世界胃さんのクチコミ(3ページ)全126件

まさにカルチェラタンの真ん中に生まれた彼は、仕事が終わってからは、夜な夜なここで飲み、食べ、そして仲間と話して人生を送っているのです。その素晴らしい世界は日本の下町とおんなじ。この世界的に有名な外科医もここではただの昔からの幼馴染。行きかう友人たちが次々と挨拶しては消えていく。これが本当のパリジャン、何十回もパリに来て、やっと本当の暮らしを垣間見た、そんな気がしました。その彼が呼んでくれたのがこのビストロ。本当にビストロ。その彼の隣で、彼女は思いっきりとびつきました！この店の肉は本当に食べきれないほどにおいしい。骨付き肉を召し上がれ！
（ただフランス語が話せない日本人だけで行ったらしらけてしまうかもしれませんが、それでも態度によっては大事にしてくれるかも）☆☆☆☆

ダムの町は旅行記にも書いた通り、寂れてしまった町ですが、その中で静かで落ち着いたモダンなレストランとしてはここが目立っていたように思います。広場から病院、教会のほうに歩いていって右側にあり、観光客というよりは現地の女性たちが（平日の昼間でしたから）遅い昼食時間を楽しんでいるようでした。モダンといっても鶏が放し飼いになっていて、それなりに田舎を感じますが、多くのものが過去の遺産として残っている町の中ではまともなレストランという印象を受けました。私はビールしか飲まなかったので味について云々はできませんが、ムードはそれなりに良かったです。後にも何軒かありましたが、どちらかというと観光客向けのtraditional typeのように見受けました。☆☆☆☆

モダンなフレンチと聞いてちょっと引いてしまったのですが、オールドタウンの運河のそばということで町の観光を考えてここにしました。大正解でした。ムードも味も日本人にはぴったりの良い感じでした。特にランチは外で運河を眺めながら食べるので最高。味もコルマールに少ないミシュラン☆ひとつのレストランですから申し分なしでした。ただ外で食べているときに隣のスープに蜂が飛び込んで、店員に言ったらそのまま片付けてしまって代わりを持ってこなかったという「事件」がありました。ミシュランの☆つきの店は最近どうも日本風で量が少ない特徴が行き過ぎているきらいがありますが、ここはまあまあでしょうか？先ほどの蜂カミカゼ事件がなければ☆☆☆☆☆だったのですが。。。。

いかにフィリーだとはいえ、やはりチーズステーキよりビーフステーキの方が美味しい。お金があるのだったら、どの町でもモートンを探せば問題ないと、某教授が言っておられましたが、まさにそのとおり。立派なロブスターもいますが、それはボストンに任せてここはやはり肉で。☆☆☆☆御馳走様！

中環店にしか入っていませんが、場所柄大変綺麗です。お昼はいっぱいになってしまうので12時前でないと待たなければいけないようです。ワンタン麺はさすがですが、ほかに右側のスープも大変おいしかったです。また卵の入った不思議なデザートは、全く見たとおり甘くなった卵が入っています。

単にフィラデルフィアマリオットと言えばダウンタウンがつかなくてもここのこと。ほかにダウンタウンマリオットがあるわけではありません。市庁が目の前でConvention centerに隣接し接続しているのはマリオットのお約束。学会参加には便利だが高い定番はここも同じです。数年前に泊まった時には室料以外のチャージを言ってきたのですが、今回はそれはすでに入っていました。一階の真ん中に丸いサロンがあり、外周の緑の絵が落ち着かせてくれるところが好きです。
値段からすれば良くて当然ですが　☆☆☆☆

タイユバンのセカンドということと、ミシュランの星ひとつ、さらにJCBで全てで８５ユーロというコースを信じて向いました。着いたのが７時半で、誰もいないのとみて、これは外したのかと心配しましたが、その後１時間であっという間に一杯になりました。フォアグラ入りのラビオリ、真鯛の焼き物とオペラのケーキですからたいした量ではないと思いますが、まずは十分でワインが３つついていますから、知った顔をして選ぶよりは遥かに無難でよいものを得られます。他のJCBが２００ユーロとか馬鹿げたものが並んでいる中で(そのような値段の店にはしっかりフランス語でメニューでなく一品料理を選ぶべきでしょう！）この値段はごくまともに映りました。リーズナブルという点で☆☆☆☆☆　です。

アルトアディジェの真珠、チロル州の旧州都として、知る人ぞ知るメラン(メラーノ）はイタリアでありながらドイツ語が通用する地域。その山の上にあるホテルFragsburgの最大の売りは、眺め。果樹園に囲まれたこの古都を眺める景色は一種独特で、特に夕刻から街の灯りが明るくなっていく時の美しさは格別です。そのためには本館から離れにある崖上のバンガローをお勧めします。ここなら確実に５つ星。１０年前に星も４つになり、食事も３つ星時代よりもずっと良くなりました。プール等もあり、隠れ家的存在としては最高ですが、真夏にはさすがにここでも軽井沢に比べれば暑いです。☆☆☆☆☆

