DONさんのクチコミ(48ページ)全952件

カトマンズの中心街であるタメル地区にありながら、ど真ん中からは少し離れているせいか、思いのほか静かです。たまたま泊まった部屋は窓のすぐ外側に鳩の溜まり場があり（フロアによっては鳥が休むスペースがない所も）朝早くからポッポロポッポロ大合唱されて絶句しましたが、それ以外は全く問題なし。

朝夕は隣接する住宅街から、台所の香り、家族の談笑、子供の通学…普通の暮らしの気配がして、観光地らしからぬ安心感もありました。綺麗に手入れされた中庭で寝ぼけながらいただく朝食、言葉は通じないけどいつも笑顔で送り出してくれたオッチャンたち、空港からの無料ピックアップ。リーズナブルな宿代を遥かに上回るお値打ち！でした。

どのガイドブックにも掲載されているお店ながら（タイミングが良かったのか）日本人だらけ！でもなく。広い店内では客席同士も程良い距離感で、中心街の雑踏が嘘のように穏やかで静かな時間を過ごせました。

日本人観光客にはお馴染み、のせいか、日本語達者な店員さんだらけ。とは言え押し売りムードも皆無で、逆に日本人の嗜好にも詳しく、オススメされたお茶もお茶うけもすべて「？！」の嬉しい驚き。一つのテーブルにつき一つおかれた急須は専用の炭火で適温に。自分たちのペースで好きなように時間を過ごせるお店でした。眺望の開けたテラス席へどうぞ。

ニャタポラ寺院やバイラブナート寺院を間近に見ながら郷土料理を楽しめるCafeNyatapola（カフェニャタポラ）、と言いつつ観光客向けに普通の洋食なんかも揃っていますが、やはりバクタプルに来たならば名物のヨーグルト「ズーズーダウ（ヨーグルトの王様）」！

スパイシーなダルバートや油っこいチョウメンで酷使された胃腸にもすっきり爽やか染みわたる気持ち良い甘さです。一階のテーブルよりも階段のぼって三階のテラス席が断然オススメ（※高い所が苦手な方はちょびっとお気を付けて）。

夜市のメインストリートから奠濟宮という廟へ寄り道した帰りに偶然みつけたこちらの屋台、地元の皆さんからも大人気で思わず中へ。

当然の如くメニューはなく有無を言わさず「ドン」無造作に運ばれたお椀には魚介の出汁の澄んだスープに海老やイカのすり身、そしてお米で出来たと思しき平べったいワンタン風のものが浮かんでて「・・・！」うんまい！５５元の先払いです。

お店を埋め尽くす人みんなが同じ品に舌鼓、どうやら名前は鼎邊挫というそうな。余所の夜市では出会わなかった港町基隆ならではの逸品です。是非！

港から散策がてら歩けない距離ではないものの大荷物があるならちと辛いかも。バスターミナルはすぐそばで各地のビーチに出かけるのに便利です。丘の上にあるので景色も良くて程よく静か。

日本人の団体ツアー客御用達らしく、おしのび？には向きませんがフロントも日本人慣れしているので気楽です。

ヒヴァを訪ねるため早朝の便でタシケント空港からウルゲンチ空港へひとっ飛び。とにかくこの国の人はすぐに行列を作るのが好きで、さらに、すぐに行列の秩序を崩壊させるのが大好きです。割り込みまくる当地の人に負ける事なく毅然と並び無事搭乗できれば恐らく国内線はツポレフ機です。

日本ではほぼ絶滅した、ソ連を代表するちょっぴり危ない飛行機ツポレフ。欧米からの旅行客たちも一様に「Туполев！」と興奮していました。離陸後ほどなく空席のシートの背もたれが倒れたり荷物が落下したり、しかも天井は継ぎはぎだらけ。高度があがらず何時墜落するのかとドキドキしてたら予定より30分以上早くウルゲンチ空港へ。

小さな空港です。原則的に空港内の撮影は禁止（看板あり）、銃を構えた軍人諸氏が立ってて一瞬たじろぎますが、観光客を大勢迎える土地柄か、特段クレームもなく、旅人たちは容赦なく撮りまくり。預けた荷物は暫く待たされ運ばれるのでいったん人間は柵の外に出てスタンバイ。その間にヒヴァ（あるいはウルゲンチ）までのタクシーの運ちゃんと交渉しましょう。ひどくふっかけてくる連中ばかりなので根気よく！

ドゥッガまではダイレクトに行ける公共交通機関がありません。自分の場合は新市街からまずタクシーで南バスステーション（ルアージュもここから多数出発）に向かい、そこからバスでテブルスークTebrousoukまで行きました。更にタクシーに乗り換え、ドゥッガまでは数十分です。ドゥッガにはタクシーが常時スタンバイしているわけではないので、行きに乗った運転手さんに迎えに来てもらうか、携帯電話の番号を聞いておくのをお忘れなく。

ここで厄介な点を一つ。バスステーションに掲げられた時刻表には英語表記が全くありませんでした（探せばあったのかもしれないけれども）。にょろにょろアラビア語の横に、一応アラビア数字で発着時刻らしきものは示してあるけれども、果たして行き先がどこなのか全く分からず。偶々自分は街中で知り合った自称ガイド（相当に怪しい→http://4travel.jp/overseas/area/africa/tunisia/dougga/travelogue/10444903/）がいたため、そこだけは頼ったものの、英語がいまいち△なスタッフが待つチケットカウンターもあるため、「ドゥッガに行きたいけどどこの乗り場で何時に出発？」程度のフランス語またはチュニジア語は知っておくと助かるかも。

