ケロケロマニアさんのクチコミ(513ページ)全12,309件

山陰のビュースポットとしてまず思い浮かぶのはこの宍道湖でしょう。面積としては国内ではそれ程上位にランクインしているという訳でもありませんが、ここは平野の中にある湖でしかもすぐ脇を道路や鉄道が走行していますので、ビュースポットが沢山見つけられるのも魅力といえる湖だと思います。是非、お気に入りの風景を探しながら湖岸を散策してみて下さい。

この橋は近代的な雰囲気の広がる広島駅界隈の中に忘れ去られたような風情で佇む、対象ロマンを髣髴とさせてくれる橋で、1920年代に架けられていることからも解るように、原爆の被害も受けている橋です。橋柱の一部が爆風によりずれていたりする箇所が現存していたりしますが、最近までは橋と平行して水管橋があって、爆風にも耐えて市内に水を送り続けていました。2007年に現役としての使命を終えて、現在ではモニュメントとしてその一部が橋の袂に展示されています。

ここは原爆ドームの最寄の橋として、原爆の爆心地からも程近い場所に立地していますので、広島のみならず、世界的な知名度を誇る橋かと思います。ここから見る原爆ドームは、広島を代表する風景かと思いますが、橋上を広電も走行していますので、車窓からもこの風景を楽しめるのが良かったです。

広島は市内に路面電車が残されている、現在では貴重な国内の大都市の一つですが、この駅のすぐ脇には、函館の市電にも見られるような操車塔が残されています。勿論、現在では機能的な役割は終えていますが、こうした設備がそのまま見られる風景はいつまでも大切にして欲しいなあと感じました。

広島ではやはり原爆関連のスポットへ足を運ぶことになることかと思いますが、爆心地に関しては、原爆ドームのすぐ近くにあるにも拘らず、普通の町並みの中に小さな案内板が設置されているだけですので、知らないと意外と見逃しがちになります。とは言え、爆心地として知名度が高い島外科の看板はよく目立ちますので、これを目安にアクセスされると良いかと思います。

広島の大通りといって、まず最初に連想するのがこの平和大通りですが、車が走行する道路エリア以外にも、公園として整備されている区画が広がっていて、平常時も色々な見所が点在していますが、ドリーミネーションの開催時などは更に美しく彩られた大通りの光景を楽しめますので、ここは大通り、という機能以上に、公園としてのそぞろ歩きを楽しむのに最適なスポットだと思いました。

悲しい歴史につい思いを馳せてしまう原爆ドーム界隈での観光ですが、現代的な意味での元安川河畔を見た場合、意外とお洒落なスポットへと様変わりしていることに驚かされます。悲しい歴史を忘れてはいけませんが、やはり過去ばかりに縛られずに、前向きな観光スポットへと生まれ変わりつつある元安川界隈の風景に、ある意味元気付けられました。

広島で一番有名なスポットといえば、やはりこの原爆ドームでしょう。福島第一原発の事故以来、放射能の惨禍に包まれている現在の日本を考える意味でも、ここに来て色々な思いを馳せることはとても有意義だと思います。不気味なシルエットを浮かび立たせている夜間や、沢山の修学旅行生や観光客が真摯な顔で見上げる昼間、そして、清々しい空気の中で佇む朝の姿など、色々な時間帯で訪れてみることをお勧めしたい場所です。

広島にいらした方ですと、原爆ドームと合わせて訪問されることが多い公園だと思います。とても有名なスポットですので、今更語るまでもありませんが、私のお勧めは夜間の雰囲気で、神秘的にライトアップされた光景を見ながら、平和について黙考してみるのも、とても有意義な過ごし方だと思います。

広島市内にも幾つかのリンガーハットがありますが、北海道民の私からすると、やはりフードコート型のリンガーハットの店舗に、何となく愛着を感じます。ここもそんな店舗の一つで、平和大通りからすぐ近くにあるフジグランという商業施設内のフードコートにありますので、ドリーミネーションなどのイベント観覧時に利用するのがお勧めの店舗かと思います。

