、ここはかなり昔のままの状態で残されています。門自体は首里城の入口のような印象でしかありませんが、是非、こちらをお見逃しのないようご注意下さい。

首里城の全体を見回した場合、その歴史的価値を踏まえて一番重要だと個人的に思うのがこの園比屋武御嶽石門です。沖縄らしい門構えで威風堂々と建っていて、”世界遺産”の大きな表示があるので、すぐに確認できるかと思います。尚、ここはガイドツアーなどのお客さんがよく説明をしていたり、記念撮影をしていたりするので、常に混み合っている印象があります。できれば平日や朝早く・夕刻などの時間帯のご訪問をお勧め致します。

沖縄の代表的な建造物の一つである守礼門ですが、私の訪問した2012年11月現在、工事中で周りを工事資材で覆われているために、十分に見物することができませんでした。また、工事期間中は一方通行になっていますのでこちらもご注意下さい。（反対側から潜ろうとしたら、警備員の方に押し戻されました…（汗）。）

那覇を代表する観光スポットですので、一度は行かれた方が良い首里城ですが、実は正殿に関しては、それ程広くないエリアにも拘わらず入場料が800円も取られます。観光地価格として納得できる方なら良いですが、正直二回は行く必要がない気がします。このお城の本当の魅力は、正殿以外の各所に散らばっているというのが個人的な印象なので、是非、貴重な時間をあまり正殿ばかりに割かない様ご注意下さい。

那覇を訪れた方ならまず殆どの人が足を運ぶであろう、那覇を代表するストリートですので、今更クチコミするまでもありませんが、那覇が初めてで右も左もわからない、という方はまずこの通り沿いを散策してみるのが基本だと思います。ゆいレールですと、牧志・美栄橋・県庁前の何れからも簡単にアクセスできます。

首里城といえば、観光客が多く立ち寄る付近はとても混み合っている印象がありますが、実は外壁に沿って周遊できるルートがあって、地元の方は散歩やジョギングなどでよくこちらを利用しています。ゆいレールの首里駅からもこちらの外壁コースを通って表の方に回れます。やや遠回りではありますが、一風変わった首里城を味わいに、ぜひこちらのルートを歩いてみて下さい。

ゆいレールの開通後、日本の鉄道駅の最西端と最南端が隣接するという、何とも不思議な状況になりましたが、このゆいレールの始発駅にも一応最西端のオブジェが用意されています。但し、空港駅という交通の要衝という特性に注目されがちですので、鉄道マニアならともかく、一般の方の日本最西端駅としての認知度が低いのは、少々残念にも思う駅です。

ゆいレールは距離も短く、簡単に全路線制覇できますので、空港からここまで直行して首里城などの観光地に向かう、という方も多いかと思います。勿論、ここはそういう意味で観光客もよく利用する駅ですが、駅自体も一番高い所に立地していて、隣の儀保駅同様景色が素晴らしいので、観光の合間にでも是非お気に入りの風景を探してみて下さい。