DONさんのクチコミ(49ページ)全1,037件

旧市街を始め主だったトビリシの観光地からは遠いです。泊まった時点ではまだ改装の真っただ中だった様子で、すぐ真上のフロアが早朝からトンカンゴリゴリうるさくて閉口。Wi-Fiは室内では使えず、何故か自分の部屋のすぐ前の廊下がベストスポット？なようで、他の宿泊者もぞろぞろ辺りに座り込んでしまって、不可思議な光景でした。

ホテル周辺には店も少なく今一つ。タクシー利用前提なら構いませんが、わざわざこのエリアでしかも際立つポイントのない宿をとる必要はないかも。

バクー観光の中心となる旧市街までは噴水広場を挟んですぐ。オイルマネーでグングン発展する高層建築群からもほど近いロケーションです。ホテルの建物自体はエントランスも味気なく一見無愛想な四角い箱のようですが、中に入ればイスラミック！青と白を基調にした内装や豪奢な絨毯で広さも十分。物価の高いバクーで、このクラスでこの快適さはお得です。

真夏の休日の朝一番に訪ねたせいか、旧市街では旅行者はおろか地元の人の姿もほとんど見かけませんでした。結構アップダウンもあってコンパクトながら探検しがいのある街並みです。宮殿も意外とこじんまりとしていて、しかも割と奥まった所に位置するのでミナレット（尖塔）をどうぞ目印に。乙女の塔は2012年8月時点ではすっぽり工事用の幕に覆われ修復作業中でしたが、入場料を支払えば塔内（大した展示はナシ）及び頂上の展望台までのぼれます。カスピ海から新旧市街までぐるっと絶景。

セントマーチンのプリンセスジュリアナ空港からカリブ海を軽くひとっ飛び！ＢＥＳ諸島のひとつサバ島のファンチョ・Ｅ・ヨラウスクィン飛行場へ向かった時のこと。同じオランダ領同士の島移動だから、それほど厳密な手続きが要らないのかもしれませんが、セントマーチンを出る時、そして戻ってきた時はパスポートを見せるだけで、スタンプは押されません。気分的には、羽田から八丈島いって帰ってくるみたいな国内旅行の雰囲気。ちなみにサバ島では出入りする時いずれも可愛いヤシの木マーク入りのトロピカルなスタンプを押してくれます。

セントマーチンからの日帰りトレッキングも楽しいサバ島。小さな公民館みたいな空港で何もかも緩い感じではありますが、島を出る時は入る時にはなかった空港使用料が必要です。ほんの５ドル。小さなロビーなので見渡せば、支払うカウンターはすぐ分かるはず。払った証明の半券をパスポートと共に見せて、出国です。

タシケント中心街からやたらと揺れる老朽トラムで絶叫しながらバザール到着。とにかく広いです。いわゆるウズベキスタン土産に適当な茶葉やローカルなお菓子の類も一通り扱っていますが、少々値切ったところで結局周辺のスーパーに同じ品々が割安で並んでたりするので…でも、お店の人とのやり取りを楽しんだり、はバザールならでは。バザール内のトイレは、決して美しくはなく、扉もワイルドな感じ。女子の皆様は抵抗あり、かも？

スム国外持ち出しＮＧと知っていながら、うっかりしてました。空港の中で両替したら良かろうと思いきや、出国時のセキュリティチェックで足止め。財布やポケットに少なからずスム紙幣が残っていたんですが全て没収です。当然ながら最早そこから出国審査前の両替所に戻る事も許されず。他の皆さんの旅行記にあるような「個室で半裸になるまで徹底検査」は免れましたが、常備薬は一つ一つ説明を求められ、拙い英語で何とか切り抜けて。何ともくたびれるウズベク出国でした。

数ある島の温泉の中では比較的観光客率低め？地元の皆さんがのーんびり楽しんでいる様子でした（実際自分も島の子に連れてってもらった）。露天風呂はありませんが、海側の大きな窓がドーンと開け放たれ、その先は何一つ遮るもののない海海海。気分は露天風呂、あるいはそれ以上の解放感！「こっちの方角は青ヶ島です」と指差されれば、青空の向こうに見えたような。ちょうど夏休み中で、帰省中のちびっこを連れたお爺ちゃんとかと湯船から一緒に見つめるパノラマ黒潮が最大の魅力です。

旧市街のド真ん中にこんな愛すべき宿が。路地に入るので外観は決して目立たないものの、若いスタッフはみんな常に笑顔で人懐っこくて、フロントの前を通るのが楽しみになる位。

改装したてか、そもそも新しいのか、中も美しく清潔感あるホテルです。屋上にはバーがあり、早朝に上ったところ旧市街がぐるり見渡せました。古めかしい旧ソ連的な宿も少なくないトビリシで、ここは秀逸。連泊したかったけど、人気があるらしく叶わず。ここは自信をもってオススメです。

旧市街からコテアブハズィ通りの緩やかな坂道を数分あるけば、グルジアが誇る画家ピロスマニの絵が目印。若い子グループから家族連れまで地元の人で大賑わいのローカルレストランは、いろんなサイズのテーブルがあるので一人旅でもぶらりWelcomeです。

グルジアを代表するソウルフード！ヒンカリを始め、ずらりローカルメニューがいっぱい。少々待たされちゃうけど、ビールやワインだけはサクサク出てきます。もちもちヒンカリ旨かった！

数えきれないほど多くの修道院を訪ねたアルメニアの中でも、サナヒンとハフパットは格別でした。車をチャーターするかツアーに参加しないとアクセスは困難な場所ですが、エレバンから遥々訪ねる価値は十二分にあります。部分的に草木に覆われていたり土の中に飲みこまれるように築かれていたり。一見朽ちかけたようにも見える独特の光景に圧倒されました。