実は私は、2013年のお正月に全くこのイベントの存在を知らずに、現地に足を運びましたが、凄く有名なイベントのようで、広島を代表する大通りである平和大通り沿いに沢山の美しいイルミネーションが輝いていました。結構長距離にわたっていますので、十分な時間を取って訪問されることをお勧め致します。

広電の駅の殆どは、一応屋根付きの待合スペースを有していますが、広島駅の隣にあるこの猿猴橋駅はとても小さくて、屋根付きの構造を有していないので、駅として探さないと気付かないレベルかと思います。実際、広島駅からは徒歩圏内ですので、この駅は乗車よりも寧ろ降車によく使用されている印象があり、広島駅構内が混雑している場合は、この駅で下車して歩いた方が、時間的に早かったりすることも多いようでした。

広電の路線は意外と支線が多く存在している印象がありますが、この駅からも宇品港方面へと続く皆実線が分岐しています。広島駅方面からですと、直行で宇品港の方まで運行されていますので、わざわざここで乗り換えて、という方は少ないかと思いますが、この駅で乗り換えるという場合は、乗り場が別々になっていますので注意が必要かと思います。

ここは丁度稲荷橋の袂に位置する駅で、橋から望む風景が川の町広島らしい風情でなかなか情緒のある駅だと思います。上下線のホームが交差点をはさんで反対側に位置していますので、駅構造としては全貌を収め辛い印象がある駅といえるでしょう。

ここは広島を代表する目抜き通りである相生通りの東端に位置するエリアで、ちょっと怪しいお店が多く並ぶ歓楽街、薬研堀地区への最寄り駅ともなっています。駅として見た場合は、上下線のホームがほぼ向かい合わせに並んでいて、均整の取れた雰囲気を感じることが出来る駅でした。

この辺りの広電の各駅は、駅間距離が短く、どこで降りても町の散策には便利なのですが、この駅からですと、現在の広島市内に全国区デパートとして、戦後最初に出店した歴史を有する広島三越が近いです。広電の駅としては、上り線と下り線のホームが大分離れていて、広島を代表する町並みの雰囲気を広々と楽しめる駅となっています。

広島といえば、有名な福屋という百貨店がありますが、この駅が八丁堀本店の最寄り駅となります。百貨店業界が苦戦しているのは広島も同じで、すぐ近くに立地していた岡山が拠点の天満屋八丁堀店が最近閉店するなど、生き残りも大変な時代ではありますが、広島が誇る百貨店として、福屋にはいつまでも頑張って欲しいなあと思いました。

この辺りは広電で通過している限りは、よくある都心の中心業務地区という風情ですが、一歩立ち入ると、“とうかさん”で知られる日蓮宗圓隆寺（えんりゅうじ）があることで有名な駅でもあります。6月に訪問される方は是非、こちらの祭礼にもご注目下さい。

広島市内で取り敢えず都会のテイストを味わいたい、という方にお勧めなのがこの駅界隈です。広電の路線もこの辺りから分岐していますので、広島駅方面からだと大体どの電車に乗っても、この駅までは確実にアクセスすることが出来るかと思います。ここから原爆ドームまでは歩いてもそれ程時間はかかりませんので、現代の広島の繁栄ぶりを先に感じてから、原爆ドームに向かうというのも良いルートだと思います。

現在の広島市内を見た場合、原爆ドームのすぐ近くに、大都市らしい繁華街が連なっている印象がありますが、原爆ドーム前の隣駅であるこの紙屋町西駅も、そんな街中にある一駅で、広島駅方面からアクセスすると、本当に次が原爆ドーム前なのか、ちょっと心配になってしまう程のギャップが感じられます。尚、隣の紙屋町東とは間違えやすいのですが、万が一間違えて降りても、両駅間の距離はそれ程離れていませんのでご安心下さい。