薔薇の咲く庭さんのクチコミ(45ページ)全1,133件

　ローマからの一日ツアーでカプリ島の青の洞窟に行きました。ローマからナポリ港まで約3時間かかります。高速道路なので渋滞はありません。途中でトイレ休憩があるので安心です。ポンペイ遺跡に行くツアーと一緒のバスで、私はナポリ港で降りました。残った人はポンペイ遺跡に行っています。
　青の洞窟は波が高いと入れません。ネットで調べて入れる確率が高い時期を選んで行く必要があります。今回は6月ですが、前回は12月で入ることができませんでした。ツアーの中にはやはり再挑戦の人がいました。
　写真を見ていただくとわかるようにとにかく美しい青です。小舟で1ｍくらいの穴の入り口から入ります。神秘の世界です。洞窟の中で泳いでいる人がいました。「地球上で一番美しい青」だと私は思います。
　

　特に困ることはなく利用できました。空港はきれいで、清潔感があります。ゲートの待合室は広く椅子は白で個々に座る形の椅子でした。掲示板、案内板等もわかりやすく利用しやすいと思いました。トランジェットの人は少ないように思いました。

　マルクト通りを歩いて行くと前方に見えてきます。１３世紀には外壁の西門として建てられていたという名残があります。毎時５６分から仕掛け時計が動き出すということで、たくさんの人が集まってきますが、仕掛けはとても簡単で「えーこれだけなの？」という声がちらほら。仕掛けはチンという音だけなのであまり期待しないほうが良いです。

　ダラムの歴史は古く、１０世紀に建てられた教会から発展した。司教が代々この地域を治める自治権のある町であった。ダラム城はハリーポッターのロケ地として使われ、訪ねてみると「あの場面はここか」と納得できる。今はダラム大学として使われている。ダラム大学はオックスフォード、ケンブリッジに次ぐ歴史がある。文化の香り高い歴史の町である。Wear川越しに見える大聖堂はその美しさに感動を呼ぶ。

　ウッフィツィ美術館の前の通りをアルノ川の方に歩いて行くとヴェッキオ橋が右に見える所に出ます。アルノ川の流れは緩やかで、のどかな雰囲気の中で屋根付きの橋を渡ることが出来ます。橋はウッフィツィ宮とピッティ宮を結ぶ通路として作られ、雨の日でも傘なしで宮から宮へ行くことが出来ます。

　フィレンツエに来たら、ウッフィツィ美術館の観光は外せない。パリのルーブルも素晴らしいが、メディチ家の財力を結集して集めたルネッサンス美術はこの美術館の右には出られないと思う。時間があれば一日ゆっくりと鑑賞したい。　

　ヴァチカン庭園からサンピエトロ寺院のクーポラだけは大きく見えます。それだけ高く大きいクーポラです。ミケランジェロが設計したと言いますが大きさには驚きます。クーポラには上ることが出来て、バチカン市国の全景を見渡すことが出来ます。早朝に訪れないと寺院に入るのに、かなり並ぶことになります。

　広場をぐるっと囲む半円形の回廊には４列の柱が284本並んでいるが、その４列の柱が1本に見える場所がある。中心のオベリスクと噴水の間に白い大理石で線が引かれている。その線の上に立つと、不思議なことに４本の柱が1本に見える。数年前にテレビで紹介されていたが、本当である。お勧めの場所だ。140人の聖人が見下している有名な広場である。

　ローマを訪れたら、バチカン市国も訪問したい。パスポートは要らない。どこからがバチカン市国でどこまでがイタリアなのかはよくわからない状況で入国できる。道路で分けているようだ。サンピエトロ大聖堂、システィーナ礼拝堂に入るためには朝早く訪ねる必要がある。昼は待ち時間が長くなりタイムロスが生じる。サンピエトロ大聖堂の入り口にはファッショナブルな憲兵さんがいて、さすがイタリアだと思う。