行った日がたまたまそうだったのか、はたまた大体いつもこんな感じなのか。「ふれあい牧場」を標榜しつつ、無人（島の人によると、一人常駐しているスタッフの人も時々敷地内に出かけて不在と）、そして山肌いっぱいに広がる場内にポツリポツリと点在する牛チーム…遠い。「ふれあい」なのに、誰とも…ふれあえない。

何でも経営難みたいな話で、一時の盛況が嘘のように寂れていますが、八丈富士のてっぺん近くとあり、景色は良いはず（すぐに霧に包まれまさに五里霧中）。今では島の人でも入手困難になる事もある「八丈牛乳」、もし自販機で見つければ絶対買いです。殺菌温度が低いため、なかなか島の外には出ていかない濃厚でバニラのように甘い魅惑の八丈牛乳、絶品！

名高いサンマルタンはプリンセスジュリアナ空港に足を運んだ貴方！すぐそばにこんな楽しい場所があるのをお見逃しなく。とんでもなく短い滑走路です。しかも短いだけでなく、滑走路の先はそのまま切り立った崖。どんな敏腕パイロットでも、着地の瞬間にくしゃみしたらその勢いでカリブ海にドボンって落ちちゃう（かも）。

但し空港には地元の人がくつろぐ小さなカフェがある程度でなーんもなので、是非ハイキングがてらサバ島の中心部へ（間違っても僕のように徒歩で挑まず、空港前にスタンバイしている乗り合いタクシーで）。空港だけでなく島全体とてもラブリーな場所です。

温泉王国八丈島に数ある温泉施設で唯一泉質が違う洞輪沢温泉。地元自治会の皆さんが管理していて、歴史あるせいかそれなりに老朽化もしていますが、しっかり清潔に保たれていて、嬉しい事に入湯無料！

島の温泉はたいがいどこも熱すぎる位ですが、ここだけは時に少々ぬるい位でゆっくりのんびり長居できます。恐らく夏場のハイシーズンはマリンスポーツや釣りやらの皆さんで込み合うんでしょうが、そこを外せば一人占めも可！

実は密かに温泉王国の八丈島。いくつかの温泉は観光客だけでなく島民の皆さんも足繁く通われるようですが、ここは少々中心部から離れているせいか、いつ訪ねても静かでした。湯船が一つしかないため混浴で、水着必須とデカデカと書かれています。地域の皆さんが掃除なと手入れされていてとても清潔、かつ入浴無料。ありがたや。南国らしい木々に包まれていて、夏場は蚊も含め色んな虫も飛び交いますが（ゆえに、あんまりくつろぎ過ぎてじっとしていると痒い痒い）それさえ気をつければ、間違いなくここは島で一番の温泉。オススメです。

足湯で足だけ温まる位ならしっかり全身浸かりたい派、の自分ですが、ここは例外。温泉に足をつければ、目の前はどこまでも海、海、海。右から左まで全部太平洋！冬場は水平線に沈みゆく夕陽を見ながら温まれるそうです。島の中心部からは少々離れているせいか、それほど人ごみもなさそう。気の置けない人とゆっくりのんびりするには良すぎる場所です。

８７７メートルにしてオランダ領土の最高峰です。トレッキング好きな欧米人旅行者には人気、と聞いたものの、この日山道で出逢ったのは２人だけ・・・一人では少々心細いかも。とはいえ遭難するようなルートでなく、雨上がりはちょっとぬかるんでて所々歩き辛かったけれども、ちゃんと階段らしきものが整備され、片道１時間半は適度なハイキング気分でしょうか。とか言う自分は途中で時間きれで引き返したわけですが、登山口の看板によると何か所も絶景スポットがある模様。

エレヴァンから車をチャーターしビュビュンと１時間半程度（飛ばし過ぎかも）、雄々しい山々の狭間に静かに佇むゲガルド修道院。そのロケーションだけで胸躍りますが、外見からは想像がつかないほど内部はたくさんの空間が連なっています。

岩山を穿つ技や人知に感じ入る一方で、かつて地底王国みたいなものにワクワクした人はは、少々うす暗くて不安になるような奥の部屋や二階部分まで是非。大小数限りなく掘られたハチュカル（十字架石）も必見です。

そりゃぁマホビーチで体感するプリンセス・ジュリアナ空港の離着陸に比べちゃったら、世界中どこの空港も見劣りします。島の北部に位置するこちらの空港、カリブの島々を結ぶちっこい飛行機がやってくる程度なので、もし飛行機を見るためならわざわざ立ち寄らず、とも・・・ですが、グランケースであれこれフレンチを食べ比べて、そのついでに空を見上げれば「あっ！」と思える程度の至近距離で可愛いサイズのが着陸してくれます。

空港から車で直行したため最初は気付きませんでしたが…遠っ！観光客向けの宿の大半はエレバン都心に集中しているのに、ここだけ地図の外側にポツン。共和国広場あたりからテクテク歩けない事もないですが荷物がある時は是非タクシーを。

日本人の団体さん御用達のホテルだそうで、スタッフは日本人慣れしていますが、特段キレイとか居心地抜群とかでもなく、ただただ普通のホテルです。夕暮れ時にはプールサイドに地元の人と思しき皆さんが続々集まり、飲んだり食ったり騒いだりと楽しそう。

唯一の「！！」は窓から見える地元の教会が比較的大きくて、日曜礼拝に混ぜてもらえたこと。ここもすぐ近くに見えますがぐるっと大回りしないと辿り着けません。ちなみにホテルの非常階段側の窓には「撮影厳禁」の張り紙多数。何故か聞くと、大統領府やら何やら国の重要機関が隣接している模様。ワオ。