Maasholmさんのクチコミ(14ページ)全271件

トルコ航空に乗りマルタ国際空港を出発、イスタンブール　アタテュルク国際空港で関空行きに乗り換える。乗継時間が１３時間、出発は深夜０時２０分。それから１０時間以上のフライトに耐え、さらに関空から羽田に向かうという長時間移動に辟易していた。ところが、関空に着いたらこんな景色が迎えてくれた。見事な夕陽に、人の波を外れしばし足を止めてしまった。空港内にこんな絶景ポイントがあるなんて最高だ。いつもこうして乗客を喜ばせているのだろう。何よりのおもてなしだ。

バルセロナに行くのに、ヘルシンキ経由のフィンランド航空を利用した。免税店が充実していてびっくり。お目当てはマリメッコ。日本では高くて見てるだけだが、空港のショップでは、小物から食器・Ｔシャツ・エプロン・ワンピースまである。あれこれ見ていると乗継時間もあっという間だ。TAX FREEの表示のある店で40ユーロ以上買い物し、かつヴァンター空港から直接日本に帰国する場合は、空港のRefoundカウンターで手続きをすれば最大１６％の返金があります。とても便利です。

マルタを旅して、市内からバスで空港に着いた。到着した時には気付かなかったが、バス停からターミナルに向かう途中、飛び込んできた空港の外観に思わず足を止めた。こんなかわいいイラスト看板がある空港は他にあるだろうか。ヤシの木もマッチして、空も青く、白い月も見えて、実に面白い画となった。ウキウキした気分でシャッターを押し、帰りたくなーい！と叫んでしまった。

成田からローマに着いて、ナポリ・アルベロベッロと回ってマルタ島に行く計画を立てた。当初簡単に船で行けると思ったら、時間が合わないし、とても高い。そこで急きょＬＣＣを利用する事にした。ライアンエアーはヨーロッパでは大いに知られているが、日本人には馴染みがない。しかも評価を見るとあまり良くなく、あらかじめ航空券を印刷し、ＷＥＢチェックインをする。荷物は規定を越えたら超過料金が高いなど、不安材料が一杯だった。しかし利用してみると実にスムーズ。空港カウンターでも面倒な事はなく、グランドスタッフも親切だった。ホテルで出会ったフランス人もライアンエアーでマルセイユから来たと言っていたし、乗り入れてる路線もかなり豊富だ。今後も機会があったら使いたいと思った。

レンタカーでベルギー・ドイツ・オランダと回る中、ぜひルクセンブルクは立ち寄りたいと思い足を伸ばした。ドイツから入ったが、国境を越えると今までとは違う特別な空気を感じた。旧市街の城壁と渓谷は震撼させる威力がある。１月だったので、空はグレーで、外は寒くて背中を丸めて歩いたが、それもまた似合う街だった。ふらりと入った店でチーズフォンデュと白ワインを頼んだ。それはそれは美味しくて、心も体も温まった。

ローマに着いて、翌日にはナポリに行くという午前中にバチカン市国に行った。ローマのホテルはテルミニ駅のすぐ近くだったので便利だった。とにかく人が多い。ローマとの境目あたりから、お茶するにも高くて驚いた。国土全域が世界遺産として登録されているというだけに一見の価値あり。広場に『POSTA』と書かれたバスが停まっていて、きっと書いた手紙をそこで出すと、バチカンの消印になるのだろう。そこで絵葉書を書いて出せば良いのだが、その時間もなかった。今では悔やんでいる。サン　ピエトロ大聖堂は眺めるだけ。バチカン宮殿もバチカン美術館も入らなかったが、テベレ川沿いを歩き、束の間世界遺産に身を置き、有意義な時間を過ごす事が出来た。

マルタ島を旅行した帰りの便は、トルコ航空でイスタンブール経由であった。空港で１３時間もの待ち時間があったので、市内に出る事にして、空港で２０ユーロだけ両替した。アタトュルク空港国際線ターミナル出口にメトロの空港駅「Havaalani（ハワアラヌ）」があり、サインに沿って1本道を5分程歩くと「Havaalani（ハワアラヌ）」駅に着く。
メトロに乗り適当な所で下車。サバサンドが食べたかったので、海沿いを目指してひたすら歩いた。数時間の滞在だが、ちょうど夕暮れ時で、ピンク色に染まるボスポラス海峡の景色は美しかった。経由便を利用する場合、なるべく乗継時間の短いフライトを探していたが、こういう楽しみ方ができるなら、経由地でオーバーナイトする便を使うのも良いだろう。一粒で二度美味しい旅を味わえて良かった。

マルタは、どこへ行くにもバスで移動できるのが便利である。そのバス停に近いので、行動しやすかった。ここは団体客の多いホテルである。１４時前に着いたが、荷物を預けて出かける事ができた。近くに様々なレストランがあるので、食料をテイクアウトして、バルコニーで夕景を眺めながら食事するのが楽しかった。

旅の最終日、アムステルダムのスキポール空港にも近くリーズナブルなホテルという事で予約した。予想以上に親しみやすく、５室しかないこじんまりとしたホテルだ。目の前に広がるアイセル湖は格別な美しさであった。１階がレストランになっている。魚市場の近くに位置している事もあり、優れた魚料理で有名なアラカルトレストラン。レンタカーで運河沿いをうねりながらやっと辿り着いたが、一方通行が多いので帰りは大変だった。１本道を間違うと、迷路に踏み込むといった感じ。しかし何とも良い街だった。

リーズナブルな値段でシャトーホテルに泊まれる事がわかると、可能な限り『シャトーホテル』で検索して泊まっている。独特な趣きがあって、なかなか良い。敷地がかなり広いので、時間をかけて散策し、写真撮影も楽しんだ。周辺ではテニス、ミニゴルフなど様々なアクティビティが楽しめる施設もあった。

ラインガウの丘の緑に囲まれた、ライン川のほとりに建つアパートホテルです。レンタカーで行ったが、対岸に渡るのに自動車用の橋は少なく、船を利用しなければならなかった。それがわからなくて苦労した。１時間に何本しかなく、最終の時間も早いのだから、気を付けなければならない。ここで初めて自炊を経験した。それがとても楽しかった。スーパーで食材を買い、キッチンは『さすがドイツ人！』と思わせるくらい、きちんと清潔に台所用品が取り揃えられている。部屋から眺めるライン川も美しかったが、キッチンの窓から見る反対側の景色も良かった。線路があり、家々から人の生活が垣間見える。何とものどかな風景だ。徒歩5分先から出発するライン川沿いのボートツアーのほか、近隣でハイキング、サイクリングも楽しめるようで、ここにはまた行きたいと思っている。