ナツメロ大王さんのクチコミ(128ページ)全9,711件

東京大学本郷キャンパスを散策して、御殿下グラウンドの近くの大通りを春日通方面に向かって歩いている際に見かけた外国人の胸像がこちらです。「エルウィン・フォン・ベルツ」の像とのことで、調べてみると東京大学医学部発足の当時から教壇に立っていた方で、日本の医学会において多大が功績を残した方とのこと。右には同じような外国人医師スクリバの胸像もあり、共に東京大学病院を見つめている姿が印象的でした。

東京大学本郷キャンパスを散策し、東京大学附属病院前の通りにそって歩いていた際、右腕を教卓に掛けたようなポーズの「青山胤通」の胸像がありました。9月に訪問したからかもしれませんが、雑草が生い茂り、些か残念なロケーションでした。脇にある説明書きを読むと、「青山胤通」は、癌研究会の設立者の一人であり、日本における内科の権威として非常に功績のあった方であることを知りました。

東京大学本郷キャンパスを散策し、東京大学附属病院の前の通りを歩いていると、御殿下グランドを望むように建つこちらの胸像が目に留まりました。「佐藤三吉の像」とのことで、脇にある説明板を読んでみるとドイツ留学後に東大病院の院長を務めた外科医師だと知りました。

東京大学の本郷キャンパスを訪問した際、御殿下グラウンドにほど近いレンガ色の壁面が美しい理学部棟の脇に、伊藤博文のような姿の銅像が建っていたので立ち止まって見学しました。
髭が立派だったので伊藤博文と思ったのですが、近づいてみると 「エドワード・ダイヴァース」の像と説明がありました。英国出身の化学者で、東京大学理学部の前身とされる帝国理科大で教鞭をとられた方とのこと。勉強になりました。

東京大学を代表する建築の一つである安田講堂の裏側に、寂しくポツンと置かれた胸像があり近づいてみると「山川健次郎像」とのこと。会津若松の白虎隊のメンバーであったそうで、明治期には物理学者として名を馳せ、東京大学の総長を務めたとのことです。立ち止まって見る人もほとんどいませんが、今は静かに学びやに集う若者らを見守っているような慈悲深い顔が印象的でした。

東京大学の構内を散策した際、安田講堂以上に私の好みにあっていたのが、こちらの「東京大学史料編纂所」です。「赤門」をくぐってすぎの場所で、明るめの色のレンガタイルが貼られた外観と良い、ロマネスクを思わせる緩いカーブを描いた１階ファサード、ミラノのゴシック建築ドォーモを彷彿とさせる垂直方向に上へと延びる上層階の壁面。その重厚感と遊び心のミックスした外観は稀有な存在だと思いました。内部の見学は残念ながらできませんでしたが、外観だけでも十分に見る価値がありました。

東京大学本郷キャンパスの中でも、安田講堂や三四郎池にも近い場所にあって、良く目立つ銅像がこちらです。濱尾新は明治～大正にかけて教育行政に携わった政治家であり、且つ東京大学の総長も務めたことのある方とのこと。ひときわ大きなソファーに腰掛けたその姿は、他の銅像とはけた違いに大きく威圧的な感じがしました。

安田講堂見学後、鬱蒼とした木々は生い茂る場所に静かに水をたたえた三四郎池がありました。9月でしたが、まだ蚊が多い季節でしたので、長居は出来ませんでした。このあたりは思いのほか起伏も激しく、東京の中心とは思えない、不思議な静寂が支配する場所でした。

誰でもその名前を一度は聞いたことがある、東京大学はご存知の通り日本を代表する大学の一つです。東京で滞在したホテルからアクセスしやすい場所であったので、初めて訪問しました。赤門や安田講堂以外にも、歴史の重みを感じさせる建築も多く、銀杏並木と相まって散策するのにふさわしい場所でした。スポーツに興じる若者の姿も見られ、あふれんばかりの若々しい雰囲気を感じることが出来ました。

東京に滞在したホテルからアクセスしやすい場所であったため、これまで行く機会の無かった東京大学をはじめて訪問しました。機動隊と安田講堂に立てこもる過激派学生の攻防など、映像で見たことがあった安田講堂も見学することが出来ました。チョコレート色のレンガの外壁は思った通り重厚で、日本を代表する大学らしい風格を感じることが出来ました。

京浜東北線利用の際に重宝するエキナカの施設です。東京に住んでいた若い頃には、あまりこの界隈に来ることがなかったのですが、今回出張で東京を訪れた際に初めて利用して、赤羽駅がとても便利になっていて驚きました。エキュートは他にも上野や品川では利用したことがありましたが、こちらも負けず劣らず物販の店が飲食店が入っていて使いやすい施設でした。取引先へのお土産物なども購入でき、大変に重宝しました。

東京の上野からさいたま市の大宮までのアクセスがこれほどまでに良いとは知りませんでした。出発から30分ほどもかからず到着、東京の西部地区に行くのとさして変わらないかむしろ短い位でした。また、たまたま私が乗車した車両が特別だったのか、車両にトイレが設置されていた点はとりわけ新鮮に感じました。

