ケロケロマニアさんのクチコミ(152ページ)全12,309件

佐賀城は天守閣が現存していませんが、城跡が公園として整備されていて、お堀の遺構も残っているのですが、それに沿って、沢山の立派な楠が見られます。これらは、色々な意図を持って、多大な労力が注ぎ込まれた後に、現在の位置で生きている訳で、それぞれの楠が立派なものばかりで、圧倒されてしまいました。佐賀という町は、他にも各寺社に立派な大楠が見られるので、巨樹が好きな方にとっては目が離せないと思います。

佐賀市内をサイクリングで巡っている途中、佐賀城公園の北側を走行中に、何やら湯気があがっていて、美味しそうな香りが漂っているこちらのお店に遭遇しました。

文字通りの看板メニューが、甘酒まんじゅうと肉まんじゅうということで、私はそれぞれ話のタネに一つずつ購入しましたが、前者は一つ120円、後者は一つ150円ととてもリーズナブルでした。その値段の割にはこれらの商品は全てこのお店の中で手作りしていて、年末ということもあって、忙しそうに店内で働く従業員の方の姿も多く見られました。

勿論、味も絶品で、地元の方が多数やって来て、次々と購入されている雰囲気でしたので、その人気は間違いないところでしょう。

JR九州の駅名標には、各駅毎にその地区を代表する事物を描いているタイプがあって、ご当地マンホールを眺めるような楽しみがありますが、カエルマニア的にはやはりこの駅でしょう。

本物にはあり得ないヘソガエルちゃん、結構可愛らしいデザインなので、この駅では是非駅名標にご注目下さい。

柳町の歴史保存地区に近いエリアにあるお寺で、お寺自体はごく普通の風情の本堂のお寺ですが、ここは何よりも周囲に植えられている桜が素晴らしいです。

桜の木の数は多くはないですが、種類が何と九種類もあるとのことで、そのうち何種かはお寺の境内の桜らしい、独特の名前が付いた品種とのことで、これは是非、開花している時期に再訪していたいなと思いました。

柳町の歴史的町並みの街区内で、一番大きくて立派な外観を呈しているのが、こちらの旧銀行建築で、現在は佐賀市歴史民俗館として運用されています。入場無料で、絢爛豪華な風情のこの建物内部を見られますので、非常にお勧め出来ますが、私の訪問時は、何やら、怪しげなカップルがカメラマンを引き連れて撮影会みたいなのをしていて、落ち着かない雰囲気だったのが残念でした。

本来この旧宅に関しては、何の非もないのでこういうクチコミをさせて頂くのは申し訳なく思うのですが、2018年12月現在、佐賀市の一帯では、明治維新150周年を記念した怪しげな博覧会が開催されていて、その会場の幾つかが柳町の旧宅内にも設置されているとのことで、スタッフもうろうろしていて落ち着かない雰囲気でした。

そんな中でこの旧宅はそのイベントのチケット売り場のような感じて運用されていて、怪しげなイベントを見るために、普段とは違った料金設定がされていたり、正直、昔の街並みの風情を味わいに来ただけの者にとっては、腹立たしいことばかりでした。

佐賀県主催でこのイベントは開催されているようですが、早くこんなイベントは終わって、日常の姿に戻って欲しいですね。2019年の1月半ば位までこのイベントは続くようなので、普通の街並みを味わいたい方は、暫く足を運ばない方が良いかと思います。

佐賀市内の歴史的町並み地区として有名な柳町にある神社で、本殿は案外こじんまりとした風情でした。その分、逆にここの境内に威風堂々と存在感を示していた大楠の存在は圧巻で、推定樹齢600年にも及ぶという銘木ですので、是非ご覧下さい。

古賀銀行を設立した実業家の住宅という、立派な明治建築とのことでしたが、私が訪問時は、何やら明治維新150周年を記念したという、怪しげな博覧会が開催されていて、ここもその会場の一つになっていて、何やら、古賀家とは関係のないイベントが、高い入場料を取って開催中でした。

