ナツメロ大王さんのクチコミ(478ページ)全9,711件

江戸末期、大老井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」が起きた所として、江戸城で最も有名な門だと思います。いわゆる枡形と呼ばれる、二つの門を敢て９０度に屈曲させて配置することで、侵入した敵を閉じ込め門の上から攻撃しやすくする効果があったと言います。なお、この桜田門からは国会議事堂や最高裁判所がお堀の向うに望めるビューポイント。さらに桜田門はマラソンランナーの多くが走り抜けていく場所でもありますので、見学の際は周囲にご注意を。

ご存じ大楠公こと楠正成の銅像です！戦前に造られたこの銅像、鎌倉から室町へと時代が変わる変革期にあって、後醍醐天皇への忠義を貫き、湊川の合戦にて足利尊氏に敗れて自害するという生涯を讃える意味があったとか。戦後はそうした価値観を否定してしまう風潮の中、知らない日本人も増えてしまいました。湊川の合戦に赴くにあたり、我が子（正行）に家に戻り、父（正成）の思いを継いでくれと願う姿が、かつて「大楠公」に歌われました。国家百年の計という言葉がありますが、国家に限らず会社でも大きな事業は一代では完成せず、その思いを次の代へと引き継いでいく必要があるのでしょう。そのように考え「大楠公」の歌を口ずさみながら楠正成の銅像を後にしました。

皇居東御苑の高台にある天守閣跡。以外と石垣が低くて拍子抜けしてしまいます。江戸時代という平和な時代に造られたから実用的な面を重視したんでしょうか、姫路城や大阪城のような迫力が感じられないです。石垣も「切込み接ぎ」という方形にした石を積む造り方とのことで、その「のっぺらぼう」な感じがしてあまり日本の城らしくないですね～。

皇居東御苑は二重橋観光後、北東方向へお堀にそって１５分ほど歩いたことろにある大手門から入園（入城）出来ます。元々は江戸城の本丸・二の丸・三の丸であった場所とのことで、雄大なお堀や石垣に囲まれています。ただ、東御苑自体に見学するところは特にこれといって無く、むしろ天気が恵まれた場合、高台にあたる本丸の展望台や天守台からの大手町方面の景観を楽しむことをお勧めします。

東京駅から徒歩１５分ほど、お堀を超えると松の木が見事な皇居外苑が広がります。大都会東京の真ん中にこれほど解放感溢れる空間が存在することに驚きを禁じえませんね。大手町のオフィスビル群が砂利を敷き詰めた外苑の向うに生垣のようにそびえ、壮観な景観を楽しむことが出来ます。

小学校の修学旅行の時に記念撮影をした二重橋です。当時は良く分からずに写真に収まっていましたが、大人になってから再訪すると、やはり違って見えるものですね。気高さというか、帝国列強のアジア支配がひたひたと迫る１９世紀後半に、明治維新により独立を保った日本の誇りを感じます。
丁度タイからの団体旅行客が訪れており、にこやかに写真をとり合いながら「コップンカー（ありがと！）」と楽しそうな声が聞こえてきました。丁度天気も良く、日本観光で素敵な思い出を刻むことが出来たようです。

カテドラルからセナド広場へと続く小道に佇む中国風邸宅です。盧家という豪商と邸宅ということで、洋風を一部取り入れた中国邸宅です。展示内容はどうということは無いですが、カテドラルから夏には鉢植えの木が飾られた小道をゆっくりと下り、間もなくセナド広場というロケーションが旅情を誘います。

セナド広場の噴水に面して建つ仁慈大楼の二階に階段を上ると、簡単な博物館とポルトガルによる統治時代をしのばせる会議室が保存されています。窓からは賑やかな広場を見おろせます。単純に洋風建築物という意味では、小樽の旧日本郵船小樽支店や、東京の旧岩崎邸の方が見ごたえがありますね。