チェーン店で、フィラデルフィアはマリオットの目の前にありますから、ここに宿泊する方やコンベンションの後などの利用に便利でしょう。とにかく量がたっぷり。数人ならファミリーパッケージを選んだほうが良いと思います。とにかく量が多いのは、ここだけに限りませんが。プリマのマッシュルームの肉詰めがハーフポーションとしてこの６個ですから、ふつーに頼めば１２個出てくることを思うと、それだけでぞっとします。すべてハーフポーションで十分。ズッキーニの天ぷらがマツタケの天ぷらを思わせて（大分味は違うけど）おいしかった。☆☆☆☆　量が多いですが、味はまずまず。おなかいっぱい食べたい人に。

ビクトリアピークの展望台の中にはレストランがたくさん入っていますが、日本の観光地によくある三流のレストランと違い、この最上階（展望台のすぐ下）の天一はこの夜景を楽しみながら食事ができる豪華中華料理レストランです。値段はそれなりですが、日本のことを思えば十分で、しかも混んでいるわけではありません。☆☆☆☆

フィリー（フィラデルフィア）に来たら、名物Cheese stakeを食べなきやと言われて、数度も来ているのに一度も食べた事のなかった世界胃は、学会の昼休みのただのサンドイッチを食べずに、一人タクシーに乗ってフィリーで一番といわれるJim'sに向かいました。タクシーの運ちゃんにどこが一番うまいかと行ったら、タクシーでわざわざ行くのかと呆れられながらやっぱりここだといわれ、まず間違いなしと乗り込んだのです。前日食べに行った某氏によればとんでもないジャンキーフードで、食べたあとおなかを壊したというのでよほど脂っぽくって注意がいる覚悟で向かいました。なかなか現代的な外観の店なのですが、しかし中に入ると屋台のお好み焼屋の行列のように人が並んでいます。そしてその大きな鉄板焼きの片側に細かく切った肉をきざんだ玉ねぎと焼き、ホットドッグのようにパンにはさんで出来上がりです。付け合わせに野菜やチーズを入れますが、whizと呼ばれるのが溶けたチーズで、そのほかamer とか書いてありましたが、そこは語学力のなさでこれがなんだかわかりませんでした。一階のほか２階に食べるところがあり、ここで一人で食べましたが、ここで大失敗。ものすごく肉汁がでるので、そのままガブリとやったところが汁がジャケットにしっかりと！7.4ドルのcheese stakeのために9ドルのタクシー代と？万円のジャケットとかみさんのまたやったのとの怒りを合わせると、どんなにうまくても割が合わないというところです。チーズステークというネーミングは全然違ったしろもので、チーズ大好き人間の世界胃さんとしては騙された感じで、チーズがたくさんはいっているものではないようです。まずいわけではないがどうしても食べなきゃ、という代物ではないと思いました。☆☆☆

アントワンヌといえば、ニューオーリンズ一のレストランです。本にも必ず紹介されていますし、テネシーのママも知っているほどですから、アメリカでも屈指のお店と言えるでしょう。さすがに店の内装はなかなかで、かかっている絵一つ見てもシックで伝統を感じます。ここで行なわれた晩餐会にふさわしい店でした。しかし料理そのものは、お値段からみると今ひとつ。今ここでみるとなかなか美味しそうなステーキにみえますが。食べてみるとこれではフランスの2つ星と勝負できないでしょうというのが私の感想でした。たくさんアメリカでステーキを食べた経験はないのですが、アメリカ的にもっとおいしいところはたくさんあると思います。☆☆☆★★　(星が3／5という意味）　　

後述：このあとステーキについてはテキサスとフィラデルフィアへ行って意識激変、後の口コミを見てください！

カルロビバリを代表する由緒あるホテルです。ベートーベンをはじめとして多くの著名人が滞在した記録があります。プールは小さく、食事はいまひとつで豪華なものとはいえませんが、部屋の間取り、天井の高さなど、一部屋一部屋が満足のいくものです。そしてなんといってもこのホテルにはかのゴルバチョフ氏が常宿というよりも棲家として滞在していることです。朝８時にはいかめついガードマンに護衛されて、早足で散歩に出かけますから、玄関で待っていれば、おはようございます、大統領と声をかけることができます。部屋の写真などは私の旅行記を見てください。裏は山になり、ここもよい散歩道です。ゴルバチョフ氏がいたことで☆☆☆☆☆ですが、いなくても星４つは楽に行きます。

