チュンチュ３１９さんのクチコミ(157ページ)全5,480件

明治・大正期に海陸物産、肥料販売および海運業を営んでいて、
店主金子元三郎は、明治32年に初代小樽区長に就任し、その後衆議院議員に数回選出されるなど、小樽を代表する政財界人だったようです。
両袖にうだつを建て、2階正面の窓には漆喰塗りの開き窓が収まり、建設時の形態をよくとどめていました。
うだつのある商家は珍しく、豪商だと感じました。

シンボルタワーは、その昔小樽入船町にあった望楼「火の見やぐら」を模したものです。
ニシン番屋に群衆の様子を見張る望楼や、旧日本銀行の建物にドーム型の望楼があり、
印象的な建物でした。
古きよき時代の屋台が立ち並んでいて、食べ歩きには最適な一角でした。

百十三銀行の前身である百十三国立銀行は北海道にに本店を置く初の銀行として１８７８年に函館で開業されました。１８９３年にはここ小樽にも支店が設けられ、建物は、角地に玄関を設け、上部にギリシャ建築を思わせる飾りを配しているのが特徴の建物です。現在は、アクセサリーとガラス小物を取り扱うお店になって店内奥には隠れ家的なカフェも併設されていました。

地下鉄福住駅の近くにあり、6つのクーポルが特徴の聖堂は、静かな住宅地に溶け込んで美しいかったです。1971年都市計画により札幌の中心地からここに移ったようです。
木造モルタル塗りの正面玄関の上に浮き彫りされた「顯榮會堂」の4文字が印象的でした。

昭和40年10月に札幌市姉妹都市ポートランド市から贈呈されたもので、ろうそくの燭台のような水飲み口がおもしろい造形です。
モニュメントの１つで、栓をひねると当然水は出ません。モニュメントの横には、ベンソン氏の人となりや水飲みの由緒を書いたプレートが付属していました。

ラベンダー・ひまわりなどの花畑を眺めることができ、「ぜるぶ」とは「かぜ」「かおる」「あそぶ」の各後ろの三文字をとって名付けられたようです。
展望台からはケンとメリーの木が眺めることができ、バギー・カートで園内を周ることもできました。

高架木道は全長約800ｍあり、一湖湖畔まで行くことができました。湖に映る知床連山や遙かに広がるオホーツク海など、知床五湖の魅力を気軽に体験することができヒグマの出没に影響されず、利用することができます。
車椅子等でも訪れる事ができるので、ベビーカーの家族も多く見かけました。

地下鉄大通駅から地上に出て、テレビ塔を背にして西に向かって歩いていくと、西6丁目に野外ステージが見えてきます。そのステージの斜め前の芝生の中に、花に囲まれた大きな日時計がありました。これは日時計の中でも「水平型日時計」になり、また、花壇の一部となっているので、「庭日時計」でもあります。

元坂のグリーンベルトの真ん中にある赤御影石の地球儀の上に青銅の鳳凰が羽を広げた大きな石碑が明治天皇御上陸碑です。
明治天皇が巡幸の折に旧函館税関の桟橋から上陸したのを記念して造られたようです。
躍動感と存在感のある鳳凰が印象的でした。

北海道土産で代表的なお菓子の一つが、六花亭の「マルセイバターサンド 」です。
レトロなデザインとバタークリームの濃厚な味わいで、40年近く愛され続けるロングセラーで、創業の地の帯広本店には、「マルセイバターサンド」をはじめ、さまざまな洋菓子と和菓子がずらり並んでいました。
今回は、賞味期限がたったの３時間の「サクサクパイ」を購入しました。

中島公園の森の中にあり分かりにくい場所に、明治、大正、昭和にかけて、北海道に貢献した政治家で、木下成太郎の喜寿を記念して建立された記念像です。
戦時下の金属回收令によって大通公園の銅像などが取り払われた中にあって、それを免れた戦前の彫刻としても貴重な存在のようです。
札幌では偉人を始め多くの像を見かけ、先人を讃える文化が根強くあると感じました。

水を湛える大沼・小沼・蓴菜沼は、昔よりその美しさは知られてお り、大正4年には「新日本三景」に選ばれるほどだったようです。
3つの湖沼と駒ヶ岳と周辺の緑豊かな森の風景は、どこから見ても素晴らしく、見る場所によって表情を変え、目を楽しませてくれました。

函館市五稜郭公園の一角にある美術館で、「道南の美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」の3つをテーマとした作品が展示・紹介されていました。
特別展では、「ニッポンの写実　そっくりの魔力」が行われていて、子供さんたちを
多く見かけました。

箱館諸術調所教授として洋学による人材育成に当たると同時に五稜郭や弁天岬台場の建造など箱館の防備強化に貢献された方で、この石碑の「武田斐三郎」の頭がピカピカに光っているかと言うと、"頭を撫でると頭が良くなる"という事で撫でられている間にピカピカにひかってしまったそうです。
神社・仏閣でも同じような現象がある事を思い出しました。

標高1,131 mの活火山（成層火山）で、渡島国・渡島半島のランドマークとなっていて、北海道駒ヶ岳を望む大沼の風景が新日本三景に選定されています。
大沼方面から見た山容が馬がいなないている姿に似ていることが、山名の由来であると言われています。
尖った山肌が印象的でした。

ベイエリアの一角に建つ箱館高田屋嘉兵衛資料館がありました。豪商・高田屋嘉兵衛は、私財を投じて箱館の基盤整備事業を実施し、造船所を建設しました。その関連資料と北前船にまつわる資料が展示されています。
日本で最初に作られたストーブの復元品も展示されていて、豪商であったことが感じられました。

二十間坂を下った先、赤レンガ倉庫群へと続く道の途中に、角ばった電柱を見つけることができ、それが日本で最も古いコンクリート電柱でした。
大正１２年、元北海道拓殖銀行函館支店が鉄筋コンクリート造りで新築された際に、
その建物との釣り合いのために北海道拓殖銀行が資金を提供し、函館水電株式会社が特別に建てたものだそうです。
今見ても、それ程違和感もなく現役で使われていました。

札幌で最初の本格的な図書館として建てられた建物で、昭和42年まで使用されたあと
道立美術館(後に道立三岸好太郎美術館)となり、道立文書館別館となつていました。
現在は、バームクーヘン妖精の森などで知られる砂川市の「北菓楼」が、札幌旗艦店舗となる札幌本館となっていました。

現在の豊平橋が架かっている豊平川は、明治以前はアイヌ語で”サッポロベツ”と言われ、やがて”札幌川”に変り後に豊平の地名にちなんで”豊平川”になったと云われています。
歴代の橋の中でも1924年に完成した旧豊平橋は札幌を代表する建造物で、当時は旭橋(旭川)、幣舞橋(釧路)と共に本道の三大名橋と謳われたようです。
連泊で宿泊したホテルの横に橋があり、説明書きを読んで驚きました。

北大キヤンパスの正門を入ると事務局の建物の脇に、札幌農学校でクラーク博士の教えを直接受けた札幌農学校第１期卒業生で、日本初の農学博士のひとりであり、
後に北海道帝国大学発足と同時に北大初代総長を務めた佐藤昌介氏の胸像がありました。
北大に対する功績が大きかったことを感じました。