という訳で、スタッフがうろうろしている落ち着かない雰囲気の中、外観だけを撮って退散することになってしまいました。このイベントは2019年1月半ばまで続くようなので、旧宅の風情を味わいたいだけの方は、この期間は訪問されない方が賢明かと思います。

佐賀市内の歴史的町並み保存地区として有名な柳町エリアのほぼ中央に立地している町家建築で、佐賀城下のものとしては、現存する最古の建造物と推定されているとのことでした。１Fはカフェか雑貨屋さんのような雰囲気のお店として運用されていましたが、ちょっと入り辛い雰囲気でした。ただ、旧古賀家や旧三省銀行の胡散臭い博覧会運用の姿を見た後だっただけに、ここは相対的にましに感じました。

今回は柳町訪問の中で、胡散臭い博覧会開催のせいで、3か所で特にガッカリとしてしまいましたが、そのうちの一つがこちらです。何やら旧古賀家と同様、怪しげな有料イベント会場として運用されていて、お金がない人は入れない、という、まさに歴史の皮肉というべきか、元銀行建築ならではの、貧民に対する対応だなあと、シニカルに見つめながら、外観だけを拝んで立ち去ることになってしまいました。

このイベントは2019年1月半ばまで開催されるそうなので、それまでにこのクチコミをご覧になった博覧会目的でない方には、訪問時期の延長をお勧め致します。また、博覧会終了後にご訪問された方は、是非、本来の風情の感想などのクチコミをご投稿頂けましたら、こちらも参考になって嬉しく思います。

佐賀市内の歴史的町並みが残る街区として整備されている柳町に残る旧家建築の一つで、ここは元々は履物問屋として使用されていたそうです。店内には昔風に左右が逆向きで記された「履物問屋」の看板も設置されています。現代の観光スポット的な視点からは、この建物内には、幾つかのブースがあって、工房や雑貨屋といった小さなお店が入っていて、作業の見学体験なども出来るようでしたが、あまり大々的にお客さんを呼び込んでいる雰囲気でもなく、どことなくひっそりとしていて、何だかテンションの上がらない内部の風情に、少しガッカリとしてしまいました。

柳町の歴史的建造物が並ぶ道沿いからは一本南の道沿いにある建物で、ここは煎茶の祖とされる高遊外売茶翁に関する博物館的な側面と、嬉野茶・有田焼・佐賀銘菓をセットで楽しめるという煎茶体験ができるお茶処としても人気を博しています。

建物自体もなかなか趣のある風情で、私の訪問時は何やら怪しい博覧会開催の影響で落ち着かない様子だった柳町のメインエリアと比較すると、ずっと良い雰囲気でした。

ここは住所的には正確には柳町ではありませんが、街区の呼称としての広義の柳町に入るとするならば、ここが柳町エリアに点在する旧家建築の中では一番見応えがありました。まあ、他に関しては、博覧会開催の影響で、十分に見学できなかったという事情もありましたが、ここは普通に内部見学も無料でさせてもらえて、時間があまりなかったので、簡単な説明だけをお願いして立ち去ることになってしまいましたが、そんな中でも、きちんと要所を説明して下さり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

もし博覧会が開催されていなかったとしても、ここは立地的に柳町の中心部から少し離れている分、静かな風情を堪能しながら旧家見物を楽しめると思いますので、この界隈では個人的にはここが一番お勧めです。

佐賀城跡公園の北東側、外堀の対岸に立地しているのがこちらの神社で、すぐ隣の佐嘉神社とは隣接していて、双方は通路で繋がっています。松原神社としての見所は、何といっても本殿の東側にある大楠で、松原の大楠として根元部分には小さな祠も設置されています。

また、ここのユニークな”秘神”としては、河童がモチーフとなっている兵主部（ひょうすべ）と呼ばれる木像が安置されています。元々は社務所にいらしたそうですが、何年か前に全国各地の寺社で、秘仏などの盗難事故が相次いだことを受けて、新たに松原河童社を設けて、より懇ろに安置されるようになったとのことです。河童社の方で230年前の作という、力強い兵主部のお姿を拝むことが出来ます（勿論、撮影は禁止）ので、是非ご覧になってみて下さい。