　「後ろ向きで肩越しにコインを泉に投げ入れるローマを再び訪れることが出来る」というジンクスは有名です。訪れたときは残念ながら工事中でした。水は抜かれていて、中央のポセイドンを除く像はすべてビニールが掛けられていました。手前に小さな池が作ってあり、その池に向かってコインを投げ入れるようになっていました。2015年11月に工事は終了するそうです。よく調べずに行くとこのようなことになります。ちなみに、私は３回目で4回目はないと思います。

　イタリア統一を記念して1911年に建築された。古いローマの遺跡の中で「あれ？」と思う雰囲気の違う建物である。きれいに整いすぎているというか、建物の歴史は浅いがクラッシックに作っているという感じである。16の円柱が弧を描き、美しい。イタリア統一を成し遂げたエマヌエール２世の名前から名付けている。

　ネロ帝の黄金宮殿の庭園にあった人工池に建設された。池の水を抜くだけで済むので、基礎工事をいくらか省略することが出来たという。高さ48ｍある鉄骨を使わないローマン・コンクリートであるが地震で崩壊しないのはとても不思議である。円筒形で、力学的に安定しているからだという。上の方は採石されて切り崩されているが、なぜかとても整った形に見えるのは私だけだろうか？
　午後行くと長い列ができていた。午前の早い時間に訪れるとよいと思う。

　コンスタンチヌス帝がミルヴィオ橋の戦いで勝利して西ローマ帝国の皇帝になったのを記念して作られた。AD315年で1700年も前であることを考えるとよく残っていると思う。コロッセオのすぐ隣にあるが凱旋門を観光の目的にしてくる人は少ない。レリーフは込み入っている。柵で囲まれているので間近で見ることはできない。

　入り口を入って右の所にミケランジェロの「ピエタ」がある。素晴らしいと思う。ミケランジェロはやはり天才の芸術家だ。ガラス越しであるが、作品から迫力を感じる。今にも動き出しそうである。そこに本当に人がいるような気がした。

　寺院の中には歴代法王の墓があり、荘厳な礼拝堂である。厳かな雰囲気が漂っていた。法王の名前が刻まれた版があった。初代は4世紀で歴史の重みを感じさせた。早朝に訪れることを勧める。昼にはバチカン市国の入り口の所まで行列ができていた。

　システィーナ礼拝堂はものすごく混んでいて、人ごみの中をかき分けて前に進むといった表現ができます。「最後の審判」はさすがミケランジェロの傑作です。スケールの大きさに圧巻。感動を呼びます。バチカン美術館に入るためには早朝に並ばないとかなり待つことになります。前回訪れたときは時間不足で入れませんでした。

　サンピエトロ寺院の北西にある庭園です。芝生がきれいに植えられていて、サンピエトロ広場とはまた違うバチカンのイメージを持つことが出来ます。狭い国ですが、息抜きができる緑の場所を確保しています。ここからバチカン美術館へ行くことが出来ます。

　今もフィレンツェの行政の中心として使われている。広場にはダヴィデ像やネプチェーンの噴水があって芸術的な雰囲気がたっぷりとする。イタリアに来ているという感じを持つことが出来る。月曜日に訪れたが観光客がいっぱいいて賑やかであった。

　1296年から172年かかって建築された。ゴシック様式で初期ルネサンス建築を代表する建物である。白を基調として緑とピンクの花の色の大理石で装飾されているので花の聖母と言われるのではないかと思う。当時の技術ではクーポラを築くのに足場と仮枠を作ることが困難であり、二重構造にしている。約3万人が一堂に会することができるという。確かに大きなクーポラである。

　高さは85ｍあり、離れてみても高く見える。ジェットの芸術性はかなり高い評価を得ていたらしい。「過去の芸術よりも完全なもの」と建設当時は言われた。確かに繊細なレリーフは素晴らしい。しかし、過去の芸術よりも完全であるかは分からない。