バスは車窓もひたすら緑いっぱいでのどかな光景。ルケフ行きのバスになるので乗り過ごさないよう（恐らくドライバー氏にテブルスークに行く、と伝えれば教えてくれるかと）。1時間以上は乗ったでしょうか。束の間の小さな旅が楽しめます。

リーズナブルな食堂が立ち並ぶカイロ通りは、新市街の目抜き通りハビブ・ブルギバ通りからホテルアフリカ前を北側に入ります。似たような雰囲気、価格帯、メニューを揃えた、気楽に入れるお店が何軒か立ち並ぶ中で、ここは地元の人も出入りしていたのがポイント？

コースメニューを備えた若干敷居の高さを感じる店がある中で、ここは全てアラカルトなので気になった料理を色々組み合わせる事ができます。もちろんお手頃価格。某「地球の歩○方」にも掲載されているのを、店の看板娘（おばあちゃん）が嬉しそうに見せてきます。どこかの旅行代理店が作ったと思しき、主だったメニューの日本語版も持ってきてくれたりとか。

しかしいかんせんチュニジアの料理はどれもポーションどか盛り過ぎて、一人なのにブリックとクスクスを頼んでしまった自分は満腹で苦しくなるほどに。アルコールは無かったかも。自分は大好きなコカコーラ（アラビア語のロゴつき！）で幸せな一人飯。地元気分を味わうなら（ついでに満腹で卒倒したい方は）是非こちらへどうぞ。

国内線の空港カウンターですでに予感はしていたものの、まさかここまで凄いとは。とにもかくにもこの国の人の８割は列に並ばない。その無茶苦茶っぷりは大阪のおばちゃんも真っ青！最初だけ守られてた秩序はあるとき突然崩壊し、どんどん横から割り込む割り込む止めどなく。

特に電車の切符はえげつない争奪戦と噂に聞いて、出発前日にブハラ駅へ向かうも「外国人はパスポートがないと発券できない」がっくり。発車１時間前からカウンターを開けるから、との言葉に従い早朝から並ぶと、なかなか順調で「こりゃ買える」と安心してたら始まった！右から左から割り込みウズベク語の怒号が飛び交い、もう阿鼻叫喚。どれだけ手を伸ばしても後回しにされそのうち発車時刻に。

駅員も全く頼りにならなず（注意するどころか長蛇の列を放置し休憩したり…ソ連の残り香）定時に「はい、おしまい」取り残された外国人旅行客数名。と、最後にフォローですが「並ばない８割」を除く「並ぶ２割」が助けてくれます。代わりに「この日本人が先だろう！」と怒鳴ってくれたり。ブハラ駅で切符は買えませんでしたが（略）何とか乗れました。そのうち旅行記で…

ブハラの旧市街のど真ん中、リャビハウズ（ため池）を囲むレストランの一つ。ナディール・ディヴァンベキ・メドレセ側にあって、夜には小さなステージの上でライブをしてたりします（ただやる気が微妙でちょっと歌ってはかなり休む）。

ここが賑わう理由は郷土料理のメニューの豊富さ美味しさに加えて、１０代から２０代前半と思しき若いウェイター軍団のサービス精神でしょうか。やんちゃで機敏な少年たちがあちこち笑顔を振りまいて、時々雑談が長引いていつの間にか相席して、気付けばまた他の卓に。この店の椅子で日中日向ぼっこをしている子猫たちと似た感じ？

顔馴染みになったショフルフは各国の硬貨を集めるのが趣味で（換金するんだろ～とイケズを言うと「ちゃんととってあるよ！」とロッカーからジャラジャラ全部もってきて見せてくれた）５円玉や１０円玉をあげたお返しに生ビールをこっそり御馳走してくれました。

リーズナブルに街の景色を楽しみながら生活の空気を感じるなら路面電車！と、トラムのある所ならどこでも飛び乗るわけですが、タシケントのはこれまで乗車した中で最強でした。最強というか最恐というか。

脱輪するんじゃないかとビビる程にガタゴトガタゴト、すぐ後ろの席のオバさんと喋るのにも「え？今なんって言った？？」と聞き返すくらい豪快に騒音が鳴り響く愉快な車内。けどとんでもなく安いし（日本円にして２０～３０円？）へっちゃらな顔して乗ってる地元の皆さんに溶け込むのも面白いし。

クサール・ギレン内の他の宿は軒並みパンシアより一ケタ安いんですが、春先でまだ朝晩は冷え込む折り、砂漠の上にダイレクトにベッドが置かれたテントホテルでは間違いなく風邪をひく（あるいは凍る）と思い、急きょ４つ星ホテルのパンシアに変更しました。

新婚旅行や少々リッチな家族連れが利用するホテルで、一歩敷地に入ればここがサハラ砂漠に囲まれたオアシスの集落である事を完全に忘れてしまう程。一見ただのテントに見える各部屋はエアコン完備でベッドも広々、バスルームだってすぐにお湯が出て超快適です。ただし扉は布状の垂れ幕を紐で縛るだけの簡易な造り。

自分が泊まった時は各テントに備え付けの発電機が数時間おきに豪快な「ブィィィィィン！」音を発するためにビビって目覚めてしまいました。夜はすぐ裏の砂漠に出掛けて大の字になって星を見上げたり、朝は早起きして同じくサハラの地平線を見詰めたり。他には無いここだけのロケーションです。お高いだけの価値はある！

スークのすぐそばです。ＷＣシャワー共同の部屋もありますが部屋付きの値段と大して変わりません。朝食（パンを切っただけ）の準備するスタッフがTVゲームに熱中してて難儀しましたが、難点はそんな程度。