佐賀城跡の北東側に、松原神社と並ぶようにして建っているのがこちらの神社で、鍋島藩が一番繁栄した時代の藩主が祀られている分、こちらの方が本殿は立派に感じます。（松原神社には鍋島家の始祖が祀られています。）

字は異なりますが、”さがじんじゃ”ですので、特に佐賀県民の方にとっては、より愛着を感じる神社だそうです。

ただ、私は先に松原神社を詣でて、その後に裏通路を経てこちらの神社に来てしまいましたので、個性的な河童の木像や大楠のある松原神社と比較すると、相対的にちょっと印象が薄くなってしまった神社であることは否めません。順番としては、先に佐嘉神社に詣でてから、松原神社に移動するルートの方が良いかもしれません。

ここは建物自体が国の登録文化財になっている美しい建造物ですが、元々は鍋島家の資料館として設立されていて、今でも展示品は鍋島家関連の物品が殆どです。今の視点からすると、立地的にも近く、佐賀藩主としての鍋島家のご先祖が祀られている佐嘉神社・松原神社の宝物館的な施設と考えた方が良いかと思います。

ここは内部の撮影禁止なのが残念ですが、屋外には藩校として佐賀藩の発展に寄与する人物を多く輩出した弘道館の碑が、建物向かって左手に建っていますので、こちらを撮影しておかれると旅の記念になるでしょう。

佐賀城は残念ながら天守閣は現存しないお城ですが、そのお堀の規模を見ていると、さぞ立派なお城だったのだろうなと感じさせてくれる風情で、景観としての見応えはある城跡だと思います。お堀の内部エリアには佐賀県庁や各種の博物館や美術館、体育館、図書館や更には小中高校まで揃っていて、鍋島家の佐賀藩が反映していた時代の繁栄を感じる広さです。現代の観光客的な視点からは、規模が大きな三つの文化施設で時間を潰せるので、悪天候時の観光のBプランとしても覚えておくと良いエリアかなと思います。

現在の佐賀市内では、観光スポットのみならず、普通のお店や寺社の片隅などに沢山のえびす（佐賀では恵比須と表記するらしい）様の姿を拝むことが出来ます。それぞれに解説板が付されていて、ユニークな方が多くいらっしゃるので、ビジュアル的に楽しいですが、ここで開催されているスタンプラリーの八十八か所巡りは、スタンプの運用が場所により様々で、時間外だと押せない（お店の人が預かっているとか）ところがある一方で、いつでも押せるように置きっぱなしになっているようなところもあって、スタンプ管理に統一性がない感じなので、きっとスタンプラリーとして参加してしまうと、訪問したのにスタンプが押せない、といったスタンプを感じることが多いと思うので、あまりお勧めは出来ないと思います。適当に巡って、ビジュアル的にユニークなお姿の各所のえびす様を楽しむ、というのが、頻繁には佐賀に立ち寄れない観光客的には正しいスタンスのように感じました。

JR鳥栖駅のすぐ近くにある巨大なショッピングモールで、通常、こうした施設はお車客向けの駐車場をより多く確保するためか、郊外に設置することが多いかと思いますが、ここは鉄道利用者にも利便性が高いところだと思います。但し、駐車場の広さにはやはり唖然としてしまいますし、これだけ駅に近い施設なんだからもっと鉄道利用してきたら良いのに、と、北海道と同じような車社会が進行していると思しき九州の光景を見て、ちょっと寂しい気持ちにもなりました。

JR鳥栖駅から跨線橋を越えた反対側にあるのがこちらのスタジアムで、Jリーグのサガン鳥栖がホームグラウンドとして使用している施設です。Jリーグの本拠地は、立地的に鉄道駅に直結しているということは案外少ないように感じますが、ここはとても便利な立地ですね。ただ、ゲートまでの通路を実際に歩いてみましたが、雨を避ける箇所がないのはちょっと大変に感じますね。雨天でも試合開催することが多いサッカーの本拠地としては、せっかく駅直結なのだから、屋根付きの通路を確保したら良いのにな、と、ちょっと余計なことを考えてしまいました。