前日の公邸からきたこともあってかもしれないが、それ以上に入って驚いた、まるで修学旅行の東京駅に着いたような日本人のごった返し。これでは外国に来た気分はおろか、とても落ち着いては泊まる気にもならない。プールはまだ寒くて入れず、上のラウンジはまずまずですが、2階のビュッフェもいまひとつでした。部屋からの眺めは半島の正面ではないことからもやはりいまひとつです。お値段からすればリーズナブルとはいえますまい。ただマイルが使えるから。中は可もなく不可もなくというところ。

ナンシーのレストランというと観光客にはなんといってもあのアールヌーボーのお店Floなのですが、結構その夜は混んでいたのと、患者さんたちを連れて行くにはちょっと遠いのでミシュランのひとつ☆、Le Grenier a Sel　にしました。お店はなかなかクラッシックでわれわれは11人の団体でしたのでとてもムードのある個室になりました。でもそうすると日本人ばかりなので、日本のフランス料理の店に行っているみたいで。とにかく量が少ないところがミュシュランの☆のあるレストランの特徴でしょうか？そう意味では少しミシュランを意識しすぎという印象を受けました。確かに一品一品がきちんと丁寧に複雑な味を構成していて、努力されているというのは分かるのですが。ひとつラパン（ウサギ）が出たのでどうも日本人には苦手というか可哀想というか。そう考えるとウサギもうまくない、という大変素人的な表現で恐縮ですが、わたしの評価では☆☆☆というところでしょうか？

この店はアントワープを紹介するガイドブックには必ず出てくる名店です。もちろんミシュランにも☆つきで載っています。Cafeという名前に騙されてはいけません、ちゃんとしたレストランですが、でもそんなに着飾っていかなくても構いません。写真はうに、かきそしてオレンジ色のはらわたが見えているものはなんだか分かりますか、「なまこ」です。この一品をみるとここは日本ではないのかと思える世界、これで一人前、36ユーロ。行ったときの１ユーロ170円でしたが、最近の130円まで下がれば、二人前頼んだかもしれません！特になまこが美味でした。それとムール貝の白ワイン蒸しの定番もお上品というか、オレンジピールと絡ませてまさに美味。ここにきてベルギーのまた真髄を見たような気がします。お店のムードもなかなか良い（ちょっとにぎやかではありますが）☆☆☆☆☆お店の写真はベルギーアントワープの旅行記に加えます。

外から見て一見田舎のなんでもなーいレストランですが、さすがシャンペンのメッカであるエペルネーでトラディショナルなレストランとしてミシュランに載っているだけのことはありました。とくにこのデザートが秀逸。今回のツアーを通じて最も美味しかった、いや今まで食べた中でも忘れることのできないデザート。一見どこにもありそうな、でも食べたことのない不思議な味。甘いが決して飽きるような甘さではない、クリームが嫌味でないこの味。デザート名はなんといったか？とにかく☆☆☆☆☆　名前もLe Cave a Champanue。 しかし他の方の批評をみても、エペルネの食事、特にデセール（デザート）はどの店でも秀逸なものが多いようですね。

シチリアに行ったらウニのスパゲッティが食べられると楽しみにしていたのが、ツアーで連れて行ってくれるお店がみんな外れなので、タオルミナのウニのスパゲティも期待はできないと、ツアーの分は放棄して一人で探して入りましたが、まずまずのお店ではありました。ただもっと美味しい店がたくさんあるといわれても否定はできませんが。実はこの店もその添乗員さんに薦められて行ったので。写真はウニのスパゲッティ。ウニだらけというよりはウニのソースという感じで。別に頼んだリゾットはたいしたことはなかったです。蛸のサラダは日本的で、でも上品なものではない素朴な料理。美味しい上品なイタリア料理（という店はイタリアではきわめて限定される）というよりは、ファミリーな感覚のお店です、パンフレットは立派だけど。☆☆☆☆

名前に旧軽井沢ホテルとついているのは３つあります。私はここしか泊まっていませんが、駅に近く、またいろいろな口コミに書いてある通り、ここのサービスは徹底していて、とても気持ちの良いものでした。ほとんどの職員がそのような対応なので、組織的に徹底して教育しているものと思います。ホテルは静かで、かつ駅から歩く距離にもあり、結婚式場は別棟ですから全く影響がないとはいえなくても、思ったような心配はありませんでした（大安当日）。この時期紅葉も素晴らしく、また来ようという気に十分させる力がありました。

Floはチェーン店ですが、日本のファミリーレストランなどのお決まりチェーン店を考えてはいけません。どこも素敵ですがここもとても魅力的、reasonableというべきでしょう。ムードも料金も味も、そしておそらくはあまり日本人を含めた外国人観光客は少ないのではないかと思いました。駅前で便利ですし、気楽に入れる店で、オープンエアーで食べるのも一興です。☆☆☆☆☆