ケロケロマニアさんのクチコミ(476ページ)全12,309件

関空の三階にある鞄屋さんですが、ここは空港内のお店なので、基本的には高い商品が多いです。ただ、一部ディスカウント商品も売られていて、それらの価格を見ていると、この位ならそれ程高くもないかな、と感じる商品も幾つかは見られました。一応、掘り出し物の期待をしながら、ちょっと様子見に出かけるのも良い店舗だと思います。

日差しの感じ方は人によりかなり異なると思いますが、少なくとも北国で生活している自分にとっては、一年で一番気温が低いとされる1月下旬のこの国でも、日差しはかなり強烈に感じ、気候的にも朝から半袖で十分でした。ドーハ市内は公のスペース（公園など）としての日差しを避ける場所がとても少ないように感じましたので、観光で街歩きをされる際には、冬でも油断なく暑さ対策を心がけるようにして下さい。（私の体感では、日中時間帯は1月下旬でも、30度近くあるように感じました。）

私がこの国に入国したのは、朝から夕方にかけての数時間だけでしたので、また夜間だと別の印象だったのかもしれませんが、とにかくこの国の昼間は、治安に関しては全く問題がないように感じられました。ただ、UAEと同様、この国も南アジア方面からの出稼ぎ労働者が多いため、昼間の時間帯に歩いているのは、九割方が男性という印象で、女性が歩いているとちょっと目立ちやすいと思います。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、女性はあまり華美な服装は避けた方が賢明だと思います。

チップという程でもないかもしれませんが、この国ではチップをもらうのが常習化している雰囲気が何となく感じられ、それはスーパーでもちょっとしたことで言えます。私はショッピングモール内の大型スーパーで、日用品を数点お買い物したのですが、レジ精算後にそれを袋に入れてくれるお兄さんがいました。当然、レジ袋は無料なのかと思いきや、後でレシートを確認すると、ちゃんと袋代が引かれていました（涙）。普通、我々の感覚でしたらレジ袋が有料の場合、袋の要・不要を尋ねられるかと思うのですが、この国では、半ば”強制チップ”的な感覚で袋代を取られる傾向がありますので、袋が不要な場合は必ず聞かれなくても、自分から要らない意思を伝えるようにして下さい。ただ、イスラム教の教義的なザカート（喜捨）が当たり前の方々から見ると、日本人のように一般にお金持ちであると見られている人種が、この程度のことでけち臭い対応を取ると、あまり好感は持たれないようです。

私は北海道民なので、暑さに弱いため冬でも温暖なこの国の気候が非常に気になりましたが、1月下旬は朝は20度を割り込むほど涼しく、昼は30度近くまで上がるのでそれなりに暑いですが、丁度北海道の真夏のような感じで、個人的にはとても過ごしやすく感じました。夏は尋常でない猛暑が襲うようですので、是非、この国へは冬季に訪れることをお勧め致します。

私は帰国後にシャワーが利用したくて、ここに入りましたが、シャワーだけだと500円かかりますが、ラウンジの利用者はシャワー料金が300円になりますので、最低利用時間の30分とシャワー利用、というのが飲み物も楽しめてお得だと思います。尚、席種にはオープン席とブース席があり、最低料金は前者が300円、後者が400円となりますので、オープン席30分ののシャワー利用ですと、300＋300＝600円で済みます。これでフリードリンクも楽しめますので、シャワーだけよりもコスパは良いと思います。但し、シャワー使用時間もラウンジ使用時間に含まれますので、のんびりシャワーを浴びていると、ラウンジでゆっくりする時間は少なくなります。ある意味、”時は金なり”を具体的に味わえる面白さのある（？）ラウンジです。

UAEという国は７つの首長国からなる連邦国家ですので、言っていない首長国に関しては無責任な発言は慎みたいと思いますが、私が訪問したドバイとシャルジャーに関しては、治安的には全く問題がない国だと感じました。ただ、やはりアラブ圏の国ですので、男性と女性とでは受ける印象が異なる可能性もあり、特にバス乗り場などは女性を見かけることが少ないので、女性お一人の旅などでは留意する必要があります。特にシャルジャーは、ドバイのベッドタウン的な所で、物価高のドバイを避けて、バングラデシュなどから来ている出稼ぎ労働者が多く住んでいる地域のため、シャルジャーまでの往復バスの中では、9割以上が男性客という印象でした。特にこの区間では2階建てバスが走行していて、観光目的でいらっしゃる女性の方は景色の良い2階席をご希望されることも多いかと思いますが、基本的に女性は1階の専用席に座られていることが多く、私の乗車時は、2階は例外なく全て男性でした。