上海から地下鉄17号線に乗り青浦区へ向かい、そこからバスで45分ほどの距離にある昆山市の千灯古鎮を訪れました。チケットは30元ですが、無くても古鎮の散策は可能ですし、散策も1時間もあれば十分ですね。チケットを買っておくとお寺などに入ることが出来ますが、新しく作ったような金ぴかのお寺より、水辺の鄙びた風景の方が味わいがあると思いました。「臭豆腐」という名物料理を売っているお店もあり、食べ歩きの中国人観光客も多かったです。

常州に2019年9月21日に開通したばかりの地下鉄に早速乗車しました。
南北に走る路線が出来て常州駅から常州北駅までタクシーではなく地下鉄で移動できるようになりました。商業施設の集まる繁華街近くにも停車駅があり、常州市内の移動が格段に向上しました。今はまだい１路線のみですが、順次路線が伸びていく予定です。市内中心は３元から４元見ておけば十分です。

蘇州のはずれに幾つかある水郷村の一つといって良いでしょう。蘇州駅を起点にして午前中の日帰り旅行として訪れました。蘇州駅から地下鉄４号線に45分ほど乗り松陵大道駅まで行き（6元）、１aの出口を出て川を渡ったすぐ南側にあるバス停に向かいます。そこから「呉江震澤専線」と書かれたバスに乗車すること40分、終点の震澤汽車站で下車（５元）。すぐ東南に見えるコンクリートの橋を徒歩で渡り、右手に牌楼が見えるので右折。ここまで徒歩で７，８分。右手にツーリストインフォメーションがあるので、簡単なパンフを頂き、散策を開始しました。非常にシンプルな古鎮で、石畳の道をさらに５、６分歩くと、水辺に静かに佇む慈雲寺の仏塔が目に飛び込んできました。高さ３８ｍほどの5層の塔は、丁度法隆寺の五重塔と同じ位の高さで、主張しすぎることなく落ち着いた景観を形作っていました。石橋を慈雲寺のある方に渡ると、宝塔路という通りがほぼ東西に延びていて、何軒かの飲食店が営業していました。観光に1時間から1時間半ほど、食事に30分をあててショートトリップを組んで訪れるのに丁度良い古鎮でした。
なお、古鎮を散策する場合は無料ですが、個々のスポットごとの参観料は必要です。慈雲寺は10元、師倹堂は30元など。ただ、古鎮自体の雰囲気はそれらに入場しなくても、水辺や宝塔路を散策するだけで十分楽しめると思います。

獅子園に隣接した無料の博物館で、「春節」や「元宵節」といった中国の生活文化に関する展示がされていました。古い船の模型と合わせて楽しめました。また、古いお屋敷の一部を利用しているので、建物そのものも見ごたえがありました。獅子園ともつながっていますが、獅子園からこの博物館に入る場合には、再入場の手続きをしておかないと、獅子園に戻れなくなるので注意が必要です。

北寺塔から拙成園に向かう途中、道の左側にあり、古いお屋敷を利用した工芸美術品の博物館で、少し時間があったので立ち寄りました。翡翠細工や蘇州らしい刺繍、木彫り細工、漆細工などが展示されていました。訪れる旅行者も少な目で、ゆっくり落ち着いて見学できました。洗練された美術工芸品の数々は、目の保養になりました。

蘇州の必見スポットの一つであ拙政園からも歩いて７，８分の所にある、蘇州を代表する名園の1つです。園林路が丁度配管埋設工事で歩きにくく、幅１ｍほどになった歩道を大勢の観光客に交じって獅子園に向かいました。入り口は南側にあり、中国人観光客はスマホでの予約・決済システムで管理されていました。私たち外国人は入口左手のチケット売り場で購入して入場しました。園内は夏の旅行シーズンのため、子供連れが多いため見学のリズムが乱れがちでした。人に押されながら進み、気が付くと出口まで来てしまいました。太湖石で造られた築山など一見の価値がありますが、人が多すぎで見学を終えた時には疲労困憊の極みでした。

「蘇州夜曲」という昭和15年の歌にも歌われている通り、「水の都」ともいえる蘇州では、山糖街や平江路など船から風景を楽しめるスポットがあります。友人と連れ立ってトライしましたが、200元前後が一艘あたりの料金のようで、大勢で利用する方が良いですね。概ね５，６人のグループだとコストも手ごろかと思いました。船からの風景は石橋の下をくぐり白壁の家屋が突然視界に入って来るのが面白く感じられました。ただ、郊外の周荘など水郷村の船に比べると、古い家屋ばかりではなく近代的な建物もいやでも目に入ってくる蘇州市内は、情緒の面で物足りなさも否めません。

蘇州旅行の際にぶらぶらと散策しました。水路に沿って南北に走る道沿いに、おしゃれなカフェや土産物屋さん、フルーツドリンクなどを売るお店が軒を連ねていました。風情の面では郊外にある水郷村には及ばないと思いますが、蘇州観光と組み合わせて石畳の道を歩くのは風情があります。ただ、私が訪問したのが中国でも夏休みシーズンとあって、子供連れの観光客の歩くスピードもまちまちで、電動バイクや人力車も割って入り、ヒヤッとする場面もありました。