マカオから香港へ外港フェリーからターボジェットで移動しました。切符は当日窓口に並んで購入（写真）、出国審査を経て乗船（写真）といたってスムーズでした。２０１２年の７月の終わりで、爽やかな夏の海を疾走すること一時間で、香港島上環にある「マカオフェリーターミナル」に到着しました。こちらはイミグレが少し混んでいましたが、それでも２０分ほどで無事香港に入国（入境）できました。マカオ外港フェリーターミナルは銀行や簡単なショップはありますが、あまり楽しんで買い物をするような免税店などは無いですね。

マニラの市内至る所にあり、値段もマクドナルドに入るよりも値ごろ、なお且つアジアの国らしく暖かいご飯がついているので五つ星を付けてしまいました。味は誰にでも親しめる味で、朝食や昼食にもってこいです。ただ晩御飯としては少し物足りないと思います。

マニラの市内交通は、この都市鉄道（ＭＲＴ・ＬＲＴ）が出来て大分改善されたのではないでしょうか。初乗り１２ペソ程度だったと思います。困るのは、エドサで乗換の際にいったん改札を出て列に並んで買い替える必要があることです。手荷物検査があるので少し面倒です。

アンコールワットを見学した後に訪れると、些か狭さを感じます。石が崩れまいと必死に踏ん張って身を寄せ合っているような感じでしょうか。内部の通路はせまく、頭をぶつけないよう気をつけながら、幼少の頃の「探検ごっこ」を思いだしながら見学しました。一般的旅行者にとって、見学時間は1時間あれば十分だと思います。

バンテアン・スレイに向かう途中で訪れました。火葬場だったとも聞きますが、三段の階段テラスの上に小ぶりの塔がバランス良く配置されています。どこから見ても美しく、アンコールワットが石の造形の美しさだとすると、こちらはレンガ造りの赤茶けた美しさを見せてくれます。マイナーな遺跡のようですが、是非お立ち寄りを。

車をチャーターしてアンコールワットを見学後、アンコールトムで下車した後はゆっくり徒歩で見学して北へまわった像のテラス前の駐車場でドライバーと合流しました。これが定番のルートのようで、観光バスやタクシーが多数停まっていました。アンコールトムからだいたい1時間位みておけば良いでしょう。

上海から香港へ向かい際に利用した春秋航空。当時のレートで往復で１万円程度（上海から）でしたから非常にお手頃だと思います。チェク・ラップ・コック空港の第２ターミナルを利用しましたが、イミグレーションを通る前であれば、お手ごろ価格で食事ができるレストラン・軽食店が数多くあります。チェックインカウンターのあるフロアーからエスカレーターで１フロアー上がるだけですし、是非利用されては如何でしょうか。

ホアンキエム湖の西に位置し、洒落たベトナムらしい小物の店などが集まるエリアです。ゴシックの立派な外観を誇りますが、大気汚染なのか単に時代が経っているためなのか、ひどく汚れているのが残念です。訪れる人も少なく、周りから浮いた感じを受けるのは私だけでしょうか。

イギリス領インドの拠点であったムンバイを代表する建築です。世界遺産に登録されただけあり、周囲の歴史建造物の中でも群を抜く存在感で迫ってきます。１９世紀ヴィクトリア王朝の繁栄を今に伝えるゴシックリバイバルにインドの味を加味した荘麗さです。

ハルピン駅から降りてすぐ目の前のホテルで、最高のロケーションです。貴賓楼は旧大和ホテルで、やはり雰囲気もよく人気があるようで中々予約が通りません。すぐ隣に普通の鉄筋コンクリートのホテルがあり、景観にもう少し配慮できなかったのかと悔やまれます。

まずムンバイのホテルは総じて高い。そうした中、インド門にも近く値段もこなれているため選んだホテルであるが、客室は古めかしく、学生寮のようなベッドとシャワールームであり、連泊にはお世辞でも良いとは言えない。少し値段が張ってもムンバイではグレードを上げるべきだと思います。

アグラで一泊したホテルです。部屋は地下、といっても半地下で光は届きます・・・をあてがわれてしまいましたが、夜食事をしたインド料理のレストランは中々のもの。なぜか西洋料理のメニューもあるのですが、やはり基本はカレーを頼むべし。コストを考えればまずまずの滞在ができるホテルでしょう。