カタール航空を利用してドーハにいらっしゃる方は多いかと思いますが、その殆どの方は入国せずに乗継で素通りされてしまうのではないでしょうか。その一因として、カタール航空のハブであるドーハ空港は、到着ターミナルと出発（乗継含む）ターミナルが別になっていて、降機後はバスで移動することになるのですが、乗継でドーハを経由される方には、カタール航空搭乗時にボーディングパスが黄色のチケットホルダーに入れられ、これを見ると係員は乗り継ぎ客と判別できるために、到着ターミナルでバスを降りようとすると、たとえ乗継時間が長くて、ちょっと入国しようと思っても制止されてしまうことが挙げられると思います。
しかし、実際は別に乗継客でも入国は可能で、100QR相当のアライバルビザ（カード決済が必要となり、現金だと20QR余計に必要となります。）を簡単に取得できます。入国審査時に、審査場の向かって左手にアライバルビザ入国者用の専用ゲートが幾つか並んでいますので、こちらの列に並んでビザを取得すれば、それがそのまま入国審査通過となり、更に審査用の列に並ぶ、という必要もなくて、手続きは至ってスムーズでした。
但し、この空港の欠点は、降機後のバス移動が結構長いことで、意外とこの移動時間がかかります。新空港の出入国状況がもう少し改善されていれば良いのですけどね…。何れにせよ、入国は簡単で、ドーハの町もとても小さくコンパクトですので、乗継時間が3時間あれば、十分に市内を見ることは可能だと思いますので、是非皆様もせっかくの機会ですから、カタール航空ご利用の際は、カタールへ入国してみて下さい。

この国では、チップ文化も勿論あるとは思うのですが、私のように、チップが必要になるような施設を殆ど利用しない者にとっては、あまり関係がありません。ただ、この国では現在硬貨というものが殆ど使用されていないようで、50ディルハム（ディルハムはUAEでは主要通貨単位となりますが、カタールでは補助通貨単位となります）程度の半端は、切り捨てられてしまうことが多いです。切り捨て金額が大きくなる場合には、その”補填”的な意味合いで、画像のようにお菓子類を頂くことが多いです。

私はカタールに8時間程入国しましたので、取りあえずカタールリヤルが必要なため、その前の訪問先であるUAEで残ったディルハムを70Dh両替しました。これが68QRとなり、結局国内では15QRしか使わなかったので、米ドルに再両替しようと、計算上14ドルを戻してもらうために残ったカタールリヤルのうち、52QRを渡したのですが、米ドルというメジャーな通貨でさえ、1ドル札や5ドル札の用意はなく、10ドルからしかないといわれて、結局10ドルしか再両替できませんでした。尚、この少額でも再両替してくれたトラベレックスはまだましで（コミッションが２QR取られましたが）、ドーハ銀行の窓口では、50ドルからしか再両替不可と断られてしまいました。ATMのキャッシングは100QRからとなりますので、私のように滞在時間が短い方は少額での両替となるかと思いますが、出来るだけ無駄にならないよう、再両替の必要がないぎりぎりの金額での両替をお勧め致します。

UAEでも勿論携帯電話が普及していますので、なかなか公衆電話を見つけるのは大変なように感じましたが、空港内の公衆電話を見てみると、カード電話しか見つかりませんでした。カードに関しては色々な所で売られていますが、暗証番号をダイヤルするタイプのスクラッチになっているカードと、普通に差し込むだけの二タイプがあるようでした。

UAEのネット環境に関しては、まだまだ場所によって差があるように感じましたが、一応、私がドバイの空港でWifiの波を探した所、ドバイ空港のフリーWifiを見つけることが出来ました。トップページに広告が表示されるので、恐らくスポンサーからの広告費で運営されているのだと思います。それ故か、1時間毎に怪しげなポップアップのようなものが表示されて断線するのが面倒でした。ショッピングモールなどでも無料Wifiが使える所もあるようですが、結構有料の所も多いので、根気よく無料Wifiを探すことも必要だと思います。尚、ドバイは新空港が誕生しますので、新しい空港ではまた状況が好転している可能性もあるかと思います。

