ケロケロマニアさんのクチコミ(508ページ)全12,309件

函館市電の南西側の終着駅、谷地頭電停のすぐ向かいにある、地元ではかなり有名な和菓子のお店ですが、店構えからして昔ながらの風情を留めていて、好感の持てるお店です。名物は串だんごやべこ餅で、何れも115円から数種類が陳列されたショーケースから御好きなものを選んで味わってみて下さい。

この博物館は、函館駅のすぐ向かいにあるWAKOビルの中にあり、このビル自体、多くのテナントの撤退により閑散とした雰囲気漂っていますが、それが現在の北海道の鉄道の斜陽を暗喩しているかのようで、皮肉な意味にはなりますが、現状に即した雰囲気が含蓄深い博物館になっています。有料ゾーンもありますが、無料で楽しめる展示も色々ありますし、何より立地的に便利な場所ですので、列車の待ち時間などを利用して、是非足を運んでみて下さい。

北海道の中では有数の歴史を誇る函館ですので、他の北海道地域にはあまり見られない、内地的な寺社仏閣にも観光の興味が注がれるのですが、この八幡宮も市街地からは少し離れていて、アクセスの不便さはありますが、元町界隈の華やかな印象とはまた違った、静寂の函館の雰囲気を味わえるのが良かったです。尚、ここも大火などで焼失した歴史を有しているため、現在の社殿は大正時代に完成していますが、藤原時代に発達した日吉造りと権現造りを兼ね備えた、大正式八幡造りの代表作と云われる、優雅で壮麗な建築になっていますので、是非建物自体の構成美も味わってみて下さい。

函館公園内にある本館を訪問して知ったのですが、現在、こちらの分館の方は残念ながら閉館になってしまいました。尚、この分館の正面玄関脇に展示されていた昆虫ジュニアクラブの虫塚に関しましては、本館建物脇にひっそりと現在も展示されています。詳細は本館のクチコミの方に記させて頂きましたので、ご参考頂けましたら幸いです。

函館市の博物館は、現在、函館公園内に立派な建物が建築されていて、常設展は安価で見学できるので、是非中も見て頂きたい場所ですが、実は外にそれとなく展示されている品々もなかなか見応えがあり、お見逃しのないよう建物の脇にご注目ください。中でも明治時代のレンガ積みマンホールは、実際に昭和57年まで電話の地下ケーブルを収容する施設として使われていたもので「変形三味線形」というとても珍しいもので、これが当時の姿を留めつつ、内側を解り易いように見られるようになっていますので、是非ご注目ください。また、かつての函館博物館五稜郭分館の玄関脇に展示されていた、虫塚と呼ばれるものもあります。これは、かつてこの分館内で運営されていた昆虫ジュニアクラブが、標本作製に失敗した昆虫達を供養するために建立されたもので、そのほのぼのとしたエピソードにも心温まりますが、分館の閉館（平成19年）後も、新しい地で供養が続けられている姿に感動しました。

函館の博物館は、勿論現在では新しい建物で運営されていますが、実はこの町のかつての博物館の建物が、現役の博物館のすぐ脇に、それも二棟が文化財として保存されています。残念ながら通常期は館内に入ることはできませんが、どちらも白を基調とした美しい洋風建築ですので、是非その趣を味わいに足を運んでみて下さい。

この公園は元々明治期に在函のイギリス領事の指導により、地元民のための公園として整備された歴史を有していますが、その流れは現在も園内の至る所で感じられて、観光都市函館、という派手な印象とは違った、静かな函館観光を楽しめる公園になっていました。動物園や小さな遊園地、博物館などは有名ですが、その他にも石川啄木の歌碑や高田屋の松など、実に見所満載の公園ですので、是非時間を多めに取ってゆっくりと散策を楽しんでみて下さい。

全国津々浦々にある護国神社を見て回るのも、旅の醍醐味の一つだと思いますが、函館の護国神社は立地的にも高台に属していて景色が楽しめる良さがある上に、なでふくろうやチューリップの歌碑など、マニアックな見所も点在していて、なかなか楽しめる場所でした。

函館市内には有名な偉人に関する記念碑が数多く存在しますが、その多くは地元以外の出身者の縁だったりします。しかしこの亀井勝一郎に関しては函館生まれの生粋の地元民で、元町には生誕の地に関する記念碑もあります。文学碑に関しては、護国神社に向かう上り坂から少し脇に入った場所にあり、含蓄深い寸言が刻まれていますので、是非足を運んでみて下さい。