日本人の殆どの方が、UAEの出入国にドバイかアブダビを使用されるかと思いますが、ドバイに関しては、空港が巨大なため、降機後、入国審査場に向かうまではかなり長い距離を歩く可能性があります。私の場合は、ドーハから経由便で入国しましたが、入国審査場までは徒歩で15分位かかってしまいました。また審査場に関しては、列は多数ありますが、私は運が悪かったのか、とても混雑していて、ここでも30分位かかりました。尚、米国などでもよくある話ですが、審査場が混雑してくると、列を増やしてくれることがありますが、そのことも想起して、空いている列のすぐ隣に並んでおいて、”オープン”したときにすぐ流れ込めるようにしておくと、ちょっと早く通過できる可能性が大きくなるかもしれません。尚、ファーストクラス・ビジネスクラス利用の方は、専用のファストトラックレーンが用意されていました。

私はドバイの空港でまず最低金額の100Dh（約3000円）をキャッシングで調達しました。その後、シャルジャーの両替商にて20USドルを両替しましたが、レートは空港より良かったものの（空港での現金両替のレートは1US$=3.61Dh、シャルジャーの両替商では1US$=3.66Dh(2014年1月下旬のレート）でした）、コミッションが2Dh取られたので、71Dhにしかなりませんでした。キャッシングレートは多少悪いかと思いますが、少額でのミニマムコミッションを考えると、ちょっとだけディルハムが欲しいという方はキャッシングの方がお勧めかと思います。

UAEのトイレに関しては、私は７つある首長国のうちでは、ドバイとシャルジャーしか見ていませんが、やはり地域差はあるようで、ドバイの空港やショッピングモールなどにはきれいなトイレもありましたが、同じドバイでもバスステーションのトイレはかなり使い込まれた印象でした。尚、イスラム圏の国々ではよくある話だと思いますが、お水で汚れた部分を洗う感じになりますので、床がどこも水浸しになっていることが多いので、荷物を持ったまま用を足そうとすると、その置き場に困ってしまうことも多いかと思いますのでご注意下さい。尚、UAE内では有料のトイレは全く見かけませんでしたので、貧乏人でもトイレに優しい国だと思います。

ドーハ空港内のトイレを利用してみましたが、イスラム圏の国らしく、個室トイレ内にシャワーが設置されていて、便座と出入口との間のスペースも広くて、とても清潔で使いやすいトイレでした。男子の小用便器に関しても、数が多く設置されていて、待たされることも殆どありませんでした。尚、これはまだ空港トランジットの段階で記していますので、また帰りに街中に出た際、違った雰囲気があれば情報を追加させて頂きたいと思います。

実はこのクチコミを、現在ドーハの空港からリアルタイムで記しているのですが、ドーハ空港内ではとにかく快適な無線LANが楽しめます。ただ、ネットワークキーの入力など一切なく、あまりに無防備な感じですので、セキュリティ関係には注意が必要かと思います。

私はカタール航空（QR）の搭乗で関西空港を利用しましたが、既にワンワールドに加盟していた時期の利用にも拘らず案内されたのはこちらのNHラウンジでした。関空ではゲートが大きく南北に二つ分かれますが、本来ならワンワールドのJLラウンジを使用するべきだと思うのですが、サクララウンジは南ゲート側にあるため、現状では北ゲート側のこちらの案内となっているようです。NRTのNHラウンジ等と比較すると、全体的にサービスが控えめな印象がありますが、個人的にはこの位が丁度かな、と感じる、まずまず居心地の良いラウンジでした。ネット環境に関しては、無料のWifiが対応していますが、登録する必要があるのが面倒臭く感じました。（国内線を含めて、最近の他のNHラウンジの状況を存じませんが、この面倒臭さは以前から引き継いでいるのな、と思ってしまいました。）

このお店は、カラフルなカバンが店内に多数並んでいるのが印象的で、ビジュアル的にも楽しめるお店でした。但し、お値段的には非常に高くて、私はバッグの価値がよく解らないので、ちょっと吃驚してしまいました。お店の人の愛想はとても良かったです。

こちらは出国後の制限エリア内にありますので、海外旅行時にしか立ち寄ることが出来ないお店ですが、ここは何といっても店構えからして可愛らしい雰囲気で、特に女性には楽しいショップだと思います。ただ立地が各ゲートに向かうシャトルの発着しているすぐ近くで、足早に通り過ぎる乗客の波を恨めしく見つめている店員さんの姿に哀愁が感じられました。