ここはカフェテラス、という名前に惑わされるのですが、実はラーメンが美味しいことで知られていて、帯広イコール豚丼、というのに飽きた方で、ラーメンを敢えて帯広で食べたい、という方に是非お勧めしたい名店です。場所も広小路アーケードと駅前通りが交差する辺りで、とても判りやすいです。

日露友好の先鞭をつけた人物として、特にロシア側では山の名前にも採用されるほど、当地で好かれている日本人なのですが、この函館という町を舞台に商人として活躍した人物でもありますので、函館観光の際には是非再確認しておきたい人物の一人だと思います。この像は護国神社の坂を下った所に、突然大きく堂々と建っていますので、すぐに見つけることができるかと思います。

ここは函館駅から程ない場所にあるにも拘らず、朝市の喧騒や摩周丸付近の観光客の動向を見ていると、ここだけ忘れ去られたようにひっそりとしている雰囲気で、哀愁を感じたい方にお勧めの場所です。とは言いましても、すぐ近くに摩周丸も、そして海を挟んだ向かい側に函館山の美しい景観も楽しめますので、もっと注目されても良い函館の名所だといえるでしょう。

ここはJR伊達紋別駅からは徒歩で30分近くかかる距離にあるホテルで、車がない方にはあまりお勧めできないホテルかもしれませんが、お風呂が広々としていて、気持ち良く入浴することが出来ました。スタッフの方も伊達の方ならではのアットホームな温かみがあり、居心地の良さも感じたホテルでした。

個人的に帯広の安宿は色々と知っているのですが、帯広市内で安宿といえば、どちらかと言えば民宿の延長のような宿が多い印象がある一方で、ここは完全な洋室タイプのビジネスホテルで、料金も3000円を割り込む金額から設定されていますので、激安をお求めのビジネスマンにお勧めできます。但し、帯広駅からはかなり離れていますので、特に悪天候時は歩くのが大変かもしれません。

この宿はゲストハウス形式で、基本的にドミトリーの客室となりますが、まだまだゲストハウス文化の根付いていない北海道内では割合歴史もあり、知名度がある宿で外国の方も非常に多い宿です。場所的にはちょっと不便で、JRの小樽駅からも南小樽駅からも微妙な距離を歩く必要があり、特に冬季は、裏道の除雪状況が悪いので、大きな荷物を持っている方は注意して下さい。

ここは茨城県内でも少しマイナーな立地なので、知名度はあまりないホテルかと思いますが、3000円を割る金額で朝食付き、しかもこの朝食が安いビジネスホテルにありがちな、パン食のコンチネンタル形式ではなく、本格的な手作り感のある和食で、場所がら仕事に出かける方を見送ることが多い食堂のおばちゃんが、行ってらっしゃい、と声を掛けてくれるアットホームな雰囲気がとても好感が持てました。お風呂に関しては別の浴場があり、こちらも入浴剤が投入された独自の風情の浴槽が味わい深かったです。

このホテルは何といっても立派な温泉施設があることでお勧めできるホテルで、浴場内も広々としていますが、それに付随する休憩施設のレイアウトもかなりゆとりを持って配置されていて、長居するのにも気持ちが良かったです。新聞も自由に読めますし、マッサージ器も色々なタイプが用意されていました。

この宿は、JR横手駅の文字通りすぐ真向かいにある、立地的に完璧な一方でその価格が3000円以内の金額で、ある意味心配になったホテルですが、施設が古いのと、接客に関する覇気のなさ、館内の至る所で感じられるコスト削減の雰囲気などを我慢できる方でしたら、それなりに普通のビジネスホテルとして宿泊できます。近くに温泉もありますが、一応、客室内にもバスルームがありました。

ここはいわき市内の住宅地内に突如として山奥のような風情で漂う、どうも口で説明するのは難しい、とても個性的な宿です。お風呂は薪で沸かしているため、入れる時間が極端に短いですので、入りそびれないように注意して下さい。宿の中にいると、とんでもない山奥にいるような錯覚に陥るのですが、徒歩圏内にコンビニやショッピングセンターもあるので、実はそれ程文明から隔離されている訳ではなく、そのギャップがまた面白い宿でした。

JRいわき駅から徒歩すぐの距離にあるビジネスホテルで、安価で泊まれるのも良かったですが、無料で付いてくる朝食サービスが独特で、テーブル上にバナナやゆで卵が山盛りに取り放題の状態で置かれていたのがユニークでした。種類としてはそれ程豊富ではありませんが、無料サービスなので、これはこれで満足でした。因みに、フロント脇にはコーヒーの無料サービスも用意されていました。